@hosinoojisan
脱原発を訴え宇都宮中心部でパレード
核燃料再処理工場でデータ流用か 旭化成建材がくい打ち
パリの悪夢の真相…勇ましい連帯で世界は“出口”なき戦争へ
自民2減 過半数届かず 県議選 民主は3増 共産、公明社民は維持(福島)
蓮池透氏 「安倍首相は拉致問題を政治利用しているだけ」
日本では、USAの9.11事件がなぜ起こったのかを正確に認識している人は少ない。
9.11事件は、イラク介入戦争の副産物であり、このイラク戦争介入の口実も、アミテージやラムズフェルド等の謀略であったこともまた知られていない。
それどころか、日本では、アホ安倍首相が両者に「旭日大綬章」等で報奨しているのである。
イラク戦争介入に当たっては、USAの「CIAすら事実無根」と報告していたにもかかわらず、アミテージが、「CIA要員を暴露して」問題の筋を変え、フールブッシュにイラク介入を決断させた経過がある。
当然、議会の公聴会で真実が暴露され、フールブッシュと共に失脚した。
このイラク戦争で、イラクを安定させていたフセイン政権を崩壊させたことから、不安定さが激化して、アルカイダや現在のISを誕生させたと言ってよい。
確かにフセイン政権も問題があったが、アミテージやラムズフェルド等の「石油権益」擁護のための「作り話」の影響もあり、真相は、不明である。
しかし、フセイン政権が存在していれば、9.11も、現在のISの破壊行為も存在しなかったことは間違いなかろう。
現オバマ政権が、「及び腰」なのは、この影響もあろう。
従って、フランスを除くEU諸国は、介入を拒否するであろう。この流れが、世界のトレンドと言っておきたい。
---
アホ安倍が、折に触れ「共通の価値観」と言っているが、これは、多様性を否定した「独裁的」、非民主主義的主張と言っておきたい。
「共通の価値観」が、肥大化すれば、現中国や北朝鮮と同じになるであろう。
1イシューの「戦争政策拡大」を目指すアホ安倍政権をこれ以上野放しにはできなくなっている。
地方議員選挙では、確実に野党が前進している。
来年の参議院選挙で、アホ安倍政権を、是非とも下野させたいものである。
以上、雑感。
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Discover the cosmos! 2015 November 16 A Blazing Fireball between the Orion Nebula and Rigel (オリオン星雲とリゲルの間に燃える火球) Image Credit & Copyright: Ivo Scheggia
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妻純子の状況:
サチレーション100、ハートレート85±10、体温36.5℃で安定中。
他は、変化なし。
・・・・・本日は、これまで・・・・・
脱原発を訴え宇都宮中心部でパレード
核燃料再処理工場でデータ流用か 旭化成建材がくい打ち
パリの悪夢の真相…勇ましい連帯で世界は“出口”なき戦争へ
自民2減 過半数届かず 県議選 民主は3増 共産、公明社民は維持(福島)
蓮池透氏 「安倍首相は拉致問題を政治利用しているだけ」
日本では、USAの9.11事件がなぜ起こったのかを正確に認識している人は少ない。
9.11事件は、イラク介入戦争の副産物であり、このイラク戦争介入の口実も、アミテージやラムズフェルド等の謀略であったこともまた知られていない。
それどころか、日本では、アホ安倍首相が両者に「旭日大綬章」等で報奨しているのである。
イラク戦争介入に当たっては、USAの「CIAすら事実無根」と報告していたにもかかわらず、アミテージが、「CIA要員を暴露して」問題の筋を変え、フールブッシュにイラク介入を決断させた経過がある。
当然、議会の公聴会で真実が暴露され、フールブッシュと共に失脚した。
このイラク戦争で、イラクを安定させていたフセイン政権を崩壊させたことから、不安定さが激化して、アルカイダや現在のISを誕生させたと言ってよい。
確かにフセイン政権も問題があったが、アミテージやラムズフェルド等の「石油権益」擁護のための「作り話」の影響もあり、真相は、不明である。
しかし、フセイン政権が存在していれば、9.11も、現在のISの破壊行為も存在しなかったことは間違いなかろう。
現オバマ政権が、「及び腰」なのは、この影響もあろう。
従って、フランスを除くEU諸国は、介入を拒否するであろう。この流れが、世界のトレンドと言っておきたい。
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アホ安倍が、折に触れ「共通の価値観」と言っているが、これは、多様性を否定した「独裁的」、非民主主義的主張と言っておきたい。
「共通の価値観」が、肥大化すれば、現中国や北朝鮮と同じになるであろう。
1イシューの「戦争政策拡大」を目指すアホ安倍政権をこれ以上野放しにはできなくなっている。
地方議員選挙では、確実に野党が前進している。
来年の参議院選挙で、アホ安倍政権を、是非とも下野させたいものである。
以上、雑感。
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脱原発を訴え宇都宮中心部でパレード いわむらかずおさんらも参加
11月16日 「下野新聞SOON」朝刊 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20151116/2144339 脱原発や再生エネルギー推進を訴える催し「第4回さよなら原発!栃木アクション11・15」が15日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園を主会場に開かれ、約2300人(主催者発表)が同市中心部をパレードした。 県内の市民団体などで組織する実行委員会が主催。同公園からJR宇都宮駅近くの宮の橋までの約2・2キロで行った。参加者は「原発反対」「いますぐ廃炉」「未来を守ろう」などと声を上げた。 パレードに先立ち、同公園でプレコンサートや集会を開いた。集会では女優の木内(きうち)みどりさん、絵本作家いわむらかずおさんがアピール。続いて福島県浪江町から下野市へ避難している男性らが、リレートークを行った。
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核燃料再処理工場でデータ流用か 旭化成建材がくい打ち
2015/11/16 21:09 【共同通信】 http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015111601001981.html 日本原燃は16日、旭化成建材(東京)がくい打ち工事をした青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の建物1棟で、データ流用の疑いがあると明らかにした。放射性物質を扱う棟ではなく、建物の安全性に問題はないとしている。 原燃によると、今後増設する施設の予備電源などが入る建物。2組計4本のくいでデータに同じ数値が並ぶ不自然な部分があった。工事の元請け会社が12日、データ流用の疑いがあるとして連絡した。 建物のくいは計132本。原燃は工事時に社員が立ち会い、くいが支持層に達したのを確認したという。
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自民2減 過半数届かず 県議選 民主は3増 共産、公明社民は維持(福島)
( 2015/11/16 08:56 カテゴリー:主要 ) 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2015111626740
第18回県議選(定数58)は15日、無投票の8選挙区(14人当選)を除く11選挙区で投開票が行われた。44議席を65人で争い、自民は19人が当選。無投票と合わせ改選前を2議席下回る26議席となった。民主は12人が当選、無投票と合わせて15議席で、改選前と比べ3議席増やした。共産は5議席、公明は3議席、社民は1議席をそれぞれ維持。維新は議席を失った。同時選で浪江町長選と相馬、川俣、広野、川内、大熊、新地の6市町村議選も投開票された。
自民は党所属議員がいなかった「空白区」の会津若松市、東白川郡で計2議席を獲得した。一方、福島、いわき市、田村市・田村郡の現職計4人が落選した。
民主は「空白区」の福島市で元職が返り咲くなど2議席を回復。いわき市、田村市・田村郡でも新たに計2議席を得た。しかし、東白川郡の現職1人が敗れた。
共産は、福島市、郡山市、いわき市、伊達市・伊達郡で現職4人と新人1人が現有議席を守ったが、会津若松市の新人は当選を逃した。
公明は郡山市といわき市で現職、福島市で新人がいずれも当選した。社民は福島市で現職が当選したが、いわき市の新人は及ばなかった。維新は唯一の新人が福島市で浸透できなかった。
無所属は会津若松市、いわき市、二本松市で計4人が当選した。
■投票率過去最低46.67%
投票率は46.67%で、過去最低だった前回の47.51%をさらに0・84ポイント下回った。男女別では、男46.41%、女46.90%で、女が0・49ポイント高かった。市部と町村部では市部が44.94%、町村部が58.12%だった。
当選証書付与式は17日午後3時から県内各地の県合同庁舎などで行われる。任期は20日から4年。
県議選は4月に行われてきたが、平成23年3月に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で前回から11月の告示となった。
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臨時国会召集見送り 民主党など反発強める
11月17日 4時09分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151117/k10010308841000.html
臨時国会の召集について、安倍総理大臣が今後の外交日程などを考慮して見送る一方、来年の通常国会を1月4日に召集する考えを示したのに対し、民主党などは憲法の規定を無視するものだなどと反発を強めています。 臨時国会の召集について、安倍総理大臣は滞在先のトルコで記者団に対し、「今後の外交日程や来年度予算案の編成作業などを考えると、年内の国会召集は事実上困難であると判断せざるをえない」と述べて見送る一方、来年の通常国会を例年より大幅に前倒しし、1月4日に召集する考えを示しました。
臨時国会の召集が見送られるのは10年ぶりで、政府・与党は来年の通常国会の冒頭に今年度・平成27年度補正予算案を提出し、早期に成立を図ったうえで来年度予算案の審議に速やかに入りたい考えです。
また、自民・公明両党は17日に幹事長と国会対策委員長が会談して、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意などを巡って、委員会の閉会中審査には積極的に応じることで、野党側の理解を求めていくことを確認することにしています。
これに対し民主党などは、憲法53条の規定に基づいて臨時国会の召集を要求していることもあり、枝野幹事長が「憲法の規定に基づく国会召集を拒否するというのは、独裁と言われてもしかたがない」と述べるなど、反発を強めています。
そして、国会で議論すべき課題は山積しているとして、与党側に与野党の幹事長・書記局長会談を開くよう改めて申し入れることにしています。
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パリの悪夢の真相…勇ましい連帯で世界は“出口”なき戦争へ
2015年11月16日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169675
バタクラン劇場近くで負傷者を手当てする救急隊員(C)AP 拡大する 各国がフランス支援を表明した今後の展開 週末のパリの夜を襲った同時多発テロ。死者は少なくとも132人に上り、フランス全土に非常事態宣言が発令された。オランド大統領はすぐさま「イスラム国(IS)による犯行」と断定し、「これはテロではなく戦争行為だ」と激しく非難。「フランスは、イスラム国の攻撃に対し無慈悲な戦いを決行する」「あらゆる手段を駆使して戦う」と報復を誓った。
事件を受け、各国首脳も相次いで連携を表明。15日にトルコで開幕したG20でも、テロ対策が主要議題に浮上し、団結してテロに立ち向かうことを宣言する特別声明が採択された。
フランス市民を狙った無差別殺戮によって、テロとの戦いはフェーズが変わったと言っていい。仏メディアも「これはGuerre(戦争)だ」と報じている。
卑劣なテロは決して許されるものではない。だが、「今回のテロは起こるべくして起こった」と、元外務省国際情報局長の孫崎享氏がこう言う。
「今年9月ごろ、各国の情報機関の報告でフランスでテロが起きると言われた。これにオランド大統領は空爆強化で対応したのです。それがますますIS側の攻撃決意を高めたのは間違いありません。ある日突然、テロが起きたわけではない。パリの事件は、テロを武力で封じ込めることは無理だと教えています」
G20出席のためトルコを訪問中の安倍首相も、「いかなる理由があろうとテロは許されない。断固、非難する」と表明し、「価値観を共有する国々と緊密に連携していく」と拳を振り上げた。西側の一員として、テロとの戦いで大国と連携できることがよほどうれしいのか、「日本にできることは何でもする」とまで言っていた。
「軽々しく連携などと言うべきではありません。米国務省の『国別テロリズム報告』によれば、01年に約400人だったテロの犠牲者は14年に3万2000人に激増している。
西側諸国による空爆や軍事介入は、問題を解決できないどころか、事態を悪化させているだけです。
日本はキリスト教国でもイスラム教国でもないのに、積極的にコミットしてキリスト教十字軍の一員とみなされれば、日本人の犠牲者を出すという代償を払うことになります。実際、それで日本人の人質が殺されたじゃないですか」(孫崎享氏=前出)
すでにISはプロパガンダ誌「ダビク」で「安倍晋三の愚かさにより、すべての日本国民が戦闘員の標的となった」と宣言。今年9月には、マレーシアやインドネシアにある日本の外交施設へのテロも呼び掛けた。
そんな中、日本では新たな安保法制が成立し、集団的自衛権の行使が解禁される。このことの意味を国民はよく考えなければならない。
イスラム国という怪物が生まれた原因が、米国の対イラク政策の失敗にあることは疑いようがない。
そのイラク戦争を主導したラムズフェルド元国防長官やアーミテージ元国務副長官という戦争屋に「旭日大綬章」を贈るのが今の政府だ。
ホンネでは、有志連合の空爆に加わりたくてウズウズしているんじゃないか。
短絡的に「連帯」を口にしてイキがる首相を見ていると、自ら進んでイスラム国の標的になり、国民を危険にさらそうとしているようにしか見えないのだ。
「テロに屈しない」という掛け声だけの虚しさ G20の各国首脳(中列右は安倍首相)/(C)AP 拡大する G20は「テロに屈しない」ことで一致した。米オバマ大統領も「裁きを下す」「壊滅に向けた努力を倍増させる」と勇ましいが、じゃあ具体的に何をするのか。さらに空爆を強化するのか。それで問題が解決しないことは明らかだ。
オランド大統領が空爆への参加を決めた際、フランス国内で公然と反対の声を上げた人物がいた。かつて米国のラムズフェルド国防長官から「古臭いヨーロッパ」と嫌みを言われても、当時の仏外相として毅然とイラク戦争に反対し、国連で名演説を行ったドビルパン元首相だ。
メディアに出演して「空爆によって世界各地に散らばるテロリストをわが国に呼び込むことになる」と警告し、「軍事介入はテロを根絶するのではなく、テロの土壌をつくってしまう」と断言していたが、その予言通りのことが起こってしまった。今回のパリのテロだ。国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏が言う。
「武力は憎悪の応酬を呼ぶ。追いつめられたIS勢力は自分たちの支配領域から出て行って各国で自爆テロを起こす。テロを封じ込めるどころか、脅威が拡散してしまう。本当に解決しようと思えば、政治や外交の努力、人間の安全保障を訴えていくしかありません」
事件直後、コラムニストの小田嶋隆氏はこうツイートしていた。
〈人々が怒りや復讐心をもとに判断を下すようになれば、テロリストにとってそれ以上の成功は無い〉
〈今回の事件が民族間の憎しみと宗教の対立を煽る結果を招き、人々に恐怖と相互不信を植え付けるのだとすれば、それはテロが成功したことを意味するのだと思う〉
パリのテロは、実行犯の一部がシリアからの難民に紛れて入ってきた可能性が高く、欧州では排他的なナショナリズムが急激に高まっている。
「こういう事件が起きれば、難民を排斥する動きが出てくるのも当然ですが、欧米による空爆で民間人の犠牲者が出ていることも事実です。
その結果、大量の難民が生まれて欧州に押し寄せる。負の連鎖としか言いようがなく、フランスも出口の見えない対テロ戦争の泥沼に入り込んでしまった」(春名幹男氏=前出)
事件後、フランス国民への連帯を示すために、東京タワーやNYの1ワールドトレードセンターなど、世界各地の観光名所がフランス国旗の赤、白、青の3色にライトアップされた。
フェイスブックのプロフィル写真にフランスの3色旗を重ねあわせることのできるキャンペーンに参加する人も続出。これに文句をつける者はいない。
だが、連携は時に同調圧力を生む。
対立を激化させる。
前述の「シャルリー・エブド」襲撃テロでは、「私はシャルリー」の標語が、表現の自由という欧米の価値観と、イスラム世界を分断した。
こういう記号化、単純化は危うい。一種の思考停止状態で、暴力の報復が正当化されてしまいかねない。
※この記事の続きは、本日(11月16日)発売の日刊ゲンダイ紙面で読めます。
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蓮池透氏 「安倍首相は拉致問題を政治利用しているだけ」
2015年11月16日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169251
蓮池透氏(C)日刊ゲンダイ 拡大する 拉致被害者の再調査はどうやらウヤムヤになりそうだ。日朝両国は2014年5月、スウェーデン・ストックホルムで再調査について合意。北は昨年秋には報告書を出すはずだったが、先送りを通達され、揚げ句は「報告書は完成しているが、日本側が受け取りを拒否している」なんて言い出す始末だ。つまり、交渉は完全に失敗に終わったのだが、安倍政権はそれを認めようとせず、「一日も早いすべての被害者の帰国を目指し、最大限の努力をする」なんて繰り返している。これに怒ったのが元家族会副代表の蓮池透氏(60)だ。家族会が言えない本音をぶちまけた!
■「政府の見通しは甘すぎる」
――報告書について、どういう情報を聞かされていますか?
従来からそうですが、国は家族にはあまり説明しないんです。拉致については官邸、外務省、それに拉致対策本部がありますが、どこも同じスタンスです。我々はマスコミの報道を通じて知る。国はマスコミが報じてから私たちに説明をする。
――だとすると、この間の家族らの苛立ち、想像を絶します。
私はそもそもストックホルム合意は、合意と呼べるべきものではなかったと思っています。あまりにも対象が広すぎるんです。拉致被害者、特定失踪者、日本人妻、遺骨問題、残留日本人の行方不明者。これらを総括的、包括的に解決するのは難しいし、合意書を見ると、拉致問題優先なんてどこにも書いていないんです。
――安倍首相は拉致問題を最優先と言っていますが口だけですか?
拉致優先と言うなら、拉致に限って合意し、短期間で決着すればいい。それが終わったらこの問題、あの問題と段階的にやっていけばいい。
――そうしないから、案の定、拉致については何の進展もなく、他の課題から出してきて、日本側は「それじゃダメだ」とかやっている。
発想が甘いんです。制裁を段階的に解除すれば、何人か帰ってくるだろうと思っている。
前アジア大洋州局長の伊原純一さんが弟(薫さん)に「制裁を解除していけば帰ってきますよね」って聞いてきたんです。弟は「甘い甘い」と答えたら、「えっ」という顔をしたらしい。驚きましたよ。神格化されている金正日総書記が「8人死んだ」と明言したことを正恩第1書記がひっくり返すには、相当な利益、見返りがなければやりませんよ。国はそこを読み違えているんです。
――果たして、この政権は本気で拉致問題を解決する気があるのか。
「拉致の安倍」を売り物にして、官房副長官から総理へと駆け上がったのに、拉致を政治利用しているだけじゃないか。そんな疑問すら浮かびます。
――100%政治利用じゃないですか。
拉致問題で動いたのは小泉元首相だけです。
後の人は国内向けにパフォーマンスをしているだけです。安倍首相は「全員を取り返す」「みなさんの胸に家族を抱かせる」など非常に情緒的なことを言うんです。家族は希望を持ちたくなる言葉なんですが、家族と同じレベルの感情論だけでは政治や外交は動かせない。理性的な言動が求められていると思います。
――安倍さんは弟さんが一時帰国という名目で帰ってこられた際、北朝鮮に返そうとするのを体を張って止めたと言われています。
朝日新聞のインタビューで今年9月、福田元総理が当時を振り返って、「安倍、古川両官房副長官が『5人を戻さない』との方針を掲げた文書を持ってきた。5人の意向を確認するように指示すると翌日、『確認を取った、帰らなくてもよいということでした』と報告してきた」と語っていますね?
安倍さんの手柄というのは全然違います
。実際に引き留めたのは、私ですよ。親だって、2週間の滞在期間まであと何日ってカレンダー見てた。訪ねてくる友人も腫れものに触るようで「戻るな」とは言わなかった。みんなが2週間で戻るのは決まったことだと思っていました。
そんな中、帰国しないことを持ちかけたのが私で、最終的に弟が決断した。
弟はもちろん、帰るつもりだったと思います、北朝鮮に子供を残しているんですから。日本での絆は捨てよう、北朝鮮での絆で生きていこう。そう思っていたはずです。
でも、24年ぶりに帰国して、一度は諦めかけた親や兄との絆がまたよみがえった。それを思い出した。しかし、子供との絆はどうするのか。日本に残って親を取るのか、北へ戻って子を取るのか、究極の決断を迫られたわけです。弟は、どっちを選ぶなんてできない、「両方取りたい」と言っていた。
蓮池薫さん(右から2番目)は透さんの実弟(C)日刊ゲンダイ 拡大する ――政治家の一言で決まるような話じゃない。
それでも日本に残ることにしたのは、北に戻ったら恐らく二度と日本の地は踏めないだろう、しかし、日本に残れば、北が子供を送り返してくれる可能性はゼロではない。そう考えたからです。
だって、北は、次は親兄弟が平壌に来なさいって言っていた。
戻ったら、返さないつもりであるのは明白でした。それで日本に残ることにしたんです。「我々は戻りません」という思いを中山恭子内閣官房参与(当時)に伝えた。
それを受けて、中山さんや安倍さんが福田さんや田中均アジア大洋州局長(同)と侃々諤々やった。最終的に戻らないことになったのです。
■「時間稼ぎしていたら終わってしまうんです」
――だとすると、ますます、安倍首相は本気で拉致問題の解決に取り組む気があるのかと疑わしく思えてくる。拉致担当相はクルクル代わるし。
加藤拉致担当大臣は3つの大臣の兼務です。片手間でやってもらっても困ります。そもそも拉致担当大臣は9年間で15人ですよ。
――目先を変えて、時間稼ぎをしているような印象も受けます。
時間稼ぎをしていたら、終わってしまうんです。対象は人間ですから。北方領土問題とは違うんですよ。その辺を考えてもらわないと。ずるずる引き延ばして、関係者が全員亡くなればもうこの問題はなかったことになると考えているんじゃないか、とうがった見方さえしてしまいます。
――だとすると、どういう解決方法がふさわしいと思われますか?
そこです。どういう状況になれば解決だというのか。安倍首相が考えている解決の定義とは何か。それを示してほしいんです。
拉致認定者は17人いて、5人帰ってきたから残り12人。12人をまとめて返せと言うのが安倍首相の考える「解決」なのか。だとすると、難しいでしょう。
私はまずは安否解明だと思う。向こうは死んだと言い、こちらは生きているから返せと言う。水掛け論でズルズルきた。私は「正直に話せ」「安否を示す確実な証拠を出せ」と迫ることだと思います。
そのためには見返りがいる。彼らだって、何も得るものがなければ、13年前の結論を覆して、本当のことは言わないでしょう。証拠を示せば、人道支援に応じる。過去の清算もする。そういうことをテコに動かしていく。政治決断が必要だと思います。
――そういう交渉の結果、よくない情報が出てきたらどうしますか?
情報の信憑性が大事ですが、家族は受け入れないでしょうね。
私だって考えたくない。ただし、日本政府はそういうケースも念頭に置いておかなければいけないと思います。
冷徹に考えれば、13年というのは長い年月だからです。13年も経てば、亡くなる人も出てくるかもしれない。そういう事実が厳然としてある。そうでなくても、彼らには北朝鮮に家族がいて、子供がいて、孫がいるのでしょう。
被害者だけを引き抜いて日本に返すなんてできるのか。衣食住の保障がない日本に来て、暮らしていけると考えるだろうか。拉致被害者支援法はありますが、あくまで自立が基本で生活保護程度の支援金、17万円を出すだけです。
弟はかろうじて40代で戻ってきたから何とかやってこられたけど、めぐみさんは51歳で他の方は60歳前後です。17万円で自立できますか?余生は全部、国が面倒を見る。国はそういう覚悟を示してほしい。そのうえで対策を練って、交渉をしてほしい。そうでなければ、拉致問題は解決しないと思います。
▽はすいけ・とおる 60歳、元拉致被害者家族連絡会副代表。拉致され、その後、帰国した蓮池薫氏の実兄。
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Astronomy Picture of the Day
Discover the cosmos! 2015 November 16 A Blazing Fireball between the Orion Nebula and Rigel (オリオン星雲とリゲルの間に燃える火球) Image Credit & Copyright: Ivo Scheggia
説明:その流星に何が起きているのでしょうか?それは空を横切ってブレーズとして数日前、明るい火球をスイスのアルプス山脈から撮影しました。おうし座流星群の流星群からの可能性が強い火の玉は、それがいかに明るくするために顕著であったが、珍しいオレンジ色の光は、数分間残っていしました。 最初は、オレンジ色の輝きは、流星トレイル、火災にあったようにそれが見えるました。ただし、永続的な列車として知られているオレンジ色の輝きは、火や太陽光反射煙からどちらも始まりました。 むしろ、永続的な痕跡の輝きは、流星の経路に地球の大気中の原子から放射 - 電子を持っていた原子が離れてノックし、光を放出します。長い3分の暴露が実際にこれらの鮮やかな前者のイオンの初期風に吹か変位を捕獲するように永続的な痕跡・置換を実際に捕えました。 左上に、有名なオリオン星雲の画像に表示さをしようとすると、特色の画像を取得しました。鮮やかなブルーの星リゲル、オリオンの星座の一部は、右側に表示されます。今週火の玉が豊富なおうし座流星群の流星群は、より積極的なしし座流星群の流星群がちょうどピークに達している間、それは、そのピークを過ぎているにもかかわらず、アクティブであり続けています。
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妻純子の状況:
サチレーション100、ハートレート85±10、体温36.5℃で安定中。
他は、変化なし。
・・・・・本日は、これまで・・・・・
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