2015年1月31日土曜日

電源構成:原発建て替え容認も※ 辺野古「作業強行反対」 名護市議会が意見書可決 ※イスラム国を「敵」とするのか 分水嶺に立つ日本外交 ※安倍政権揺るがすISIL入り「40人」の不明日本人

owlmoon06_normal@hosinoojisan

電源構成:原発建て替え容認も 

辺野古「作業強行反対」 名護市議会が意見書可決

イスラム国を「敵」とするのか  分水嶺に立つ日本外交

安倍政権揺るがすイスラム国入りした「40人」の不明日本人



あの「朝まで生TV」を聞いていた。

今回のISILの拉致事件に対する「政府対応」が主であったが、これまで、安倍政権擁護の立場にあった「知識人」も押しなべ、「安倍政権」を批判していたのが、特徴であった。

それほど、安倍政権の「積極的平和主義」の危険性に対して、「知識人」相が、「批判の声」を上げ始めたことは、日本国民の「正常」性を示したものであり、USA(アメリカ)政府も、考慮せざるを得ないであろう。

「価値観の統一」名目の、「絶対主義」強要は、「民主主義」の破壊であり、歴史的に見て、「崩壊の速度」を速めることとなろう

ベトナム、イラク、アフガン介入が、アメリカ経済を疲弊させ、「パックスアメリカーナ」を崩壊させたと言えよう。

特に、USA(アメリカ)は、この状況を打開するため、政治的に幼稚な安倍政権を利用して、自衛隊の「傭兵化」を画策、「手段的自衛権」問題や、「武器供与」の促進を押し付けたが、日本国民は、これを拒否しようとしている。

この具体的表れが、中東介入を画策した「安倍」中東訪問による『拉致事件』の誘発であり、これに危機感を抱いた日本の知識人階層の「反撃」と言えよう。

USA(アメリカ)の成立過程を見れば明らかなように、「アウトロー」「武力行使」によるインディアンの支配によって成立した国で、「民主主義」とは異質のものと言ってよいであろう

「自分が憲法」という思想によって、世界を支配しようという発想そのものが誤っているのである

有史以来、このような政治形態が多々発生しているが、全て崩壊していることを知るべきであろう。

そういう意味で、USA(アメリカ)の強権政治が政治的にも経済的にも、崩壊寸前の状態であることを指摘しておきたい。

以上、雑感。



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電源構成:原発建て替え容認も 温室ガス削減へ比率焦点

毎日新聞 2015年01月31日 東京朝刊 http://mainichi.jp/shimen/news/20150131ddm008020149000c.html 電源構成の実績と2030年目標の推移 電源構成の実績と2030年目標の推移 拡大写真  2030年の原子力や再生可能エネルギーなど電源別の割合を示す電源構成(エネルギーミックス)を検討する経済産業省の有識者会議が30日、初会合を開いた。電源構成は温室効果ガス排出削減目標の前提となるため、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない原子力や再生エネの割合を現状から引き上げることが大前提再生エネの目標が低ければ、原発依存度が上昇する構図となる。老朽原発の廃炉が進むことが予想されるため、原発依存度を維持するために原発の建て替え(リプレース)を容認する可能性もある。  経産省は原発依存度を15〜25%に設定する方向だ。原発の運転期間を40年に制限するルールを厳格に適用した場合、30年に全国の原発48基のうち30基が廃炉となり、建設中のJパワー(電源開発)大間原発(青森県)や中国電力島根3号機の稼働を織り込んでも、原発依存度は15%程度になる。  しかし、原発が減りすぎると、CO2排出削減目標が低下するほか、原発関連の技術や人材を維持できなかったり、使用済み核燃料を再処理する核燃料サイクル事業への拠出金を十分確保できなくなったりする可能性もある。  このため、経産省内では「2割程度は必要」との意見が有力だ。原発依存度を15%から引き上げるために、比較的新しい原発について運転期間を最長60年に延長したり、原発を廃炉にする代わりに新たな原発を建設する建て替えを容認したりする可能性もある。【中井正裕】
 ◇「原発ありき」に批判の声
 「まずは省エネと再生エネが最大でどこまで実現可能か議論していくべきだ」。この日の有識者会議で、委員長を務める坂根正弘・コマツ相談役は、まず原発ありきの議論を避け、再生エネの導入拡大を目指す姿勢を強調した。  年末の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に向け、欧州連合(EU)はCO2排出量の削減目標を「30年までに1990年比40%以上減」、米国は「25年までに05年比26〜28%減」の目標を掲げるなか、日本も高いレベルの目標を示すよう迫られている。  一方、原発停止の長期化で、国内のCO2排出量は13年度に過去最多を記録。火力発電の比率が約9割に上昇したためだ。政府は、国際的に通用するCO2削減目標を示すために「原発と再生エネの合計で5割は必要」との姿勢だ。  このうち、発電コストが高く、天候次第で発電量が変動する再生エネは、電力の安定供給や国民負担を抑制する観点から「3割を超えることは難しい」との見方が多い。CO2削減目標を重視する限り、原発依存度は2割を超える可能性がある。  この日の会合では、委員から原発活用を求める意見が相次いだ。一方、政府が福島原発事故前に約3割だった原発依存度を「可能な限り低減する」方針を掲げるなか、原発依存への回帰が鮮明になることに「福島原発事故前からどう転換したのか分からない」との批判も上がった。  有識者会議の委員で、温暖化問題に詳しい高村ゆかり名古屋大教授は「原発比率を先に決めるより、まずは省エネや再生エネをどこまで拡大できるか積み上げるべきだ」と提案し、安易な原発回帰にクギを刺した。【阿部周一】 ==============  ■KeyWord
 ◇電源構成(エネルギーミックス)
 原発や火力発電、再生可能エネルギーなどの電源ごとに発電電力量に占める最適な割合を示す。電力供給の安定性、発電コスト、環境への影響、安全性などを総合的に勘案して策定し、目標実現に向けて補助金などの政策支援を行う。  民主党政権が2010年に策定した前回目標の「2030年のエネルギー需給の姿」では、温室効果ガス削減のため、太陽光や風力など再生エネの比率を約21%、原発の比率を約53%に引き上げる目標を示した。しかし、東京電力福島第1原発事故を受け、前回目標は撤回された。安倍政権は昨年4月に閣議決定したエネルギー基本計画で、原発を活用する方針を打ち出したが、電源構成の策定は見送っていた。

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辺野古「作業強行反対」 名護市議会が意見書可決

2015年1月30日 朝刊 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015013002000129.html  沖縄県名護市議会は二十九日の臨時議会で、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設に反対する県民の民意を尊重し、政府に辺野古での作業を「強行しないよう強く求める」と強調する意見書を、移設反対派の賛成多数で可決した。 =社説<5>面  意見書では、昨年一月の名護市長選で稲嶺(いなみね)進氏、同十一月の知事選で翁長(おなが)雄志氏と、いずれも辺野古移設反対派が勝利し、同十二月の衆院選でも県内四小選挙区で辺野古反対の候補が全勝したことを指摘。「首相はその結果を無視している」と批判した。辺野古沿岸部などで抗議活動を続ける辺野古反対派市民に対する海上保安庁や沖縄県警の警備を「過剰だ」と指摘した。  翁長氏は二十六日、二〇一三年末の仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事による辺野古埋め立て承認の是非を検証する有識者委員会を設置。 有識者委の検証中は辺野古沿岸部での海底ボーリング調査を見合わせるよう要請したが、沖縄防衛局は翌二十七日、大型作業船を投入し、調査に向けた作業を本格化した。

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長引く人質交渉に深まる謎 「別交渉も」専門家指摘
2015.1.30 22:51更新 産経新聞 http://www.sankei.com/world/news/150130/wor1501300054-n1.html  【アンマン=岩田智雄】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件で、ヨルダン政府とイスラム国との人質解放交渉が難航しているとみられる中、専門家の間では、表に出ていない別の人質の解放に向けた交渉が並行して進められているとの観測も出ている。  ヨルダン政府は、後藤健二さん(47)よりもイスラム国に拘束された軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)の解放を優先事項とする立場を維持し、中尉の生存の証拠がなければ、イスラム国が要求するサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放には応じられないと繰り返し強調している。  英BBC放送によれば、イスラム国にとり「使い捨て」の自爆テロ要員だったリシャウィ死刑囚に実質的価値はなく、ヨルダンでは他に、はるかに重要な受刑者が拘束下にあるという  イスラム過激派の事情に詳しいヨルダンのマルワン・シェハーダ氏は、「後藤さんとリシャウィ死刑囚の交換とは別に、カサスベ中尉は、ヨルダンにいる55人のイスラム国関連の受刑者の釈放に使われる、と聞いている」と話す。  ヨルダンのシンクタンク、ライ研究所のハーリド・ショークラン所長も「政府は後藤さんとカサスベ中尉を解放させるため、さらに多くの受刑者を釈放する並行協議をしたいとの意向を示している」と述べた。  解放交渉はメディアの注目を集め、イスラム国に政治宣伝の機会を与えている。カサスベ中尉の解放を求める世論が高まる中、イスラム国は中尉の人質としての“価値”を高く評価しているようだ。「ヨルダン側はイスラム国の手の内を知り尽くしている」(ショークラン氏)とされ、ヨルダン政府が安易に妥協しない理由になっている可能性がある。

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人質家族 両国政府に悲痛な訴え

1月30日 11時38分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150130/k10015083021000.html

イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が設定した期限から、およそ半日が過ぎるなか、拘束されている後藤健二さんや、ヨルダン軍のパイロットの家族は、両国の政府に対し一刻も早い解放を訴えています。 「イスラム国」とみられる組織は、日本時間の29日深夜までに、後藤さんの解放と引き換えにヨルダンで収監されている死刑囚をトルコとの国境に連れてくるようヨルダン政府に要求し、応じなければ拘束しているヨルダン軍のパイロットのムアーズ・カサースベさんを殺害すると警告していました。
こうしたなか、後藤さんの妻は29日夜、英語で音声メッセージを発表し、「私は、これが夫にとって最後のチャンスとなることを恐れています。夫とカサースベさんの解放のために残された時間は僅かしかありません。ヨルダン政府と日本政府に、2人の運命がかかっていることを分かってほしい」と述べて、両政府に対して2人の早期解放を訴えました。

カサースベさんの父親もアンマンで会見を開き、「政府からは何の回答もない。『イスラム国』よ、どうか私の息子を殺さないでくれ。息子を解放してくれ」という声明を読み上げ、悲痛な思いを伝えました。
ヨルダン政府は、パイロットの生存が確認できなければ、死刑囚の引き渡しには応じないとしていて、「イスラム国」とみられる組織が設定した期限からおよそ半日が過ぎても解放につながる具体的な情報はありません

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戦後70年談話「与党協議が必要」 公明幹事長 歴代内閣の方針重視

2015年1月30日 夕刊 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015013002000242.html  公明党の井上義久幹事長は三十日の記者会見で、安倍晋三首相が今夏出す戦後七十年談話について、与党協議を経て作成すべきだとの考えを示した。「(政府が)与党とも協議する機会が当然あると思う。その中で公明党の考え方を示したい。政府、与党の間でコンセンサスがなければいけない」と述べた。 談話の内容に関しては「首相は歴代内閣の方針を受け継ぐと言っており、それをしっかり踏まえた談話になるのが当然だ」と注文を付けた。  首相は二十九日の衆院予算委員会で、戦後七十年談話について「内閣の責任で発出したい」と述べ、国会には事前に示さない考えを示していた。  戦後五十年の村山富市首相談話、六十年の小泉純一郎首相談話では、過去の植民地支配と侵略を認めて「アジア諸国の人々に多大な損害と苦痛」を与えたことについて「痛切な反省」や「心からのおわび」を表明した。 安倍首相は戦後七十年談話では、これらのキーワードを変える可能性に言及している。

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イスラム国を「敵」とするのか  分水嶺に立つ日本外交

山田厚史 [デモクラTV代表・元朝日新聞編集委員] 【第77回】 2015年1月29日  ダイヤモンド http://diamond.jp/articles/-/65867  オバマ大統領は国の方針を示す一般教書演説で「イスラム国を壊滅させるため、国際社会で主導的な役割を果たす」との決意を述べた。アメリカはイスラム国を「敵」として位置付ける。では日本はどうなのか。イスラム国を敵とするのか。これまで国際社会に敵を作らない国、それが日本だった。  安倍首相の積極的平和主義は世界を敵と味方に分ける発想だ。日本外交はいま分水嶺に立っている。
同じ価値観という大義の危うさ
 「日本の首相よ、お前はイスラム国から8500キロも離れているのに、自発的に十字軍に参加した。女性や子どもを殺し、イスラム教徒の家を破壊するために、日本は1億ドルを得意げに差し出した」  人質を前に黒装束の男が発したメッセージだ。罪もない人質を殺す残酷非道なやり方は言語道断だが、日本という国が彼らからどう見られていのか、この言葉でよく分かる。  「十字軍」は日本ではカッコいいイメージがある。犠牲的精神を秘め、聖地奪還に赴く騎士団という崇高さが漂う。ハリウッド映画の影響かもしれないが、イスラムの人たちにとっては、遠くからやって来て人を殺し、家を焼いた侵略者だ。  イラク・シリアで空爆を続ける有志連合はさしずめ現代の十字軍と彼らの目には映るだろう。キリスト教もイスラム教も、一神教であるが故に「異教徒は殺してもよい」と曲解されかねない一面もある。その理解に立てば、シロ・クロをはっきり分けがちだ。  日本の国柄は、ちょっと違うように思う。敵味方を峻別しない。異教徒は殺せ、という精神風土でもない。少なくとも戦後の日本は国際社会に「殲滅すべき敵」はいなかった  安倍首相の積極的平和外交は、地球儀俯瞰外交とか価値観外交ともいわれる。地球を眺め、同じ価値観の国と一緒になって、世界の秩序作りに積極的に参加する、ということだろう。キーワードは、共通価値観・秩序作り・積極参加である。  共通の価値観は、法の支配、人権の尊重、民主主義、市場経済など。西欧のキリスト教文化を下地にした生まれた近代の価値観である。だがこの価値観が一方では帝国主義・植民地主義を生んだ。先進国の都合で勝手に敷かれた国境線でイスラム社会は分断された。
積極的平和主義の裏に潜む「軍事活動」
 世界には別の価値観もある。その折り合いをどうつけるか、そこが秩序作りのポイントになるはずだ。  秩序作りの中心にいるのがアメリカである。この国を除いて世界の秩序は語れないが、かなり風変わりな国である。欧州で迫害された新教徒が移り住んだ地で、先住民族と戦いながら生活圏を広げてきた人たちが作った国だ。確固たる価値観を持つが、他国にも押し付ける。そして国際紛争を武力で解決することをいとわない  無法や非道を見つけると、よその国でも踏み込み「世界の保安官」といわれるが、逆の立場から見れば侵略である。侵略者とされないのは、掲げる価値観を多くの国に認めさせる外交力があるからだ。  日本は国際紛争の解決を武力に訴えない、と憲法に定める稀有な国だ。アメリカ式の紛争解決にはなじまない。民主主義や市場経済で一致しても「国際紛争を武力で解決する」という考えは日本と相容れない。「共通の価値観」と一括りにするのは無理がある。  積極的平和主義の危うさは、積極的という言葉の裏に「軍事活動」が刷り込まれていることだ 平和外交は、これまでも日本の基軸だった。安倍首相はこれまでの日本を「消極的平和外交」と見ているのだろう。憲法が妨げになっているなら、憲法を変えよう、という考えだ。  集団的自衛権はその一歩である。憲法解釈を変えて閣議決定で決めたのは、憲法を空洞化し、改正へ向けた既成事実作りだろう。
それは「誤解」だと言えるか
 26日から始まった国会には、集団的自衛権の行使容認に沿った安全保障法制の改正案が提出される。自衛隊の海外派兵を簡便にできるようにするなど、軍事貢献を伴った外交へと着々と進んでいる  援助にも軍事の色が滲む。安倍政権が定めた「開発協力大綱」は、これまでのODA大綱が封印していた軍事援助に道を開いた。 戦車や戦闘機など戦闘に直接つながる機材や物資は援助できないが、災害活動や沿岸警備、軍人の留学資金などなら援助の対象にできるようルールを変えた。 軍事転用される可能性は否定できない。抜け穴を作ってかいくぐる憲法の空洞化は、援助でも進んでいる  国が指弾したのも援助だった。人道支援だと政府は言っても、カネに色はついていない。イスラム国と戦う国に2億ドル出す、といえば軍事支援と同じに見られるだろう。  日本政府はイスラム国を攻撃する有志連合には加わっていない。日本の国民もイスラム国を困りものと思ってはいても「敵」とは見ていない。そこはアメリカと違う。  だがイスラム国は日本を「敵」とみなし始めている。すくなくとも「敵の仲間」と見ている。それは違う、誤解だ、と日本はいえるだろうか。
なぜイスラム国から「敵視」されるのか
 日本のイスラム団体「イスラミックセンター」は、日本とイスラムは良好な関係にあることを次の5点にまとめ世界に発信した。 (1)イスラエルと闘うパレスチナに理解がある
(2)パレスチナに対する最大の援助国
(3)イスラム教徒が日本で平穏に暮らせる
(4)宗教活動に政府は干渉しない
(5)イスラム国を含め、いかなる国に対しても宣戦布告をしない唯一の国
 大多数のイスラム教徒は穏健で平和を愛している。欧米で冷ややかな視線を受ける彼らにとって日本は居心地のいい社会だろう。日本人もまたイスラム教徒を受け入れている。日本は中東で手を汚していない。イスラム教徒と戦ったことはない。人々は平穏な関係にありながら、イスラム国から「敵視」を受けるのは日本の外交が変わってきたからだ 発端はイラク戦争への加担だった。2003年3月、国際社会の支持がないままイラク攻撃に踏み切ろうとした米国を、真っ先に支持表明したのは時の小泉首相だった。陸上自衛隊はイラクのサマワに入り給水、航空自衛隊は兵員の空輸、海上自衛隊はインド洋で艦船への給油(こちらのきかっけはアフガン戦争)で協力した。陸海空挙げての後方支援に取り組んだ。攻撃の口実とされた大量破壊兵器は存在せず、武力行使の大義名分は失われたがイラクの政権は倒され、フセイン大統領は処刑された。  日本はアメリカの戦争に加担した。憲法の制約があって戦闘には加われないが、アメリカの後ろにいてカネと役務で協力する国と見られるようになった  アメリカはイスラム国を殲滅すると宣言した。有志連合を束ねて2000回を超える空爆をしている。ピンポイントのミサイル攻撃で指導者を殺害している。「テロとの戦い」の戦場となったイスラム国の支配地で、非戦闘員も含め多くの命が失われている人質をとって殺害するのは残虐極まりない。だが空爆やミサイル攻撃でもっと大規模に命が消されている  原油施設を破壊され、輸送ルートも断たれたイスラム国は、原油価格の低下も重なり兵士を養うことが苦しくなっている、とも言われる。アメリカはイラク北部のクルド族をけしかけて攻撃させているが、決定的な勝利には米軍の地上部隊を投入することが欠かせないといわれる
日本はルビコン川を渡るのか
 有志連合が地上戦に踏み切る時、日本はどうするのか。アメリカは協力を求めるだろう。だが行使容認された集団自衛権でも中東への戦闘部隊の派遣は難しい。浮上するのはイラク攻撃と同様、後方支援ではないか。  正面から戦えないイスラム国勢力は、手薄なところを狙うゲリラや民衆に紛れた自爆テロで対抗するしかない。後方支援は危ない  戦争が終わって70年。この間、日本は戦地で誰も殺さず、一人の犠牲者も出さなかった。だがイスラム国との戦いに参加すれば、この大記録に終止符が打たれることになるかもしれない。戦場で血が流れた時、世論はどう動くのか  イスラム国の人質になっていた湯川遙菜さんは殺害された可能性が高い。過激派イスラム国の残虐性への怒りが高まっている。この原稿がアップされるころには後藤健二さんの運命は決まっているかもしれない。人質殺害は「日本にとっての9・11」という見方もある。  同時多発テロの一撃でアメリカの世論は激高し、一気に戦争へなだれ込んだ。フランスでは「シャルリー・エブドの惨事」がテロとの戦争へと政権を走らせた。目の前に血を見ると人々は冷静でいられない。  日本の平和外交は、いま分水嶺にある。国際紛争を武力で解決する国になるのか。敵を作り戦いに参加するか  安倍政権は、アメリカと共に戦う国になることで、世界秩序の維持・形成に貢献したいと思っているようだ。そのために血を流すこともいとわない国になることが、国際社会でしかるべき地位につける、と考えているようだ。それが「普通の国」であると。  アメリカやNATO参加国はそうした考えだろう。日本は異質であってはいけないのか。  文明の衝突がいわれる。G20の時代ともいわれる。20世紀を牽引した欧米の先進国の価値だけで世界が動く時代ではなくなっている。日本の立ち位置が問われている。多くの国民は、イスラム社会と仲良くしたい、と思っている。イスラム過激派を敵に回したくない、とも考えている。  アメリカは一緒に戦おうと誘うだろう。いままでそうだった。平和憲法があって、と言い訳しながら、日本は従う一方で武力行使は回避してきた。これからも従うのか。安倍首相は自らの意思で協力するかもしれない。  それはルビコン川を渡ることだ。日本も「国際紛争を武力で解決する国」の仲間に入ることになる。「敵」は殲滅するしかないのか。世界はシロかクロかで分けられない。その間をゆく国のかじ取りはないのだろうか。

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外務省 トルコ国境に「退避勧告」

1月30日 23時26分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150130/k10015104581000.html

外務省は、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が後藤健二さんを拘束している事件を受けて、トルコ国内のシリアとの国境地帯で、日本人を狙った拘束事件などが起きるおそれがあるとして、危険情報を最もレベルの高い「退避勧告」に引き上げました。 外務省は、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が、後藤健二さんの解放と引き換えに、ヨルダンで収監中の死刑囚をトルコ国境に連れてくるよう求めたことを受けて、取材を行う日本人記者がトルコ国内のシリアとの国境地帯に集まっているという情報がインターネット上で配信されているとしています。
そして、外務省は、この地域で日本人を狙った拘束や誘拐事件、テロなどが起きるおそれがあり、強く懸念されるとして、30日、この地域に出している危険情報を最もレベルの高い「退避勧告」に引き上げました。
外務省では、この地域に滞在する日本人に対し、直ちに離れるよう強く勧告しています。

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安倍政権揺るがすイスラム国入りした「40人」の不明日本人
2015年1月30日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156796
ヨルダン政府に圧力 ヨルダン政府に圧力 拡大する  後藤健二さん(47)と女死刑囚の“人質交換”は新たな局面を迎えたが、無事解放されたからといって事件がすべて終わるわけじゃない。イスラム国には「まだ多数の日本人がいる」とみられているからだ。いつ第2、第3の人質事件が起きてもおかしくない
「<イスラム国に加わりたい>と昨年11月にトルコへ出国した日本人女性とアルジェリア系フランス人の夫が、シリア国境近くで消息を絶っています。いずれも20代のイスラム教徒で、イスラム国の支配地域に入ったとみられていますが、湯川さんのようにスパイと誤解されて拘束された可能性も、ゼロとは言い切れない」(外務省関係者)
 それ以前にも、<イスラム国には英国人などと共に9人の日本人が参加している>――。元航空幕僚長の田母神俊雄氏が昨年9月、自身のブログで、イスラエルの外務次官からそう聞いたなどとつづっていた。
9人の真偽は判然としませんが、20代の日本人女性以外に、少なくとも3~5人の日本人がイスラム国入りしているという情報があります。それどころか40人と報じた中東のメディアもある。兵士として加わっているのか、それとも拘束されているのか不明ですが、官邸も日本人の存在はつかんでいるようです」(官邸事情通)
 要するに、イスラム国にはまだ複数の“人質予備軍”がいるということだ。今後、新たな“殺害予告動画”がアップされる恐れがあるのだ。
■高まる標的リスク
 そもそもイスラム国は問答無用の非道集団。昨年末には、脱走を試みた外国人兵士100人を処刑したと報じられた。兵士として加わった日本人でも、人質として利用価値があると分かれば、容赦しないだろう
「安倍政権に当事者能力がないことは、今回の一件ではっきりした。イスラム国に加わった日本人を交渉の道具として次々と使ってこられたら、とてもじゃないですが、対応しきれないでしょう。
安倍首相の不用意な演説のせいで、日本は米英と同じように、終わりのない戦いに巻き込まれた国内までテロの危険にさらしてしまった。米英とは立場が違うと決別しない限り、日本はテロリストを相手に疲弊していくしかありません」(元外交官の天木直人氏)
 イスラム国も、日本政府の無力が分かったはず。日本人が狙われる恐れは、一層強まったと見た方がいい。

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「21世紀の資本」著者ピケティ氏がアベノミクスに“ダメ出し”
2015年1月30日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156823
ピケティ氏はアベノミクスに冷ややか/(C)日刊ゲンダイ ピケティ氏はアベノミクスに冷ややか/(C)日刊ゲンダイ 拡大する  5940円もする経済専門書が発売から1カ月強で13万部のバカ売れ。日本でも空前の大ブームとなっている「21世紀の資本」の著者、仏経済学者トマ・ピケティ氏(43=パリ経済学校教授)が初来日し、29日に都内でシンポジウムが開かれた。
 資本主義社会で拡大する格差を、世界20カ国以上の過去200年の税務データから実証したピケティ氏。その主張は簡単に言えば、〈株や不動産などの投資で得られる利益率は、労働による賃金の上昇率を上回る。その結果、財産のある富裕層がさらに金持ちになり、格差拡大は止まらない
是正のためには、富裕層への世界的な資産課税強化が必要〉というものだ。
 さて、講演でのピケティ氏は、日本の現状についてこう言った。
日本のように人口減かつ低成長の国では、過去に蓄積された資産が相続によって一部の富裕層により集中し、格差拡大の要因になる

 日本も資産課税の強化が必要で、加えて男女平等により、出生率を上げる重要性を指摘した。
■消費増税や量的緩和にも厳しい指摘
 後半はパネルディスカッションだったのだが、パネリストのひとり、西村康稔内閣府副大臣が、政府の「雇用者100万人増」や「トリクルダウンの試み」について説明。「アベノミクスが格差を拡大しているというのは誤解である」と力説した。
 しかし、ピケティ氏はこれにやんわり反論。
「確かに日本の格差は米国ほどではない。しかし、上位10%の富裕層の所得は、国民所得全体の30~40%まで広がっています。日本がゼロに近い低成長なのに、上位の所得が増えているということは、裏を返せば、実質的に購買力を減らしている人がいるということです
日本の最高所得税率は1960~70年代より下がっています。上位10%の所得が増えているのに、税率が低い状態では格差が広がるばかり。所得税の累進性を高めるべきです」
 ピケティ氏は、消費増税や量的緩和についても厳しい見方だった。
「消費増税は正しいのかどうか。むしろ低所得者への課税を弱め、富裕層の資産課税を強めるべきです。紙幣を増刷することもいいのかどうか。税制改正より紙幣を刷る方がやりやすいですが、緩和したマネーがどこへ行っているのか分かりません。
金融政策だけでなく、財政改革、教育改革、累進性のある税制改革も必要です
 国会審議ではこのところ、ピケティ氏の格差拡大論や資産課税論が引き合いに出される場面が増えている。
経済界のロックスターとまで呼ばれる人気学者に“ダメ出し”された安倍首相。それでもまだ「この道しかない」と言い続けるのだろうか。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2015 January 30 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. A Night at Poker Flat (ポーカーフラットの夜)
Image Credit:
NASA / Jamie Adkins

説明:四NASAの弾道ロケットがアラスカのポーカーフラット研究範囲の大学から、1月26日の夜に打ち上げられた。この時間の経過合成画像は、冬の魅惑的な、オーロラに満ちた空を探求する小さな、多段ロケットのすべての4つの打ち上げです。露光中、星が高い30マイル北にフェアバンクス、アラスカ州のサイトでの地平線の上、北天の北極を中心に引きずら。ライダー、パルス状の緑色レーザのビームは、またシーンを通して痕跡を残した。

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妻純子の状況:

血糖値、日常的に200以下になっている。

大分、良くなっているようだ。

もう少し下がると、退院の方向が検討されることとなろう。

大変喜ばしいことだ。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2015年1月30日金曜日

福島第一の汚染水、海洋放出に反対 全漁連※ 汚染水処理 着実に進めよ ※福島第1原発事故の背景探る 来月いわきで映画上映 ※「戦後70年談話」は必要か※「平和ボケ」の典型主張(安倍首相)

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福島第一の汚染水、海洋放出に反対 全漁連

汚染水処理 態勢整え着実に進めよ(毎日)

福島第1原発事故の背景探る 来月いわきで映画上映

戦後70年談話」は必要か 安倍首相が「村山」修正の構え

「平和ボケ」の典型主張:首相、「自衛隊の能力生かす」…在外の邦人救出



ISILの後藤さん拉致事件、進展がなかったようである。

幸い、まだ、生存されている模様で、胸を撫で下ろしている。

「平和ボケ」した安倍政権によって、引き起こされた事件だが、安倍政権は、痛切に反省し、「憲法9条」の立場に立ち戻ることを期待したい。

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ところで、この問題と合わせて、世界が注目している事案が、もう一つある

これまた、「平和ボケ」した、安倍政権が、出すと言う、「安倍談話」がどのように公表されるかである。

これまでの「村山~小泉談話」の根幹である、「▽植民地支配と侵略▽アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた▽痛切な反省▽心からのおわび」--という文言がどう変わるかである。

どうも、これを削除する方向であり、このことによって、中国、韓国はもとより、同盟国USAをも、激怒させることとなろう

その基本的観点は、当時の世界情勢は、「植民地獲得・拡大」情勢であり、日本はたまたま「戦争で負けた」という単純な発想である。

従って、彼らには、「侵略」そのものの認識がなく、「植民地支配は、治外法権」であると言う発想のようだ。

戦後70年、こんな化石化した「発想」では、世界から、孤立化を深めるだけであろう

こんな単純な発想では、坂本龍馬ではないが、「日本は植民地化」されることとなろう。

否、すでに某国の「植民地」になっているのかもしれない。

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後藤さんの拉致事件で、マスメディアはそちらの方に目を奪われているが、日本国民にとっては、福島原発汚染水問題という重要な問題が軽視されようとしている

高濃度放射能汚染水(トリチウム)の海洋放棄問題である。

沿岸漁業を崩壊させかねないこのような重要な問題であるにも拘らず、国・東電・原子力規制委員会は、「海洋放棄」を強行しようとしている。

毎日が社説で取り上げているが、他のマスメディアは「無視」しているのであろう。

朝日新聞や毎日新聞等、マスメディアが、安倍政権のプロパガンダとして、報道するのでなく、「真実の報道」姿勢を貫いて欲しいものである。

以上、雑感。



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福島第1原発事故の背景探る 来月いわきで映画上映

2015年01月29日木曜日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150129_65042.html
 東京電力福島第1原発事故の背景などを探る長編ドキュメンタリー映画「日本と原発」の自主上映会が2月11日、いわき市の「ポレポレいわき」で開かれる。
 「福島原発告訴団」の弁護団長を務める河合弘之弁護士が監督を務め、同弁護団の海渡雄一弁護士が構成・監修した。京大原子炉実験所の小出裕章助教や浪江町の馬場有町長らにインタビューしたほか、2年ほどかけて避難区域を訪ね、情報を収集した。上映終了後に河合弁護士が舞台あいさつする。
 告訴団に参加するいわき市の歯科医院長の織田好孝さん(65)ら約10人が昨年12月、実行委員会をつくり、準備を進めてきた。織田さんは「原発事故からもうすぐ4年になり、風化が進んでいる。被災地にいるわれわれが忘れてはいけない事故の真実を呼び覚ましたい」と話している。
 上映会は午後3時から。前売り、当日券ともに1000円で定員150人。連絡先はポレポレいわき0246(22)3394。

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社説:汚染水処理 態勢整え着実に進めよ

毎日新聞 2015年01月30日 東京朝刊 http://mainichi.jp/shimen/news/20150130ddm005070068000c.html  東京電力福島第1原発の汚染水対策が、一筋縄ではいかないことが改めて浮き彫りになった  東電は、同原発に保管中の高濃度汚染水について、目標としていた今年度中の全量浄化処理を断念した。放射性物質を取り除く多核種除去設備「ALPS」が想定通りに稼働していないためだ。今後の廃炉作業にも影響が及びかねない事態である。政府・東電は問題点を洗い出し、処理を着実に進める必要がある。  福島第1原発の敷地内には汚染水を保管するタンクが林立する。まるで石油備蓄基地のようだ。  同原発では、地下水が建屋に流入して溶け落ちた核燃料に触れ、汚染水が1日約300〜400トンずつ発生している高濃度汚染水をタンクにため続けると、漏えいのリスクが増す。強い放射線を出すため、作業員の被ばくにつながる。東電はALPSなどで処理してきたが、27万トン余りが未処理のままだ。  今年度中の処理終了は、東京五輪招致活動で安倍晋三首相が「(同原発の)状況はコントロールされている」と述べたことなどを受け、東電が約束した。しかし、ALPSには国の予算が投入されており、安倍首相は「国が(汚染水対策の)前面に立つ」と述べてきた。首相や政府も処理遅れの責任を免れない  ALPSは汚染水が含む放射性物質のうちトリチウム(三重水素)を除く62種類を除去できる。新たな技術であり、必ずしも期待通りに稼働するわけではない。政府・東電は見通しの甘さを反省すべきだ  汚染水増加防止の抜本策として、東電は1〜4号機を氷の壁で囲み、地下水流入を止める「凍土遮水壁」の運用を今年3月に始める予定だ。世界初の試みで、計画通りにできるか疑問視する専門家もいる  政府・東電は3月にも廃炉工程を見直す方針だ。スケジュールありきでなく、対策の失敗も織り込んだ重層的な対応を求めたい。  福島第1原発の廃炉を巡っては、国の関与を強めようと昨年8月に原子力損害賠償・廃炉等支援機構が発足した。原子力規制委員会や経済産業省の汚染水処理対策委員会など他にも関係する組織は多い。政府は、東電への指導・監督体制や責任の所在を明確化すべきだ。  今月、福島第1原発と第2原発で労災死亡事故が続けて起きた。安全管理の緊急点検のため、第1原発では事故の収束作業の中断が続く。  第1原発の作業員は1日当たり約7000人に上る。遮水壁の建設などに伴い、2年前に比べ倍増した。労災が相次ぐようでは、廃炉作業も進まない。作業員の安全性確保は、最優先の課題だ。

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福島第1サブドレン計画 漁連、来月中に意見集約

2015年01月29日木曜日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150129_63024.html
 東京電力が福島第1原発の建屋周辺の井戸「サブドレン」から地下水をくみ上げ、浄化後に海に放出する計画で、福島県漁連は28日、いわき市で組合長会議を開き、計画の是非について各漁協で意見集約することを決めた。2月下旬の組合長会議で各漁協の意見を聞き、県漁連の方向性を決める方針。
 県漁連の野崎哲会長は会議後、「2月の会議で方向性が出ても、その後、東電や国に要望書を提出することになる。是非の最終決定は、要望書の回答を見てからになる」との見通しを示した。
 会議では野崎会長が「計画について3回の説明会が開かれ、ある程度理解が進んだ。各漁協で意見を集約してほしい」と要請。いわき市漁協の矢吹正一組合長と相馬双葉漁協(相馬市)の佐藤弘行組合長らが同意した。
 いわき市漁協は2月6日の理事会で漁協の方向性を決め、各支所に意見を求める方針。相馬双葉漁協は支所ごとに意見を集約し、漁協の見解を取りまとめる。
 野崎会長、矢吹、佐藤両組合長とも「漁業再生のために、汚染水対策は避けて通れない」と、計画容認に前向きの姿勢を示している。
当方注: 漁連幹部の動き、仲井眞弘沖縄前県知事と同じようだ。 東電等の圧力に屈し、水産業の明日を放棄する姿勢だ。 漁民の怒りを買う事となろう。 漁業再生のために、汚染水対策は避けて通れないと言うが、意味不明。 これは、「漁業再生のため、汚染水は放出させない」というべきで、東電が、「廃炉対策のために、汚染水放出は避けて通れない」言う言い分をのむための文言と理解すべきであろう。 全漁連との「立場の違い」から福島県一部漁連幹部が、買収・懐柔策に乗ぜられているのであろう

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福島第一の汚染水、海洋放出に反対 全漁連

2015年1月27日18時36分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASH1W546WH1WULBJ00H.html 東京電力福島第一原発の建屋地下で生まれ続けている高濃度の汚染水処分をめぐり、全国漁業協同組合連合会(全漁連)は27日、三重水素(トリチウム)のみであっても放射性物質が残った水を海に流すことに反対する考えを経済産業省に伝えた 原子力規制委員会が今月、多核種除去設備ALPS(アルプス)でも除去できないトリチウムが含まれた汚染水は海洋放出すべきだとの見解をまとめたことへの反論  経産省は東電とともに廃炉を進める立場で、全漁連の岸宏会長は「海洋放出を前提とするのは遺憾。汚染水対策は、国民や漁業者の理解を得るとの方針を堅持して欲しい」と宮沢洋一経産相に要請。宮沢経産相は、一方的な放出はしないと応じた。  溶け落ちた燃料がある建屋地下に、地下水が流れ込んで生まれる高濃度の汚染水は、ALPSで放射性物質を除去しているが、トリチウムが大量に残るため、タンクにためている。敷地内にはタンクが増え続けており、最終的な処分法が課題になっている。(長野剛

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特集ワイド戦後70年談話」は必要か 安倍首相が「村山」修正の構え

毎日新聞 2015年01月29日 東京夕刊 http://mainichi.jp/shimen/news/20150129dde012010017000c.html 拡大写真
 ◇中韓だけでなく米国も注視/村山元首相「談話は国是、極端な修正できない」
 「(戦後)70年談話は70年談話として新たに出したい」−−。安倍晋三首相がそれの作成に向け、従来の「村山談話」などで使われた文言の継承に否定的な考えを示し、波紋を呼んでいる。8月にも発表されるという新談話は、そもそも必要なのか。出すとしたら、何を守るべきなのか。【田村彰子】  「キーワードは極めて大きな意味を持っている」  公明党の山口那津男代表は25日に出演したNHK総合の「日曜討論」で、安倍首相にクギを刺した。キーワードとは、戦後50年の村山富市首相談話で使われた▽植民地支配と侵略▽アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた▽痛切な反省▽心からのおわび−−などを指す。歴代の内閣が継承し、戦後60年の小泉純一郎首相談話でも使われている。しかし安倍首相は同番組で、自らが出そうとしている70年談話でも同じようにするかと問われ、「そういうことではない」と語ったのだ。  近隣諸国は早速、懸念を表明した。一方、米国の新談話への関心はもともと高い。米国務省のサキ報道官は「こうした謝罪(村山談話や1993年の河野洋平官房長官談話)は日本が近隣諸国との関係改善に努める上で重要な一章だった」と述べ、米議会調査局の報告書も「安倍首相が戦後70年にどう向き合うか、国際社会が注視することになる」と指摘した。首相がキーワード踏襲に否定的な今、より米国の関心が高まることは必定だ。  「米国は国防費を削減しようと、新しい国防・軍事戦略を打ち出しています。沖縄の海兵隊をグアムに移転する計画もあります。しかしそれも、東アジアの安定が大前提。朝鮮半島有事などに備える米国にとって韓国は大事な同盟国だし、中国も経済的に密な関係。日本には、事を荒立ててほしくない」。外交問題に詳しい情報誌「インサイドライン」編集長の歳川隆雄さんはそう解説する。  安倍首相が靖国参拝をした際も、米国は異例の早さで懸念を示した。「歴史認識は中国や韓国にとって譲れるものではない。米国は、新談話で安倍首相の考えを強く打ち出すべきでないと思っていますよ」。首相は米国の反発を受けてでも、独自色にこだわるのか。  上智大教授の中野晃一さん(国際政治学)によれば、村山談話は国際社会の中で完全な謝罪と認識されているという。「単刀直入に何が悪かったかに言及し、その上で謝罪をしている。近隣諸国はもちろんですが、米国や欧州を含むかつての連合国側でも、村山談話の中身で何か足りないと言う人はいません。戦後100年などの新たな節目だったら仕方ないかもしれませんが、今、新たに何かを言う意味は薄いと思います  実際、戦後30年や40年では談話は出ていない。小泉元首相が戦後60年談話を出した際には、靖国参拝などが問題化していた。「小泉談話には、村山談話を改めて踏襲してダメージを回復する意味がありました」。一方、今回は「安倍首相には70年の区切りを使って何か言いたい思いがあり、心は村山談話の踏襲にはないのが透けて見える。そこに、米国を含めて今まで以上に注目を集めてしまう理由がある」と指摘する。  「未来志向の談話」と首相が繰り返すことにも、違和感があるという。「終戦や敗戦の区切りに何かを言うなら、過去とどう向き合うかに力点を置かざるを得ません。安倍首相のように『積極的平和主義』を掲げ、これからいろいろやりますよって話ばかりだと、普通は『過去のことは反省していないんだな』と思われますよね」と話す。  いつも比較されるのは戦後ドイツの姿勢だ。「ドイツはポーランドやイスラエルに徹底した謝罪をしているから、国際社会で信頼を勝ち得ている。既に北大西洋条約機構(NATO)の枠組みで海外にも派兵していますが、それは謝罪し続けているから可能なこと。米国だけではなく欧州諸国も、日本が過去と向き合って今のパートナーとして信頼に足る国か、注視していますよ」。言うまでもなく中国や韓国との関係改善も前提だ、と強調する。  「そもそも、誰よりも村山談話に助けられてきたのは安倍首相自身だったはずです。首相の歴史認識を心配している人たちでも、村山談話を引き継ぐという意味の言葉を聞いて安心していましたからね」  東大教授の牧原出さん(政治学)は、談話のまとめ方にも疑問を抱いている。菅義偉官房長官はこれまでの記者会見で、有識者会議の設置を検討していることを明らかにしている。 「有識者として会議に出席するには、使命感が必要です。その使命感とは、よほど村山談話を修正したいか、もしくは現在の国際関係に危機感を抱いているかでしょう。ですが、国際関係への危機感があるだけなら、尖閣諸島の防衛を強化するとか、具体的な対抗策を提言するのではないでしょうか」。 となると、人選は村山談話を「修正」したい人に偏る恐れがある。「ただ、それでは国民的な議論にはならない」  一方、幅広い考え方の人を集めた場合にも不安が残る。「いわゆるリベラルな人も入れないと、お仲間同士の話し合いにしか見えません。議事録の公開も、もちろん必要です。しかし、そうした人選だと意見が割れてまとまらないかもしれません」。そうなると、議事録も公開できない状況に追い込まれる恐れすらある。牧原さんは言う。「このような談話は、どこからともなく国民が納得できるものが出てくる形がよいのです。今まで通りこっそり有識者の意見を幅広く取り入れながら、官僚主体で作った方が効果的ではないでしょうか。有識者会議を国民的な議論の場にしたいとの気持ちだとしても、リスクが大きいと思います」  忘れてならないのは「村山談話」が自民、社会、さきがけの3党連立政権下で発表されたことだ。当時の政府高官の一人は「あの談話は、自民党単独でも社会党単独でもなく、いろんな思想の人たちが集まって決定しました。自民党には歴史認識について信念のある人が多くいましたが、その彼らも最後は何も言わず、閣議通過を認めたのです。 村山さんの熱意が大きかったのは確かですが、決して個人の思想などではなく、心ある政治家たちや行政の人たちの思いが一つになった内閣総理大臣談話なんですよ」と振り返る。  その村山元首相は今、こう語る。「あの談話はその後の内閣もすべて継承してきた。ある意味で国是にもなっている。それを極端な形で修正することはできないと、僕は思っておるんじゃけど……」  果たして安倍首相は、どれだけの事態を想定しているのだろうか。

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ヨルダン、操縦士生存確認できず 後藤さん「期限」経過

2015年1月30日 01時53分 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015012901003690.html 写真  トルコ南東部のアクチャカレ国境検問所付近を警戒する軍用車両。フェンスの向こう側は「イスラム国」が支配するシリア・テルアビヤドの町=29日(共同)  【アンマン共同】中東の過激派「イスラム国」を名乗る組織がフリージャーナリスト後藤健二さん(47)を拘束、解放条件としてイラク人の女サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を求めた事件で、ヨルダンのモマニ・メディア担当相は29日夕、記者団に対し、イスラム国が拘束しているヨルダン軍パイロット、カサスベ中尉の生存を確認できる証拠が提示されるまで死刑囚釈放には応じられないとの考えを示した。死刑囚はまだヨルダン国内にいるという。  犯人側は後藤さんと交換するため、イラク北部モスルの29日日没時刻までに死刑囚をトルコ国境に移送するよう要求したが、設定された「期限」は過ぎた。

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「2億ドル支援」首相演説 英訳版 誤解招く?

2015年1月29日 朝刊 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015012902000149.html  過激派組織「イスラム国」対策として、訪問先のエジプトで二億ドル(約二百三十五億円)の人道支援を表明した安倍晋三首相の演説をめぐり、政府作成の英訳版に軍事支援と誤解されかねない表現があると、野党議員が二十八日の参院本会議の各党代表質問で指摘した。首相は「忠実な形で訳されている」と否定したが、専門家からも疑問の声が出ている  「(英訳版は)日本が戦争に加担するととらえることができ、ISIL(イスラム国)に口実を与えてしまった可能性がある」  質問したのは日本を元気にする会の松田公太代表。首相は「指摘は当たらない。読んでもらえばよく分かる」と反論した。  首相の演説は十七日、日本語で行われ、二億ドル支援に関して「ISILの脅威を少しでも食い止めるためだ。人材開発、インフラ支援を含め、ISILと闘う各国に支援を約束する」と述べた。英語版は日本語の原文とともに、首相官邸と外務省のホームページに掲載された。  松田氏は英訳版を読み上げ「(日本語に)訳すとISILと闘う国の戦闘基盤を構築するための支援になってしまう。日本人が人質になっていると知っていた政府としては、配慮がなさすぎる」と述べた。  英訳版では、ほかにも「食い止める」の部分を「拘束」「抑制」を意味する「curb」という言葉で表現するなど、日本語より強めの印象がある。「イスラム国」とみられるグループも当初、日本の支援は軍事目的だと主張していた。  早稲田大大学院の春名幹男客員教授(国際報道論)は「英訳版は軍事目的を完全に否定していないように見える。人道支援だと明確に打ち出すべきだった」と指摘する。 (上野実輝彦)

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後藤さんの妻「イスラム国」に要求されメッセージ

1月30日 1時58分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150130/k10015076181000.html

後藤さんの妻「イスラム国」に要求されメッセージ K10050761811_1501300116_1501300119.mp4 イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束されている後藤健二さんの妻は、ロイター通信を通じて英語の音声メッセージを発表し、組織からヨルダンで収監中の死刑囚の釈放を世界に訴えるよう要求されたことを明らかにしました。 この中で後藤さんの妻は、はじめに、「私は、シリアで組織に拘束されている後藤健二の妻です」とみずからを紹介しています。
そのうえで、「先月2日、組織からメールが送られてきて夫が何らかのトラブルに巻き込まれたことを知った」と述べました。
さらに、今月20日に「イスラム国」とみられる組織が後藤健二さんを拘束したとする映像をインターネット上に投稿して以降、この組織から数回にわたってメールが送られてきたことを明らかにしています。

そして、今回初めてメッセージを発表した理由として、「この20時間の間に、夫を拘束した組織から最後になるとみられる要求が送られてきた」ためだと説明しています。
そのうえで、この組織から送られてきたとされるメールを読み上げました。

その内容は、「次のメッセージを世界のメディアに公開せよ。さもなくば健二が次だ。もし、リシャウィ死刑囚が健二と引き換えに、トルコ国境に、現地時間の29日の日没までに連れてこられなければヨルダン軍のパイロットは直ちに殺害される」というものでした。
また後藤さんの妻は、夫が日本を出発したとき、2人の娘のうちひとりがまだ生後3週間だったことを明らかにし、「2人の娘には、父親と共に育ってほしい」と話しています。
そして最後に、「私は幼少のころ、ヨルダンに住んでいて12歳のときまでアンマンの学校に通っていた。ヨルダンの人たちに対してとてもよい思い出と愛着がある。ヨルダンと日本の人たちの思いやりに感謝しています」と述べたうえで、後藤さんとヨルダン軍のパイロットの解放に向けたヨルダン政府と日本政府の取り組みにも感謝の意を示しています。

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首相、「自衛隊の能力生かす」…在外の邦人救出

2015年01月30日 00時19分 読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150130-OYT1T50000.html?from=ytop_main4  安倍首相は29日の衆院予算委員会で、自衛隊による在外の邦人救出について、「領域国の受け入れ同意があれば、自衛隊の持てる能力を生かし、救出に対して対応できるようにすることは国の責任だ」と述べ、今国会に提出予定の安全保障関連法案の成立に意欲を表明した。  ただ、昨年7月の閣議決定では、邦人救出の際の自衛隊の活動範囲は「その領域において権力が維持されている範囲」と限定しているため、日本人人質事件が起きた「イスラム国」は対象外となるとみられている  また、首相は、原子力発電所の安全対策に関連し、「安全神話から決別し、安全対策を構築しないといけない。安全対策を日々更新する決意だ」と述べた。そのうえで、「厳しい規制基準に合致したものについて再稼働を進めていく」と改めて強調した。 当方注: 安倍首相の「平和ボケした」発想だ。 日本には、このような能力は保有していない 国民の一部情緒的な「気分」に乗ったものと思われるが、あの世界一軍事大国と言われているUSA(アメリカ)政府でさえ、この間、救出失敗している。 どんなこともプロパガンダに使用する手口は、ヒトラードイツと同じと言っておきたい。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2015 January 29 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Close Encounter with M44 (M44との接近遭遇)
Image Credit &
Copyright:
Carlo Dellarole, Andrea Demarchi 説明:1月26日(月曜日)には、小惑星2004 BL86は地球に最接近、地球からわずか120万キロ。それは地球 - 月の距離の約3.1倍離れていました。地球の夜空を素早く移動、40分間の長時間露光での軌跡です。 背後の星団は、プレセペ星団(M44)、光跡が、小惑星2004BL86です。 ☆☆☆

妻純子の状況:

血糖値に若干問題あるが、ほぼ安定してきた。

他は、変化なし。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2015年1月29日木曜日

大企業の「ブラック企業」化 ! 安倍政権が狙う労働基準法改悪 ※NYタイムズ上で日本悪玉論を大展開安倍政権の対外政策を「膨張主義」と断定※ 身代金支払い拒否の米英も、臨機応変に人質交換

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大企業の「ブラック企業」化 容認法案! 安倍政権が狙う労働基準法改悪

NYタイムズ上で日本悪玉論を大展開安倍政権の対外政策を「膨張主義」と断定

身代金支払い拒否の米英も、臨機応変に人質交換

自治体職員137人が休職 精神的疾患、前年比62人増-福島



ISILの、後藤さん拉致事件、現在のところ、ヨルダンの飛行士の殺害報道もなく、交渉が維持されている模様である。

何としても、救出したいものである。

ところで、アメリカやイギリスが、ことあるごとに、「テロ集団とは交渉しない」と強調して、「対決姿勢」を強めているが、実際は、こっそりと、交渉している実態が明らかになってきた

自分たちの「利益」は守るが、他国については、「強く、交渉拒否」を押し付ける姿勢こそ、USA(あめりか)やイギリス政府の姑息なやり方が明らかになったと言える。

もともと、「テロ活動」と、アメリカやイギリスが言っているが、軍需産業等の要求を聞き入れて、「他国介入」を行ってきた対象国の、普通の国民が大被害を受けており、アメリカやイギリスに敵意を持つのは当然と言えよう。

「テロ活動」を無くすためには、アメリカやイギリスが、他国政治に介入しなければ、発生しない。

この点がますます明らかになっているのが、国際的認識になりつつある。

この点を安倍政権が無視したため、今回の事件が発生したと言えよう。

それにしても、アメリカやイギリスの手前勝手な理屈は許されない。

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安倍政権は、日本国民の無権利化の初戦として、「大企業のブラック企業化」を押し付けようとしている

これは、安倍政権が、USAやGBと同じように、「海外侵出」するため、まず国内環境を整えようとしているとみるべきであろう

しかし、沖縄県民にみられるように、日本国民は、そう『やわ』ではないことを知るべきであろう

事態が明らかになりつつあるが、日本国民は、これを放置しないであろう

以上、雑感。



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自治体職員137人が休職 精神的疾患、前年比62人増-福島 (2015年1月28日 福島民友ニュース) http://www.minyu-net.com/news/news/0128/news7.html  県内の市町村や県職員で、2014(平成26)年に精神的な疾患を理由に休職したのは137人で、前年比62人増加したことが27日、自治労県本部の調査で分かった。震災と原発事故の影響が強いとみられ、自治労は「発災直後は仕事に忙殺されていたが、復旧、復興が少し落ち着いたタイミングで発症する傾向がある」と分析している。
 調査は、自治労加盟の市町村と県合わせて53自治体、約2万2000人が対象。
 震災と原発事故が起きた11年は、精神的疾患による休職者が262人と多かったが、12、13年は2けた台が続いた。95年の阪神大震災でも発災から3、4年目に精神的な疾患が重症化する自治体職員が急増したという。
 14年の休職者を地域別にみると、津波や原発事故で大きな被害を受けたいわき市や双葉郡など浜通りの市町村職員が多く、自治労県本部の今野泰書記長は「原子力災害が長期化する中で、重症化する人が増加する恐れがある」と指摘する。
 また、同本部は早期退職者の推移も公表。14年は93人で前年比156人減少しているが、現在集計中のため増加する可能性がある。

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福島県職員が線量計横流し 181本、窃盗容疑で告訴検討

2015/01/28 18:19 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015012801000929.html
 福島県は28日、30代の男性職員が県所有の個人被ばく線量計181本(約375万円相当)を無断で持ち出し、約90万円で業者に売却していたと発表した。窃盗容疑での告訴を検討している。  県によると、職員は地域医療課に在籍し被ばく医療担当で、線量計の購入や管理をしていた2013年10~11月、181本を福島市のリサイクル業者や埼玉県の測量機器買い取り業者に売った。パチンコでの借金返済に充てたと話し、弁済する意向という。  線量計は県職員が放射線量の高い地域に行く場合や、訓練で使う。今月、県に納品された線量計が個人からメーカーに修理で持ち込まれ、発覚した。

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米国人歴史学者が
NYタイムズ上で日本悪玉論を大展開安倍政権の対外政策を「膨張主義」と断定

2015.01.28(水)  古森 義久 JB PRESS http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42775 日本の尖閣諸島も竹島も北方領土もすべて国際的には日本の領土ではなく、安倍政権がその領有権を主張するのは危険な膨張主義の表れだ――こんな反日的な趣旨の論文が米国大手紙の「ニューヨーク・タイムズ」に掲載された。  筆者は「日本叩き」の急先鋒として知られるコネチカット大学の歴史学者、アレクシス・ダデン(Alexis Dudden)教授である。ダデン教授は慰安婦問題でも、「日本軍による強制連行があった」という虚構に基づいた日本糾弾を長年続けてきた。オバマ政権を支持する米国のメディアや学者の間にここまでの日本悪玉論があることを、日本側も改めて認識しておくべきだろう。  この論文はニューヨーク・タイムズ1月16日のインターネット版に「予期される日本の形」という見出しで掲載された。安倍晋三首相は日本を第2次大戦前の状態にまで復活させようという危険な膨張政策を進めようとしており、尖閣、竹島、北方領土の領有権主張もその範疇だ――という骨子だった。日本の歴代政権は一貫して領有権の主張を続けてきたが安倍政権の主張は独特で危険な動きだと断ずるのだ  筆者のダデン氏は米国において超左翼リベラル派の女性活動家として知られる。日本に関しては、慰安婦問題その他で安倍晋三氏をこれまで糾弾してきた。2000年に東京で開かれた「女性国際戦犯法廷」にも参加した。慰安婦問題で日本を裁く模擬裁判である。この模擬裁判でダデン氏は米側の最重要な役割を果たし、昭和天皇にも「有罪」判決を下す一翼を担った。  なにしろダデン氏が日本や朝鮮半島の歴史を取り上げた博士論文のタイトルが「日本の謝罪テクニック」である。戦後、日本が過去の戦争行動などに関連して表明してきた謝罪はみな“テクニック”に過ぎない、という前提なのだ。
安倍首相が歴史を歪曲していると主張
 以下では、ダデン氏の今回の論文の内容を紹介しよう。個別の部分の紹介だが、その記述は要約ではなく原文通りである。 ・安倍晋三首相は先月の総選挙での勝利に勇気づけられ、第2次大戦で敗北した過去の足かせから日本を解き放とうとする誓いを新たにした。その野望は、外務省が最近発表した日本の地図にも表明された。日本はこの地図で、国際的に認められた国境線を越えて、近隣諸国が主権を主張する島の多くを「リョウド」の名の下に自国領に編入しようとしている。 ・安倍政権は、これらの「リョウド」は日本の固有の領土だと主張する。しかし実際には、この安倍政権の膨張主義的な見解は日本の経済、戦略の両面での国益を侵すことになる。日本はリョウドを主張することで、これらの諸島への領有権を唱えるようになった歴史を書き換えようとしている。つまり、中国とロシアを相手にした帝国主義的な戦争、朝鮮に対する征服戦争、さらには原住民の抹殺、あるいは同化させた歴史である。 ・その(戦争や抹殺の)結果、日本はいまも多数の領土紛争に巻き込まれている。中国と台湾は尖閣諸島の主権を主張している。韓国は竹島を軍事占領している。ロシアは1945年以来、2万人のロシア住民が住む「北方領土」の主権を主張している。これらに対する安倍首相の膨張主義的なリョウド修正主義は、1951年の対日講和条約の合意の一部に反するものだ 安倍首相の失地回復主義的な見解は、「日本が世界の舞台の中心で再び光り輝く」という、彼が描く未来図の中心を形作っている。しかしその見解は、日本の国益や自己認識をも傷つける形で歴史を歪曲することになるのだ。
歴史的な事実関係をすべて無視
 一読しただけでも、あまりに多くの事実を捻じ曲げ、日本を叩いていることが分かる。  まずダデン氏は、日本が尖閣、竹島、北方領土の主権を主張するのは、「国際的に認められた国境線を越える」膨張主義的な見解だと述べる。しかし百歩譲ったとしても、日本の主張は国際的に認められた線引きを超えてはいない。米国をはじめとする国際社会のメンバー諸国は、尖閣でも竹島でもそれぞれ日本と中国、そして日本と韓国の両方の主張を認めている。つまりは中立の立場である。  北方領土にいたっては、米国政府をはじめ国際社会の大多数の諸国が日本の領有権主張を認め、支持してきた1980年代のG7、G8という先進主要国首脳会議でも毎年のように日本の北方領土への主権主張への支持が最終的な声明や覚書に明記されていた。  ダデン氏は、日本が尖閣、竹島、北方領土のいずれをも帝国主義的、あるいは侵略的な戦争行動によって不当に奪取した、と記していた。だが、尖閣諸島は周知のように、日本が1895年に他のどの国も主権を主張せず自国民を居住もさせていなかった事実を確認して、主権を宣言した領土である。竹島も、韓国が初めて領有権を主張したのは第2次大戦後であり、以来、韓国は軍事占拠をしたままである。日本は、竹島問題を国際司法裁判所へ提訴することをこれまで3回も提案してきたが、韓国側がいずれも拒否してきた。北方領土にいたっては、1945年8月の日本の降伏後に当時のソ連が軍事占領し、現在にいたるまでそのままである  ダデン氏はこうした歴史的な事実関係をまったく無視して、日本がいずれも不当に奪取したり、不当に主権を主張したりしていると断じている。しかもダデン氏は、日本政府の現在の尖閣、竹島、北方領土への主権の主張が安倍政権特有の膨張主義の結果だとも断じる。実際にはこれまた周知のように、これらの領土の主権は、戦後の歴代の日本政府が一貫して主張してきたものである  要するにダデン氏の主張は、ただただ安倍氏への憎しみから発せられた悪口雑言とも言える日本攻撃なのだ。こんな空疎で偏向した主張を掲載するニューヨーク・タイムズも、以前からとはいえ、いかにもニュースメディアとしての公共性や客観性に欠けていると言わざるを得ない。
米国に存在する反日的な政治勢力
 日本側の対応としては、藤崎一郎前駐米大使が米国のインターネット新聞「ハフィントン・ポスト」1月24日付に反論の投稿論文("Is Japan Turning to the Right?")を載せた。  しかし、ダデン氏の日本や安倍氏に対する敵意あふれる姿勢は強固で、筋金入りである。慰安婦問題では「日本軍が組織的に20万人もの女性を強制連行して性奴隷にした」という朝日新聞報道に端を発する虚構の言説を一貫して唱え日本を糾弾してきた。2007年の米国議会下院の慰安婦決議の推進にも加わった。安倍氏を公開の言論の場で「悪漢」とののしり「裸の王様」にたとえることも厭わない  下院決議の採択された2007年には、ダデン氏は米国のインターネット論壇で、当時の安倍首相の言動に対して「アベが慰安婦の『強制連行』を否定するのは、日本軍を合憲の軍隊として復活させるために旧日本軍の記録をごまかす狙いがあるからだ」という陰謀説を展開して、関係筋の間で話題となった。  ダデン氏も、その極論を掲載するニューヨーク・タイムズも、米国内の政治的な色分けでは、民主党リベラル派、オバマ政権の堅固な支持層であるいまのオバマ政権下の米国には日本の首相や政府に対してこれほど極端な反感を燃やす政治勢力が存在することを、日本側としては改めて銘記しておくべきだろう。
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大企業の「ブラック企業」化 容認法案!

安倍政権が狙う労働基準法改悪 ただ働き 過労死増やす

2015年1月28日(水) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-01-28/2015012803_01_1.html  安倍政権は、開会中の通常国会に、労働時間制度を根本から変え、過労死を促進する「残業代ゼロ」制度の導入などを盛り込んだ労働基準法改悪案を提出する構えです。現在、労働政策審議会に厚生労働省による報告書骨子案が示され、検討が続いています。骨子案に盛り込まれている制度の問題を検証します。(昆弘見、深山直人、行沢寛史)

写真 (写真)経団連前で、大幅賃上げとともに「労働法制改悪反対」を訴える全労連・国民春闘共闘の労働者たち=14日、東京都千代田区
残業代ゼロ制度 労働時間規制をはずす
 骨子案の最大の問題点は、「高度プロフェッショナル労働制」の名で「残業代ゼロ」制度の導入を提起していることです。  時間外労働や深夜・休日労働に対する割増賃金の支払い義務や労働時間の管理義務がなくなります。ただ働きを増やし、過労死を促進する大改悪です。  対象は、「高度の専門的知識を要する」業務と「時間と成果との関連性が強くない」業務として金融ディーラーなどを例にあげ、省令で定めるとしています。年収は1075万円以上としますが、省令で定めるため変更が容易です。経団連はこれまで400万円以上とするよう求めていました。  長時間労働防止措置として、(1)次の勤務まで「一定の時間以上の休息」(2)1カ月の在社時間と事業場外労働時間の合計(健康管理時間)が「一定の時間」を超えないようにする(3)4週4日以上、年104日以上の休日―のうち、どれかを選択するとしています。  しかし、年104日以上の休日といっても、労働時間規制を外して24時間働かせることが可能になれば、長時間労働の防止にはまったくつながりません  医師の面接指導を強調していますが、残業時間が月100時間を超えた場合としており、過労死基準の80時間を超える残業を容認する姿勢です。  「時間ではなく成果で評価される働き方を希望する労働者のニーズに応える」というのが導入の理由ですが、すでに大企業などで成果・評価主義賃金といった「成果で評価される働き方」は導入されており、労働基準法を変えなければならない理由はありません厚労省も経団連も審議会で認めています  労働時間規制を外すのは、労働者を際限なく働かせるのがねらいです
「働き過ぎ防止」 健康確保に実効性なし
 骨子案には、「働き過ぎ防止のための法制度の整備等」が盛り込まれました。一部に長時間労働抑制につながる提案があるものの、全体として実効性は確保されないものです。  現行の労働基準法では、月60時間を超えて残業をさせた場合の割増賃金率は5割以上です。これまで適用を先延ばしされていた中小企業にも適用するよう提案しています。年次有給休暇の取得促進のために、時季指定を企業に義務付けるとしています  しかし、全体として「働き過ぎ防止」の実効性がきわめて乏しいものばかりです。  残業の削減にむけた労使の取り組みで「1カ月に100時間」または「2カ月ないし6カ月にわたって、1カ月当たり80時間」を超える残業をした場合、適切な健康確保措置をとり、延長時間の縮減に取り組むことが望ましいとしています。厚労省の過労死基準は残業月80時間です。この時間を超えてから取り組むのでは遅すぎます  労働時間改善の取り組みを「労使の自主的取組」に委ねていることも問題です。労働基準法で労働時間の上限を盛り込むなど法的規制の強化こそ求められています
裁量労働制拡大 財界の要求を丸のみに
 骨子案は、裁量労働制とフレックスタイム制の見直しを打ち出しています。長時間労働を促進するきわめてひどい内容です。  裁量労働制は、自分の裁量で仕事をする労働者の労働時間について、労使があらかじめ合意した時間だけ働いたとみなす制度です。労使協定が8時間であれば、それ以上働いても残業代が出ません。  専門業務型と企画業務型の二つのタイプがあります。このうち企画、立案、調査、分析の4業務を対象にしている企画業務型について、新たに「営業」と「管理」を加えます。製造と庶務経理などを除いて相当数の業務に導入できるようになります  厚労省指針で営業は企画業務型に「該当しない」業務に例示されています(厚労省告示353号)。経団連は「提案型の営業もある」などといって、導入要件の大幅緩和を要求していました。  さらに事業場ごとの労使委員会設置と労働基準監督署への届け出義務を本社一括に改めるなどの要件緩和が盛り込まれています。財界の要請を丸ごと受け入れた内容です。  フレックスタイム制は、1カ月の労働時間(清算期間という)が平均して1日8時間、週40時間を超えない範囲で、1日、週の労働時間を延長できるものです。これを清算期間の上限を3カ月に延長します。残業代不払いの労働時間を増やそうというねらいです。 図

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身代金支払い拒否の米英も、臨機応変に人質交換

2015年01月29日 02時55分読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/world/20150128-OYT1T50127.html?from=ytop_main4  【ロンドン=佐藤昌宏、ワシントン=白川義和】人質事件で身代金支払いを拒否する米英両国は、人質交換についても、一切行わないことを原則としている。  ただ、実際には、自国民の人命尊重や軍人であることなどを理由に、テロに屈したとの印象を持たれないよう配慮しながら、人質交換には臨機応変に対応しているとされる。  英政府は、シリアへの渡航情報の中で、「政府は長年、人質犯に実質的な譲歩をしないことを政策としている。身代金支払いや囚人釈放は更なる人質事件の増加につながると判断している」と明言している。  だが、英国内では、英政府が2009年、イラクの武装勢力との間で人質交換を行った可能性が非常に高いと指摘されている。英公共テレビ「チャンネル4」などによると、同年12月、イラク首都バグダッドで07年5月に何者かに誘拐された英国籍の男性情報技術(IT)技師が解放された。これとほぼ同時に、イラク政府は収監中の武装勢力幹部2人を釈放した。  英外務省は、人質交換を強く否定したが、実際に交渉を主導したのは英政府情報機関「対外情報部(MI6)」で、幹部2人を拘束していた米軍にイラク政府へ引き渡すよう依頼。その上で、同国政府が2人を釈放した。複雑な手続きを踏んだのは、米英両国が表面上、「無関係」であることを取り繕うためとみられる。

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ヨルダン 「イスラム国」との交渉難航

1月29日 5時04分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150129/t10015049091000.html

ヨルダン 「イスラム国」との交渉難航か K10050490911_1501290514_1501290523.mp4 イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織がヨルダンで収監されている死刑囚を釈放しなければ、後藤健二さんを殺害するとした画像と音声をインターネットに投稿してからすでに24時間が経過しました。
ヨルダン当局は死刑囚を釈放する用意があるとしていますが、交渉は難航しているもようで、後藤さんに関わる新たな動きや情報は確認されていません
後藤健二さんを拘束しているイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織は27日夜、インターネット上に画像と音声を投稿し、後藤さんを名乗る男性の声で24時間以内にヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚を釈放しなければ、後藤さんと、先月から「イスラム国」に拘束されているヨルダン軍のパイロットを殺害するとしていました。
ヨルダンの国営テレビは28日夜、モマニ・メディア担当相の話しとして、「ヨルダン軍のパイロットが無事に解放されれば、リシャウィ死刑囚を釈放する用意があると」と伝えました。
このあと日本時間の29日午前4時すぎ、ヨルダンのジュデ外相はアメリカのCNNテレビのインタビューで、後藤さんの解放も含めて「イスラム国」側と交渉をしていることを認めました。
ただ、ヨルダン側が釈放の条件として求めている「パイロットが生きている証拠が今のところ示されていない」と述べ、交渉が難航していることをうかがわせました。
一方、「イスラム国」側はこれまでのところ、拘束している後藤さんに関連する新たな声明などは出していません
27日、後藤さんとみられる画像と音声が投稿されてから24時間以上が経過するなか、日本の現地対策本部ではヨルダン政府と緊密に連携を取りながら、引き続き情報の収集と分析に当たっています。

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ヨルダン、死刑囚釈放の用意 パイロット解放が条件

2015年1月29日00時21分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASH1X6SS5H1XULFA02L.html?iref=comtop_6_02
写真・図版
アンマンの在ヨルダン日本大使館前で28日、取材に応じる中山泰秀外務副大臣(中央)=ロイター
  • 写真・図版
ヨルダン国営テレビは28日午後1時(日本時間同8時)過ぎ、同国のモマニ・メディア担当相が、「イスラム国」に拘束中のムアーズ・カサースベ中尉が解放されれば、サジダ・リシャウィ死刑囚を釈放する用意があると述べたと報じた。後藤さんについての言及はなかった。  後藤さんの解放について「イスラム国」は、アンマンで2005年にあった連続爆破テロの実行犯とされるリシャウィ死刑囚との「1対1」の交換を要求していた。  ただ、ヨルダン国内ではカサースベ中尉の解放を求める声が強く、ヨルダン政府は中尉とリシャウィ死刑囚の交換を模索。さらに日本政府からの要請を受け、後藤さんも含めた「1対2」の交換を検討していたとされる。 ヨルダンは昨年9月から、米軍が主導する対「イスラム国」軍事行動に参加。カサースベ中尉は同12月、シリア北部ラッカで墜落した戦闘機に乗っていて拘束された。 「イスラム国」との交渉で後藤さんだけが解放されれば、カサースベ中尉を「見捨てた」とする批判が国内で高まるのは必至。このため、ヨルダン政府は中尉の解放に全力を挙げている姿勢を見せる必要があったようだ。ジュデ外相はツイッターで「中尉の無事を証明してくれと頼んだが、まだ返事はない」と述べた。  一方、ヨルダンでは28日、様々な情報が飛び交った。「ヨルダンと『イスラム国』がリシャウィの釈放に合意する見通し」など、複数のメディアが交渉の進展をうかがわせる情報を相次いで速報した。ヨルダン政府が近く声明を出すとの報道もある。  交渉を仲介したというイラク国内の部族長は朝日新聞の取材に応じ、リシャウィ死刑囚をイラク北部のクルド人自治区経由で「イスラム国」側に移送することで合意したと述べた。「イスラム国」は日本、ヨルダン両政府が米国主導の「有志連合」支援をやめ、空爆で死亡した戦闘員家族らへの補償金を払うよう求めたという。  ただ、日本政府の現地対策本部を指揮する中山泰秀外務副大臣は28日午前、記者団に「情報が飛び交っているが、こうした事実に関して私どもは全く知らない」とし、「粘り強く情報収集にあたる」と述べるにとどめた。(アンマン=渡辺淳基、渡辺丘)

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資料

「イスラム国」に人道支援を~中田元教授が会見~

2015.01.28 JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/v4?id=isis15010001
記者会見するイスラム法学者の中田考・元同志社大教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】
記者会見するイスラム法学者の中田考・元同志社大教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 イスラム国に行く用意はある  日本人2人を人質にとって身代金2億ドルを要求したイスラム過激派組織「イスラム国」との人脈を持つ同志社大学の中田考元教授(イスラム法学・神学)は22日、外国特派員協会で記者会見し、人質救出に向けた方策を提案した。中田氏は、身代金の代わりにトルコ政府と国際赤十字・赤新月社連盟を通じてイスラム国支配地域内の難民を対象に人道支援を行うのが唯一の解決策だと強調。また、中東訪問中に安倍晋三首相が、イスラム国との戦いを前提に表明した2億ドルの難民人道支援は「バランスを欠いている」と指摘した上で、「交渉ができるのなら、私自身がイスラム国に行く用意がある」と語った。(時事通信社・舟橋良治)  中田元教授は、イスラム国に戦闘目的で加わるため渡航準備をした北海道大生を手助けしたとして私戦予備・陰謀容疑での捜査対象となっている。この日の会見は、北大生をめぐる発言は避け、人質事件に絞って見解を示した。  〔中田考・元教授とイスラム国との関わり〕  イスラム法学者、イスラム教徒として、十数回シリアを訪問。イスラム国司令官、ウマル・グラバー氏から湯川遥菜氏の裁判を行いたいため、イスラム法、日本語、アラビア語ができる人を紹介してほしい、またジャーナリストを連れてきてほしいという要請を中田元教授が受ける。 記者会見する中田元教授(右)=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授(右)=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  この時、お金の話は一切なく、基本的に司法を通じて救出できるとの見通しをウマル氏から言われ、シリアに入国した。この時、(日本の)外務省から自己責任で行くことを確認された。また、アメリカの空爆が始まり、人質を預かっている人と連絡が取れなくなり、救出できなくなった。その後、イスラム国に行きたいという学生を助けたとして被疑者になり、コンタクトを控えていた。  〔会見冒頭発言〕  私は被疑者の立場でもあり、マスコミへの露出を避け、イスラム国とのコンタクトを避けてきたが、今回は人命に関わることなので、皆様の前で話すことにした。  安倍首相の中東歴訪に合わせて、今回の(人道支援の)発表があった。首相は、地域の安定、和平につながると信じていたと思うが、残念ながらバランスが悪い。
不用意な発言
記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  イスラエルに対して入植反対を直言するなど、(安倍首相は)バランスの取れた外交を行っていると信じていると思うが、中東ではイスラエルと国交を持ってない国がほとんどだということを正確に実感していないと思う。このため、中東、アラブ・イスラム世界では偏った外交とみられる。  記者会見で、難民、人道支援を強調したが、今、300万人と言われるシリアからの難民の半数以上、160万人はトルコにいる。もし、難民支援ということならば、トルコを最優先すべきで、トルコを(歴訪先から)外して難民支援と言っても、これは通用しないと思う。  訪問国がエジプト、イスラエル、パレスチナ、ヨルダン。すべてイスラエルに関係する国だけという選択をした時点で、アメリカとイスラエルの手先と認識される。人道・難民支援のために行っているとは理解されない。  (首相が)中東の安定に寄与すると言うのは理解できるが、中東の安定が失われているのはイスラム国が出現する前から。その中で、わざわざイスラム国だけを取り上げて、イスラム国と戦うためにと言いながら、人道支援だけを行うと言っても通用しない論理だと思う。 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  日本人の人質2人がいることが分かっている中で「イスラム国と戦う」ことを発言するのは不用意と言わざるを得ない。  テロリストの要求を飲む必要はないが、交渉のパイプを持たないことは全く別。無条件の解放を要求するとしても、実際に人質2人を解放するため安全が確保できるか、その間、空爆を止めることができるか、誰が人質を受け取りに行くのか、どこへ受け取りに行くのか。正しい相手と正しく話をするパイプがなくては、話にならない  これまでの似たケースでも、仲介者の偽者が現れてアメリカが騙されるというケースがたくさん出ている。今回のケースでもその恐れがある。  イスラム国の呼び掛けは安倍政権だけでなく、日本国民に向けられている。それに対して、われわれは応えるべき。われわれにどういう対応が取れるかが、問われている。
赤十字を通じた支援
記者会見する中田元教授(右から2人目)=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授(右から2人目)=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】   ここからは、私個人の提案。  安倍首相が言った通り、日本はイスラム国と戦う同盟国に援助するが、これはあくまでも人道援助に限られるという論理はイスラム国に対しても適用されるべきだと思う。  これまでも人道援助、経済援助の名の下で、アフガニスタンやイラクで日本や国際社会は多くの援助を行ってきたが、それが適切な人々に届いていなかった。特にスンニ派のイスラム主義と言われる人は非常に扱いが悪かった。そういった怨嗟が今回の事件の根源にある。  現在のイスラム国の前身は、イラクのスンニ派のイスラム運動。彼らは、アメリカによって攻撃されたことを体験として覚えている。彼らを含めてほとんどのイラク人はサダム政権が倒れた時、アメリカを歓迎していた。それが、数カ月で反アメリカに変わった  それは、空爆その他でたくさんの人々、女性と子どもが殺され、これに対して全く補償がされていないためだ。現在、それが繰り返され、イスラム国が行政の責任を持っている地域で、多くの人が殺されている。  国際赤十字、中東地域では赤新月社といわれる組織が、イスラム国の支配地域でも人道活動をしていると聞いている。 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  イスラム国が要求している金額は、あくまで日本政府の難民支援と同額ということだ。したがって、難民・人道支援に限るという条件を課した上で、トルコを仲介役とし、赤新月社を通じて(イスラム国の支配地域の)シリアやイラクで犠牲になっている人、その家族の支援を行うのが、合理的。どちらの側にも受け入れられるぎりぎりの選択だと思う。  日本では大きく報じられてないが、1月にイスラム国はヤジディ教徒350人を無償で人道目的で解放している。これも一つのメッセージだと思う。  これから、イスラム国にいる私の古い友人たちへのメッセージを伝えたい。  日本政府に対してイスラム国は、考えを説明し、提案を行ったと思うが、72時間は時間が短かすぎる。もう少し待っていただきたい。もし交渉ができるのなら、私自身がイスラム国に行く用意がある。1月17日にヤジディ教徒350人が人道目的で解放されたことは、高く評価でき、印象も良くなっている。日本人を釈放することがイスラム、イスラム国のイメージを良くする。私も、望んでいる。日本にいるすべてのイスラム教徒もそれを望んでいる。
政府の直接要請はない
記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  一問一答は次の通り。  日本政府側から中田さんに何等かの接触はあったか。要請はあったか。イスラム国とのパイプはまだ健在か。  日本政府からの要請は直接にはない。しかし、コンタクトはないわけではない。また、イスラム国のパイプについても、最初に申し上げたように、できる限りつなぐようにしてた。コンタクトが取れることは確認している。  日本政府は、中東地域全体のコミュニケーション手段を持っているのか。かなり話をできる人がいるのか。それとも、ゼロから始めなくてはいけない状態なのか。  それについて答えられる立場ではない。一般論として、私自身も2年間、サウジアラビアで、専門調査員という立場で大使館で働いた経験もしたので、日本には、アラビストというそういうシステムがあり、100人以上のアラブの専門家が働いている。その意味では、アラブに関する知識がないということは言えない。  しかし、イスラム関係、イスラム主義、イスラム学の専門家に対するコネクションは非常に弱いということは残念ながら申し上げていいと思う。 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  今回の人質事件とイスラムは直接、本当は関係ないと思う。私のムスリム教徒の友人が、彼らは傭兵ばっかりだし、敗者ばっかり。遠隔操作されているような人ばかりで、人間的な価値が全くないと、強く非難していたが、どう思うか。  私はカリフ制というものを信じている。カリフ制というのは本来、イスラムが担っていく体制。その不在は、ある意味では間違っているということになる。当然、イスラム国もその一つであると、私自身は考える。  (あなたの)友人の方がどういう方か存じないし、どういう根拠に基づいて言っているのか存じないので、コメントできない。私の今までのイスラム国の訪問は、私の友人たちを訪ねて行ったもので、私の友人たちは、そういう方ではない。イスラム国に加入する前は、普通の人よりも正直で教養も高い人たちだった。知らない人については何も言いようがない。
交渉の糸口
記者会見する中田元教授(奥中央)=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授(奥中央)=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  日本の人道支援は、赤新月社とトルコを通じてということだったが、実際に難民にどう届くのか。これは、イスラム国のテロを防止することになるのか。  難民といった場合、国外難民と国内難民がいる。今回の提言は、トルコ、赤新月社を通じてあくまでもイスラム国の支配地域にということ。国内難民の話になる。イスラム国での生活は非常に苦しいものがある。それは、私自身も見てきた。  人道援助がどういう形になるのか、それがテロを減らすかどうかということは、考えないというのが人道援助の基本。直接の効果は必ずしも期待できないかもしれない。  しかし、イスラム国の前身が出現したのは、アメリカの空爆によって難民化した人たちに対する補償がなかった(ことが要因)。その意味で、間接的には(テロを)減らすことになるとも言えると思う。具体的には、食糧、医薬品、および、シリアも冬は非常に厳しいので、暖房器具、毛布。こういった人道支援以外には使えない物資を配るのが具体的な方法として思い浮かぶ。  日本政府は交渉のパイプ役はいないと報じられている。先生はパイプ役になられるということを表明されたわけだが、もし政府が反応しなかった場合、政府は人質を救出する気があると思うか。また、2か月、後藤さんを放っていたわけだが、その点についてもどう思うか。  9月に私がイスラム国を訪問した時、協力することがあれば協力したいと話をしたが、外務省の方からは、トルコの空港で、自己責任で行かないことも含めて、行く場合もご自由にということだった。もちろん、私自身がそういうことをしなくても解放できるのであれば、それで結構なことだが、現在までの展開を見ると、極めてあやしいのではないかと残念ながら思う 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  イスラム国のどのような立場の人とコネクションを持っているのか。そこを通じて交渉した場合、どの程度2人が解放される確率があるのか。72時間を過ぎた場合、生命にどれほど危険があると考えるか。  ウマル・グラバー氏はイスラム国の中で唯一、表に出ている人。フェイスブックとツイッターの公式アカウントを持ち、今でも発言を続けている。それと、本人自身が特定できる。顔もあがっているし、日本人ジャーナリスト2人がインタビューをしている。2回とも、私自身、その場に立ち会った。イスラム国の中で、どこまで指導的な立場にいるかは私もはっきりとは申し上げられないが、イスラム国の行政機関の中で働いている。  司令官という名前で呼ばれ、今は、広報というか、宣教担当のチームにいる。顔も出しており、特定できる、表に出られる人。しかし、彼自身がイスラム国の代表として、スポークスマンとして話せるわけではない。  第二点だが、72時間という非常に短い時間。このことが何を意味するのか、私もまだつかみかねている。しかし、どうやって(身代金を)払い込むかという交渉もあるので、72時間以内にお金が払い込まれなければ…、という話ではないと思う。交渉の糸口をつかめるかどうか。それが、72時間の対応にかかわる。そういう意味で、とにかく交渉の糸口をつかむことに全力を挙げたいと思っている。
最悪のシナリオ
記者会見する中田元教授(右)=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授(右)=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  身代金を支払うかどうかについては、どう考えるか。その理由は。  身代金を払うということではなく、トルコを仲介役に、赤新月社を通じてイスラム国の支配下にある地域の難民、戦争被害者に対して、人道援助を行う。これを、彼らに信頼して任せるということ。結局、分配に関しては彼らを信頼するしかない。イスラム国、あるいはイスラム国の前身がここまで支持を広げた大きな理由は、ほかの軍閥、あるいは民兵と違って、彼らが援助金、援助物資を公正に人々に分配したという面がある。それを信じて、彼らに任せる。これは、テロリストの要求に屈して、身代金を払ったということではない。  あくまでも彼らの要求は、日本政府がアメリカの同盟国を通じて人道援助を行ったので、われわれ(イスラム国)を通じて同じような人道援助をしてほしいということだと理解している。  イスラム国は日本が十字軍に参加したという表現を使っている。イスラム国の認識ではいつから日本が十字軍の一部になったのか。  十字軍の一部になったかどうかは、イスラム世界の中でも認識は異なっている。特にイラクに関しては日本が自衛隊を派遣している。その意味では今、特に新しいことが起きているという認識ではないと思う。一般的に中東では、いまだに、日本はアメリカとは違うという認識は確かにある。今まで人質が首を切られるというのは、アメリカに対しては攻撃をやめろというメッセージだったのだが、日本に対しては明らかに違う。  日本の役割はあくまでもお金を出すこと。直接攻撃する者とは別という扱いは今でも維持されている  「イスラム国の支配地域で人道援助を行うことが、テロリズムに対する支援にならないか」という質問が出だが、これは彼らから見ても同じことで、当然、人道援助と言う形で支援してても、支援していることに変わりないし、イスラム国だけを名指しして、それと戦うために…という言い方をしているので、これは彼らイスラム国から見ると、われわれと戦っている十字軍だという認識になってしまうのは仕方のないことと考える。 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】 記者会見する中田元教授=2015年1月22日、東京都千代田区【時事通信社】  日本政府は人命第一といっているが、人命を救出するということだけを考えた場合、(中田氏の提案の)ほかに可能性として手段があるのかどうか。今後、最悪の事態を含めてどのような事態が予想されるのか。  私自身は先ほどの方法が唯一の方法だと考えている。最悪の事態というのは、米軍であるかシリア軍であるかもしれないが、空爆によって殺されてしまうのが最悪の事態だと考える。  これまで処刑ビデオといわれるものに登場した人質は、ほとんど殺害されている。彼らの求めるような回答が得られなかった場合、処刑されてしまうことになると思うが、それについてはどう考えるか。  最悪と言ったのは、空爆で殺されるというのはいま現在でもありうるということ。72時間ということでもない。シリアにいる人たちは女性や子どもを含めて皆、殺されている。それと一緒に殺されてしまうのが最悪だと私は考えている。72時間を過ぎて日本政府から反応がなくて殺されるという可能性も、もちろんある。 (了)

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2015 January 28 See Explanation.
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available. Comet Lovejoy in a Winter Sky (冬空のラブジョイ彗星⇒右側やや中央部の上)

Image Credit & BY-NC-2 License: Juan Carlos Casado (TWAN, Earth and Stars)

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妻純子の状況:

今日も、良い表情をしていた。

血糖値も、薬剤で、安定的になってきているようであり、インシュリンも、この10日間投与無し。

喜ばしい限りだ。

・・・・・本日は、これまで・・・・・