2011年3月11日金曜日

メア発言、深読みすれば・・・・アメリカの政治家の感覚は、メア氏を遥かに凌ぐ    火消に躍起のアメリカ政府

木村建一 @hosinoojisan


メア発言、深読みすれば・・・・

アメリカの政治家の感覚は、メア氏を遥かに凌ぐ
火消に躍起のアメリカ政府

日本にとっては、”神風”といえよう


 アメリカ政府は、メア発言の火消しに躍起となり、急遽、メア氏を更迭した。

 しかし、よく考えると、メア氏の発言は、日本の「自立」にとっては、”神風”と言えるものであろう。

 細君は、日本人。知日派で通っていたメア氏の認識でも、深層心理的に判断すれば、心の奥底にあるものが、自然に出てきたのであろう。
 となると、親日的思想を持たないアメリカ政府の要人たちの本音を、メア氏が代弁したとみるべきであろう。

 これまでのアメリカ政府の外交戦略を検討すれば、アメリカの国益優先で、場当たり的に、親米勢力に惜しみなく援助を行うが、イラクのフセイン、アルカイーダのオサマ・ビンラディンを育てたのも、アメリカ自身であり、アメリカの国益に反すれば、いつでも、「敵」に置き換える手法が明らかになるであろう。

 このように見れば、自民党に対する態度も同じであり、現在、バカな『菅政権』に軸足を置きつつあるが、いつでも、ビンラディンと同じように敵対関係におかれることとなろう。

 経団連を中心とする財界幹部や「アメリカ絶対主義」の官僚や政治家も、いざとなれば、フセインと同じ境遇に陥れられることを、自覚しておくべきであろう。

 キャンベル米国務次官補が、メア氏の更迭を発表したが、これは、額面通り受けられない。

 実は、2月段階で、新人事構想が明らかになっており、問題発言のメア氏は、NSAの日本担当にに決まっていたと言われているので、アメリカ政府もメア氏も、なんら傷つくことはない。

 4月になれば、明らかになるが、その結果で判断しよう。

 いずれにせよ、対アメリカ戦略を、日本国内の親米勢力もよく検討すべきと言っておきたい。
 朝日新聞や毎日新聞、日経、読売新聞等マスメディア各社にも、よく考えて欲しいものである。

 「面従腹背」という言葉があるが、キャンベルの発言は、「謝った」ふりをして、さらに「強力な圧力」をかける、ごまかしの態度と見るべきであろう。

・・・・本日は、これまで・・・・

追記、

 朝日新聞西部本社だけでも、5万部の減紙があるそうである。
 月3600円程度であるから、毎月、2億円程度の減収であり、年間24億円は太いと思われる。
 私自身は、継続したが、編集方針の変更を願いたいものだ。
 

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