2014年11月30日日曜日

大江さん、原発再稼働の動き批判 「国民の危機感無視」※ 公明、集団自衛権、理解浸透に努力※自民党の“公平”圧力に『朝生』が屈服!じゃあ安倍首相の単独出演は公平なのか?

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大江さん、原発再稼働の動き批判 「国民の危機感無視」

自由化後も原発廃炉費転嫁を検討 新規会社の契約者にも負担

公明、集団自衛権、理解浸透に努力=山口公明代表

自民党の“公平”圧力に『朝生』が屈服!じゃあ安倍首相の単独出演は公平なのか



公明党の山口代表が、「集団的自衛権の理解浸透に努力する」と表明したようである。

公明党の支持母体である、創価学会の初代?会長が、戦前政府に圧力を受けても「節」を曲げなかったことを思料すれば、隔世の感がする。

多くの学会員も、同じ思いをしているだろう。

「集団的自衛権」なるものは、アメリカ(USA)政府の高等戦術で、アメリカがイニシアティブを持ちながら、他国の軍隊を指揮して、戦争を行うと言う物である。

言葉を変えれば、「集団的自衛権」=「戦争する」という事である。

日本国憲法は、「憲法第9条第1項の内容である「戦争の放棄」、憲法第9条第2項前段の内容である「戦力の不保持」、憲法第9条第2項後段の内容である「交戦権の否認」の3つの規範的要素から構成され」「戦争の放棄」を高らかにうたっている。

この原則を打ち破って、戦争を行おうとしたのが、安倍による「解釈変更」であり、これを「理解浸透させる」というのは、「憲法を無視する」と言う事と同意語であり、これまで、多くの学会員が、「平和の党」と選挙活動をしてきた思いを踏みにじるものである。

心ある創価学会員や公明党党員が、憲法を擁護するため、どのような行動をとるべきか・・・良心を発揮されることを望みたい。

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安倍政権が、なりふり構わないマスメディア攻撃を強めている

心あるマスメディア関係者の体を張った、奮起が求められており、これに負ければ、戦前の状況を再来させることとなることを理解すべきではなかろうか

日本の民主主義が、「岐路」に立っていることを理解し、克服してもらいたいものである。

以上、雑感。



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大江さん、原発再稼働の動き批判 「国民の危機感無視」

2014/11/29 18:51 【共同通信】
http://www.47news.jp/47topics/e/200026.php
 ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんは29日、東京都内で行われた作家池沢夏樹さんとの公開対談後に記者会見し、原発再稼働に向けた与党の動きについて「3・11直後は、完全に方向を改めるのが日本中の声だった。私たちの危機感が無視されている。それは日本人を侮辱することだ」と批判した。  池沢さんは「日本の政治には反知性主義の流れがある」と指摘し、書籍などで知識を得ることの重要性を訴えた。

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自由化後も原発廃炉費転嫁を検討 新規会社の契約者にも負担

2014/11/29 16:42 【共同通信】 http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014112901001434.html  経済産業省は29日、大手電力会社が老朽化した原発の廃炉に取り組むのを支援するため電力小売り全面自由化後も、すべての電力小売り会社の電気料金に廃炉費用を転嫁する方向で検討に入った。費用を確実に確保できる仕組みを整備することで、老朽原発の廃炉を着実に進めたい考え。  ただ新規参入の電力小売り会社の契約者にも大手電力の廃炉費用を負担させるのは、公平な市場競争を阻害するとの反対意見も多い。脱原発を志向して再生可能エネルギー専門の小売り会社と契約する消費者からは反発も予想され、激しい議論になりそうだ。

☆☆☆ この報道姿勢、「公正」と言えるの?

8党首がネット討論会 労働政策、安保で応酬
(11/30 01:44)
 与野党8党の党首は29日夜、衆院選公示(12月2日)を前にインターネット動画中継サイト「ニコニコ動画」の討論会に参加し、労働政策や安全保障で論戦を繰り広げた。安倍晋三首相(自民党総裁)は経済政策「アベノミクス」を継続し「正規雇用を増やしていく」と訴えた。民主党の海江田万里代表は「雇用で増えているのは非正規だ」と批判した。  衆院解散後、8党首がそろって討論を行うのは初めて。これに先立ち大阪市では8党の幹事長らが論戦を交わした。  首相は雇用政策に触れ「多様な働き方に対応した労働法制に変えていく」と強調した。 当方注: 8党と言うが、この記事では、自民党と民主党の主張しか報じていない。 では、他の6党は、どんな主張をしたのか? マスメディアにあるまじき、「不公正な」報道と断じておきたい。

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アベノミクス継続か転換か 各党幹部が討論

11月29日 18時38分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141129/k10013590461000.html

アベノミクス継続か転換か 各党幹部が討論 K10035904611_1411291931_1411291933.mp4 3日後の衆議院選挙の公示を前に、関西プレスクラブ主催の各党の幹部による討論会が、大阪市で開かれました。
与党側が、安倍政権の経済政策・アベノミクスを継続し、経済成長と財政再建を両立させるとしたのに対し、野党側は、アベノミクスを批判し、政策の転換や軌道修正を求めました。
自民党・谷垣幹事長
討論会で、自民党の谷垣幹事長は、「アベノミクスが正しいのか、ほかに道があるのか、国民の声を聞きたい。経済好循環の胎動は十分あるが、一部に弱含みがあり、消費増税を1年半延期し、あらゆる手だてを講じて持続的な成長につなげたい。経済成長と財政再建の両立こそが歩むべき道で、国民を豊かにする。このところ、特に衆議院選挙は、1回ごとに結果が左右に振れてきたが、もう一度安定した政治を作らなければならない」と述べました。
公明党・井上幹事長
公明党の井上幹事長は、「デフレから脱却し、景気回復を本格的な軌道に乗せることで、家計や中小企業、地方に確実に波及させていくため、消費税率の引き上げを、1年半延期する決断をした。軽減税率は、自民・公明両党で、平成29年度に導入を目指すことで合意しており、制度設計を精力的に行い、確実に実施したい」と述べました。
民主党・枝野幹事長
民主党の枝野幹事長は、「この2年間忘れられ、後退してしまった、むだ遣いとの戦いと行政改革の推進が大前提で、そこで生み出される財源で暮らしの底上げを図らねばならない。低賃金や低所得の人たちの家計を底上げすることで、はじめて消費は拡大するが、こうした部分がこの2年間で決定的に失われた。円安による物価上昇が家計を苦しめているので、家計にも目配りした金融政策が必要だ」と述べました。
維新の党・松井幹事長
維新の党の松井幹事長は、「アベノミクスを否定はしないが、安倍総理大臣が第3の矢を放つのをおさえて、岩盤のような規制を突破させないようにしているのは自民党だ。われわれは、国民に増税を求めるなら、税金で生活する側が身を切ってはじめて、国民に納得してもらえると考えており、これ抜きに、財政赤字はなくならない」と述べました。
次世代の党・江口顧問
次世代の党の江口顧問は、「われわれの基本は自主憲法の制定であり、憲法は日本人の手で改めることが必要だ。アベノミクスは、方向性は正しいが、軌道修正をしなければならない点が多々あり、異次元の成長戦略に変えるよう、求めていきたい」と述べました。
共産党・山下書記局長
共産党の山下書記局長は、「安倍政権は、消費増税、集団的自衛権の行使容認、原発再稼働、沖縄新基地建設など、国民の多くが反対していることを、数の力で強行しようとしてきた。安倍政権の暴走をストップし、政治を変えることを訴えていく」と述べました。
生活の党・村上幹事長代理
生活の党の村上幹事長代理は、「安倍内閣は消費増税を先送りしたが、みずからの経済政策の失敗を証明したようなもので、政策を外需型でなく内需型に大きく転換すべきだ。自民党1強の政治状況を打開して、与野党伯仲の状況をつくるべきだ」と述べました。
社民党・服部幹事長代理
社民党の服部幹事長代理は、「今回の解散は争点隠し解散で、安倍総理大臣が本当にやりたいのは、憲法改悪ではないか。アベノミクスへの審判と言いながら、憲法を変える、集団的自衛権を行使するといったことを許さない立場で戦う」と述べました。 当方注: 「公正」さを装っているが、報道行数にみられるように、「不公正」な報道となっている。

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公明、学会員の願いを「斟酌」し、自民党化

集団自衛権、理解浸透に努力=山口公明代表【各党インタビュー】

(2014/11/29-21:00)JIJICOM

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014112800901
インタビューに答える公明党の山口那津男代表=27日午後、東京都新宿区の同党本部  公明党の山口那津男代表は29日までに、時事通信などのインタビューに応じ、集団的自衛権の行使を容認した閣議決定について、今後も国民への理解に努める考えを示した。主な内容は次の通り。
 -衆院選の意義は。
 消費税率10%引き上げを1年半延期し、再延期はしない。経済再生、デフレ脱却のアベノミクスをさらに推進する。この2点を実行するのは自公連立政権しかないとの政権選択を問うものだ。
 -衆院解散に大義がないとの批判もある。
 法律で決まっていた増税日程を変える前提で国民に信を問うのは民主主義の大切なプロセスだ。大義は十分ある。
 -アベノミクスは成功しているか。
 前政権と比べ経済の好循環が生まれつつある。消費税率引き上げや急激な円安なども起き、賃上げが物価高に追い付いていない。道半ばでこれからが正念場だ。
 -軽減税率は消費税再増税との同時導入か。
 2017年度当初から(消費税率)引き上げと同時に実行できるよう努めるのが政府・与党の基本的姿勢でなければならない。
 -憲法解釈変更を受けた安全保障法整備をどう進めるか。
 閣議決定では武力行使はわが国の防衛に限られ、歯止めになる。そうした決定を的確に反映した法制を整備する。
 -集団的自衛権の行使容認で衆院選に影響は。
 閣議決定以来、精力的に説明を尽くしてきたが、まだ浸透し切れているとは言えない。(選挙戦で)議論されるならば努力したい。
 -自民党から離れられない「げたの雪」と公明党を例える声もある。
 自民党と決裂させたい人がそう言いたがる。公明党はげたに例えれば、鼻緒の役目を持っている。鼻緒が切れれば、げたは使い物にならない。
 -維新の党が公明党候補のいる大阪などの選挙区での擁立を見送った。
 橋下徹大阪市長が出馬しても、小選挙区で勝つ構えで臨んでいた。大阪が日本の中でいかに位置付けを増すか、これからも取り組みたい。
 -今後の公明党の役割は。
 どの党も単独では衆参両院で過半数を取れない状況だ。政治を安定させ、合意をつくり出し、内外の状況に現実的に対応することが大事だ。そういう役割を果たしたい。

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安倍首相、集団的自衛権「不行使は怠慢」=海江田氏「非正規増えた」

2014/11/29-22:19 JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014112900135
ネット党首討論会を終え、記念撮影する8党首=29日午後、東京・六本木のニコファーレ 安倍晋三首相(自民党総裁)や民主党の海江田万里代表ら与野党8党首は29日夜、インターネットの討論番組に出演し、安全保障や経済政策をめぐり議論を戦わせた。各党党首が一堂に会しての討論は21日の衆院解散後初めて。
 首相は、憲法解釈の変更で集団的自衛権行使を容認した7月の閣議決定について、「国の存立が危うくなり、自由や民主主義、生存権が根底から覆される明白な恐れがあるとき、日本が持っている権利を行使しないのは怠慢だ」と意義を強調。公明党山口那津男代表も「これまでの論理的整合性、憲法の歯止めはしっかりと守られている」と理解を求めた。次世代の党平沼赳夫党首も行使容認に賛成した。
 これに対し、民主党の海江田万里代表は「議論が不足しており、やり方がおかしい。撤回すべきだ」と述べ、手続きに問題があると主張。共産党志位和夫委員長は「米軍と自衛隊が肩を並べて戦争をすることになる」、社民党吉田忠智党首は「限定的(容認)では済まない」とそれぞれ即時撤回を要求した。生活の党小沢一郎代表も「憲法9条の趣旨を閣議決定で変えられるものではない」と批判した。
 安倍政権の経済政策「アベノミクス」について、海江田氏が「首相は雇用が100万人増えたというが、ほとんどが非正規だ」と批判したのに対し、首相は「7、8、9月に正社員は10万人増えた。民主党政権時代は雇用全体が減っていた」と反論した。
 維新の党江田憲司共同代表は「首相は岩盤規制を打ち砕くと言うができていない」と自民党の改革姿勢を疑問視。志位氏は消費税率8%への引き上げ後の景気動向について「増税不況だ。自民、公明、民主3党の責任は重い」と指弾した。一方、平沼氏はアベノミクスに一定の評価をしつつ、「地方経済が疲弊している」と指摘した。

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自民党の“公平”圧力に『朝生』が屈服!じゃあ安倍首相の単独出演は公平なのか

2014.11.29 リテラ http://lite-ra.com/2014/11/post-666.html asanama_01_141129.jpg テレビ朝日『朝まで生テレビ』番組サイトより  早速、効果が現れたということだろうか。先日、本サイトが取り上げた自民党による各テレビ局への「報道の公平を求める」通達の事実はその後、共同通信、朝日新聞や毎日新聞などでも報道され、識者の間で「報道への圧力」という批判の声があがるなど、大きな問題になった。  ところが、その直後、テレビ朝日の『朝まで生テレビ!』が解散総選挙をテーマにした放映で、出演の決まっていた荻上チキ、小島慶子ら評論家、文化人を「公平性を担保できない」としてドタキャンしていたことが発覚したのである。  荻上がラジオ『Session-22』(TBSラジオ他)で説明したところによると、テレビ朝日から連絡があったのは放映前日の27日。「当初は質問する文化人がいて、各党の代表が答えるスタンスだった。それだと公平性を担保できない、番組側と局との間で方針が違ったとの事で政治家のみの出演になったと連絡を受けた」という。  これはどう考えても、くだんの自民党の圧力が原因だろう。ただし、これはネットの一部が指摘している、自民党が荻上をおろすよう働きかけたという話ではない。自民党がやったのは、先日、紹介した〈選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い〉という通達のみ。だが、テレビ朝日にとってはそれだけで十分だった。 「この通達のすぐ後に、報道局長から番組側に荻上らを出演させないように圧力がかかったようです」(テレビ朝日関係者)  テレビ朝日上層部が神経をとがらせていたのは、自民党からの通達文にあった以下のクダリだった。 ゲスト出演者の選定についても公平中立、公正を期していただきたいこと
〉〈テーマについて特定の立場から特定政党出演者への意見の集中がないよう、公平中立、公正を期していただきたいこと 「荻上や小島のようなゲストでは、これに抵触する可能性があるということでしょう。ただ、荻上らだけをキャンセルするわけにはいかないので、ゲストを一切抜きにして、政治家だけにしたということでしょう。現場は相当、抵抗したのですが、時間切れ。結局、上層部に押し切られて、政治家と司会の田原総一朗、局のコメンテーターだけの出演になった」(同)  当日、28日の『朝まで生テレビ!』はわざとなのか、冒頭ベルで時間を測りながら、各党の代表者が政見放送のようにひとり1分ずつしゃべっていた。しかし、テレビ朝日は本当に政党の主張だけを等分に流すことが公平だと思っているのか。むしろ、政党の代表者以外のゲスト出演者が排除されたことで、どの政党にも賛同できない人の主張や、どの政党も無視している政策を知る機会が完全に奪われてしまったこれのほうがはるかに不公平ではないか  実は先日の自民党の圧力を伝える記事で、本サイトは、テレビ各局はこの通達に完全に屈服するだろうと断言したうえで、「選挙で自民党が勝つのは確実。テレビの監督権をもつ総務相には高市早苗の続投が有力ですからね。選挙期間中にヘタな動きをしたら、後々どんな嫌がらせをされるかわからない。各局とも上層部はそんな恐怖でいっぱいでしょうから」という民放関係者の声を掲載していたが、まさにその危惧が現実になったかたちだ。  しかし、こうした展開をみて、つくづく情けなくなるのは、この通達で「普通に公平、公正中立を要望しているだけじゃないか、どこが問題なのか」と自民党を擁護していた人たちのリテラシーの低さだ。  彼らは、政権与党が「公平中立」を要求する意味をまったくわかっていないらしい。政権与党は普段から野党に比べて圧倒的に膨大な量の情報を流すことができる。選挙期間中も同様で、テレビ番組では、大量の議席をもっている与党や巨大野党の主張が報道の中心になる。「公平に」というのは本来、少数野党が自分たちの主張も放送するよう要求する際の言葉なのだ  ところが、今回は与党がその言葉を使ったのである。もともと放送量が圧倒的に大きい政権与党が「公平にしろ」というのは、政権への評価と批判を五分五分にしろ、ということに他ならない。衆院選は政権信任の選挙であり、現政権の問題点を指摘するのは当然の話。ところが、安倍政権=自民党はそれをやるな、というのだ。7割以上の国民がアベノミクスの効果はないという状態でも、街の声を紹介するときはアベノミクスに効果があったという声となかったという声を五分五分で出せ、といってきたのである。  普通に考えれば、あり得ない話だが、しかし、政権与党は放送法によって各テレビ局の許認可権を握っている。その力関係を考えれば、こういう展開になるのは当然だろう。  そもそも公職選挙法には、公示前だろうが公示後だろうが、メディアが政党や候補者を公平に扱わなければならないなどという規定はどこにもない。テレビの選挙報道に関しては、第151条の3に「この法律に定めるところの選挙運動の制限に関する規定(略)は、日本放送協会又は基幹放送事業者が行なう選挙に関する報道又は評論について放送法の規定に従い放送番組を編集する自由を妨げるものではない。ただし、虚偽の事項を放送し又は事実をゆがめて放送する等表現の自由を濫用して選挙の公正を害してはならない。」という規定があるだけだ(新聞、雑誌もほぼ同じ)。  こういうと、放送法第4条の2に「政治的に公平であること」という規定があるじゃないか、というかもしれないしかしだとしたら、これにもっとも違反しているのは、安倍首相のテレビ単独出演だろう。  解散発表当日、安倍首相が『ニュースウオッチ9』(NHK)を皮切りに、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)、『NEWS23』(TBS系)に立て続けに単独出演し、『報道ステーション』(テレビ朝日系)だけは出演しなかったことが話題になったが、安倍首相はこれまでも、頻繁にテレビに単独出演を果たしてきた。安倍首相は一国の首相であるが、同時に自由民主党総裁でもある。特定の党の総裁だけが長時間にわたって露出するというのは、著しい政治的不公平ではないのか。  これは、いちゃもんでいっているわけではない。実際、安倍が首相になる以前は総理大臣がテレビの単独出演をすることは原則、御法度とされていたのだ 「総理の影響力や偏向報道の批判が起きることを考えて、以前は総理大臣は共同会見しかしないというのが不文律になっていた。ところが、第一次安倍政権が発足すると、安倍首相はテレビ局や新聞、週刊誌などにをもちかけて、どんどん単独出演をやり始めたんです。2007年の参院選前にも日本テレビ、テレビ東京の報道番組などに単独出演した。これは明らかに放送法違反ですよ」(全国紙・政治部記者)  そしてきわめつけは、『笑っていいとも』(フジ系)のテレフォンショッキングへの出演である。報道番組で政策を主張するなら、単独出演でも、キャスターなりが批判や反論ができるから、まだ公平性は担保できる可能性がある。しかし、バラエティはそういうチェックを受けることなく、好イメージだけを広めることができる。それこそ、安倍首相の大好きな「印象操作」であり、そんなものに、最高権力者、特定政党の代表をさせるフジテレビは、明らかに放送法違反だろう。  そして、開いた口がふさがらないのが、安倍政権=自民党のご都合主義だ。自分たちの利益になるときは自ら偏向報道を仕掛けているくせに、都合が悪くなると偏向だと大声で批判を始める──。こんなことを許していたら、日本に「報道の自由」なんてなくなってしまうのではないか、と空恐ろしくなるが、そんな恐怖を抱いているのは少数派なのだろうか。ネットをのぞくと、今も「公平を要求して何が悪いの?」と言葉を額面通りにしか受け止めない人たちの声があふれている。
(野尻民夫)

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FB批判コメントも締め出し 安倍首相の異常な言論封殺
2014年11月29日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155316
次々とブロック(安倍首相のフェイスブック) 次々とブロック(安倍首相のフェイスブック) 拡大する  27日の日刊ゲンダイ本紙スクープ記事には、さすがの大メディアも後追いせざるを得なかったようだ。衆院解散の前日に、自民党が在京キー局に圧力をかける文書を渡していたことが発覚。主要紙も批判し始めた。そして今度は安倍首相がフェイスブック(FB)で「言論封殺している」と大騒ぎになっている
「安倍さんのFBのコメント欄に批判や反対意見を書き込むと次々にブロック(遮断)されるのです」と語るのは大阪市内のある弁護士だ。
「この数日、<選挙の争点を決めるのは有権者である私たち国民です><原発の廃棄物は、どのように管理していくのでしょう>と書き込むと、すぐに削除されました。コメント欄がヘイトスピーチで埋め尽くされているので<不適切な発言は削除した方がいい>と管理者に対処を求めたら、逆にブロックする例もあるようです
 ネット上には、<人種差別発言を削除しろと書き込んだら俺がブロックされる理不尽><嫌韓中発言について指摘したところ、ブロックされました>……といった書き込みがあふれている。「安倍総理のブロックに抗議する会」というサイトまで開設されるほど問題視する声が広がっている。
 言うまでもなく、民主主義の根幹は自由闊達な議論だ。TV局への圧力問題に加え、仮にも一国のトップのFBが民衆の声を恣意的に選び、意にそぐわない意見を次々とブロックしているとすれば、深刻な「言論封殺」と言っていい。
■元気の源は差別扇動
 クビをかしげたくなるのが、コメントを恣意的に選別しているようなのに、FBのコメント欄が、安倍首相が気分が落ち込むと、元気を取り戻すというヘイトスピーチの“巣窟”になっていることだ。
<キチガイ左翼どもと、反日売国朝鮮民主党を潰す為の選挙><馬鹿左翼><薄汚いアカの悪事を告発>などという罵詈雑言の数々が“元気の源”になっているのだとしたら、トチ狂っている。
ヘイトスピーチは国連が問題視していることです。一国の宰相のFBとは思えません。何らかのきっかけで海外にも拡散するような状況になれば大問題になるでしょう」(元外交官の天木直人氏)
 安倍は25日にFBで、小学生になりすまし、衆院解散を批判した大学生にもマジ切れした。<子どもになりすます卑劣な行為>という書き込みは、1日後に削除したが、かわりにFBで<いっとき人を欺き出し抜くようなことはできても、結局、『詭道は正道にかなわぬ』ものです>なんてエラソーに説教をタレていた。耳の痛いコメントをブロックし、“応援団”にだけ開放するようなやり方こそ「詭道」だろう。説教の言葉は、ソックリそのままお返ししたい

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2014 November 29 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. 3D 67P(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko-彗星67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ)

Image Credit: ESA/Rosetta/Philae/ROLIS

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妻純子の状況:

ハートレート 85±10で推移中。体温36.2℃。

ほぼ安定状況と言える。

他は、変化なし。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2014年11月29日土曜日

新型原子炉開発、研究再開へ 原子力機構、疑問の声も※ 自民、露骨な報道規制?自民に不利な報道するな!※ 政治資金報告 飲食や贈答品支出5億円超※政党助成金で筋違いの「たわごと」-維新橋下

owlmoon06_normal@hosinoojisan

新型原子炉開発、研究再開へ 原子力機構、疑問の声も

自民、露骨な報道規制?小渕疑惑等、自民に不利な報道するな!

政治資金報告 飲食や贈答品支出5億円超

政党助成金問題で筋違いの「たわごと」-維新橋下



原子力機構が、新型原子炉開発を提起しているが、これは問題があると言えよう。

脱原発が、トレンドになっている中で、膨大な研究費を使うのは、国民が許さないであろう。

新技術を開発することは、良しとするが、初めから困難と思われるものは、やるべきではなかろう。

膨大な経費が掛かると言われて、「とん挫」した研究であり、しかも、発電よりも、水素発生に主眼が置かれるものなど必要ないと言っておきたい。

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自民党が、極めてファッショ的な「要請」を、大手マスメディアや、中小報道機関に出したようである。

内容は、選挙期間中に明らかになる、自民党等の、例えば、小渕選挙資金問題等、自民党に不利になるものは、報道するなという「要請」である。

どこかの、独裁政治体制国にだんだん近づいているようである

こんな危険な自民党政治は、この選挙でしっかりとした審判を行うべきであろう。

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大阪のバカな市長が、道理にそむく理由で、政党助成金の廃止を主張する日本共産党に、ヘイトスピーチよろしく、悪罵を行っている。

こんな程度の人間には、国政は任せられないと言っておきたい。

以上、雑感。



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福島第一3号機 線量下がらず追加除染へ

(11月28日4時05分)2014年11月28日 (金) NHK http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/ K10035512611_1411280513_1411280531_01.jpg 国と東京電力は、福島第一原子力発電所3号機の廃炉に向けた建屋上部の除染について、現在の取り組みでは放射線量が十分に下がらない見通しになったとして、追加の除染作業を行うことを決めました。
核燃料の取り出し作業への影響については今後、調べるとしています。
福島第一原発3号機では、廃炉に向けて使用済み燃料プールから核燃料を取り出すため、原子炉建屋の上部で放射性物質がこびりついた床の表面を削り取るなどの除染作業が行われています。
現在の計画では、人が作業することを前提に、放射線量を1時間当たり1ミリシーベルトまで下げることになっていますが東京電力が効果を試算した結果、最も高い所では除染が終わったあとも放射線量が1時間当たり60ミリシーベルトに上るほか多くの場所で10ミリシーベルトを超える見通しになりました。
このため国と東京電力は、放射線を遮る鉄の板を張ったり床をさらに削り取ったりするなど、追加の除染作業を行うことを決めました。追加の除染作業にどれくらいの時間がかかるかはまだ分からないため、来年度から予定している核燃料の取り出し作業への影響については今後、調べるとしています
使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しを巡っては、1号機でこれまでの計画よりも2年遅れて平成31年度からにする方針を固めているほか、2号機でも2年後をめどに具体的な方法を検討することになっています。

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ストロンチウム90の測定30分に短縮 福島大などが開発 (2014年11月28日 福島民友ニュース) http://www.minyu-net.com/news/news/1128/news5.html ストロンチウム分析の新手法を説明 ストロンチウム分析の新手法を説明 ストロンチウム分析の新手法を説明する高貝准教授  福島大などの研究チームが開発した放射性物質ストロンチウム90の新たな分析方法が、12月1日から東京電力福島第1原発で汚染水分析に活用される。研究チームが27日、福島市の同大で会見し、明らかにした。汚染水に含まれるストロンチウム90の濃度を測定する場合、従来は2週間から1カ月程度かかっていたが新手法だと30分程度にまで短縮できる
 従来の分析法は、ストロンチウム90が放出するベータ線を測定するため、長時間の化学処理と高度な技術が必要だった。新手法は特殊な分析装置を用い、汚染水に含まれるストロンチウム以外の成分を分離、排除することで、ストロンチウムだけを抽出できる。これにより測定の時間を大幅に短くできるという。
 研究には同大共生システム理工学類の高貝慶隆准教授を中心に、日本原子力研究開発機構や海洋研究開発機構などが参加。昨年9月に開発内容を発表、実用化の準備を進めていた。

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「健康不安」大幅に減少 福島市民の放射線意識調査

( 2014/11/28 09:04 カテゴリー:主要 ) 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2014112819535
 福島市は27日、市民3500人を対象にした東京電力福島第一原発事故による放射線の影響に関する意識調査の結果を発表した。
 平成24年5月の第1回調査に次ぐ2回目で、放射線の外部被ばくによる健康不安の変化について「大きくなった」と答えたのは全回調査に比べ23・2ポイント減少した。
 放射線による健康不安の変化のアンケート結果は【グラフ】の通り。外部被ばくの健康不安について「変わらない」と答えた割合は68・5%で、前回に比べ15・1ポイント増えた。一方、「小さくなった」は17・3%で、前回より8・1ポイント増えた。内部被ばくについても、同様の傾向となった。市は「放射線による健康不安は解消されていないが、前回調査から2年が過ぎ、市民の意識に落ち着きが出てきたのでは」と分析している。
 また、「原発事故発生後から現在までに思うこと」の設問では、「できれば避難したい」と回答した割合は今回23・8%で、前回の33・7%に比べ9・9ポイント減った。
 今年5月、20歳以上の市民3千人と市外に避難する20歳以上500人を調査。1515人から回答があり、回収率は43・3%だった。市は調査結果を踏まえ市民への放射線対策に反映させる。アンケート結果はホームページで紹介している。
福島市民の放射線意識調査

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新型原子炉開発、研究再開へ 原子力機構、疑問の声も

2014年11月28日05時44分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASGCW4D13GCWULBJ00D.html 写真・図版
高温ガス炉のしくみ
日本原子力研究開発機構高温ガス炉と呼ばれる新しい原子炉の研究再開を目指している。東日本大震災後、試験研究炉の運転を停止しているが、発電に使われる軽水炉より安全な「次世代の原子炉」として実用化を目指す。原発事故を受けて、新たな原子炉開発を進めることに疑問の声もあがる  原子力機構は26日、茨城県大洗町にある試験研究炉について新規制基準に基づく審査を原子力規制委員会に申請した。開発理由とする「安全性」は、核燃料を耐熱性の高いセラミックで覆い、さらに2500度の温度にも耐える黒鉛製の容器に格納する構造だからだ。「炉心溶融を起こさない原子炉」と説明する。  今後、性能を高める試験や安全性を確認する計画。950度という高温の熱を生かして、発電前の熱で水を分解し、水素を製造する技術も確立させる。 高温ガス炉は、水素製造や発電などをする多目的炉として1960年代末に研究が始まり、98年から研究炉で試験が続けられてきた。しかし、大型にすれば炉心の冷却が困難で小型に限られるため、実用化のコストが高いと見込まれ、あまり注目されなかった  ところが、今年4月に閣議決定されたエネルギー基本計画に研究開発推進が盛り込まれ、状況が一転した。燃料としての価値が高まる水素の製造技術が注目された。文部科学省の専門家会議は夏に研究開発の進め方についての報告書をまとめ、来年度予算の概算要求で昨年予算の6億円を大幅に上回る16億円を計上した。  研究に携わる東京大の岡本孝司教授(原子力工学)によると、中国やインドネシアで研究が進み、商用炉の計画があるという。岡本教授は「これまでの研究成果を生かすため、早く動かすべきだ」と話す。  ただ、研究用とは言え、原子炉運転再開を疑問視する声もある。10月に開かれた文科省原子力科学技術委員会では、安全性を強調することや水素製造の実現性への疑問が委員から出た。委員の和気洋子慶応大名誉教授は文科省の報告書について「3・11以降の日本が直面する安全に対する感受性からすると違和感が拭いきれない」と指摘した。  原子力機構の大洗研究開発センターの近藤悟所長は「全ての方が応援してくれるとは限らないが、将来のエネルギー源の選択肢。研究開発を進めたい」と26日の記者会見で語った。(野瀬輝彦)      ◇ 高温ガス炉原子炉の熱を水でなくヘリウムガスで取り出す原子炉。最高950度のガスが出され、商用に使われる軽水炉の水蒸気の約300度より高温になる。核燃料を耐熱性の高いセラミックで覆うため、燃料溶融などの過酷事故のリスクが低いとされる

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これ、単純に言って「詐欺」行為では?

次世代・石原慎太郎氏は比例名簿下位に 「後輩を1人でも多く」 

2014.11.29 00:19更新 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/141129/plt1411290011-n1.html
 次世代の党は28日、衆院選の比例代表東京ブロックに出馬する石原慎太郎最高顧問(82)について、比例代表の名簿登載順位を下位で登録する方針を決めた。同党で選挙区から出馬する重複立候補者よりも低い順位となる見通しで、当選圏内に入るのは難しくなりそうだ。複数の党関係者が明らかにした。  党関係者によると、名簿の下位登載は石原氏の強い希望によるもので、周囲には「後輩に一人でも多く当選してほしい」と話しているという。高齢の石原氏の体調も考慮したとみられる。石原氏は平成24年の衆院選では、日本維新の会から比例代表東京ブロックの名簿登載第1位として出馬していた。 当方注: 比例候補として、当選を目的としないで「立候補」し、石原氏の知名度を利用して、有権者を「騙し」、「他人」を当選させる目的であり、これは、単純に言って、「詐欺行為」と言ってよかろう。

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自民、露骨な報道規制?小渕疑惑等、自民に不利な報道するな!

自民、選挙報道に注文 テレビ各局に異例の文書

2014年11月28日(最終更新 2014年11月28日 02時24分)西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/129850  自民党が在京テレビ各局に「選挙時期に一層の公平中立な報道」を求める文書を出していたことが27日、分かった。文書は衆院解散前日の20日付で、自民党総裁特別補佐の萩生田光一筆頭副幹事長が自民党記者クラブに所属する各局の責任者(キャップ)を個別に呼び出し、手渡していた。自民党幹事長室は西日本新聞の取材に「こうした文書を出すのは恐らく初めてだ。圧力をかけるつもりはない」と説明したが、「報道への圧力」と批判が出ている  文書は萩生田氏と福井照自民党報道局長の連名で、各局の編成局長と報道局長に宛てた。「衆院選挙は短期間であり、報道の内容が選挙の帰趨(きすう)に大きく影響しかねない」とし、番組出演者の発言回数や時間、ゲスト出演者の選定に公正を期し、街頭インタビューや資料映像も一方的な意見に偏らないように求めている  さらに「あるテレビ局が政権交代実現を画策して偏向報道を行い、大きな社会問題となった事例も現実にあった」と言及。1993年に当時のテレビ朝日報道局長が「反自民連立政権を成立させる手助けになるような報道をしよう」などと述べ、放送免許取り消し処分が検討された経緯を指したとみられる。  文書について複数の関係者は、安倍晋三首相が解散を表明した18日、TBSの「NEWS23」に出演し、強い不快感を持ったことがきっかけと証言している。 番組は景気回復の実感を街頭の市民にインタビューし、放送された5人のうち4人が「全然恩恵を受けていない」などと疑問視する趣旨の発言をした。首相はすかさず「街の声ですから、皆さん(TBSが)選んでおられると思います。おかしいじゃないですか」と局側を批判した。  TBS広報部は「放送内容に問題があるとは思っていない。これまでと同様、公正中立な報道に努める」と話した。日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京も文書を受け取ったことを認め「これまで通り公正中立な報道を行う」などとコメントした。NHKは「文書を受け取ったかどうかを含め、個別の件には答えられない」としている。 (東京政治取材班) =2014/11/28付 西日本新聞朝刊=

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選挙報道に露骨な注文…安倍自民党がテレビ局に“圧力文書”
2014年11月28日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155292
差出人は萩生田筆頭副幹事長/(C)日刊ゲンダイ 差出人は萩生田筆頭副幹事長/(C)日刊ゲンダイ 拡大する 「公平中立な放送を心がけよ」――。自民党がこんな要望書をテレビ局に送りつけたことが大問題になっている。
 文書は「選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」というタイトルで、20日付で在京のテレビキー局に送付された。差出人は筆頭副幹事長の萩生田光一と報道局長の福井照の連名。その中身がむちゃくちゃなのだ
 投票日の12月14日までの報道に〈公平中立、公正な報道姿勢にご留意いただきたくお願い申し上げます〉と注文をつけた上に、〈過去においては、具体名は差し控えますが、あるテレビ局が政権交代実現を画策して偏向報道を行い、(略)大きな社会問題となった事例も現実にあったところです〉とクギを刺している。文中には「公平中立」「公平」が13回も繰り返されている。要するに自民党に不利な放送をするなという恫喝だ。
 さらに4項目の要望を列記。露骨なのは〈街角インタビュー、資料映像等で一方的な意見に偏る、あるいは特定の政治的立場が強調されることのないよう、公平中立、公正を期していただきたい〉という要求。この一文は、恐らく安倍首相から直々に注文があったのだろう。
 11月18日、TBSに出演した安倍首相は、街頭インタビューで一般国民が「景気がよくなったと思わない」「全然アベノミクスは感じてない」と答えると、「(テレビ局の)皆さん、(人を)選んでおられる」「おかしいじゃないですか!」とキレまくり、国民から批判を浴びたばかりだ。安倍周辺は有権者の率直なコメントに神経質になっているという。
 テレビ関係者が言う。
要求を丸のみしたら、安倍首相の経済政策に批判的な人は排除するしかなくなる。街頭インタビューでは、景気停滞に苦しむ地方の不満や、右傾化路線を批判する声も放送できなくなります

 まさに言論の封殺だ。政治評論家の森田実氏が言う。
「自民党がこんな要望書を出したのは初めてでしょう。萩生田氏は党副幹事長のほかに総裁特別補佐を務める政権の中心メンバー。その幹部が自民党には『自由』も『民主主義』も存在しないことを宣言した。実に恥ずべき行為です。国民から言論の自由を奪うのは明らかに憲法違反。彼は今度の選挙で立候補する資格はありません。おそらく萩生田氏が安倍首相にゴマをするために行ったのでしょうが、もし首相も了承しているなら、日本は世界から相手にされなくなります
 26日、自民党幹事長室に要望書の真意を問いただしたところ、「質問を文書にして送れ」と要求した上、質問状を送ったら、「取材にはお答えできません」との回答だった。このペテン政党に、国民は正義の鉄槌を加えなきゃダメだ

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政治資金報告 飲食や贈答品支出5億円超

11月28日 18時41分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141128/k10013573161000.html

政治資金報告 飲食や贈答品支出5億円超 K10035731611_1411281941_1411281945.mp4 28日、総務省が公表した国会議員が関係する政治団体の去年の政治資金収支報告書についてNHKが調べたところ、飲食費や贈答品などへの支出は合わせておよそ5億4000万円に上ったことが分かりました。
中にはいわゆる高級クラブへの多額の支出などもあり、専門家は「一般の国民の感覚とずれた支出は慎むべきだ」と指摘しています。
NHKでは、総務省が公表した去年の政治資金収支報告書のうち、今月21日の解散時点の衆議院議員を含む388人の国会議員が関係する558の政治団体について政治資金の使いみちを調べました。
▽このうちホテルやレストランでの飲食を伴う会合など飲食費の支出は、244団体で合わせて4億2000万円余りに上りました。中には銀座や赤坂、六本木の高級クラブを頻繁に利用したり、飲食費だけで年間1000万円以上を支出したりしている団体もありました。

▽また贈答品などへの支出は138団体で、合わせて7200万円余りに上り、デパートの商品のほか議員の地元の特産品や農産物などを購入していました。
▽さらに交際費や渉外費などの名目での花代や香典、祝い金の支出は、157団体で4000万円余りに上りました。
こうした飲食費や贈答品などの支出は、合わせておよそ5億4000万円に上り、政治活動費の8%になります
政治資金について詳しい日本大学の岩井奉信教授は「永田町の古い慣習が、今なお残っていることをうかがわせる内容だ。政治に対する不信感を持たれないためにも一般の国民の感覚とずれた支出は慎むべきで、政界全体で使いみちの在り方についてガイドラインを作るなど対応を検討すべきだ」と指摘しています。
バレンタインのお返しも?
政治資金の支出の中には政治活動に必要なものなのかどうか線引きがあいまいなケースもみられます。今回、政治資金の使いみちを調べた国会議員が関係する558の政治団体のうち、4割以上の団体が、飲食を伴う会合など飲食費を支出していて、都心のホテルや高級レストランのほか銀座、六本木などの高級クラブも利用していました。赤坂のあるクラブでは、3つの政治団体が37回にわたって合わせて225万円を使っていました
ある政治団体の収支報告書には安全保障や医療などさまざまなテーマについて研修会を開いたと記されていますが、会場はすし屋やしゃぶしゃぶの店などでした。
また、一部の政治団体の収支報告書にはいわゆるキャバクラやカラオケ店、ダーツバーが支出先として記載されています。
中には女性のショーを売りにした店や水着の女性が接客する居酒屋で会合を開いたと記載している団体もありました。
これらの議員の事務所では「議員本人は行っていない」と話しています。
一方で、取材をした国会議員の中には「政治活動と言えるかあいまいな部分もあるので、飲食を伴う会合には政治資金を使わないようにしている」と話す人もいました。政治資金で購入した品物も多岐にわたります。
シイタケやサバ、長芋など議員の地元の特産品や農産物を買うケース。
高級な卵を販売している養鶏場への支出もありました。
チョコレートやお菓子を買っていた団体も複数ありました。
収支報告書の日付は、いずれも3月14日のホワイトデー
バレンタインのお返しだったのでしょうか。

ほかにも政治資金から議員の出身大学のOB会や相撲部屋の後援会に支出をしたと記載している団体もありました。
政治資金規正法では国会議員が関係する政治団体は弁護士や税理士などの監査を受けることが義務づけられています。
しかし、政治活動の自由を確保するためとして使いみちについてはチェックする仕組みにはなっていません
総務省の政治資金適正化委員会が作成した資料では、「監査は、政治資金の使途の妥当性を評価するものではありません」と記されています。

また、後援会の幹部や献金を行った支援者など関係者が監査を行っているケースもありました。
会計監査に詳しい青山学院大学大学院の八田進二教授は「監査人が政治団体の関係者だと監査の中立性や独立性がなくなり、監査人としては不適格だ。政治資金の監査制度は、おざなりなもので監査人が何となく収支報告書を見てみたというレベルであって一般の企業の監査とはかけ離れている」と話しています。

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政党助成金問題で筋違いの「たわごと」-維新橋下

赤旗購読料は「共産の政党助成金」 橋下氏が持論を展開、共産の助成金廃止主張は「きれい事」 2014.11.28 12:50更新 産経新聞
http://www.sankei.com/west/news/141128/wst1411280032-n1.html
       
橋下徹氏
“お膝元”大阪市役所の購読は…  維新の党共同代表の橋下徹大阪市長は28日、共産党が政党助成金の廃止を訴えていることについて、共産の機関紙「しんぶん赤旗」をやり玉にあげて「全国の役所が購入してすさまじい額のお金を払っている。政党助成金そのものだ」との持論を展開し、「助成金がなければ(共産以外の)政党は資金を得られない。民主主義の必要経費だ」と主張した。  街頭演説などで廃止を訴える共産の志位和夫委員長に対して「赤旗を廃止した上で助成金に反対するなら筋が通る。(購読料を)棚に上げて反対するのはきれい事で、いかにも共産らしい」と揶揄(やゆ)した。 当方注: 反論するのも大人げないが、赤旗新聞購読料を大阪府・大阪市が「公金」で支払っているのか? 大阪府・大阪市は勿論、全国の自治体では1円も「公金」を使っていない 政党助成金は、国民一人当たり約300円を取り上げ、支持もしない政党に「助成金」として「収奪」されているのである 赤旗購読料は、あくまでも「個人」の裁量で「購入」し、代金を支払っているので、県知事や市長等が「個人」として購入しているので、新聞や書物を購入するものと何ら変わりはない こんな、「とぼけた」ことを主張するようでは、「大阪都構想」なるものも、「とぼけた主張」と見做され、従って、大阪府・大阪市では、自民党から、日本共産党まで、「維新」以外は、反対しているのである 落ち目の「維新代表」が、「いたちの最後っ屁」に似た主張をするようでは、府民・市民の支持は得られないであろう 参考までに、橋下の主張が裁判で、「ことごとく?」負けているのは、日本の常識ではないことを物語っていると言っておきたい。 「道理がない」ことを「道理があるがごとく」、デマをまき散らすことは、「政治活動の妨害」そのものであり、民主主義否定の思想である。 ところで、最近、「都構想」なるものを、あまり主張していないが、自分で間違いに気づいたの?

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2014 November 28 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Portrait of NGC 281 (NGC281の映像)

Image Credit & Copyright: Martin Pugh

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妻純子の状況:

ハートレート 80±10で、安定推移。

体温 36.1℃。

他は、変化なし。

本日は、介護保険法に基づく、カンファを行った。

最終的には、ストマ交換日以外は、午後の訪問看護は中止し、ヘルパー対応とした。

従って、訪問看護は、午前のみとなり、後は、私の責任で対応することとなった。

まあ、なんとかなるだろう。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2014年11月28日金曜日

福島第一3号機 線量下がらず追加除染へ ※甲状腺検診の重要性を指摘 環境省の専門家会議 ※「政党助成金」削減=「300人の議員」削減と同じ ※共産 志位委員長 政党助成金廃止すべき

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福島第一3号機 線量下がらず追加除染

甲状腺検診の重要性を指摘 環境省の専門家会議

「政党助成金」削減=「300人の議員」削減と同じ

共産 志位委員長 政党助成金廃止すべき



廃炉作業を進めている福島第一3号機、除染作業を進めていたが、期待すべき水準には程遠い様である。

人が作業できる1ミリシーベルト以下に削減しようとしていたが、除染後も、10倍の10ミリシーベルト前後のため、作業ができないようである。

再度除染を試みるようだが、周辺金属等が、汚染され、埃等を取り除いても除染効果が期待できないようになっていると言えよう。

原発事故が、想定以上に厳しい結果を齎していることを考慮するならば、「再稼働など、夢のまた夢」と言っておきたい。

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選挙戦が始まっているが、国民の怒りを「そらそうと」して、自民と、公明党、民主党等は、「議員定数の削減」で、「身を切った改革」を行うと、議員定数の削減を主張している。

しかし、騙されてはいけない。

本当に、「身を切る」というならば、まず第一に、「政党助成金」の廃止や、議員歳費・通信交通費等々の削減を行うべきであろう。

私の試算では、現在、議員一人当たり、1億円強の経費が掛かっている。

仮に、議員100人削減しても、僅か100億円。

しかし、「政党助成金」を削減するだけで、300億円が削減され、300人を削減したことと同じになるのである

「政党助成金」は、まともな政治活動を行わなくても、「左うちわ」で、懐に金が入ってくるため、まともな政治活動を行わなくなると言う、政治の劣化現象を誘発する。

現実に、「政党助成金」を貰わなくても、日本共産党は、真摯に政治活動を行っている。

「身を切る政治改革・議員削減」は、本当の狙いは、「まともな政治活動」を行う議員を排除する口実であろう。

このあたりを、国民多数が、理解できれば、国政は、大きく発展することとなろう

以上、雑感。



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福島第一3号機 線量下がらず追加除染

11月28日 4時05分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141128/t10013551261000.html

国と東京電力は、福島第一原子力発電所3号機の廃炉に向けた建屋上部の除染について、現在の取り組みでは放射線量が十分に下がらない見通しになったとして、追加の除染作業を行うことを決めました。
核燃料の取り出し作業への影響については今後、調べるとしています。
福島第一原発3号機では、廃炉に向けて使用済み燃料プールから核燃料を取り出すため、原子炉建屋の上部で放射性物質がこびりついた床の表面を削り取るなどの除染作業が行われています。
現在の計画では、人が作業することを前提に、放射線量を1時間当たり1ミリシーベルトまで下げることになっていますが、東京電力が効果を試算した結果、最も高い所では除染が終わったあとも放射線量が1時間当たり60ミリシーベルトに上るほか、多くの場所で10ミリシーベルトを超える見通しになりました
このため国と東京電力は、放射線を遮る鉄の板を張ったり床をさらに削り取ったりするなど、追加の除染作業を行うことを決めました。追加の除染作業にどれくらいの時間がかかるかはまだ分からないため、来年度から予定している核燃料の取り出し作業への影響については今後、調べるとしています。使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しを巡っては、1号機でこれまでの計画よりも2年遅れて平成31年度からにする方針を固めているほか、2号機でも2年後をめどに具体的な方法を検討することになっています

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甲状腺検診の重要性を指摘 環境省の専門家会議 (2014年11月27日 福島民友ニュース) http://www.minyu-net.com/news/news/1127/news9.html  東京電力福島第1原発事故による健康管理の在り方について検討する環境省の専門家会議(座長、長瀧重信長崎大名誉教授)は26日、都内で会合を開き、政府に提言する中間報告書案について議論した。専門家からは「甲状腺検診の不利益ばかり強調されている。検査することで健康管理をしたい県民の声もある」として、検査の重要性を指摘する意見が相次いだ
 中間報告書案では、甲状腺がん検診について一般論として「寿命を全うするまで症状が出ない小さながんまで発見する可能性がある」と指摘。その上で、参加者の同意を得て調査を進め、がんが増加するかどうか被ばくとの関連を検証すべきとしている
 このまとめに対し、清水一雄日本医科大名誉教授が「県民から検査してほしいとの声があることを分かってほしい」と指摘。石川広己日本医師会常任理事も「異常があるかないかを見るのが検診。そこに臨床医が寄り添うことが重要だ」と述べ、検査が県民の健康不安の解消につながっている側面を訴えた。
 このほか、丹羽太貫福島医大特命教授と阿部正文福島医大総括副学長が、放射性物質による直接的な健康影響だけではなく、原発事故が間接的に引き起こした精神的な問題や生活習慣病の増加などについても政府が責任を持つべきで、報告書に書き込むべきだと主張した。
 これらの指摘に対し、長瀧座長は「参加者の自由な意思を尊重すべきだ」「直接的な影響以外の部分はこの会議で議論できることなのか」などと否定的見解を述べた。
 環境省の担当者は、今後の検討会の進め方について「いただいた意見を反映させる作業をしないと分からない」と述べ、次回開催の考えを明確にしなかった。報告書は政府の「子ども・被災者支援法」に関連する政策や、本県の県民健康調査の方向性にも影響を与えるため、環境省の対応が注目される

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甲状腺がん増加するかどうか 継続調査が必要

(11月27日5時37分)NHK http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20141127/koujosen.html 東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う住民の健康影響を検証している環境省の専門家会議は、被ばくした子どもたちと被ばくしていない子どもたちを比較するなどして、今回の事故の影響で甲状腺がんが増加するかどうかを継続して調査していく必要があるとする中間の報告書案を示しました。
環境省が設けた専門家会議は、原発事故で拡散した放射性物質による住民の健康への影響について検証を進めていて、26日に中間の報告書案を示しました。
それによりますと、福島県がすべての子どもを対象に行っている甲状腺検査で、これまでに見つかった甲状腺がんについて、甲状腺がんの増加が報告されたチェルノブイリ原発事故の場合と比べて、推定される被ばく線量が低いことなどから、「原発事故によるものだと積極的に示唆する根拠は現時点では認められない」としています。
そのうえで、今後も検査を行って被ばくした子どもたちと被ばくしていない子どもたちを比較するなどして、今回の事故による放射性物質の影響で甲状腺がんが増加するかどうかを継続して調査していく必要があるとしています
一方、検査を巡っては、死亡にはつながらない小さながんまで発見して、本人や親などに心身の負担を与えるおそれも指摘されていて、住民の理解を得ながら検査の方法を検討することが必要だとしています。
専門家の会議は今後、この案に修正を加えたうえで、国に提言することにしています。
当方注:
検査を巡っては、死亡にはつながらない小さながんまで発見して、本人や親などに心身の負担を与えるおそれも指摘」されていると、問題提起しているが、正常な判断では、「早く分かって」幸いだと言う人が多かろう
何とか、「検査を中止させよう」という勢力の「謀略」に騙されてはいけない。
放射能障害については、いまだ、「疫学的な結論」が出ていないことから、最低50年は、継続検査が必要であろう。

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第1原発、3割が偽装請負の疑い 作業員アンケート

2014/11/27 22:10 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014112701001795.html
 東京電力は27日、福島第1原発で働く作業員へのアンケートを実施した結果、3割近い回答者の雇用形態が偽装請負に該当する疑いがあることが判明したと発表した。  昨年10~11月に実施した前回調査よりも約10ポイント増加。東電は会社名が判明した19社に対して、偽装請負の有無を確認した上で「是正するよう要請する」としている。  東電によると、アンケートは労働環境を改善するため、8~9月に社員を除く全ての作業員6567人を対象に無記名方式で実施。約7割の4587人が回答した。

☆☆☆眉唾見解では?「急変」する規制委。

南相馬コメ汚染 がれき影響可能性低い

2014年11月27日木曜日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141127_63044.html
 昨年8月に東京電力福島第1原発3号機のがれき撤去作業で飛散した放射性物質が20キロ以上離れた福島県南相馬市のコメを汚染した可能性が出ている問題で、原子力規制委員会は26日、放射性セシウムの降下量を試算した結果、コメの基準値(1キログラム当たり100ベクレル)超えを引き起こす恐れのある量の数十分の1だったとの見解をまとめた。
 規制委は、がれき撤去が原因である可能性は低く、原発事故で既に広がっていたセシウムがコメに移行したとみている。
 規制委の田中俊一委員長は「福島県は広範囲に放射性セシウムの汚染がある。県民のために、各行政機関が(基準値超えが出た)原因の究明に取り組む必要がある」と述べた。
 規制委事務局の原子力規制庁によると、昨年8月19日に1100億ベクレルの放射性セシウムが飛散。月単位の降下物モニタリング調査では、昨年8月に上昇したのは原発の北北西3キロの地点(双葉町郡山)だけで基準値超えのコメが出た原発から約12キロと21キロの水田にそれぞれ近い南相馬市の測定地点で上昇はみられなかった
 第1原発では昨年8月19日、作業員2人の頭部から放射性物質が検出された。敷地内では放射性物質の濃度上昇を示す警報が鳴り、敷地境界の放射線量も上昇した。

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福島再生特措法を改正へ 復興相表明、帰還を加速

2014/11/27 20:39 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014112701001681.html
 竹下亘復興相は27日、復興庁で内堀雅雄福島県知事と会談し、福島復興再生特別措置法の改正案を来年の通常国会に提出する方針を伝えた。東京電力福島第1原発事故で避難した住民の帰還を加速させる狙い復興に必要な用地の買収促進策など、内堀氏が要望した項目を盛り込む方向で関係省庁と調整、来年2月上旬の提出を目指す。  内堀氏は会談後、記者団に「前向きな回答を高く評価している。国会で成立させ、復興の大きな後押しとなることを期待している」と述べた。  内堀氏は、行政が私有地を買い取りやすくする新制度の創設を求めた。 当方注: 復興促進のため、「行政が土地取得し易くするための新制度」と言っているが、住民が土地を売って、帰還しなくなる問題で、相反する結果を招くととなろう。 企業誘致を狙ってのことであろうが、成功するとは限らず、下手をすれば、行政の破たんを招くこととなる危険性が強い

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共産 志位委員長 政党助成金廃止すべき

11月27日 19時21分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141127/k10013543561000.html

共産 志位委員長 政党助成金廃止すべき K10035435611_1411271934_1411271945.mp4 共産党の志位委員長は新潟市で街頭演説し、野党の一部が国会議員の定数削減を衆議院選挙の争点に据えようとしていることについて定数削減に反対するとともに政党助成金を廃止すべきだという考えを示しました。 この中で、志位委員長は「にわかに『身を切る改革』などとして、国会議員の定数削減を言い出した政党があるが政治の不当な特権にメスを入れるというなら政党助成金こそ廃止すべきだ」と述べ、国会議員の定数削減に反対するとともに、政党助成金を廃止すべきだという考えを示しました。
また、志位氏は「安倍総理大臣は『アベノミクス解散』と称して争点を絞り込み、多数の議席を得たら一気に悪い政治をやろうとしている
しかし、消費税の大増税、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄の新基地建設のどの問題も国民が強い関心を持っている争点だ。
選挙では安倍政治全体への厳しい審判を下していただきたい」と述べました。

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社民が公約 消費税率5%に引き下げ

11月27日 17時58分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141127/k10013540361000.html

社民が公約 消費税率5%に引き下げ K10035403611_1411271931_1411272001.mp4 社民党は衆議院選挙の公約を発表し「アベノミクスによる生活破壊を許さない」として、消費税率を5%に引き下げることや集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回などを打ち出しています。 社民党は27日、吉田党首が記者会見し、衆議院選挙の公約を発表しました。
公約では「アベノミクスによる生活破壊を許さず、拡大した格差を是正する」としています。

そして、国民生活と国民経済の回復を図るため、消費税率の10%への引き上げを撤回して、5%に引き下げるとともに、当面、最低賃金を時給1000円まで引き上げるとしています。
また、外交・安全保障では、集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回を求め、専守防衛の徹底を図るとしています。
エネルギー政策では、原発の再稼働は一切認めず、脱原発を目指すための法整備を行うとともに、再生可能エネルギーを促進するとしています。
さらに、TPP=環太平洋パートナーシップ協定への参加に反対するとしているほか、農業者の戸別所得補償制度の法制化を進めるなどして、農林水産業を再生し、食料自給率を2020年に50%以上にすることを目指すとしています。

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2014衆院選:

党首に聞く 共産・志位和夫委員長/生活・小沢一郎代表

毎日新聞 2014年11月28日 東京朝刊 http://senkyo.mainichi.jp/news/20141128ddm005010091000c.html
 ◇安倍政権の暴走止める 消費増税が争点−−共産・志位和夫委員長
 民意にそむく安倍政権の暴走を転換したい10%への消費増税格差拡大のアベノミクス集団的自衛権原発再稼働沖縄での新基地建設という五つの日本政治の流れは今なら止められる  政権交代や第三極がもてはやされた難しい選挙もあったが、今回は躍進のチャンスだ。我々の争点がそのまま衆院選の争点になった。650万票の得票と全11比例ブロックでの議席獲得と議席増を目指し、小選挙区でも必ず議席を得たい。  今の景気悪化は8%への消費増税強行が原因だ。安倍晋三首相は景気に関わらず2017年4月に10%に引き上げると決めたが、それを許すかどうかが争点だ。財政改革や大企業優遇税制の改正、大企業の内部留保を活用する賃上げルール作りなどで、10年間で40兆円の財源は作れる。「この道」ではない別の道があると訴えたい。  殺し、殺される国につくりかえる集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、国民の目・耳・口をふさぐ特定秘密保護法の廃止を求める。紛争を話し合いで解決する地域平和の枠組みを東アジアで作るよう提言する。  「政治とカネ」疑惑の議員全員を公認した自民党の感覚まひは深刻だ。「身を切る改革」議論は民意が国会に反映されなくなる上、増税押しつけを前提としており間違いだ。企業団体献金禁止と政党助成金の廃止が筋だ。【聞き手・田所柳子】
 ◇「新55年体制」の打破を まず行財政改革−−生活・小沢一郎代表
 野党の協力がまだ十分ではなく、これでは自民党に対抗できない。野党が一つになり、自公政権に代わる器ができれば、国民の支持は集まる。しかし、このままなら自民党の与党時代が続く「新55年体制」になり、国民は日本が沈没するまで、嫌々、自民政権を選ぶことになる。それを打破するのは国民の意識だ。  万人がこの衆院選に大義がないと認めている。首相個人の保身であり、党利党略以下だ。アベノミクスで株を持つ人は良くても、一般国民の暮らしは苦しい。非正規雇用が増え、実質賃金は下がり続けている。  強い者をより強くするのは初期資本主義の考え方だ。セーフティーネット(救済策)を作りながら生き残ってきた資本主義のあり方を否定し、国民の暮らしを顧みない安倍政権の体質が表れている。我々の政治理念「国民の生活が第一」は対極で、多くの国民の暮らしを向上させるのが狙いだ。  行財政の無駄を省く大改革をした上で、必要な消費税は考える。改革前に国民に負担を求めるのは反対だ。  政府は原発事故の後始末もせず、再稼働を進めるが、即時廃炉にすべきだ。最終処分まで考えればコストは非常に高く、太陽光や地熱、風力は予算をかければエネルギーの輸入が必要ないほどの潜在力を持つ。【聞き手・村尾哲】

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「政党助成金」削減=「300人の議員」削減と同じ

政党助成金 1995年~2014年10月 受け取った35党 消滅した27党 2014年11月27日(木)  しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-27/2014112701_03_1.html  国民の税金を日本共産党以外の政党が山分けしている政党助成金(年額320億円)。同制度が始まった1995年から今年10月までの山分け総額は6236億2434万円にのぼります。  この間、政党助成金を受け取った政党は35党にもなります。うち27党が、政党助成金を手にすると政策や理念そっちのけの離合集散を繰り返して、解散したり政党要件を失って消滅しました。最近では、日本維新の会が次世代の党に分党。維新の会に結いの党が合併し、維新の党になりました。  政党助成金は、政党がたやすく巨費を手にできることから国民との結びつきを弱めさせ、政党の劣化をもたらしています。 図
当方注:
自民党や民主党、公明党等は、「身を切る改革」と称して、議員削減を主張するが、政党助成金は、年間約300億円。
現在の国会議員一人当たりの経費は、歳費を含め、その他諸経費(通信費等)を含めると1億円強、単純に計算すれば、「政党助成金」を無くせば、「300人の議員を削減」したことと同じになる
まともな議員でなく、「先生」は不要だが、国民にとっては、議員が多いほど、国政は活発になることから、「議員削減」でなく、「政党助成金」の廃止が筋であろう。
「政党助成金」に胡坐をかいていた「先生」が、「政党助成金」がなくなれば、少しはまじめな政治を行う方向に転換せざるを得なくなろう
現在、政党助成金を受領していないのは、日本共産党のみ、彼らが、真剣に政治活動に取り組んでいることは、マスメディアが報道しないが、多くの国民が目にしていることだろう。
自民党や、民主党の議員が、「身を切る削減、議員削減」と言って、いるのは、まともな政治活動を行う議員を「0」にしようと言う企みであることを、見抜く必要があろう。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! Eac 2014 November 27 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Galileo's Europa Remastered (ガリレオ撮影のエウロパ リマスター版)

Image Credit: NASA, JPL-Caltech, SETI Institute, Cynthia Phillips, Marty Valenti

解説:1990年代後半に木星システムをループ、ガリレオ宇宙船はエウロパの素晴らしい景色を記録し、月の氷の表面はそう深く、グローバルな海を隠していることの証拠を発見した。ガリレオエウロパ画像データが新たに人間の目が見るかもしれないものに近似するカラー画像を生成するために改良された新しい較正を使用して、ここでリマスタリングされている。エウロパの長い湾曲骨折は地下液体水をほのめかす。・・・

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妻純子の状況:

体温36.0℃、ハートレート80±10で、安定的推移。

昨日から、調子が良い様である。

他は、変化なし。

ダイエット効果も出始めたようである。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2014年11月27日木曜日

甲状腺がん増加するかどうか 継続調査が必要※ セメント流入開始 第1原発、トレンチ汚染水対策※ 自民が公約発表 改憲原案提出を明記※ 富裕層・大企業増税で20兆円 共産、衆院選へ政策

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甲状腺がん増加するかどうか 継続調査が必要

セメント流入開始 第1原発、トレンチ汚染水対策

自民が公約発表 改憲原案提出を明記

富裕層・大企業増税で20兆円 共産、衆院選へ政策

参院選 1票の格差は「違憲状態」-最高裁



最高裁が、不充分であるが、現行選挙制度に対して、「違憲状態」との判決を出した。

これは、政権与党や立法府に遠慮したものと言える。

三権分立が日本の権力機構の根幹であることから、「司法」は、明確な判決を出すべきと考える

民主主義の原点は、政党選出選挙が基本になっており、各政党は、地道な政党活動を経て、国民の信を問うべきと考える。

日本の現状は、まともな政党活動等は見られず、議員になったものが政党を牛耳ると言う関係が続いている。

この点は、USAやUKとは全く違う。

従って、まともな政党活動をさぼって、いかにして議席を確保するかの一点に集中し、小選挙区制度の導入や、買収等で、「民主主義的に選出された」かのような体裁を取っている。

本当に、国民の民意を集約しようとするならば、全国一区で、比例選挙を行えば済む問題である。

「党議拘束」という言葉があるが、政党政治では当然と言えよう。

これは、公明党を見ても明らかなように、公明党の主張に反論する公明党議員はいない

「党議拘束」を批判するのは、マスメディアの政治部記者、そして、民主主義を理解できていない自民党や民主党の議員に多いことから、マスメディアや、これらの政党は、政党政治という事が理解できない輩が多いと言う事だろう。

「党議拘束」が、あたかも、反民主主義化のように批判する輩がいるが、彼らは、民主主義とは何かを理解できない輩であろう。

ともあれ、日本の民主主義確立の一歩になったことは事実と評価しておきたい。

以上、雑感。



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セメント流入開始 第1原発、トレンチ汚染水対策 (2014年11月26日 福島民友ニュース) http://www.minyu-net.com/news/news/1126/news9.html  東京電力は25日、福島第1原発2号機の海側で電源ケーブルなどが通る地下道(トレンチ)にたまる高濃度汚染水の抜き取りに向け、トレンチを特殊なセメントでふさぐ作業に着手した。
 年内に効果が確認できれば、来年3月までに埋め立て作業を終える予定。トレンチの汚染水抜き取りは、来年3月の凍結開始を目指す「凍土遮水壁」設置の前提条件。高木陽介経済産業副大臣が25日、いわき市で開かれた廃炉・汚染水対策現地調整会議後、凍土遮水壁の凍結開始について「現段階では予定通りと考えている」と述べた。
 東電によると、25日は80立方メートルのセメントを注入した。26日から1日当たり150立方メートルずつを段階的に投入。汚染水を抜き取りながら、28日までに計530立方メートルを流し込み、トレンチをセメントで埋める。それ以降は、210立方メートルに注入量を増やす。
 2号機のトレンチには約5千トンの汚染水がたまっている。東電は当初、トレンチと建屋の接続部を「氷の壁」で凍らせて水を止め、汚染水を抜き取る計画だったが、十分な結果が得られずに断念。特殊なセメントを流し込み、トレンチを埋める方法に切り替えた

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甲状腺がん増加するかどうか 継続調査が必要

11月27日 5時37分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141127/k10013517681000.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う住民の健康影響を検証している環境省の専門家会議は、被ばくした子どもたちと被ばくしていない子どもたちを比較するなどして、今回の事故の影響で甲状腺がんが増加するかどうかを継続して調査していく必要があるとする中間の報告書案を示しました。 環境省が設けた専門家会議は、原発事故で拡散した放射性物質による住民の健康への影響について検証を進めていて、26日に中間の報告書案を示しました。
それによりますと、福島県がすべての子どもを対象に行っている甲状腺検査で、これまでに見つかった甲状腺がんについて、甲状腺がんの増加が報告されたチェルノブイリ原発事故の場合と比べて、推定される被ばく線量が低いことなどから、「原発事故によるものだと積極的に示唆する根拠は現時点では認められない」としています。
そのうえで、今後も検査を行って被ばくした子どもたちと被ばくしていない子どもたちを比較するなどして、今回の事故による放射性物質の影響で甲状腺がんが増加するかどうかを継続して調査していく必要があるとしています。
一方、検査を巡っては、死亡にはつながらない小さながんまで発見して、本人や親などに心身の負担を与えるおそれも指摘されていて、住民の理解を得ながら検査の方法を検討することが必要だとしています
専門家の会議は今後、この案に修正を加えたうえで、国に提言することにしています。

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自民が公約発表 改憲原案提出を明記 2014年11月26日(水) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-26/2014112601_03_1.html  自民党は25日、総選挙公約を発表し、「憲法改正原案を国会に提出し、憲法改正のための国民投票を実施、憲法改正を目指す」と明文改憲の方針を明記しました。  2013年参院選公約でも「『憲法改正原案』の国会提出を目指し」と述べていましたが、今回の公約は改憲に向けてさらに踏み込んだ表現になっています  同党の稲田朋美政調会長は会見で「憲法改正は自民党の党是だ」と強調。改憲の中身は公約に明示していないものの、稲田氏は「野党時代に『憲法改正草案』としてまとめた方向性」と語りました  自民党が発表している「憲法改正草案」は、9条2項の戦力不保持規定を削除し、「国防軍」の創設や国民の国防の義務を明記。安倍晋三首相が国民世論の反発で頓挫した96条の改憲要件の緩和や、“基本的人権は永久不可侵”とした97条も削除するものとなっています。  集団的自衛権の行使を容認した「閣議決定」の具体化では、「切れ目のない安全保障法制を速やかに整備」と明記。沖縄米軍新基地問題では「名護市辺野古への移設を推進」として、沖縄県知事選(16日)で示された「新基地建設ノー」の島ぐるみの民意を踏みにじる立場を示しています。

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富裕層・大企業増税で20兆円 共産、衆院選へ政策発表

2014年11月27日05時14分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASGCV5DCMGCVUTFK00C.html?iref=comtop_list_pol_n02 共産党は26日、消費税率10%への引き上げ中止などを盛り込んだ衆院選の政策を発表した。富裕層や大企業に対する増税などで約20兆円の財源が確保出来るとし、消費増税に頼らない財源確保をめざしている。  「安倍政権の暴走ストップ!国民の声が生きる新しい政治を」と題した政策では、
消費増税中止
▽暮らし第一で経済をたて直す
▽「海外で戦争する国」づくりを許さない
▽原発再稼働ストップ▽
米軍の新基地建設中止――を柱とした
安倍政権への対決と具体的な対案、国民との共同を掲げ「自共対決」を前面に打ち出した。 社会保障財政再建を考え消費増税に異論を唱えにくい有権者がいると認識。国民が安心して増税反対の意志を示せるよう対案として、法人税減税中止や高所得者の所得税相続税などの最高税率引き上げなどで財源を確保すると明記した。 志位和夫委員長は「政治の姿勢を変えれば財源はつくれる。共産党をのばすことが日本の政治を変える確かな力になる」と強調した。

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衆院選:共産公約、消費増税中止が柱 財源の試算も示す

毎日新聞 2014年11月27日 東京朝刊 http://senkyo.mainichi.jp/news/20141127ddm005010082000c.html  共産党は26日、衆院選公約を発表した。消費増税の中止、集団的自衛権の行使を容認した7月の閣議決定の撤回、即時原発ゼロなどが柱。安倍晋三首相の政権運営を「民意無視だ」と強く非難している。志位和夫委員長は党本部で記者会見し、「安倍政治の全体を問う選挙。『政権の暴走ストップ』の審判を下したい」と訴えた。  公約は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉からの撤退も明記。米軍普天間飛行場の無条件撤去、沖縄の新基地建設反対などを盛り込んだ。  財政再建については「消費税に頼らない別の道」とし、増税を中止した場合の試算も示し、財政健全化は可能としている。【佐藤慶】  (共産、生活の公約の要旨は後日掲載します)

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参院選 1票の格差は「違憲状態」

11月26日 19時17分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141126/k10013499241000.html

参院選 1票の格差は「違憲状態」 K10034992411_1411261959_1411262006.mp4 去年7月の参議院選挙で選挙区ごとの1票の価値に最大で4.77倍の格差があったことについて、最高裁判所大法廷は、「憲法に違反する状態だ」という判断を示しました。
選挙の無効を求める訴えは退けましたが、「選挙区が都道府県単位の現行制度を改めるべきだ」と指摘し、国会に格差是正に向けた迅速な対応を求めました。
去年7月の参議院選挙は、選挙区ごとの1票の価値に最大で4.77倍の格差があり、2つの弁護士グループが投票価値の平等を保障した憲法に違反すると主張して選挙を無効にするよう求めていました。
26日の判決で、最高裁判所大法廷の寺田逸郎裁判長は、「去年の選挙で取られた『4増4減』の措置は、一部の選挙区で定数を増減するにとどまり、格差は最大で5倍前後の水準が続いている憲法違反の問題が生じる程度の著しい不平等状態を解消するには足りないものであったと言わざるをえない」と述べ、去年の選挙は憲法違反の状態だったと判断しました。
その一方で、4年前の選挙を憲法違反の状態としたおととしの最高裁判決から去年の選挙まで9か月しかなかったことや、国会が再来年に行われる次の選挙に向けて抜本的な選挙制度の見直し議論を続けていることを踏まえ、憲法違反とまでは言えないとして選挙の無効を求めた訴えを退けました。
そのうえで、「選挙区を都道府県単位としている現行の選挙制度を改めるなどしてできるだけ速やかに不平等な状態を解消すべきだ」と指摘しました。
また、15人の裁判官のうち4人が「憲法違反とすべき」だとの反対意見を述べ、この中の1人は参議院選挙の1票の格差を巡る裁判で、最高裁の裁判官として初めて選挙を無効とするべきだとしました。
高等裁判所の判決では選挙無効の判断もあった去年の参議院選挙について最高裁がどのような判断を示すか注目されましたが、26日の判決は大きな格差が続く状況を厳しく批判するとともに、国会に格差是正に向けた迅速な対応を強く促すものとなりました。
原告弁護士「不条理な判決」
大法廷で判決の言い渡しを聞き終えた原告の弁護士グループは、雨が降るなか、最高裁判所の正門前で「ガリレオ判決」と書かれた紙を掲げました。
これは、天動説が信じられていた時代に地動説を主張して有罪判決を受けたイタリアの科学者、ガリレオ・ガリレイになぞらえて不条理な判決であることを意味しているということです。
升永英俊弁護士は、「すべての国民が平等な1票を持つことが憲法で保障されているにも関わらず、最高裁の多数意見はこれを否定したのに等しく、不条理な判決だ。ただ現行の選挙区割りが憲法に違反する状態だと明確にいったことは評価できる」と述べました。
また、伊藤真弁護士は「不十分な判決だが、1人の判事が投票価値の平等は絶対の基準だと指摘したうえで、参議院選挙は違憲かつ無効だと反対意見を述べた。これは国会による司法の軽視を許さないという最高裁の強い意志の表れと考えている。この一歩前進した判決を基に、平等な選挙が実現するよう努力していきたい」と話していました。
初めて選挙無効の反対意見
26日の判決では、元内閣法制局長官の山本庸幸裁判官が反対意見を述べ、参議院選挙の1票の格差を巡る裁判で、最高裁の裁判官として初めて、選挙を無効とすべきとの考えを示しました。
この中で山本裁判官は、「法の下の平等を貫くためには、どの選挙区でも投票の価値を比べると格差が1倍になるのを原則とすべきだ2割程度を越える格差が生じる選挙制度は憲法に違反し無効だ」と述べました。
そのうえで、「選挙区を都道府県や市町村などの行政区画を単位とするのではなく、投票所などに細分化するか、逆に全国を1つか大まかなブロックに分けて選挙区と定数を設定するか、そのいずれかでなければ1票の価値の平等は実現できない」という考えを示しました。
また、このほかに3人の裁判官が選挙の無効までは認めないものの「憲法違反と判断すべき」と述べて、反対意見は合わせて4人となりました
一方、「憲法違反の状態」とした判決に賛成した11人の裁判官のうち6人は、「民意を適正に反映する選挙制度を構築することは国民全体のために優先して取り組むべき喫緊の課題で、再来年の選挙までに制度の仕組み自体の見直しが速やかに実現されることを強く望む」などの補足意見を述べました。

「ぬるま湯の判決」
最高裁判所の元裁判官で過去4回にわたって参議院選挙の1票の格差訴訟の審理に加わった福田博弁護士は、今回の判決について「前回の判決からきょうまでの2年間で国会が1票の格差について検討する時間がかなりあったことを考えれば、『憲法違反』と言い切った方がよかった。そういう意味では『ぬるま湯』の判決だ。国会は選挙を無効としない判決が出たからといって安心してはいけない。格差を無くす努力は国会自身が一生懸命やるべきだ」と話しています
一方、衆議院でもおよそ2倍の格差を残したまま来月に選挙が行われることについて「投票価値の平等は衆議院も参議院も全く同じだ。選挙で多数の有権者が支持する人が選ばれると国の運営は正しい方向に進むというのが民主主義なので、有権者一人一人も大事な問題だと考えてほしい」と話していました。
高裁判決では「選挙無効」も
今回の最高裁判決は、去年の参議院選挙の1票の格差について、2つの弁護士グループが全国で起こした15件の裁判に対する統一判断です。
こうした国政選挙の無効を求める訴えは、高等裁判所が1審を担当します。

各地の高裁判決では、15件中3件が「憲法違反」と判断し、このうち、広島高裁岡山支部は、参議院選挙で初めてとなる「選挙無効」を言い渡しました。
このほかの12件はすべて「違憲状態」で、「憲法に違反しない」とした判決は1件もなく厳しい判断が全国で相次ぎました。

これらの高裁判決では、格差の是正に向けた国会の取り組みについて、「選挙無効」を言い渡した広島高裁岡山支部が「真摯(しんし)に取り組んでいたと言うには大きな疑問が残る」と指摘したほか、「違憲状態」とした札幌高裁も「次の選挙までに抜本的な是正が行われなければ『憲法違反』もありうる」と警告していました。
抜本的見直しは見通せず
参議院選挙の1票の格差は、昭和22年に参議院議員選挙法が制定された当時、最大で2.62倍でしたが、都市部への人口の集中が進んで次第に大きくなりました。
平成4年の選挙では格差が最大で6.59倍まで広がり、最高裁判所は参議院選挙で初めて「憲法に違反する不平等な状態だ」という判決を言い渡しました。

その後、一部の選挙区で定数の見直しが繰り返し行われましたが、いずれも大幅な格差の改善は見られず、5倍前後の格差が続きました。
参議院選挙で1票の格差を縮小できないのは選挙区の区割りが都道府県単位になっていることが大きな原因です。

3年ごとに半数を改選するため、人口が少ない県にも最低でも2議席を配分する必要があり、議員総数を増やさずに選挙区間で議席を増減するやり方で格差を縮小するのは限界があるとされています。
こうしたなか、最高裁は、おととし最大で5倍の格差があった4年前の参議院選挙について再び「憲法違反の状態」だという判断を示したうえで、「都道府県を単位とする今の選挙制度の仕組みそのものを見直す必要がある」と、これまでにない強い表現で国会に抜本的な見直しを迫りました。
これに対し、国会は去年の参議院選挙を「4増4減」の定数見直しにとどめて実施する一方で、再来年の次の選挙に向けて制度の抜本的な見直しを図ることを改正公職選挙法の付則に明記し、参議院の各会派による協議会を設けて議論を進めていました。
協議会では、ことし中の取りまとめを目指し、これまでに選挙区の定数を「6増6減」する案や22の府県を11の合区にまとめる案、それに、全国をブロックに分ける案などが各会派から示されました。
しかし、各会派の意見の隔たりが大きく、今月21日に開かれた会合で座長が協議会で改革案を1つに絞ることを断念する考えを示し、最高裁が求める選挙制度の抜本的な見直しは見通せない状況が続いています。
参議院議長「見直し鋭意進める」
山崎参議院議長は「参議院としては、改正公職選挙法の付則に、再来年の次の選挙までに選挙制度の抜本的な見直しについて結論を得るということが規定されたことに基づき、現在、各会派で選挙制度の改革に関する協議を行っている。判決内容は、今後、詳細に検討するが、最高裁の今回の判決を重く受け止め、選挙制度の抜本的な見直しに向けた取り組みを鋭意進めていきたい」とするコメントを出しました。

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参院選の選挙区 都道府県単位見直すかが焦点

11月27日 4時10分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141127/t10013517591000.html

最高裁判所が、去年の参議院選挙で選挙区ごとの1票の格差を「憲法に違反する状態だ」と判断したことを受け、参議院の選挙制度改革を巡る与野党の協議では、選挙区が都道府県単位になっている現行制度の規定を改めるかどうかが焦点になる見通しです。 最高裁判所大法廷は26日、去年7月の参議院選挙で選挙区ごとの1票の価値に最大で4.77倍の格差があったことについて、「憲法に違反する状態だ」という判断を示したうえで「選挙区が都道府県単位の現行制度を改めるべきだ」と指摘し、国会に格差是正に向けた迅速な対応を求めました。
これを受けて、山崎参議院議長は「最高裁の判決を重く受け止め、選挙制度の抜本的な見直しに向けた取り組みを鋭意進めていきたい」とするコメントを出しました。
与野党からも「4年前の参議院選挙に続いて、去年の選挙も違憲状態とされた事実は重い」として、再来年に行われる次の参議院選挙に向けて、抜本改革に速やかに取り組むべきだという意見が出ています。
ただ、参議院の選挙制度改革を検討してきた各会派の協議会では、意見の隔たりが大きく、座長を務める自民党の伊達・参議院幹事長は、28日の会合で改革案を1つに絞ることを断念する考えを示すことにしており、今後の検討は各会派の代表者による検討会に委ねられる見通しです。
これまでの各会派の協議では「抜本改革には、選挙区を都道府県単位としているのを見直すのが不可欠だ」として、22の府県を11の合区にまとめる案や、全国をブロックに分ける案などが示されています。
一方で、「地方の声を政治に反映させるためには、選挙区は都道府県単位であるべきだ」として、現行制度を維持したうえで、選挙区の定員を「6増6減」する案も出されており、今後の与野党の協議では、選挙区が都道府県単位になっている現行制度の規定を改めるかどうかが焦点になる見通しです。
当方注: 問題は、極めて単純。 「地方の声を」という現制度下で、地方は増々、衰退化したことから、理由にならないことを示している。 島根、鳥取選出の議員にみられるように、地方で選出された議員が、地域を衰退化させる政策に血道を上げていることも事実だ。 したがって、比例選挙と選挙区選挙をどうするか決めて、単純に、人口比で、各県の議員数を決めれば、問題は解決する。

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参考資料

インタビュー:危ない橋」渡る日銀、円の信認喪失も=上野泰也氏

2014年 11月 26日 15:49 JST REUTERS http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKCN0JA0A120141126?sp=true  11月26日、みずほ証券チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は、日銀が自らの信認を賭けた「危ない橋」を渡っていると警告する。人口減少や過剰設備の下では、いくら通貨を増やしてもデフレ圧力は消えないと指摘した。写真は、1万円札とドル紙幣、2009年撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao) 1 of 1[Full Size] [東京 26日 ロイター] - みずほ証券チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は、日銀が自らの信認を賭けた「危ない橋」を渡っていると警告する。人口減少や過剰設備の下では、いくら通貨を増やしてもデフレ圧力は消えないと指摘。現在の量的・質的金融緩和の下、通貨の過剰発行によって無理やりインフレにすれば、円の信認が失われるおそれがあるとしている。 2年に渡るアベノミクス政策によって、日本の株価はほぼ倍化し、円安は40円近く進んだ。しかし、その半面で円安は輸入物価上昇をもたらし、実質賃金の低下など歪みも目立ってきている。上野氏は「円安による物価上昇で暮らし向きが悪化した人々が日銀本店前でデモを起こすこともありうるのではないか」と異次元緩和の先行きに強い危機感を示した。 インタビューの主な内容は以下の通り。 ──アベノミクスの総合評価は。 「そもそも3本の矢の政策は建て付けに無理がある。第1の矢と第2の矢のタイムフレームは短期であるのに対し、第3の矢のタイムフレームは5─10年かかる長期的な政策だ。第1と第2の矢で時間を稼いでいるうちに、第3の矢で経済を立て直そうとしたが、第1の矢はもう限界が来て追加緩和が必要になった。第2の矢は日本の借金をさらに膨らまそうということであり、持続可能な政策ではない ──日本は豊富な外貨準備や対外純資産などを保有している。それらを差し引けば、それほど借金は多いわけではないとの見方もある。 「外貨準備は外為証券と両建てだ。政府が手放しで自由に使えるお金ではない。個人や企業が海外に保有する資産も彼らのものだ。それを奪うことはできないだろう」 ──円安と株高によって日本は活力を取り戻したのではないか。 「現在の1ドル120円に迫る円安水準であれば、差し引きして日本経済にマイナスとみている。名目賃金は確かに上昇しているが、それを相殺する以上の、輸入物価の上昇となっており家計の負担が大きくなっている。一握りの大企業・輸出企業にはプラスでも、中小企業は物価上昇分を価格転嫁できず苦しんでいる。110円程度が分岐点だろう 「株価は景気に先行すると言われるが、いま起きている株高は、日銀やGPIFなど公的資金の買い、もしくはそうした買いを期待した投資家の買いが大きな押し上げ要因になっている。経済は一向に強さを取り戻せないままだ。実体経済と株価のギャップが大きくなれば、いずれ反動が起きるだろう ──金融緩和によって、実質金利が低下したり、デフレマインドが変われば、消費も投資も改善するとの期待もある。 消費者は将来、値下がりすると思ってモノを買わなかったわけではないだろう単純にお金がないのだ。ギリギリのところでやりくりしている。耐久消費財もある程度買ってしまった。買い替えるとお金がかかるので買わないだけだ。物価が上昇するとの見方に変わっても、消費を増やすとは思えない 「企業経営者が投資判断の際に実質金利の話をするのを聞いたことがない。経営者が国内で投資をしないのは、実質金利が高かったからではなく、人口減少などの理由により、国内市場が縮小するとみているからに他ならない」 「日銀短観における個人消費に関連する3業種、小売、対個人サービス、飲食店・宿泊は、供給超過の状態がずっと続いている。根っこのデフレ構造は何も変わっていない。シェールガス革命により財の下方圧力がかかり、サービス業も新興国へのアウトソーシングにより、賃金にデフレ圧力がかかっている。経済が強い米国でさえ2%の物価上昇に達しないのに、まして日本では相当難しい。それを無理やり金融緩和で物価を押し上げようとすれば、日銀つまり円の信認が傷つくおそれがある」 ──円の信認が低下すれが、いわゆる「悪い円安」が警戒されるが、ホームバイアスが強い日本では、国外への資金逃避による悪い円安は起きないのでは。 「白川方明前日銀総裁が以前の講演で、財政悪化したときの回復方法について言及していた。増税と歳出削減による財政再建か、調整インフレ、デフォルトの3つしかないという。調整インフレやデフォルトを避けようとすれば、財政再建の道筋しかないのだが、働いても給与の手取りが増えず、社会保障サービスも低下するというきつい状態だ。こうなると人やマネーは日本から出て行ってしまうのではないか」 ──日銀の国債大量購入で金利は低下している。この大量国債購入が続く限り、「悪い金利上昇」は起こりえないのではないか。 「確かに日銀が全部買ってしまえば、国債市場という場では金利は上がりようがなくなる。昔の社会主義国の為替相場のようなものだ。しかし、為替のヤミ市場のように、表面上は人為的に抑制された金利となっていても、例えば企業が社債を発行しようとすると、その国債金利に基づいたレートでは発行できないことになる。ものすごく高い金利を要求されることになるだろう」 マネタリーベースを増やすことの不毛さにいつ気づくかだ。いまの日銀がやっていることは、日銀、つまり円の信認を賭けた実験だ。円が信認を低下させれば、制御不能な悪い円安が起こりやすくなる円安による物価上昇で暮らし向きが悪化した人々が日銀本店前でデモを起こすこともありうるのではないか。そこでようやく政府が日銀の金融緩和にストップをかけることになると思う」 「通貨価値が下落し、為替危機が起きたような場合、いくら金利を上げても、一度傷ついた信認はそう簡単に元に戻らない。そのくらい日銀は危ない橋を渡っているのだということを、認識する必要がある」 ──ではどうすればいいか。アベノミクスの代案はあるか。 「やはり人口対策をしっかりやることだと思う。アベノミクスでは、この点の予算もインフラも足りない。例えば、フランス型のインセンティブ税制を導入し、子供が多い世帯ほど税制面で優遇されるようにするべきだ。同時に託児施設を常に余裕がある形にして、希望するところに子供を預けれるようにすることも求められる」 移民も必要だ。国内に需要をもたらすだけでなく、異なる才能や発想を持った人材を受け入れることはサプライサイドを強くするメリットもある。人口が増えれば、企業も日本でビジネスをしようという気になるだろう。外国人の受け入れには、抵抗も強いが、NHKの朝の連続ドラマ『マッサン』のように、昔の日本でも外国人を受け入れ、新しいビジネスを生み出すことができた。今の若い人をみても、外国の文化に触れる機会が多くなっている。見えない壁は低くなっているのではないか」 *このインタビューは25日に行いました。 *本文の文言を一部修正しました。 (伊賀大記 編集:北松克朗)

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2014 November 26 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Io and Callisto Mutual Event(【木星の衛星】イオとカリストの相互イベント⇒掩蔽現象=日食のようなもの)

Image Credit & Copyright: Marco Guidi

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妻純子の状況:

ハートレートやや低めの、80±10で推移。体温35.8℃。

今日は一日中、安定したようだ。

他は、変化なし。

・・・・・本日は、これまで・・・・・