2011年6月24日金曜日

福島原発事故、また新たな事実。 福島第1原発:1号機のベント「失敗」 弁開放は未確認(毎日) 。21世紀は、自然エネルギーへ回帰の世紀!

木村建一@hosinoojisan



福島原発事故、また新たな事実

福島第1原発:1号機のベント「失敗」 弁開放は未確認(毎日)

21世紀は、自然エネルギーへ回帰の世紀!



 相変わらず、日本の政界は、混沌とした状況にある。

 東北震災の復旧と原発事故収拾が求められているにも拘らずである。

 ところが、このような問題を棚上げして、菅バカ内閣は、首相在任期間の全う以外には、頭がないようである

 天災詐欺師ともいえる菅首相の策術に、「国会審議」優先の立場をとる政治家の主張、これはこれとして理解できるが、まんまと騙されているのである。

 菅首相が、真摯に、「解決」のため努力しているのであれば、菅首相の続投も支持できるが、冒頭に記した通り、菅首相には、その気はないのである

 何故か、真偽をすればするほど、政府の責任問題が明らかになるためである。

 彼の範疇には、「責任を回帰して、任期を全うする」以外にないことは、明らかであろう。

 このような政権は、一日も早く「解消」する以外、被災地住民の要求や、改善策は望めないと断言して良かろう。

 自民党や公明党の「政局」目的の戦術は、批判されるべきだが、菅首相の詐欺的主張に、こともあろうに、みんなの党や社民党、そして、慎重な立場をとる日本共産党までもが、天災詐欺師に騙されたようである。

 国会延長が決まったが、おそらく、審議は進まず、被災地住民の苦労は解消されないであろう。非常に残念だ。

 この問題には、朝日新聞や読売新聞等のマスメディアの責任も大きいと言える。CEOはもとより、政治部記者の再教育が必要であろう。

 菅首相が、急遽再生可能なエネルギーを主張し始めたが、一方では、海江田経産相の「原発推進」発言にみられるように、矛盾したものとなっている。

 これは、菅首相が、延命するために、アメリカの主張を実現するための、「詐欺的主張」と見るべきであろう

 アメリカやフランスが、如何に抵抗しても、21世紀は、確実に、脱原発エネルギーの世紀になるであろう

 以下に、本日明らかにされた、ベント失敗の記事を記録しておきたい。



福島第1原発:1号機のベント「失敗」 弁開放は未確認

毎日新聞 2011年6月24日 2時30分(最終更新 6月24日 3時37分)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110624k0000m040144000c.html
福島第1原発1号機のベントの経過
福島第1原発1号機のベントの経過
 東京電力福島第1原発1号機の水素爆発の直前に行われ、成功したとされる格納容器の圧力を下げるための「ベント」(排気)が、実際には失敗した可能性が高いことが分かった。ベントのためには弁を開けなければならないが、東電関係者は「十分に開かなかった」と証言、東電本店も「弁開放は確認できていない」と述べた。専門家も「データから、いったん開いた弁が閉じたと読み取れる」と指摘している。
 1号機の原子炉建屋内にはベント実施前から水素がたまっていた疑いがあると専門家は指摘しており、ベントの「失敗」が爆発に直接結びついたのかは不明。だが、国際原子力機関(IAEA)に7日提出した政府の報告書には「ベント成功」と記載されており、事故調査・検証委員会で議論となりそうだ。
 東電などによると、1号機では3月12日午前0時6分、格納容器内の圧力が上限値(427キロパスカル=約4.2気圧)を上回る600キロパスカルに達し、吉田昌郎所長がベントの準備を指示。政府も午前6時50分、原子炉等規制法に基づくベントを東電に指示し、午前9時ごろから作業が始まった。
 ベントでは格納容器内の水蒸気や水素ガスが、底部にある圧力抑制プールから配管を通り、空気の圧力で弁を開放するAO弁(建屋地下1階)、通常は電動で作動するMO弁(建屋2階)を通過し、排気筒から建屋外に放出される。AO弁には小弁、大弁と呼ばれる二つの弁があり、どちらかが開けば水蒸気は排気筒へ向かう仕組み。
 東電は午前9時15分ごろ非常用のハンドルを手動で回しMO弁を25%程度開けることに成功。同9時半ごろ小弁の開放を目指したが、付近の放射線量が高く手動での作業を中止し、同10時17分、中央制御室から機械操作で小弁開放を試みた。
 この直後の同10時半、建屋外の放射線量が一時的に急上昇し、放射性物質が放出されたとみられるが、30分後には元の数値に低下。一方、格納容器の圧力は下がらず、ベントの効果を確認できなかった。このため午後2時ごろ、協力会社から借りた仮設の空気圧縮機(電動空気入れ)を使い、大弁に空気を送ることで弁を開放する作業に切り替えた。
 その後、格納容器の圧力は作業直前の755キロパスカルから530キロパスカルまで下がり、午後3時ごろに東電は「午後2時半にベント成功と判断」と発表。経済産業省原子力安全・保安院も追認した。
 しかし、東電関係者は「弁の開放は十分ではなかった」と証言した。圧縮機による作業では空気の圧力不足で大弁が全開に至らなかったといい、弁の開放を示す計器「リミットスイッチ」にも変化はなかった。また、格納容器の圧力は午後3時ごろ下げ止まり、同3時36分の水素爆発まで上昇に転じていた。
 東電は「圧力が低下したので成功と判断した。大弁の開放は確認できていない」と説明。原子力安全・保安院は「ベント成功の判断をしたのは東電で、政府として言及していない」と釈明するが、政府はIAEAへの報告書に「東京電力がベント成功と判断した」と記載し提出している。【杉本修作、町田徳丈、池田知広】

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毎日新聞 2011年6月24日 2時30分(最終更新 6月24日 3時37分)



 ☆☆☆☆☆☆

 娘たちが来て、かれこれ3週間を過ぎるが、孫娘(次女)熱発して心配している。

 娘たちの国では、38.5℃ぐらいの熱発では、病院も見てくれないらしく、平然としているので、こちらが心配して、病院へ行くように進めているところだ。娘は、助産師なので、そのせいかもしれないが、心配している。

 このような問題等で、私の生活リズムは大きく狂ってしまい、ブログもかけない状態だ。(少し言い訳かな)TV等も子供中心、CPUも娘に独占され、ニュースに接する機会がほとんどなくなっている。

 あと2週間辛抱しよう。

・・・・本日は、これまで・・・・

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