@hosinoojisan
5月にも日本食品に新規則 台湾、放射性物質警戒で
格納容器内に核燃料の熱による湯気 、激しい放射能
劇作家・平田オリザ氏「異議唱えなければファシズム広がる」
自民の文書は「報道への介入」 民放労連が抗議
東電が、原子炉内の画像を公表した。
動画を見れば、画面の広範囲に、ノイズ(高放射能による影響)が強く、如何に放射線が強いかよくわかる。
炉内には、メルトダウンによる影響で、「湯気」がもうもうと立ち込めているようである。
公表された写真を見れば、あまり破損状況が認識できないが、重大な損傷を受けていることは否定できない。
鳴り物入りで導入されたロボットも、高放射能の影響で、半導体等に問題が発生してSTOPした模様である。
半導体をロボット内部に入れる限り、ロボットの再稼働の可能性はない様である。
半導体を鉛等でブロックするか、あるいは、ロボット内は、ON,OFFのスイッチ機能に限定しない限り、前途はないであろう。
人が、40分あびるだけで死亡するような高放射能状況の下では、「半導体」も、有効な作動をしないのである。
---
台湾当局が、日本の食品等に対する規制を強めたようである。
日本政府は抗議しているようだが、台湾当局は、日本の主張を否定しているようである。やはり、問題があるのであろう。
---
劇作家・平田オリザ氏「異議唱えなければファシズム広がる」と警告を発しているが、当方も同感と言っておきたい。
「これくらいは」と安易に「暴走」に目を瞑っていれば、取り返しのできない状況を招くことになる。
「アリの一穴」と同じで、危険な因子は、小さい時点で、取り除くべきと言っておきたい。
以上、雑感。
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
資料
☆☆☆
Discover the cosmos! 2015 April 13 Milky Way over Erupting Volcano (火山噴火と天の川)
Image Credit & Copyright: Sergio Montúfar 説明: 旅行の価値がありました。吹きすさぶ強風、冷たい温度および低酸素、- 敏感なカメラ機材を背負って--グアテマラのサンタマリア火山の頂上の近くをトレッキングしたが、孤独で困難だった。2 月 28 日の早朝時間の間にこの素晴れらしい眺めを撮影。噴火している〈フエゴ〉と中央アメリカ火山性円弧の6つの火山が見える。 ☆☆☆ 妻純子の状況:
順調に推移。
問題はない様である。
・・・・・本日は、これまで・・・・・
5月にも日本食品に新規則 台湾、放射性物質警戒で
格納容器内に核燃料の熱による湯気 、激しい放射能
劇作家・平田オリザ氏「異議唱えなければファシズム広がる」
自民の文書は「報道への介入」 民放労連が抗議
東電が、原子炉内の画像を公表した。
動画を見れば、画面の広範囲に、ノイズ(高放射能による影響)が強く、如何に放射線が強いかよくわかる。
炉内には、メルトダウンによる影響で、「湯気」がもうもうと立ち込めているようである。
公表された写真を見れば、あまり破損状況が認識できないが、重大な損傷を受けていることは否定できない。
鳴り物入りで導入されたロボットも、高放射能の影響で、半導体等に問題が発生してSTOPした模様である。
半導体をロボット内部に入れる限り、ロボットの再稼働の可能性はない様である。
半導体を鉛等でブロックするか、あるいは、ロボット内は、ON,OFFのスイッチ機能に限定しない限り、前途はないであろう。
人が、40分あびるだけで死亡するような高放射能状況の下では、「半導体」も、有効な作動をしないのである。
---
台湾当局が、日本の食品等に対する規制を強めたようである。
日本政府は抗議しているようだが、台湾当局は、日本の主張を否定しているようである。やはり、問題があるのであろう。
---
劇作家・平田オリザ氏「異議唱えなければファシズム広がる」と警告を発しているが、当方も同感と言っておきたい。
「これくらいは」と安易に「暴走」に目を瞑っていれば、取り返しのできない状況を招くことになる。
「アリの一穴」と同じで、危険な因子は、小さい時点で、取り除くべきと言っておきたい。
以上、雑感。
☆☆☆
5月にも日本食品に新規則 台湾、放射性物質警戒で
2015/04/14 01:13 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015041301002325.html
【台北共同】台湾衛生福利部(衛生省)は13日、東京電力福島第1原発事故で汚染された食品の日本からの輸入を防ぐための新規則を5月中旬にも導入することを決めたと明らかにした。 既に実施している福島、茨城、群馬、栃木、千葉の5県からの食品輸入禁止に加え、都道府県ごとの産地証明の添付や乳幼児向けなど一部食品の放射性物質の検査を義務付ける。 日本側は「科学的でない」として導入に反対していたが、3月に5県産の一部食品が違法に輸入されていたことが発覚、新規則導入を後押しする形となった。 日本側は「遺憾だ」とし、今後「科学的見地に立った運用」を求めていく方針。
☆☆☆
格納容器内に核燃料の熱による湯気 映像初公開
(4月13日17時55分)NHK http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20150413/0413_robot.html 東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉を覆う格納容器内部の調査のために投入されたロボットが撮影した映像が初めて公開されました。映像には、猛烈な放射線の中で、溶け落ちた核燃料の熱による湯気が立ちこめている様子が映っていて、格納容器内部の過酷な環境を改めて示しています。
福島第一原発では、1号機の格納容器の損傷の状況を調べるため、今月10日に遠隔操作のロボットが初めて内部に投入されましたが、10数メートル進んだところで動かせなくなりました。
このロボットが動かせなくなるまでの午前11時20分ごろから、およそ3時間の間に撮影した映像について、東京電力は13日、一部を公開しました。
公開された映像は、およそ2分40秒の長さで、画面全体に湯気が立ちこめています。これは、溶け落ちた核燃料が出す熱で、格納容器の底にたまった水が蒸発しているものと見られます。
画面の右下には、ロボットがいる場所の温度や放射線量が表示され、内部の温度は20度程度ですが、放射線量は1時間当たり最大でおよそ10シーベルトと、場所によっては人が40分とどまると死亡する過酷な環境となっています。
一方、ロボットが走行している場所の周辺には、直径数センチ程度の細かい部品やがれきのようなものが落ちていますが、周辺の壁や構造物には大きな損傷は見られません。
ロボットによって格納容器の内部の様子が映像で捉えられたのは初めてで、東京電力などは、この映像を詳しく分析して、溶け落ちた核燃料をどう取り出すかなど、今後の廃炉に役立てたいとしています。
一方、この映像を撮影したロボットについて、東京電力などは12日夜回収を断念し、13日午前、遠隔操作用のケーブルを切断するとともに、13日予定していたもう1台のロボットを使った2回目の調査を延期しました。
また、今回一部のポイントが撮影できなかったことによる今後の廃炉作業への影響については、今後検討するとしています。
☆☆☆
原発格納容器内の画像公開 走行不能状態のロボが撮影
2015年4月13日21時24分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASH4F5TVMH4FULBJ012.html?iref=comtop_photo
【動画】福島第一原発1号機の格納容器内を撮影=東京電力提供
ロボットが福島第一原発1号機の格納容器内で撮影した留め金のようなもの。下部にある水と格納容器内の温度差で水蒸気が発生し、映像はもやがかかったようにみえる。走行中は、放射線量が毎時10シーベルト超を示す場所もあった=東京電力提供
東京電力は13日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器内で調査中、走行不能となったロボットによる撮影画像などを公開した。走行した1階部分には、こぶし大の石のようなものなどが落ちている様子がはっきりと写っていた。 ロボットは、投入された10日、予定ルートの3分の2にあたる十数メートルを走行したところで動けなくなった。画像によると、石のようなもののほか、留め金のようなものも確認された。それぞれ元々どこにあったものなのかは不明という。 事故で燃料が溶け落ちた1~3号機の原子炉格納容器内に調査ロボットが入り、中の様子を撮影するのは初めて。 東電は、廃炉工程の最難関とされる溶けた核燃料の取り出しに向け、今年度末に本格調査を予定している。今回はその準備で、次に調べる地下階につながる部分に十分な空間があり障害物がないことや、ルート上の配管に大きな損傷がないことなども確認できたという。測定場所とした6地点の放射線量は毎時9・7~7・0シーベルト、温度は17・8~20・2度だった。「機器が2~3日間は放射線に耐えられることもわかった」と、ロボットによる調査は完了できなかったものの、一定の成果があったとした。 走行不能になった原因については、「段差などに接触した」と推定。東電はロボットの回収を断念し、外部電源とつながるケーブルを13日に切断した。また、13日に予定されていた1階反対側のルート調査は延期となり、実施時期は未定という。(熊井洋美)
☆☆☆
自民の文書は「報道への介入」 民放労連が抗議
2015年4月13日17時44分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASH4F4672H4FUCVL00W.html?iref=comtop_list_pol_n04
日本民間放送労働組合連合会(赤塚オホロ・中央執行委員長)は13日、自民党がテレビ朝日系ニュース番組「報道ステーション」に対して、「公平中立」を求める文書を出していた問題で、「放送免許の許認可権限を背景にした政権政党が、個別の番組内容に注文をつけること自体『報道への介入』であり、政治的圧力以外の何物でもない」と抗議する委員長談話を発表した。 談話では、こうした文書が「言論・表現の自由、番組編集の自由への極めて重大な侵害に当たる」と指摘。「自民党による度重なる蛮行に対し、強い怒りをもって抗議する」としている。
☆☆☆
自民、個別番組に異例の「中立」要請 専門家から批判も
2015年4月11日09時48分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASH4B5DL2H4BUTFK00X.html?iref=reca 自民党が昨年の衆院選前、テレビ朝日の番組内容に対し、「公平中立」を求める文書を出していた。自民は「圧力ではない」と説明するが、メディアの専門家によると、個別番組への文書は異例だといい、番組への介入と受け取られかねない行為との指摘もある。 自民の文書は昨年11月26日付で、福井照・報道局長名で出された。衆院解散後の昨年11月24日、テレビ朝日の「報道ステーション」がアベノミクスについて報じた内容について、「アベノミクスの効果が大企業や富裕層のみに及び、それ以外の国民には及んでいないかのごとく断定する内容」と批判。「意見が対立している問題については、多くの角度から論点を明らかにしなければならないとされている放送法4条4号の規定に照らし、同番組の編集及びスタジオの解説は十分な意を尽くしているとは言えない」と指摘した。 報ステの報道は、約9分間にわたって「2014衆院選①『アベノミクスを考える』 金融緩和の“恩恵”は……」と題して放送された。古舘伊知郎キャスターが「安倍政権になって2年。株価は2倍以上になった。確かにいいことだ」と話したうえで、「株があがってくれたんでポジティブになる」など、アベノミクスの恩恵を受けた人の話に多くの時間を割いた。 一方、実質賃金が伸びていないこともグラフで指摘。専門家の「若年層は資産がなく所得が増えない中、切り詰めた消費を続けているのが現状だ」という指摘も紹介した。 自民は昨年11月20日付で、衆院選の報道について在京のテレビ局各社に対して「公平中立、公正の確保」を求める文書を送り、野党から「政治的な圧力だ」との批判を受けた。今回わかったテレ朝への文書は、各局への文書に加え、個別番組に対しても出されていたことになる。菅義偉官房長官は10日の記者会見で「事実関係を掌握していないが、報道に対して圧力を加えるものではない」と述べた。 ◇ 元日本テレビ報道ディレクター、水島宏明・法政大教授(メディア論)の話 政権与党が個別の番組に注文を付けるなど、前代未聞。一種の威嚇と言えるだろう。昨年の衆院選では自民党の要請を受け、街頭インタビューを取りやめた番組も実際にあると聞く。テレビ局は表向きは「影響はない」と言うが、報道の現場では萎縮が既に起きている。 アベノミクスをどう報じるか、バランスに「正解」はない。扱いが難しいものは取り上げないということにつながりかねない。 安倍政権はメディアを監視し、意に沿わない報道に対して「偏っている」と注文を付ける姿勢が顕著だ。かつては権力の側に「ジャーナリズムは厳しく批判を加えるものだ」という見識があり、健全な民主主義を育ててきた。「一強政治」の中で、そうしたたしなみが失われている。 一方、メディアの側も、日本民間放送連盟や日本新聞協会といった組織で抗議の声を上げるべきだ。それができないのは、政権との距離感の違いから「メディアの分断」とも言うべき状況が生まれているから。ジャーナリズム全体が弱体化したと言わざるを得ない。(聞き手=中島耕太郎) ■報道をめぐる安倍首相の発言と自民党の動き 【2014年】 11月18日 首相が出演したTBSの番組で、街頭インタビューの映像に「街の声ですから選んでおられる。全然、声が反映されていません。おかしいじゃないですか」などと述べる 11月20日 自民党が萩生田光一・筆頭副幹事長、福井照・報道局長の連名の文書で、NHKと在京民放テレビ5局に選挙報道の「公平中立」を要請 11月26日 自民党の福井報道局長が、24日放送のテレビ朝日「報道ステーション」に対し、公平中立な報道を求める文書を出す 【2015年】 3月12日 首相が衆院予算委で「(自らの発言が番組への)圧力と考える人は世の中にいない。番組の人たちは、それくらいで萎縮してしまう人たちか。極めて情けない」と述べる
☆☆☆
劇作家・平田オリザ氏「異議唱えなければファシズム広がる」
2015年4月13日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158874 民主党鳩山政権ではスピーチライターを務めた(C)日刊ゲンダイ 拡大する 歴代自民党政権には自制心があった 元経産官僚・古賀茂明氏の「報道ステーション」降板劇は、安倍政権のメディアに対する「圧力」の存在を視聴者にもまざまざと知らしめることとなった。「誰かが異議を唱えなければファシズムが広がってしまう」――。世界的に著名なこの劇作家の平田オリザ氏(52)も、こうした危機感を抱くひとりだ。「翼賛体制」に向かいかねない日本の現状を、文化的な視点と俯瞰的な目線で鋭く突いてくれた。
――「翼賛体制」に強い危機感を持たれたのは、何か契機があるんですか?
大阪(阪大教授)にいて、そういう雰囲気を実感したことが大きいですね。橋下さんが首長になる2年前くらいに赴任して、府や市の職員のみなさんと「いろんな文化政策をやりましょうね」と言っていたんです。それが橋下府政になったら、職員がみな沈黙してしまった。マスコミもそうです。記者会見で恫喝が行われて、記者たちが本当に萎縮しちゃった。普通だったら橋下さんの発言はパワハラでしょう。そういうことを目の当たりにして、「ああ、ファシズムというのは、こういうふうに広がっていくんだな」と思ったんです。
――大阪でファシズムの萌芽を体感されたのですね。
厳密に言うと、ファシズムというのは、よっぽどの偶然がない限り、広がらないんです。大抵がその前でついえて、民主主義が勝つ。でも、たまにいろんな偶然が重なると、ゴワーッと広がっていくので、そうなる前に異議申し立てをしておかないといけない。もっとも逆に言うと、大抵が大丈夫だから、頭のいい人はあまり異議を唱えない。万が一、ファシズムが広がってしまったら、異議を申し立てていた人が一番最初に(攻撃の)ターゲットにされるし、広がらなければそれでおしまい。異議を唱えるのは、どっちにしても損な役回りです。ただ「俺は言わなくても誰かが言ってくれるだろう」というのが重なった時にファシズムが成立するので、言える立場の人間が言おうということ。特に安倍政権は維新より巧妙なので、早い段階で異議申し立てをしておかないと、どんどん言いにくくなる
■国民を「煽る」のは非情に危険な行為
――安倍政権の方が巧妙というのは?
橋下さんはわかりやすかったんです。「アンチ東京」をテコにして、東京では放送しないテレビ番組とかで東京の悪口を言う。要するに「タイガースは優勝しなくてもいいから巨人にだけ勝てばいい」みたいな大阪人の心理をうまく利用したところがあるんです。だから国政に出た途端、一気に力を失った。「アンチ東京」の論理が通用しなくなって、外に敵をつくろうとして、慰安婦発言で失敗した。ファシズムというのは、常に外敵をつくらなければ成立しないという構造があるから、永久に続けるのは無理なんです。安倍政権にとって外敵は中国や韓国。両国との関係をここまで悪化させたことは、どこまで意図的だったのかはわかりません。しかし、それが今の高い支持率の背景になっていることは間違いありません。
――鳩山政権で施政方針演説の原稿を書くスピーチライターをしていらっしゃいました。今年の安倍首相の施政方針に「列強を目指す」という趣旨の発言がありましたが、仰々しい物言いで、愛国心を煽るというか、驚きました。
対中、対韓政策と同じで、国民を「煽る」のは非常に危険な行為です。これまで歴代の自民党政権は、ある種の自制心を保ってきたわけですよね。一線を越えてしまうと、たぶん本人たちも制御できないような危険な領域に行ってしまう。安倍さんたちはただ政権維持が目的で、そこまでの意図はないのかもしれません。しかし、最終的にファシズムを推し進めるのは国民の熱狂です。それが一番危険なんです。
欧州が危険視するハンガリーと日本は酷似 ――今の日本では国民にそういうムードが醸成されつつあると?
「反知性主義」といわれますが、とにかく景気さえ良ければいいんだというのがひとつ。もうひとつは、僕はこっちの方が重要だと思うのですが、日本がアジア唯一の先進国という座から滑り落ちたことを日本国民はまだ受け入れられない。どう受け止めていくのか、まだ誰も答えを出せていない。
思想家も社会学者も政治学者も、もちろん政治家も。これはつらく寂しいことなんです。でも、受け入れなければならない。例えばイギリス。大英帝国が崩壊して、あの小さな島国の中で生きていこうという決意をして、いろんな試行錯誤をしたわけです。ドイツの場合も、自らが「欧州の一国に過ぎない」ということを受け入れ、今がある。それは「謝る」「謝らない」とかっていう問題より実は大事な、深いことなんです。
――確かに日本はもはやアジア唯一の先進国ではありません。アジアの一国として近隣諸国との関係を築いていく必要がありますね。思い返せば鳩山政権は、そこに踏み出そうとしていました。
そうなんです。アジアの中の一国になろうとしたんです。けれども、国民にはまだ受け入れられなかった。やっぱり島国で、のんびり豊かに暮らしてきた国ですから、よほどの外圧がかからない限り、人の気持ちは変わらない。元寇とか、黒船とか、国土が焼け野原になるとか。そうしないと、なかなか意識が変わらない国なんです。今度は国土を焼け野原にしないで、いかにしてその寂しさをみんなが受け入れるか。僕はそれが大事だと思います。
――「列強を目指す」という安倍首相には、日本がアジアの中の一国になるという思考はありません。
今の安倍政権の考え方は真逆ですね。「世界の中心で輝ける日本」と言っています。安倍さんは、アジア唯一の先進国から滑り落ちてしまったのを受け入れられない、という日本人の典型だと思います。残念ながら、日本は世界の中心では輝きませんよ。いや、どこの国だって、世界の中心になんてなってはいけない。
■ゲリラ戦で戦っていくしかありません
――先日来日したメルケル独首相から、安倍首相の対中韓外交を危惧するような異例の発言がありました。平田さんは欧州での仕事が多い。欧州で日本の現状を危惧する声が高まっているのを感じますか?
日本ではほとんど知られていないのですが、欧州ではハンガリーがすごく危険視されています。新しく制定された「ハンガリー基本法」が非常に人種差別的で排外的な要素を含んでいる。それでユーロ圏に入れてもらえず、ハンガリーの通貨フォリントの価値が下がって、ブダペストは観光客があふれているのです。どこの国かって思うでしょう(笑い)。
ハンガリーと日本はものすごく似ています。オーストリア・ハンガリー帝国が成立したのが、明治維新とほぼ同時期。その後も似たような歴史を歩んできて、ハンガリーは第2次大戦で敗戦した後、ソビエトの押し付けで憲法を変えた。そして、ソビエト崩壊で東欧が解放された時に唯一、東欧諸国で憲法を変えなかった。ソビエトが定めた憲法を部分改正して、新しい民主的な憲法にしたんです。ただ、その憲法は非常にいい憲法だったけど「自主憲法」ではなかった。そして数年前、ある民主的な政権ができたけれど、経済政策の失敗とスキャンダルで崩壊してしまって、その後にできた国家主義的な政権が、一気に新憲法をつくっちゃった。それがハンガリー基本法です。欧州の政治家はハンガリーのことが念頭にあるので、安倍政権も同様に非常に危険視しているわけです。
――最後に、エンターテインメントの仕事に関わるお立場として聞きたいのですが、サザンオールスターズの楽曲「ピースとハイライト」などが、安倍政権や安倍外交に批判的なメッセージだとネット上で騒がれ、攻撃されました。どう受け止めました?
ひとつひとつの線引きはわからないんです。だけど、それがボディーブローのように効いてくる。私も表現者のひとりなので実感するんですけど、表現者の側がなんとなくためらってしまったりする。これが一番危険なことなんですね。桑田さんは本当に根性のある方なので、今度の新しいアルバムは、またメッセージ性の強いものになさったりしています。レジスタンスの時代です。ゲリラ戦で戦っていく。みんなが、やれる場所でやれることをやるしかないですね。
▽ひらた・おりざ 劇作家。演出家。阪大教授。1962年東京生まれ。国際基督教大教養学部卒。95年「東京ノート」で第39回岸田戯曲賞。2011年、国際的な文化芸術活動に対し、仏レジオンドヌール勲章シュバリエ受章。民主党政権(鳩山・菅)で内閣官房参与に就任、スピーチライターを務めた。
☆☆☆
NHK世論調査 各党の支持率
4月13日 19時42分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150413/k10010047251000.html
k10010047251_201504131945_201504131946.mp4 NHKの世論調査によりますと、各党の支持率は、自民党が37.8%、民主党が9.2%、公明党が4.1%、維新の党が3.6%、共産党が4.8%、次世代の党が0.2%、社民党が0.9%、生活の党と山本太郎となかまたちが0.1%、「特に支持している政党はない」が29.2%でした。
☆☆☆
志位委員長 安倍政権との対決姿勢強調
4月13日 18時41分NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150413/k10010047091000.html
k10010047091_201504131932_201504131934.mp4 共産党の志位委員長は、記者会見で、12日投票が行われた統一地方選挙の前半戦の結果について、41の道府県議会のすべてで議席を確保するなど躍進したとしたうえで、後半国会で安倍政権との対決姿勢を強める考えを示しました。 12日投票が行われた統一地方選挙の前半戦で、共産党は、41の道府県議会のすべてで議席を確保し、選挙前の75議席から36議席増やして、111議席を獲得しました。
これについて、共産党の志位委員長は、「県議会議員のいない空白県の克服を特に重視して取り組んだが、今回の選挙の結果、47都道府県の議会のすべてに議席を得ることになった。党の歴史で初めてのことであり、去年の衆議院総選挙に続く、重要な躍進を勝ち取った」と述べました。
そのうえで、志位氏は、「後半国会では、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を具体化する『戦争立法』が最大の問題であり、必ず葬るべく、党の総力を挙げる。労働者派遣法の改悪法案など、人間らしく働く雇用のルールを壊す法案も、廃案を目指して戦いたい」と述べ、後半国会で安倍政権との対決姿勢を強める考えを示しました。
☆☆☆
資料
史上初、全都道府県に党議席 各地で初議席、2人区当選次々
2015年4月13日(月) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-13/2015041301_01_1.html (写真)「当確」の報にバンザイする山口りつ子さん(中央)ら=12日、北九州市 (写真)支持者と当選を喜ぶ井坂新哉さん(中央)=12日、神奈川県横須賀市 (写真)市議や支持者らとともに当選を喜び合う宮原氏(右から3人目)=12日、大阪府高槻市 「自共対決」の様相となった、いっせい地方選挙前半戦は12日、10道県知事選、5政令市長選、41道府県議選、17政令市議選で投開票されました。 13日午前0時45分現在、道府県議選では栃木、神奈川、静岡、愛知、滋賀、三重、福岡の空白7県で県議空白を克服、すべての都道府県で議席を得ました。前回の共産党の当選80議席(東北3県を除く)を超える議席となりました。このうち神奈川、滋賀、福岡の各県では複数議席を得ました。 議席増は、山形、千葉、埼玉、長野、佐賀、宮崎の各県など。このうち長野県では現有6から2議席増の8議席となり史上最高の議席数となりました。 青森、鳥取、徳島の各県では現有2議席を確保し、広島、鹿児島では現有1議席を確保しました。 初議席を獲得した京都府・八幡市区など、定数2、3の選挙区でも当選が相次ぎました。知事選・政令市長選
同日投票の知事選では北海道、神奈川、福井、三重、奈良、鳥取、島根、徳島、福岡、大分の各県で現職が当選しました。日本共産党は10道県すべてに支援・支持・推薦・公認候補を立て、安倍暴走政治を支える現職候補と正面から対決しましたが及びませんでした。 政令市長選では新人が当選した札幌市以外では現職が当選。日本共産党は、5市すべてで公認、推薦候補を立てましたが、及びませんでした。
☆☆☆
Astronomy Picture of the Day
Discover the cosmos! 2015 April 13 Milky Way over Erupting Volcano (火山噴火と天の川)
Image Credit & Copyright: Sergio Montúfar 説明: 旅行の価値がありました。吹きすさぶ強風、冷たい温度および低酸素、- 敏感なカメラ機材を背負って--グアテマラのサンタマリア火山の頂上の近くをトレッキングしたが、孤独で困難だった。2 月 28 日の早朝時間の間にこの素晴れらしい眺めを撮影。噴火している〈フエゴ〉と中央アメリカ火山性円弧の6つの火山が見える。 ☆☆☆ 妻純子の状況:
順調に推移。
問題はない様である。
・・・・・本日は、これまで・・・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿