2011年4月27日水曜日

東電4号機、汚染水、放射能度250倍に。疑われる、3号機の重大破損? 東電社長は、C-130で何を運ぼうとしたのか? 疑念強まる「経産省との癒着」

木村建一 @hosinoojisan

東電4号機、汚染水、放射能度250倍
疑われる、3号機の重大破損

東電社長は、C-130で何を運ぼうとしたのか
疑念強まる「経産省との癒着」

 朝日新聞屋毎日新聞、読売新聞等が、3月11日の東電社長の、航空自衛隊機を使って、帰郷しようとした問題で、防衛庁が、「避難民輸送優先」を理由に、離陸した自衛隊機を戻させたことを報じている。
 産経新聞に至っては、東電擁護の立場から、防衛大臣の決定を否定的に扱っているが、どちらも、正確な報道とは言えない。
 「原発事故対応のため、対応の緊急性」を仮に認めたとしても、C-130を使ったことで、そうでなかったことが明らかになる。
 C-130という航空機は、戦車等重量物を運搬する大型輸送機である。
 もし、緊急に帰郷する必要性があれば、民間機であれば、時間帯制限があるが、自衛隊機には、時間制限がない、ヘリコプターを使用すれば済む問題であるが、何故か、C-130を使っている
 恐らく、経産省経由で、自衛隊にアプローチしたものと予測されるが、一民間企業の経営者が、民間航空機でなく、空自機を使うなど、許されないことである
 恐らく、このようなことが常態化していた表れと見てもあながち間違いではなかろう
 では、何故、C-130を使ったのか?
 東電の公用車とお付の車両を同時に運搬しようとしたのであろう
このことから言えることは、東電社長は、事態を深刻に受け止めていなかったと推量される。
 一民間企業の公用車を空自機で、「無料」で運搬しようとしたと見做せば、経産省、自衛隊ともに問題だと指摘しておこう。

東電4号機、汚染水、放射能度250倍
疑われる、3号機の重大破損

 東電のピット等の汚染水濃度が、これまでの濃度の250倍になったという事が報道され、この原因は、3号機の汚染水が入ったというように報道されていた。
 当方が、直ちに、ツイッターで、3号機は、プルサーマルで3号機の状況は、伝えられる以上に深刻では?とつぶやいたところ、今度は、4号機の冷却漕の破損と報道され始めた。
 待ってほしい。
 4号炉は、休止運転中で、炉内には、核燃料がないはず。
 となると、保管中の使用済み核燃料に「異変」が起きたことになるのでは?
 温度も高く、減水率も高く、放射能汚染水蒸気が大量に拡散していることとなろう
 併せて、濃度が250倍になるという事は、燃料棒の空気暴露か破損した燃料棒の反応意外に考えられないではないか
 このような情報を見れば、東電、原子力安全委員会の情報は信頼できないと言えよう。
 いずれにせよ、1号機~4号機まで、依然として、事態が改善されておらず、深刻な状況が今も続いていると見る方が、真実に近いと思われる。
 4号機のピットの汚染拡大は、事態の改善どころか、逆に、深刻な状況になりつつあることを示していると言えよう。
 この事態を改善するためには、もはや、原子力安全委員会等既存の組織での対応は困難と思われ、日本の原子力関連学会の総がかりの対応が求められているのではないだろうか
 本日の国会では、日本共産党の吉井議員や社民党の安倍知子議員がいい質問をしていたが、政府は、この意見を取り入れて、実効性ある対応策を行うべきであろう。

・・・・本日は、これまで・・・・

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