2011年8月31日水曜日

大連立を組んでも日本はよくならない。茨城県の放射能航空機モニタリングの結果を発表、宮城・福島・栃木・茨城の広域状況

木村建一@hosinoojisan

大連立を組んでも日本はよくならない

茨城県の放射能航空機モニタリングの結果を発表

宮城・福島・栃木・茨城の広域状況



 野田新首相、組閣準備に忙しいようだが、これまでの情報では、若干、菅政権よりも評価できる側面あり。

 日本共産党の志位委員長が、全面対決を表明したが、ちょっと、行く末を見定めた方がよさそうだ、

 基本的には、財界と官僚との癒着政治なると思われるが、政策決定を、政調との合意を明らかにしたことや、小沢氏に近い人物を幹事長に据えたことから、様子を見た方がよさそうである。

 このままでは、意外と、長期政権になる?かもとの予感が生じるのは、私だけではあるまい。

 まだ即断は、禁物だが、様子を見た方がよさそうである。

以下に、原発事故関係や政局がらみのニュー巣を資料として記録しておきたい



文部科学省が茨城県の放射能航空機モニタリングの結果を発表宮城・福島・栃木・茨城の広域状況が判明

- 11/08/30 | 18:17 東洋経済

 文部科学省は、茨城県の放射能航空機モニタリング結果を発表した。これにより先に公表されていた宮城・福島・栃木各県の測定結果と合わせて、福島第一原発から南北各160キロメートル、西方向約100キロメートル圏内の放射能汚染の状況が明らかになった。
 現在の放射線量は土壌に蓄積されたセシウムによる影響が大きくなっている。新たに公表された茨城県では、北部の北茨城方面と、南部の牛久、取手方面で、高い放射線量が計測されている。
■地表1メートル地点での空間線量率

■土壌へのセシウム134・137の蓄積量
(図出所:文部科学省、写真:東京電力)


大連立を組んでも日本はよくならない

――リチャード・カッツ

- 11/08/30 | 08:13 東洋経済

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/4a48e639e8f70c2853ce72fd5e246fc6/
 「絶望的な病には荒療治が必要」ということわざはつねに正しいわけではない。日本の政治の膠着状態があまりに深刻なため、一部の有権者は民主党と自民党による一時的な「大連立」こそがその対策だと考え始めている。
 しかし、大連立はよいアイディアとはいえない。これからその理由をいくつか説明しよう。
 是が非でも大連立を実現したいという気持ちは、民主党執行部、特に菅直人首相の盟友だった仙谷由人内閣官房副長官、岡田克也幹事長、前原誠司前外相らの間で最も強い。これは、民主党が「日本を統治することができない」と事実上認めたのと同じだ
 こうした事態の責任の一端は民主党自身にある。2009年に与党となった後も民主党は野党的発想を捨てることができずにいた。鳩山由紀夫前首相も菅直人現首相も自らが首相の器であることを示さなかった。
 その結果、民主党は単独過半数を容易に獲得できたはずの昨年の参院選を棒に振ってしまった。小沢一郎氏の支持派と反対派による内部抗争は、菅首相が辞任の約束を実行する時期をめぐる争いに取って代わられてしまった。
 自民党は参院選以来、民主党政権による統治を不能に陥らせるために、参院で主導権を行使する度合いを強めてきた。
 自民党は、日本が必要としていることよりも自党の権力を大事に思うあまり、国家予算の調達に不可欠な赤字国債発行の承認といった基本的な政策さえ拒否し続けた。こうした国債なしには、日本政府は遅かれ早かれ支払い不能に陥るにもかかわらずだ。
 政治のマヒと無責任ぶりはあまりりにひどい。3月11日の大震災から4カ月経っても、自宅を離れることを余儀なくされた10万人がなお体育館や学校、公民館で悲惨な生活を送っている。
 驚くに当たらないことだが、この悲惨な状況を受けて、大連立を特効薬として支持する考えが一部の有権者に生まれている。
 大震災の1カ月後、ある世論調査によれば、大連立に対する支持率は64%だった。最近の複数の世論調査では、大連立支持者の比率が3分の1強に低下しているが、それでも民主党と自民党それぞれに対する支持率である20%を上回っている。
 各党の幹部が大連立政権を作れるほど、自身の権力欲を克服できるかはわからない。しかし、克服できたとしても事態は悪化するだけだ。
自民党も民主党も分裂へと向かう
一部の大連立論者がほのめかしているように大連立政権は1年しか続かないと考えてみよう。この場合、現在見られる権力闘争は今と異なった形で続く公算が大きい。

 たとえば、民主党の一部には、どの政党も責任を取らなくていいように大連立政権が消費税を引き上げればよいとする意見がある。
 だが、不人気な増税で両党が合意する可能性が高いとは思えない。自民党は、「まず民主党がマニフェストを放棄しなければならない」などと言って、増税の合意を避けようとするだろう。
 個人的には、景気回復がいったん達成されれば増税を必要とするが、消費者支出が弱いことが大きな問題である日本の場合、消費税よりも引き上げが望ましい税があると思う。
 たとえ大連立政権が成立しても自由貿易協定、エネルギー政策、社会保障改革など複雑で議論の対象となっている諸問題に取り組むことはほとんどできないはずだ。
次に、大連立政権が相当長い期間続いたと考えてみよう。この場合、日本は一見そうとは見えない形で「一党支配の民主主義」に戻ることになる。政権交代を実現した09年の大きな前進を逆戻りさせることになってしまう。
 さらには過去20年間の日本の沈滞を克服し、本格的な成長戦略を打ち出すために必要な改革にとって非常によくない前兆となる。現代の経済がビジネスに競争を必要とするのと同じぐらい、現代の民主主義は政治に競争を必要とする。一党支配の民主主義で大きな軌道修正をすることがどれほど困難であるかは日本が実証済みである。
 結局、日本の政治的な不安定に対する簡単な解決や手早い解決はない。もしあったとしたら、そうした解決はすでになされていたはずだ。自民党も民主党もこれ以上存在する正当な理由を持たない自民党は自らを改革する能力がない。小泉純一郎首相の時代は自民党の不可避な崩壊を先送りしたにすぎない。
 一方、内部抗争が絶えない民主党の唯一の存在理由は自民党を壊すことにある。遅かれ早かれ、民主党も分裂することになるだろう。
 日本には、真の改革を目指す党もしくは連立政権が最終的に登場するまで、さらに幾度かの政党の分裂や再編を乗り越える以外に選択肢は残されていない
 日本は、経済的繁栄なくして政治的安定を手に入れることはできないし構造改革なくして繁栄を手に入れることはできないし、改革実行を公約する政党なくして構造改革を手に入れることはできない。「大連立」のような近道を試みることはただの幻想にすぎないのだ。
Richard Katz
The Oriental Economist Report 編集長。ニューヨーク・タイムズ、フィナンシャル・タイムズ等にも寄稿する知日派ジャーナリスト。経済学修士(ニューヨーク大学)。当コラムへのご意見は英語でrbkatz@orientaleconomist.comまで。

(週刊東洋経済2011年8月27日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。



幹事長に輿石氏、政調会長に前原氏、国対委員長に平野氏

2011年 08月 30日 23:24 JST REUTERS
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-22939320110830?sp=true

 [東京 30日 ロイター] 野田佳彦新首相(民主党代表)は30日、焦点となっていた党役員人事で、幹事長に輿石東参院議員会長、政調会長に前原誠司前外相を起用することを決めた。
 国対委員長には平野博文元官房長官、幹事長代理に樽床伸二元国対委員長を充てる。野田新首相はあすの両院議員総会に人事案を提案する。
  <適材適所、3党合意は役員も理解>
 野田氏は、輿石氏を幹事長に据えたことについて「参院をよくまとめている」と、同氏の求心力やリーダーシップを評価したと説明。「衆院を含め、全体的にまとめる力があると思う」と述べた。
 政調会長とした前原氏に関しては「政策の意思決定に強い問題意識を持っていた。この分野で辣腕を振るってほしい」と述べ、きょうの前原氏との会談で、今後政府が意思決定をする際は、政調会長の了解を原則とする方針で合意したことも明らかにした。
 国対委員長に内定した平野氏は「与野党関係を含め、よく仕事をしてもらえる実務家」、幹事長代理の樽床氏は、輿石氏の補佐役として「党内の縦横斜め、縦横無尽にいろいろ情報を持って人望がある」と評した。
 役員人事を決めるにあたり、党内グループへの配慮を問われた野田氏は「評価は任せるが、私なりの適材適所で選んだつもり」と説明。自民・公明との3党合意に関しては「守っていくと代表選で主張したし、それぞれの党にもそういう意思を伝えた。こうした基本的な点は(役員間で)理解を得られている」と述べた。
 政調会長の打診を受けた前原氏は記者団に対し、専任の政調会長として「とにかくいろんな人の声を聞いて、野党との交渉をしっかりやりながら、政策をまとめ、日本を前に進めていく」と語った。
 樽床氏は今回の役員人事について「党内の挙党態勢をみなで作っていくには最適なかたちだ」と評価した。 
  <市場には小沢氏の影響への懸念も>
 輿石氏の幹事長起用について、駿河台大学教授の成田憲彦氏は「党内対立を乗り越えるという意味で大きな決断だ」と評価する。
 一方、小沢氏の影響力が残るかたちになることへの懸念もある。SMBC日興証券のチーフ債券ストラテジスト、野村真司氏は「小沢元代表の影響力が強まる可能性が高く、円債市場にとっては重しになりそう」と指摘している。
  (ロイターニュース 基太村真司 石田仁志)

☆☆☆

 考えせせられる記事:

「伊東 乾の「常識の源流探訪」」

新政権は政策の刃を鍛え続けよ!


民主党代表選に思う「ブラックジャックのメス」


バックナンバー
2011年8月31日(水) 日経ビジネス
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110830/222341/?top_updt
記事省略

☆☆☆☆☆☆

極めて珍しい現象

クモが鳥を食った 糸満

シジュウカラを食べ始めたとみられるオオジョロウグモ=10日午前、糸満市米須
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2011年8月30日 10時10分 沖縄タイムス(17時間53分前に更新)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-08-30_22749/
 糸満市米須の駐車場そばの森林で、体長約15センチのオオジョロウグモがシジュウカラを食べているところを、パイロットの榎並正一さん(60)がカメラに収めた。今月10日午前10時ごろから翌11日午前9時ごろまで、断続的に撮影した。生物学が専門のゲッチョ先生こと盛口満沖縄大学准教授は「珍しい。クモが鳥を食べるらしいと聞いたことはあったが、写真では初めて見た」と驚いた。
 オオジョロウグモは、セミやチョウを食べるが、クモの仲間では糸が強く、鳥を食べることもある。食道の小さいクモは、巣にかかった鳥に毒を入れて動けなくさせ、時間をかけて汁にして飲み込むという
 榎並さんによると、クモは翌11日の午前9時まで食べ続け、最後は羽毛だけが残ったという。20年以上、昆虫など自然の生き物を撮り続けているが「鳥がクモを食べるのなら分かるけど、初めは誰かのいたずらじゃないかと思った。人間がする訳もないし…。今でも信じられない」。



 という事は、蜘蛛の毒にやられれば、蛇でもなんでも同じように食するという事か?



・・・・・本日は、これまで・・・・・

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