@hosinoojisan
何故隠す、プルサーマル発電。
福島原発3号機の問題点。
他の放射物元素も拡散しているのでは?
福島原発問題で、これまで、政府、東電、朝日新聞や毎日新聞等マスメディアで、報道されていない問題がある。(私の見落としかもしれないが)
それは、福島第一原発、3号機が、MOX燃料を使用したプルサーマル発電方式のことである。
軽水炉で、MOX燃料《プルトニウム1/3混入》を使用して発電しているが、今回の福島原発の事故は、ソ連のチェルノブイリや米国のスリーマイル島の事故とは違った、初めての大規模なプルサーマル発電事故と言え、世界から注目されているのである。
プルトニウムを使ったプルサーマル発電は、数か国が行っていたが、現在主流は、フランスと日本だけと言ってよいだろう。
WIKIPEDIAによると、以下のような欠点が指摘されている。
私は、素人だが、このような記述を見ると、大変危険な代物であることだけは、理解できる。
本日も、「黒煙」が出たとのことであるが、燃料棒露出によるプルトニウム水溶液の蒸発ではないかとの疑いを持っている。
このように見てくると、政府や東電が発表した以外の放射能物質が放出されているのではないかと危惧している次第である。
SPEEDによるシュミレーション結果も発表されたが、全容を発表していないので、返って、危機的な感想を強めた次第である。
不利と思えるデータも公表して、「真」の解決策を行うべきであろう。
私は、新日鉄時代、様々な『事故隠し』や『災害隠し(労災隠し)』を、摘発した経験を多く持っているが、今回の政府や東電の行動を見ると、構造がきわめて似ていると思っている。
最終的には、「事実」が明らかになり、責任が問われることとなるが、不条理な策謀は、必ず、破綻するとだけ、警告しておきたい。
☆☆☆☆☆☆
昨日は、突然、WEBサーバーがトラブって、予定が狂ってしまった。
・・・・本日は、これまで・・・・
何故隠す、プルサーマル発電。
福島原発3号機の問題点。
他の放射物元素も拡散しているのでは?
福島原発問題で、これまで、政府、東電、朝日新聞や毎日新聞等マスメディアで、報道されていない問題がある。(私の見落としかもしれないが)
それは、福島第一原発、3号機が、MOX燃料を使用したプルサーマル発電方式のことである。
軽水炉で、MOX燃料《プルトニウム1/3混入》を使用して発電しているが、今回の福島原発の事故は、ソ連のチェルノブイリや米国のスリーマイル島の事故とは違った、初めての大規模なプルサーマル発電事故と言え、世界から注目されているのである。
プルトニウムを使ったプルサーマル発電は、数か国が行っていたが、現在主流は、フランスと日本だけと言ってよいだろう。
WIKIPEDIAによると、以下のような欠点が指摘されている。
欠点
しかし、プルサーマル方式は、元々ウラン燃料を前提とした軽水炉でプルトニウムを(一部)燃やすこともあり、経済的な課題のほか、技術的に見て課題点が多い。
- 再処理に関わる部分
- 軽水炉からの高レベル核廃棄物をそのままガラス固化させる場合と比べ、事故が発生する可能性が飛躍的に高まる
- 再処理によって核廃棄物は却って増える(一般的な資源のリサイクルと異なる点)
- 冷戦終結後、ウラン資源の需給は安定しており、再処理で製造したMOX燃料では経済的に引き合わない状態になっている(つまり、プルサーマル計画自体が不経済)。
- 再処理を行なうと核燃料の高次化が進むため、最大でも2サイクルまでしか行なえない(高速増殖炉の場合はこの問題は発生しにくい)[3]。
- これに対し原子力関係者は使用済み燃料の発生量や再処理工場の能力などから1サイクル目が終わるのは来世紀などと考え向き合うことを避けている。
- 再処理を行っても、利用できるのは使用済み核燃料のうち1~2%を占めるプルトニウムのみで、燃え残りウランは高速増殖炉のメドが立っていない現在、利用するアテがない。
- MOX燃料の軽水炉での燃焼に関わる部分
- 高速増殖炉と比べて燃焼中に核燃料の高次化が進みやすく、特にアメリシウム241が生成されやすくなる。核燃料の高次化が進むと、反応が阻害され、臨界に達しなくなってしまい、核燃料として使用できなくなる。
- 上記と関連し、事故が発生した場合には従来の軽水炉よりプルトニウム・アメリシウム・キュリウムなどの超ウラン元素の放出量が多くなり、被ばく線量が大きくなると予測される。
- 原子炉の運転や停止を行う制御棒やホウ酸の効きが低下する。[4]
- 燃え方にムラが生じ、よく燃えるところの燃料棒が加熱・破損しやすくなる。もっとも、これは現行の方式ではコストを下げるために一部の燃料棒のみにMOX燃料を入れるから起きる現象で、コスト面を犠牲にして全燃料棒にMOX燃料を入れるように変更すれば回避できる。
- 水蒸気管破断のようなPWRの冷却水温度が低下する事故や、給水制御弁の故障のようなBWRの炉内圧力が上昇する事故が発生した場合において、出力上昇速度がより速く、出力がより高くなる。(燃料体の設計および原子炉内での配置を工夫することによって対処が可能[4])
:MOX燃料を参照。
- MOX燃料そのものの持つ危険性
MOX燃料の問題点
- ウラン新燃料に比べ放射能が高い(特に中性子が著しく高い)ため、燃料の製造については遠隔操作化を行い、作業員の不要な被曝に十分配慮して行う必要がある。
- ウラン中にプルトニウムを混ぜることにより、燃料の融点が下がる。これにより燃料が溶けやすくなる。また熱伝導度等が、通常のウラン燃料よりも低下する。これにより燃料温度が高くなりやすくなる。
- 核分裂生成物が貴金属側により、またプルトニウム自体もウランよりも硝酸に溶解しにくいため、再処理が難しい。
- FPガスとアルファ線(ヘリウム、ガス状)の放出が多いため、燃料棒内の圧力が高くなる。
- 性質の違うウランとプルトニウムをできる限り均一に混ぜるべきであるが、どうしてもプルトニウムの塊(プルトニウムスポット)が生じてしまう(国は基準を設けて制限しているが、使用するペレット自体を検査して確認することはできない)。
私は、素人だが、このような記述を見ると、大変危険な代物であることだけは、理解できる。
本日も、「黒煙」が出たとのことであるが、燃料棒露出によるプルトニウム水溶液の蒸発ではないかとの疑いを持っている。
このように見てくると、政府や東電が発表した以外の放射能物質が放出されているのではないかと危惧している次第である。
SPEEDによるシュミレーション結果も発表されたが、全容を発表していないので、返って、危機的な感想を強めた次第である。
不利と思えるデータも公表して、「真」の解決策を行うべきであろう。
私は、新日鉄時代、様々な『事故隠し』や『災害隠し(労災隠し)』を、摘発した経験を多く持っているが、今回の政府や東電の行動を見ると、構造がきわめて似ていると思っている。
最終的には、「事実」が明らかになり、責任が問われることとなるが、不条理な策謀は、必ず、破綻するとだけ、警告しておきたい。
☆☆☆☆☆☆
昨日は、突然、WEBサーバーがトラブって、予定が狂ってしまった。
・・・・本日は、これまで・・・・
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