日本でも世界でも、「バカな」政治家が増えたものだ。

@hosinoojisan

日本でも世界でも、「バカな」政治家が増えたものだ。

　日本に於いても、世界においても、「バカ」な政治家が横行しているのは、「冷戦構造」の崩壊による、緊張状態の緩和による緩みのせいであろう。

　アメリカのメア氏の沖縄侮辱発言、民主党の土肥隆一衆院議員の、主権放棄の竹島問題に対する対応、そして、産経新聞にみられる民族主義傾向の強い諸君の「メア発言」擁護姿勢、この数日の間に現れた現象である。

　中東諸国では、まさに「政権交代」が、次々と進行しているが、このような複雑な事態には、これらの政治家等では、対応できないであろう。

　メア発言については、あまりにもくだらないので黙殺していたが、これを擁護するような勢力が出てくるに及んでは、看過できないので、一筆啓上しておきたい。

　私は、常々、アメリカはエイリアンであり、日本を５１番目の州化を企んでいると警鐘を鳴らしてきたが、個人ではあるが、遅日派と称されるメア氏が、あのような馬鹿な発言を、学生にしたことは、アメリカの多くの政治家が、同じような感覚を持っているとみて差し支えないであろう。

　かって、キッシンジャーも似たようなことを言っていた。

　アメリカの為政者にとっては、日本は、依然として、「占領国」としての認識が横行しているためと言ってよい。

　ところで、野党の自民党の諸君が、メア氏の発言に抗議をしていないのも気になるところだ。

　日本国民として当然な「自立」を主張すれば、「左翼」と見做す単純な発想では、もはや、日米関係の良好な問題解決にはつながらないであろう。

　私は、産経新聞や桜井よしこ氏等、民族主義的主張を展開する勢力は、日本の自立を主張していると思っていたが、本日の産経新聞ＷＥＢを見る限り、彼らが、「対米従属」勢力であることが明らかになったと思っている。
　日本の民族主義Ｇｒも落ちたものだ。

　一方、民主党の土肥隆一衆院議員の行動は、日本の固有領土の竹島を韓国に無批判的に差し出すようなもので、許すわけにはいかないだろう。

　このような議員については、全会一致（民主党～日本共産党）で、議院罷免決議を行うべきと言っておきたい。

　いやはや、この数日、日本や世界の政治家と称する階層の力量不足が目に付いた。

　このような稚拙な政治家を淘汰しない限り、２０世紀の戦争の世紀に逆ブレする危険性が強まってきたので、何としても、歴史の歯車を逆転させないよう力を尽くしたい。

・・・・本日は、これまで・・・・