2016年9月30日金曜日

復水器の汚染水抜き取り、年度内開始へ 福1原発1~3号機 ※豊洲地下水:有害物質基準超え 小池知事、移転判断影響も ※五輪、3兆円超す可能性 運営、警備、輸送費など拡大 都調査チーム報告

hosi@hosinoojisan

復水器の汚染水抜き取り、年度内開始へ 福島第1原発1~3号機

豊洲地下水:有害物質基準超え 小池知事、移転判断影響も

五輪、3兆円超す可能性 運営、警備、輸送費など拡大 都調査チーム報告

不可解な広尾病院移転案 塩崎厚労相が舛添前知事へ“土地売却打診”



東京都の豊洲市場で、有害物質が気銃を超えていることが明らかになり、いよいよ、移転できなくなる状況が明らかになって来た。

この様な状況にも拘らず、「都の調査報告」は、依然として「誰が決定したかわからない」と言う結果を小池知事に出すようである。

それもその筈、それを明らかにしたら、「腐敗構造」が明確となり、オリンピック関連の大物政治家や都庁幹部の「利権構造」が明確になるからである。

当初、オリンピック関連費として8000億円規模であったものが、何故、3兆円を超える規模になったのか?・・・自民党とゼネコン等関係者が深くかかわっていた事が判るからである。

広尾病院移転問題も全く同じ構造で、菅官房長官と懇意な塩崎厚労相が、舛添前知事に持ち掛け、ゼネコンが、「移転」報告書を提出し、移転に決定されたと言う事が明らかになっている。

私は、もともと、猪瀬元都知事や舛添前知事が、「天の声」に反発したため、更迭・辞任されたと見ていたが、正しかったことが明らかになったと思っている。

今後は、オリンピック委員長の森氏と、小池都知事のバトルとなる模様だが、小池氏が都民ファーストの立場をとる限り、森氏の力を排除することとなろう。

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福島第一の廃炉問題、汚染水処理で正念場を迎えつつある。

上手くいって欲しいが、現状では、失敗することとなろう。

にも拘らず、原発再稼働を企む、安倍政権は、更なる困難を国民に押し付けようとしている。

この問題も、自民党政権が、原発マフィアと結びつき、国民に「負担を押し付ける」と言う点で、豊洲市場問題と同じ構造と言ってよい。

何としても、安倍政権を下野させるため、国民的な協力協同が大きくなる必要性がある。

そのためには、野党がしっかりと協力し、現政権をやめさせるべきであろう。

以上、雑感。



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復水器の汚染水抜き取り、年度内開始へ 福島第1原発1~3号機

2016年09月29日 08時22分 福島民友 http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160929-115351.php

 東京電力は28日、原子力規制委員会の廃炉作業に関する会合で、福島第1原発1~3号機タービン建屋内の復水器に残っている計約2000トンの高濃度汚染水の抜き取りを、年度内に始める方針を示した。タービンを回した蒸気を冷やして水に戻す復水器内には1~4号機建屋全体の汚染水に含まれる放射性物質の約8割が集中しており、早期抜き取りにより今後、津波などで放射性物質が流出する危険性を低減する考えだ。  東電によると、第1原発1~4号機の建屋地下などにたまっている汚染水は計約6万8000トン。東電は8月に開かれた規制委の前回会合で、溶融した核燃料の冷却のため注水が続く1~3号機原子炉建屋の計約6000トンを除いて2020(平成32)年に処理を終える計画を示していた。  計画実現に向け規制委との協議で、事故直後に移送された極めて高濃度の汚染水が復水器内に手つかずで残されていることが判明。汚染水総量のわずかな部分を処理すればリスクが大幅に低くなるため、規制委の更田(ふけた)豊志委員長代理が処理の加速化を求めていた。  東電の計画では、1号機の復水器からの高濃度汚染水の抜き取りを16年度内に始め、2、3号機でも順次実施する予定。復水器からの汚染水の早期抜き取りに加え、建屋全体の汚染水の総量を減らすため、建屋周辺の井戸から地下水をくみ上げる「サブドレン」の能力を高めることや、放射性物質の濃度を下げるためのセシウム吸着装置の増設などの追加対策も併せて実施する。

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原発燃料、事業統合で調整 日立など3社、環境悪化で

2016/9/29 10:07 共同通信 http://this.kiji.is/153960491531453947 画像
原子力業界再編のイメージ
 日立製作所と東芝、三菱重工業の3社が原発の燃料事業を統合する方向で調整していることが29日、分かった。来年春の実現を目指す。原発事業は東京電力福島第1原発事故の影響で環境が悪化しており、統合による経費削減などで経営基盤を強化する。将来は各社の原発事業の統合につながる可能性がある。
 統合を検討しているのは、東芝が傘下の米ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)を通じて出資する原子燃料工業、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と日立、東芝による合弁のグローバル・ニュークリア・フュエルの日本法人、三菱重工系の三菱原子燃料

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豊洲地下水:有害物質基準超え 小池知事、移転判断影響も

毎日新聞2016年9月29日 21時22分(最終更新 9月29日 23時58分) http://mainichi.jp/articles/20160930/k00/00m/040/049000c  東京都は29日、豊洲市場(江東区)で実施した8回目の地下水モニタリングで、環境基準値を超える有害物質のベンゼンとヒ素が初めて、青果棟がある5街区で検出されたと発表した。小池百合子知事の市場移転の可否判断に影響を与える可能性がある。30日には市場の盛り土問題に関する中間報告が公表される予定。  基準値を超える有害物質が検出された地下水は、青果棟など一部建物の下の空洞で見つかった水を採取したものではない。だが空洞の水は、地下水がわき上がってたまった。都は、地下水管理システムで空洞の水を解消できるとしている。 水がたまった青果棟の地下。コンクリートが敷設されていない砕石層がむき出しの場所では、深いところで約15センチの水たまりができていた=宮間俊樹撮影
© 毎日新聞 水がたまった青果棟の地下。コンクリートが敷設されていない砕石層がむき出しの場所では、深いところで約15センチの水たまりができていた=宮間俊樹撮影
 モニタリングは計201カ所で2014年から続けられている。最終9回目の結果は来年1月に公表予定で、知事はこの結果を待つべきだと移転を延期した。  今回は基準値の1.1〜1.4倍のベンゼンが2カ所で、1.9倍のヒ素が1カ所で検出された。都の担当者は「検出理由は分からない。専門家会議などでの検証を踏まえ適切に対応する」と説明した。  環境省地下水・地盤環境室は「飲むわけではなく、地点数も少ない。基準値をわずかに超えることはままあり、健康に影響する状況ではないが、モニタリングを続けて原因を調べる必要がある」と話した。【川畑さおり、蒔田備憲】

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小池知事の所信表明でわかった 豊洲「白紙撤回」の本気度

2016年9月29日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190739
都議会自民にも“宣戦布告”(C)日刊ゲンダイ 
都議会自民にも“宣戦布告”(C)日刊ゲンダイ  拡大する
 もはや、「一度立ち止まる」だけでは済まない。小池百合子都知事が28日、都議会本会議で所信表明演説。土壌汚染対策の盛り土がなされず、使い勝手に難アリと、多くの問題を抱える豊洲新市場に真っ向切り込んでいく姿勢を見せたが、ナント、既に知事の意思は“移転白紙”で固まりつつあるようだ。
 小池知事は本会議で約35分間、所信表明演説を行った。冒頭で最重要課題として豊洲移転問題に言及。建物地下が“がらんどう”で盛り土がなされていなかった問題などについて、「責任の所在を明らかにする」「都政は都民の信頼を失った」と語り、「失った信頼を回復するためには、想像を超える時間と努力が必要」と、並々ならぬ決意を示した。
 想像を超える時間と努力――。どうやら小池知事の頭の中には、3カ月先とか来春の移転という考えはないようだ。それどころか、小池知事に近い都政関係者は「“白紙”でほぼ固まっている」とこう続ける。
「小池さんは『盛り土問題』を、報道が出る随分前から把握していたようで、設計上の“欠陥”についても相当問題視しています。
それ以上に、築地市場がなくなることで生じるマイナス面を不安視している。銀座周辺では、市場がより遠い豊洲に移転することで仕入れが滞り、廃業せざるを得なくなる飲食店が少なくない。
そうなれば街の魅力が落ち、国内外からの観光客減にもつながる。最悪、和食文化の“破壊”を招きかねません。“白紙前提”で、『市場問題プロジェクトチーム』の委員に、別施設への転用まで相談しているといいます」
 所信表明演説では、「都議会の皆さまと、知事、職員がなれ合いや根回しで事を丸く収めてはいけない」と“宣戦布告”もした。標的は自民党都議団と“伏魔殿”である都庁の幹部たちだ。
「都庁の幹部職員は、常に自民党の意向に沿って動きます。都議会で、当時の民主党が第1党だった時ですら、役人と自民党都議はベッタリでした。石原慎太郎元知事が週2、3回しか登庁せず、トップが“機能不全”に陥っていた時期は、副知事以下と自民党はまさに『二人三脚』状態だった。2020年東京五輪も絡み、移転を急ぎたい自民党と、その意に沿って役人が強引に計画を推進した結果、さまざまな問題が噴出したといえます。小池知事は、そんな“癒着構造”まで把握しているのでしょう」(都政ジャーナリスト)
 小池知事は本気のようだ。

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五輪、3兆円超す可能性 運営、警備、輸送費など拡大 都調査チーム報告

2016年9月29日 東京新聞 夕刊 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201609/CK2016092902000243.html 写真  2020年東京五輪・パラリンピックの予算などを検証している東京都の調査チームは29日、「今のままでは開催総費用が3兆円を超える可能性がある」とする第1次調査報告書をまとめ、都政改革本部の第2回会合で小池百合子知事に提出した。当初計画の7倍に工費が膨らんだボート・カヌー会場の「海の森水上競技場」は宮城県登米(とめ)市の長沼ボート場への変更か仮設を提案するなど、3施設の大幅な見直しにも言及した。  五輪の準備や運営を担う組織委員会が集める民間資金は五千億円とみられ残る二兆五千億円超は都民の税金など公的資金で賄われる可能性がある立候補段階で都は四千億円の準備基金があるなどと説明して招致に成功したが、負担が大幅に増えることになる。  三兆円超の内訳について競技施設の建設などハード面が七千六百億円余と指摘都が整備する恒久施設七施設などに二千二百四十一億円新国立競技場に千六百四十五億円、民間資本で造る選手村に立候補段階の試算で九百五十四億円大会組織委員会が担うとされていた仮設施設の設置などに二千八百億円とした。  こうしたハード面よりも、運営費やセキュリティー費、選手らの輸送費などソフト面の方が費用はかかる見通しが示された。総費用が二兆円だった一二年ロンドン大会を基に、夏の暑さや競技会場の分散など東京大会の事情を加味し、最大一兆六千億円とした。  これらに加え、リーダーの不在や過度な費用をかける公共事業の慣行、予算管理の甘さなどがあれば、総費用は三兆円超の可能性があると推計した。  「海の森」以外の施設では、水泳の「オリンピックアクアティクスセンター」(五輪水泳センター)は規模の縮小や東京辰巳国際水泳場の改修を、バレーボールなどの「有明アリーナ」も既存施設への代替などを検討するよう提案した。  組織委は年内に、国際オリンピック委員会へ予算などの計画を提出する予定。調査チームの提案通り見直せば、スケジュールにも影響する可能性が高い。調査チームは、今月一日に発足した都政改革本部に設けられ、都の担当部局や組織委などにヒアリングしてきた。  小池知事は会合の終了後、記者団に「極めて客観的、経営的な手法で分析していただいた。大変重く受け止めて、総合的に考えていきたい。負の遺産を都民に押しつけるわけにはいかない」と述べた。 写真

◆報告書のポイント

・総費用は3兆円を超える可能性がある ・海の森水上競技場は宮城県長沼ボート場への移設の可能性を探るべきだ。海の森に建設する場合も仮設で ・総費用の大半は警備、輸送、広報などの経費 ・オリンピックアクアティクスセンターは東京辰巳国際水泳場の改修も並行して検討すべきだ。無理な場合は規模を縮小すべきだ ・有明アリーナは既存の展示場やアリーナ改修で対応できる可能性がある。無理な場合は規模を縮小すべきだ ・組織委は司令塔になりにくい。都などが計画、予算、人員を一元管理すべきだ ・組織委と都のレガシープラン(大会後の計画)は具体性と魅力に乏しい ・情報公開を頻繁に行うべきだ ・都は組織委の出費や経営全般のあり方などを指導、監督すべきだ 当方注: が関与すれば、全てこのようになる。 元首相と言う事で、関係者に「反論させる機会」を与えず、黙らせて「自発性」を強要して従わせる このの動きをけん制した「猪瀬元都知事」を、警察情報を悪用して辞任させ、舛添前都知事も辞任させた。 日本のフィクサー、あるいは政治マフィアのようで、こんな人物は近いうち「天」から裁かれることとなろう。

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盛り土問題、責任者は特定できず 小池知事、報告書きょう公表

2016年9月30日 02時08分 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016092901001844.html  築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の建物下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題で、都が、地下空間の設置を決めた時期や責任者を特定できなかったとする報告書をまとめたことが29日、都関係者への取材で分かった。  情報が共有されていなかったのは職員間の連携不足が原因とし、隠蔽の意図はなかったと結論付けた。小池百合子知事が30日午後の定例記者会見で正式に公表する。  一連の問題の全容が判明しなかったことで、都の自浄能力に疑問の声も出そうだ。小池知事が再調査を求める可能性もある。(共同) 当方注: 現在の高級官僚は、植木等の「無責任時代」と同等程度の能力(彼らは政治力と誤解しているようである)しか無いようだ。 かっての高級官僚は、日本経済発展に尽力したのだが、現在では、「汚職に手を貸す」程度の能力しかないようである

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不可解な広尾病院移転案 塩崎厚労相が舛添前知事へ“土地売却打診”

dot (更新 2016/9/29 07:00)  dot(週刊朝日) https://dot.asahi.com/wa/2016092800199.html 広尾病院の整備について調査された二つの報告書(撮影/小原雄輝)
© Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 広尾病院の整備について調査された二つの報告書(撮影/小原雄輝)
 豊洲新市場に続く“第2の移転問題”が、今や爆発寸前だ。小池百合子都知事の側近はこう話す。 「週刊朝日の報道で、都庁の役人が関係者から説明を求められてひっくり返って大騒ぎですよ」  本誌は先週号(9月30日号)で、東京都立広尾病院(渋谷区恵比寿)が2023年に同区の青山エリアに移転する計画について、地元医師会が猛反発しているにもかかわらず、舛添要一前都知事のトップダウンで、3月の都議会で移転先の土地購入費370億円を予算化したことをスクープ。病院建築費なども含めると900億円前後のビッグプロジェクトだが、その経過はあまりに不透明だった。都内の病院経営者は言う。 「もともと広尾病院は“赤字体質”が常態化していた。昨年度は都から27億円も繰入金をもらって、ようやく運営できている状態なのに、さらに巨費をかけて移転するというんだから、反発を受けるはずです」  舛添氏はなぜ、そこまでして移転計画を急いだのか。その経過をたどると、安倍晋三首相の側近である塩崎恭久厚生労働相の存在が浮かび上がってきた。  都によると、舛添氏が移転案を採用したのは昨年10月22日。そこからさかのぼること約7カ月前、ある出来事があった。  都が370億円を投じて購入しようとしている青山エリアの土地には、もともとは厚労省が所管していた「こどもの城」があった。施設の老朽化を理由に昨年2月1日に閉館したが、3月31日に最後のセレモニーが開かれた。そこに参加した塩崎氏が、注目すべき発言をしていた。塩崎氏は跡地の利用について、「公共の建物なので、売却先は地元自治体に声をかけます」と、都に土地を購入するよう求めたのだ。  そこから事態が動き始める。4月には国から都の財務局に打診があり、財務局は土地の購入費の捻出などについて検討を始めた。  土地登記簿によると、問題の土地は4月1日に、厚労省から内閣府に所管が移っていた。内閣府の担当者が経緯をこう明かした。 「塩崎厚労相側が舛添前都知事側に『跡地の隣の土地も東京都のものなので、都で利用を考えてはどうか』という打診をしたという話を聞きました」  こうしたなかで、広尾病院の移転案が浮上したという。もともと、塩崎氏と舛添氏は自民党時代から親密な関係だ。 舛添さんは、塩崎さんや菅(義偉・現官房長官)さんと一緒に、10年に『経済戦略研究会』というグループをつくって、よくお酒を飲んでいた。その後、舛添さんは自民党を出ていったが、その後も酒を酌み交わす仲は続いていました」(自民党関係者)  都幹部によると、それまでは、広尾病院を現地で建て替える案も関係者の間では有力視されていた。しかし、この時期を境に、都は移転案に傾いていく。そのことを裏付ける、二つの内部資料を本誌は入手した。  一つは、昨年6月30日にみずほ情報総研が都の依頼で作成した「広尾病院の改修・改築のあり方に関する調査業務報告書」(みずほ報告書)。もう一つは、これも都の依頼で今年1月29日に伊藤喜三郎建築研究所が作成した「都立広尾病院整備に係る調査業務報告書」(伊藤報告書)だ。二つの文書は、移転案や現地建て替え案などが比較検討されている。  みずほ報告書で注目すべきは、当時の広尾病院長である佐々木勝氏が現地建て替え案を、〈東京の安全安心の象徴としての都立広尾病院の改築を行わない理由は見当たらない〉と、強く推していることだ  たしかに、みずほ報告書にある「現地建て替え案」のメリットとデメリットを比較した表では、15項目中13項目で「○」、残りの2項目で「◎」が付いている。  ところが約7カ月後に作成された伊藤報告書では、一転して現地建て替え案が厳しい評価となる。6項目中5項目が「△」、残り1項目は「×」となった。特に、みずほ報告書では、建築期間が<オリンピックまでに新築可能>で評価が「○」となっていたのが、伊藤報告書では<概(おおむ)ね10年>で「×」になっている。  同じ調査で、なぜ結果が異なるのか。これでは「先に移転ありき」の報告書と思われても仕方がないように見える。  国の要請に呼応する都。その決定は一部の関係者だけに知らされ、地元医師会などには何の相談もなく、現地建て替え案は闇に葬り去られた  ただ、たとえ「先に移転ありき」で作業が進められていても、土地購入費用370億円の予算が都議会で承認されなければ、計画は頓挫したはずだ。ところが、都議会ではきちんとした審議はなく、予算案は可決・成立している。これが二つ目の謎だ。  作家で元東京都知事の猪瀬直樹氏は、そのカラクリをこう解説する。 「巨額の予算を急いで成立させようとする場合、都の財務局は必ず事前に都議会に根回しをする。広尾病院の地元で選出されている都議に話をして、さらに都議会の“ドン”にもお伺いをたてる。議会への根回しは欠かせない。裏を返せば、そういった根回しがなければこんな急な予算案は成立しない。これが、都庁と都議会の権力構造です」 “ドン”とは、小池氏と天敵の関係にあり、都議会で絶大な影響力を持っていた内田茂・前自民党都連幹事長のこと。ある野党都議は言う。 「移転計画を地元の医師会に相談もせずに決めていたと知ったのは、今年の8月。こんなにずさんな計画だとは思わなかった。都議会で徹底追及したい  移転計画について塩崎氏に取材を申し込んだが、期限までに回答はなかった。代わって内閣府が本誌にこう釈明した。 「塩崎厚労相と舛添さんとの間にやり取りがあったのか、ハッキリはわかりません。ただ、厚労省、内閣府が移転話を都に投げかけていたことは間違いありません  都の病院経営本部はこう回答した。 「都は現地建て替え案は難しいと判断し、青山移転の方が優位だと考えていた。それで建築の専門家である伊藤喜三郎建築研究所に調査を依頼しました」  当事者への説明もなく、都と議会の限られた人たちで決められた巨大プロジェクトに、疑惑の目は向けられ始めている。小池氏は9月23日の記者会見でこの問題について問われ、 「これまでの経緯(の公開)については、丁寧に説明を受けてからにしたい」  慎重な言い回しに思えるが、本心は別にありそうだ。小池氏の側近で衆院東京10区の後継者となった若狭勝衆院議員は言う。 小池さんは、当選直後の8月にはすでにこの問題を認識していた。徹底した情報公開で移転案までのプロセスを明らかにしていくつもりだ。そこに不合理な説明があれば、誰が、どのような理由で圧力をかけたかが、おのずと明らかになる。豊洲新市場の問題と同じく、広尾病院問題も小池都政の試金石になる」(本誌・上田耕司、西岡千史) ※週刊朝日  2016年10月7日号

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生前退位「早期対応を」「典範改正が筋」 与野党が議論

2016年9月26日 東京新聞 朝刊 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201609/CK2016092602000119.html  与野党幹部は二十五日のNHK番組で、天皇陛下の生前退位を巡り議論を交わした。政府に迅速な対応を求める声や皇室典範改正の必要性を訴える意見などが出た。  政府は生前退位の制度化について(1)現在の天皇陛下に限り適用する特別措置法の制定(2)皇位継承を定めた皇室典範の改正(3)現行法の範囲で公務の負担を軽減-の三通りの対応を想定している。自民党の二階俊博幹事長は「安倍晋三首相が陛下や皇室関係者とよく意見交換し、政府の意見をまとめることを多くの国民が願っている」と述べた。  公明党の井上義久幹事長は「有識者会議の今後の議論を見守っていきたい」と指摘した。日本維新の会の馬場伸幸幹事長は「短時間に実現することが大事だ」と、早期の対処を訴えた。  民進党の野田佳彦幹事長は「特措法だけでいいのか。法律論の問題があるかもしれない」と、皇室典範改正の必要性に言及した。共産党の小池晃書記局長は「制度の在り方全体に関わる問題だ。皇室典範の改正で行うのが筋だ」と主張。社民党の又市征治幹事長も「個別法(特措法)を作る動きには反対だ。皇室典範の改正も検討すべきだ」と強調した。  生活の党の玉城デニー幹事長は「陛下の気持ちをくみ取って、しっかり議論することは非常に重要だ」と語った。日本のこころを大切にする党の中野正志幹事長は「最終的に政治が判断するのが望ましい」とした。 当方注: この問題、安倍首相の意向が強く、後々、政府批判を受けないため、「議員立法」を画策しているようである。(小泉時代には、もっと前向きな論議が行われた。) 野党側は、日本会議等の圧力を排除し、皇室の意向を重視して、「皇室典範」の改正を強く主張すべきであろう。 改善されなければ、「議員立法」に組すべきではない。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2016 September 29 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Five Hundred Meter Aperture Spherical Telescope(500メートル球面電波望遠鏡)⇒ 中国 南西部貴州行政区

Image Credit & Copyright: Jeff Dai (TWAN)

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妻純子の状況:

サチレーション100、ハートレート75±10、体温36.6℃で安定中。

他は、変化なし。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2016年9月29日木曜日

甲状腺検査で県に提言へ 国際専門家会議 ※高速炉開発「フランス任せ」懸念 もんじゅ廃炉政府方針 ※新潟知事選「共闘の輪に民進も」共産・志位委員長 ※膨張する五輪予算も大ナタ “小池五輪”

hosi@hosinoojisan

甲状腺検査で県に提言へ 国際専門家会議の最終日

高速炉開発「フランス任せ」懸念 もんじゅ廃炉政府方針で福井県

新潟知事選「共闘の輪に民進も入って」共産・志位委員長

膨張する五輪予算も大ナタ “小池五輪”に組織委は戦々恐々



甲状腺問題での国際会議、国や福島県の「問題なし」との立場に厳しい批判が行われたようである

一般マスメディアでは、福島県の意向が通ったようによそわれているが、アウシュビッツを経験したドイツは、事態を正確に見ているようである。

いわゆる、原発マフィアの横行する諸国は、押しなべて日本政府の意向に準じたが、真実を見抜く国もあることを認識すべきと言っておきたい

甲状腺癌発生と言う事実は、決して消せないのである。

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国会と都議会がほぼ同じ時期に開催されたが、国民の関心事は、東京都議会に集中している。

国会も重要案件が多数あるのだが、これが、東京都議会問題で「消されてしまって」いる。

マスメディアの報道姿勢に問題があるのだが、東京都の問題が国政構造とほぼ似ていることから、東京都の動向が、安倍政権にも大きな影響を与えることから、良しとしておきたい。

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総選挙の動きがあると報道されているが、野党共闘に対して消極的な民進党に対するプロパガンダ作戦と言える。

民進党が、野党共闘に積極的にならない限り、かっての社会党と同じ衰退の道を歩むこととなろう。

民進党が、国民目線の政治姿勢を取り戻して欲しいものである

以上、雑感。



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甲状腺検査で県に提言へ 国際専門家会議の最終日

( 2016/09/28 10:45 カテゴリー:主要 ) 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2016092835008
 東京電力福島第一原発事故の健康影響を検証する福島国際専門家会議は27日、福島市のザ・セレクトン福島で開かれ、国内外の有識者から甲状腺検査について、県民の不安を解消するための改善など意見や報告があった。今年度中に会議の内容をまとめ、県民健康調査に取り組む県へ提言する。
 日本財団の主催、福島医大などの共催。国内外から医療や放射線などの専門家ら約200人が参加した。最終日は「チェルノブイリから福島へ」などのテーマで有識者が意見を交わした。
 カナダのクリストファー・クレメント国際放射線防護委員会科学事務局長は県内の子どもや保護者に対し、放射線や検査についての正しい知識、医療体制を教えるなど不安を解消するためのプログラムづくりの必要性を示した。
 米国のジョン・ボイス国立放射線防護審議会長は検査の目的などを県民にしっかり伝えるコミュニケーションの重要性を説明した。
 ドイツのヴォルフガング・ヴァイス元大気放射能研究所長は「放射線のリスクは低いと言っても検査をやめる正当性がない」とし、検査を続ける意義を強調した。
 スイスの世界保健機関放射線チームのジャナット・カー氏は検査の継続の必要性を認めた上で「検査の頻度を少なくするか、それとも必要か、考えていかなくてはいけない」と述べた。
 福島医大の山下俊一副学長は終了後の記者会見で「県民と歩むための未来志向の議論ができた。風評や先入観などを乗り越え、大勢に正しく状況を理解してもらうための重要な発表だった」と述べた。
 県内での甲状腺検査の課題などについて助言する専門家ら

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高速炉開発「フランス任せ」懸念 もんじゅ廃炉政府方針で福井県

(2016年9月28日午前7時20分)福井新聞

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/105571.html  福井県議会は27日、厚生、土木警察の両常任委員会・分科会を開き、廃炉を前提に抜本的な見直しが進められる高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)などについて議論した。廃炉の代替として、フランスで計画中の高速炉で共同研究するとの政府の想定について、理事者は「高速炉開発を外国に任せ、(国内に)技術が集積しないというのでは、原子力に対する国民全体の信頼が得られない」と懸念を示した。
 政府はもんじゅの見直しを進める一方、核燃料サイクルと高速炉開発は堅持する方針。官民で高速炉開発会議を立ち上げ、フランスで計画中の高速炉「ASTRID(アストリッド)」での共同研究を議論するとしている。
 厚生常任委で力野豊委員(県会自民党)が、政府方針について「もんじゅはコストのことばかりが出ている」と指摘。県として、今後の高速炉開発会議の中でコスト以外の必要性を十分主張するよう求めた。
 理事者は「(共同研究で)お金が海外に出ていくということもあるが、国内に技術が蓄積するのか、というのが我々の問題意識としてある」と答弁。地元として開発会議にどう関わるかとの問いには「具体的な考え方は持ち合わせていないが、国とさまざまな情報共有や意見交換を行う必要はある」とした。
 佐藤正雄委員(共産党)は「電力事業者が(高速炉を)引き受ける見通しはあるのか」と指摘野田富久委員(民進・みらい)は「核燃料サイクルの基軸から、もんじゅはすでに消えている」と述べ、もんじゅに対する認識を改めるようただした。理事者は「これまでの検討の経緯、今後どう進めるのかについて情報共有し、意見交換して確認していく必要がある」と従来の主張を繰り返した。
 土木警察常任委では、理事者が4月の熊本地震以降、耐震診断に関する補助金の申し込みが8月末時点で123件に達し、昨年同期の約2倍に増えたと報告。耐震診断や補強プラン作成にかかる費用への補助戸数を100戸から200戸に拡大するとし「耐震改修現場の見学会などで情報発信を強化し、耐震化を促進していく」と述べた。

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新潟知事選「共闘の輪に民進も入って」共産・志位委員長

2016年9月28日18時10分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASJ9X5SVSJ9XUTFK00T.html 写真・図版
志位和夫氏
志位和夫共産党委員長  (新潟県知事選は)米山(隆一)さんを推薦して戦う。生活の党社民党と協力して、全力を挙げる民進党は自主投票だから民進党も含めた共闘はできていないのは事実だが、共闘の余地があると考えている。できるだけ共闘の輪の中に民進党も入ってきてほしいなと思っている。原発問題が重要な争点になると思う。TPPも米どころだから争点になる。大変大事な選挙になる。ぜひこれは勝ちたい、全力を挙げたい。(国会内の記者会見で) 当方注: 民進党の支持母体である、連合組織の中の電力労連が、「原発マフィア」の影響を受け、「野党協力」破壊の先兵になっている。 現新潟県知事が「反原発」の立場を明らかにしていたが、有形無形の圧力で、立候補できなくなったための問題であると指摘しておきたい。 電力労連は、最早、労働組合の体をなしていないと指摘しておきたい。

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所信表明の拍手問題、野党再抗議 自民国対指示か

(2016/09/28 19:13カテゴリー:政治) 福島民報 http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2016092801001668  安倍晋三首相が26日の衆院本会議で所信表明演説を行った際、多くの自民党議員が立ち上がって拍手した問題を巡り、与野党で28日も余波が続いた。「自然発生的」と釈明する与党は早期幕引きを目指すが、野党は衆院議院運営委員会理事会で再抗議。演説時、自民党国対メンバーが本会議場で若手議員に指示を出していた可能性が高いことも分かった。  野上浩太郎官房副長官は記者会見で「具体的な箇所を示して(拍手の)要請をしたことはない」と説明。一方、自民党中堅議員は「批判されても仕方ない」と反省の弁を述べた。 当方注: 旧ナチスのゲッペルスのプロパガンダ手法と全く同じ。 とうとう、日本の国会にも、「独裁体制」の動きが顕著になって来たようである。

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豊洲新市場 百条委設置し解明を 共産党都議団が提案

2016年9月28日(水) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-28/2016092801_04_1.html 写真 (写真)記者会見する(左から)あぜ上、清水、大山、かちの各都議=27日、都庁内  日本共産党東京都議団(吉田信夫団長、17人)は27日、豊洲新市場予定地(江東区)の主要施設地下で土壌汚染対策の盛り土を行わず地下空間にしていた問題などを徹底究明するため、地方自治法にもとづく強力な調査権限を持つ特別委員会(百条委員会)を都議会に設置するよう、正副議長と各会派に申し入れました。  大山とも子幹事長は申し入れ後に行った記者会見で、土壌汚染対策として盛り土を行うという専門家会議の提言を受け、都が再三にわたり「盛り土を行い安全性が確保されている」と都民や都議会に虚偽の説明をしてきたことを批判。多くの都民から、なぜ盛り土が行われず都がその事実を隠してきたのか、なぜ土壌汚染がある東京ガス工場跡地に生鮮食料品を扱う市場を移転するのかなど疑問が噴出しているとして、「事実を徹底解明する都議会の役割と責任は重大だ」と強調しました。  その上で、中央卸売市場を所管する経済・港湾委員会での集中審議とともに、「証人の喚問や偽証の告発もできる百条委員会の設置が不可欠だ」と述べました。 百条委員会 地方議会が自治体の事務について調査するため、地方自治法100条にもとづき設置する特別委員会。証人の出頭や記録の提出を求めることができ、これを正当な理由がなく拒んだり虚偽の説明をしたりした場合は罰則がつきます。

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12億円で豊洲を設計 全貌知る「日建設計」は議会で説明を

2016年9月28日 日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190660 全貌は明らかになるか(C)日刊ゲンダイ 
全貌は明らかになるか(C)日刊ゲンダイ 拡大する
 小池百合子氏が東京都の知事に就任してから初の都議会が28日、開会する。注目はもちろん、問題続出の「豊洲市場」の真相解明だ。
 都は有識者によるプロジェクトチーム(PT)を立ち上げて「豊洲市場」の検証作業を始めたが、事実経過が明らかにならなければ、責任の追及も難しく、今後の防止策も立てようがない。このため、都議会の共産党や民進党などはPTと並行し、問題の徹底調査に乗り出す方針を示している。
 石原慎太郎元知事や歴代の市場長ら関係者を参考人招致する案が浮上しているが、都の事情聴取に対する関係者の受け答えを見る限り、実現してもはぐらかされるのがオチ。ならば、ガチガチの“張本人”を招致するべきだろう。豊洲市場の基本、実施の両設計を担当した「日建設計」だ。
「豊洲市場かく創れり」。今年6月25日、豊洲市場の設計・施工に関わった業者が一堂に会したシンポジウムが、都内で開かれた。来賓で出席した都の岸本良一市場長の挨拶に続き、設計監理を担当した日建設計のI氏は誇らしげにこう語った
「豊洲市場をデザインすることは、都市をデザインすること。短冊状の屋根の帯を造り、大きな屋根を単調にしない工夫をした
 今となっては、ナゾの地下空間に加え、耐震性などの問題も浮上している建物の「デザイン」もヘッタクレもないが、自信満々に設計内容を説明していたのだ。都議会に参考人招致されれば、設計書が変遷された経緯について、昨日のことのように詳述するだろう。
 本来なら、都議会に呼ばれなくても自ら説明に出向くのが筋だが、日建設計は「守秘義務」を理由に、何も明らかにしていない。しかし、過去の都議会の議事録を読むと、同社は都から豊洲市場の基本、実施設計を特命随契で委託され、12億7000万円ものカネを手にしている。巨額の血税が投じられた以上、社会的な責任として積極的に説明する義務はあるはずだ。
 日刊ゲンダイの取材に対し、日建設計は「現時点ではお答えできないが、PTの調査には協力する」(広報担当)と回答。一刻も早くコトの全貌を明らかにするべきだ。

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膨張する五輪予算も大ナタ “小池五輪”に組織委は戦々恐々

2016年9月28日 日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190662 どこまで切り込めるか(C)日刊ゲンダイ 
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 豊洲市場の次は東京五輪が標的に――。小池東京都知事が本部長を務める都政改革本部の調査チームは29日、2020年東京五輪関連の都の予算について中間報告を行うが、その衝撃の内容が明らかになった。
 調査チームが問題にしているのは、都が整備する五輪8施設のうち、水泳会場の「アクアティクスセンター」(江東区・整備費約683億円)、カヌー・ボート会場の「海の森水上競技場」(東京湾中央防波堤・同約491億円)、バレーボール会場の「有明アリーナ」(江東区・同約404億円)の3施設。
 アクアティクスセンターは観客席の縮小または近くにある「東京辰巳国際水泳場」を改修して対応。海の森水上競技場は埼玉県や宮城県の既存のボート場に移す。有明アリーナは都外施設への移転または規模を縮小するなどと提案している。
 五輪招致時は1538億円だった都の整備費が一時は4584億円に膨張。その後、整備費の見直しが行われ、2014年1月に2241億円に圧縮された。しかし、都はその裏で、圧縮によって足りなくなった整備費用のうち約232億円を他の部局の予算に付け替えていたことが分かっている。この一件も追及されるものとみられる。
 また、都は公益法人の五輪組織委員会に約60億円を拠出しており、拠出割合は97.5%に上る。組織委の職員約730人のうち33%が都から派遣されている。こうした実態がありながら、組織委は都が指導監督が及ぶ監理団体に指定されていない。
 調査チームは、組織委の運営費がスポンサー収入などで賄えず、赤字になった場合は国と都が公費で補填するとの取り決めを問題としており、組織委を監理団体に指定することを小池都知事に提言する。組織委がこれに応じない場合は、拠出金の返還請求も辞さない構えだ。
 豊洲問題で世論の支持を集める小池知事が、最終的に2兆円超に膨らむと見込まれる東京五輪予算の闇にもメスを入れる。安倍マリオや組織委の森喜朗会長は「このままでは“小池五輪”になってしまう」と戦々恐々に違いない。

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「築地売却ありき」のルーツはアキバの“成功体験”にあり

2016年9月28日 日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190587 かつての“やっちゃば”秋葉原はビル街に(C)日刊ゲンダイ 
かつての“やっちゃば”秋葉原はビル街に(C)日刊ゲンダイ  拡大する
 まず跡地売却ありきで進められている築地市場の移転計画。銀座に隣接する23ヘクタールもの超一等地を売りさばくのが、豊洲移転の大前提となっている。築地の跡地を売却したら、都には莫大なカネが入ってくる。そうした利権絡みのウワサが絶えぬ“錬金術”のルーツはアキバにあった。
 JR秋葉原駅の西側に広がっていた「やっちゃば」を覚えている人も年々減っているだろう。かの地にあった神田青果市場(千代田区)が大田市場に移転したのは1989年のこと。世はバブル真っ盛り。地価高騰がピークに達していたころだ。約2・7ヘクタールの跡地も凄まじい評価額をはじき出し、実に約3844億5280万円。1坪当たり約4700万円という目玉が飛び出すほどの高値がついた。
「神田市場の管理は築地市場と同じ、都の中央卸売市場という知事部局の担当です。その予算は『公営企業会計』として一般会計から切り離され、独立採算が大原則。都の予算には変わりありませんが、別のサイフを持たされているようなもの。神田市場は閉場する時、いったん市場の会計から都の一般会計に“売却”されています。市場会計には評価額通りの巨額の売却益が転がり込んだのです」(都庁OB)
 市場会計の主な収入源は各市場の施設使用料で、当時は年間55億円前後で推移していた。その約70年分もの大金を濡れ手で粟でゲットしたのだ。市場役人の金銭感覚を狂わせるには十分の成功体験だったに違いない。
■“都議会のドン”も一枚かんだ再開発
 ただし、跡地の一部には移転反対業者が残存建物にとどまり、市場役人は幾多の立ち退き訴訟の矢面に立つハメに。土地の完全な明け渡しは99年4月まで待たざるを得なかった。
 時を同じくして石原慎太郎都知事が誕生。2000年末に跡地一帯を「IT産業の世界的拠点とする」と宣言し、翌01年末には跡地を民間に売却した上で、2つの高層ビル建設計画を発表した跡地の再開発を巡っては石原氏と大手ゼネコンとの癒着疑惑が今なお週刊誌を賑わしている。
05年のビル竣工時のセレモニーでは“都議会のドン”こと、内田茂都議が祝辞を述べた際、『千代田区議時代から秋葉原の再開発に尽力してきた』と紹介されていました」(都政担当記者)
 築地移転の正式表明は神田市場跡地の再開発計画発表と同じ01年12月。市場会計は、このころには赤字体質が災いし、ピーク時の92年度に3852億円あった「預金」を年々切り崩し、01年度末には429億円までガタ減りしていた。かくなるうえは「築地も売っちゃえ!」で、「夢よ、再び」を狙ったのだろうか。

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表現の自由侵す「糾弾」合法化 「部落差別」固定化法案 廃案求め院内集会 全国人権連

2016年9月28日(水) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-28/2016092805_01_1.html 写真 (写真)「部落差別」固定化法案の危険性を訴え廃案を求める丹波議長(前列右から3人目)=27日、衆院第2議員会館  部落問題の解決に逆行する「部落差別」固定化法案に反対して、全国地域人権運動総連合(全国人権連)は27日、国会議員への要請と学習・懇談会を開きました。  同法案は、社会的には解決し、特別対策法も2002年に失効している「部落(同和)問題」について、定義もなしに「部落差別」の解消を掲げ、自治体に「調査」「教育・啓発」を押し付けるものとなっています。通常国会では、「部落問題を新たに掘り起こすのか。問題の解決に逆行する」との批判の声があがり、衆院法務委員会で継続審議となっています。  衆院第2議員会館内で開かれた学習・懇談会で、全国人権連の丹波正史議長があいさつし、法案は表現の自由を侵害し、「解同」(部落解放同盟)の「確認・糾弾」行為を合法化させる重大な問題があると強調しました。 「解同」は、法案にある「部落差別は許されない」との表現の法制化を一貫して求めており、一方的に「差別だ」として集団でつるしあげる「確認・糾弾」を容易にすることになると指摘。「内心の自由まで踏み込み、自由な意見表明ができなくなる。同和事業終結の流れを法的にストップさせる」とのべ、「部落差別」を固定化・永久化する法案は廃案しかないと訴えました。  奥山峰夫・元大阪経済法科大学教授(部落問題研究所理事)は、国や自治体の調査では、部落差別の事実がなくなってきていることを紹介。自民党もかつては「解同」が求める部落解放基本法について「被差別対象地域及び住民を法的に固定化させる」といってきたと紹介。「新しく法律をつくる立法事実はない」と指摘しました。  参加者は、一部自治体で続く特別な同和事業の終結が大事だと運動を紹介。「解同」の暴力の復活など法案の本質を住民・自治体に知らせる活動が報告されました。  日本共産党国会議員団法務部会長の仁比聡平参院議員が「解決に逆行するとの国民世論を広げ、廃案で共同しよう」と呼びかけました。衆院法務委員である日本共産党の畑野君枝、藤野保史の両衆院議員が連帯のあいさつをしました。

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都議会開幕 新旧ドンを連続直撃

2016.09.28 16:00 週刊文春 http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6613
今も強い影響力を持つ内田氏
 9月28日に開会した東京都議会定例会。小池百合子東京都知事(64)への対応が注目される都議会自民党のトップを、週刊文春が連続直撃した。  10年以上にわたり、自民党東京都連幹事長を務め、“都議会のドン”と言われる内田茂都議(77)は、小誌記者にこう語った。 ――小池さんが、「私の政策は都民ファーストだから、都議会も反対できない」と言っていた。 「はっはっは。一切、(私は)やってないからさ」 ――議会前に小池氏ばかりが喋っていますが。 「いやー、やっぱり是々非々でやる以外にない」 ――二元代表制だから? 「そうそう」
高島直樹都議
 内田氏の側近で、先日、後継の幹事長に就いた高島直樹都議(66)は次のように語る。 ――築地の移転について。 「地下空間については、議会にも報告がなかった。過去の検証をして、当然、頭を下げるべきところがあれば下げ、都民に理解をえられる努力をすることです」 ――移転中止もあり得る? 「いや、それは……これからの課題ですからね。今の築地は既存不適格ですから、衛生上の問題、狭隘という課題もあります。築地ブランドは重要だと思いますけど、100%豊洲にいかないよ、という決断を知事がなさるのか、議会がどう考えるのかはちょっと性急には」 ――都議会自民党はチェック機能を果たしていなかったのでは。 「否定はできないと思います。残念なことに、当時、民主党さんが第一党の時だった。私自身も落選中でした。特別委員会の資料や議事録を見ましたが、(空洞が記載された)断面図も何もなかった。知らなかったから責任はない、とは一切言うつもりはない。ただ、言い訳ではなくて、情報は性善説で共有化するものだと思っていました。共有化されなければなす術もないし、忸怩たる思いです」  豊洲移転や東京五輪を巡り、さまざまな問題が噴出した東京都。都議会がチェック機能を果たしてきたのかも、今後検証されることになりそうだ。  週刊文春9月29日発売号では、新旧ドンだけでなく、石原慎太郎元都知事、浜渦武生元副知事の豊洲移転問題の責任について、詳報している。

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安倍首相 「北方領土返ってくるぞ解散」を仕掛けるか
2016.09.28 07:00 NEWSポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20160928_451240.html
北方領土返還で描くシナリオは
【北方領土返還で描くシナリオは】   北方領土問題について、これまで「4島(国後、択捉、歯舞、色丹)一括返還」を唱えてきた安倍晋三首相が、外交的功名心から方針を転換し、ロシアのプーチン大統領に歯舞、色丹の「2島先行返還」で譲歩しようとしていると見る向きもある。  そんな安倍首  北方領土問題について、これまで「4島(国後、択捉、歯舞、色丹)一括返還」を唱えてきた安倍晋三首相が、外交的功名心から方針を転換し、ロシアのプーチン大統領に歯舞、色丹の「2島先行返還」で譲歩しようとしていると見る向きもある。
 そんな安倍首相には12月に行われる日ロ交渉を成功させなければならない事情がある。
「地球儀外交」を掲げて世界100か国以上を訪問したものの、大きな成果がないばかりか、北朝鮮との日朝交渉は完全に暗礁に乗り上げ、「私の任期中に拉致被害者全員を帰国させる」という公約達成は絶望的になっている。
 日ロ交渉でも日本側は経済協力を決定しており、領土ゼロ回答だと「外交の安倍」の面目丸つぶれとなってしまう。
 それだけに、2島返還は事実上の譲歩ではあるが、日清戦争勝利のシンボルである春帆楼(下関の料亭旅館)での会談をセットすることで、日ロ平和条約は“第二の下関条約”であり、領土を取り戻す外交的勝利だと思わせる演出にこだわった。
 しかし、国内には「2島先行返還では国後、択捉が永久に戻ってこなくなる」という反対が根強い(かつて北方領土の段階的返還論を唱えた鈴木宗男氏は失脚に追いこまれた)。安倍首相が2島返還で合意すれば、当然、反対派から“弱腰外交だ”という批判が予想される。そこで解散・総選挙を打つことで、批判をかわす。
「総理としては批判は望むところではないか。『4島一括返還』の建前にこだわっていつまでも領土が返ってこないのがいいのか、まず歯舞、色丹だけでも返還させて交渉を前に進めるべきかを国民に問うことができる。
 新聞の世論調査では6割以上が柔軟な対応を望んでいるから、北方領土交渉を争点にすれば勝算は十分あると踏んでいる」(官邸筋)
 前回の解散で消費税増税先送り反対派の批判を封じ込めたのと同じ手法であり、“増税しない解散”の次は、“北方領土返ってくるぞ解散”というわけである。
 領土問題を掲げることが選挙の大義になり得るのか疑問が残るが、選挙で自分に有利な争点を掲げるのが安倍首相の「勝利の方程式」だ。政治評論家・有馬晴海氏が指摘する。
「安倍政権のこれまでの解散に果たして大義名分があったでしょうか。消費税では国民に増税を認めてもらうために解散するならわかるが、現状のまま増税しないことを大義に解散して大勝した。とても解散する理由になっていないが、勝てるなら口実は何でもいい。国民が反対しにくい北方領土返還なら申し分ないでしょう
 外交の行き詰まりを打開するためにプーチン大統領と「2島返還」で手を打ち、それを口実に来年1月に衆院を解散、3月党大会で一気に総裁任期延長を承認させて「明治維新150周年事業」(※総裁任期後の2018年10月に山口県で行われるイベント)を首相で迎え、歴史に名を残す。そんなシナリオが動き出そうとしている。
※週刊ポスト2016年10月7日号

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Astronomy Picture of the Day

Discover the cosmos! 2016 September 28 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. NGC 3576: The Statue of Liberty Nebula(NGC 3576:リバティ星雲の女神)
Image Credit & Copyright: S. Mazlin, J. Harvey, R. Gilbert, & D. Verschatse (SSRO/PROMPT/UNC)

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妻純子の状況:

今日から抗生剤投与開始。

サチレーション100、ハートレート75±10、体温37.3℃で安定中。

他は、変化なし。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2016年9月28日水曜日

「甲状腺」巡る問題解決へ専門家語る 福島で国際専門家会議 ※建設中止含め抜本的見直し提案へ 五輪3施設で都調査チーム ※自民の憲法改正草案、党幹部から棚上げ・慎重論相次ぐ

hosi@hosinoojisan

「甲状腺」巡る問題解決へ専門家語る 福島で国際専門家会議

建設中止含め抜本的見直し提案へ 五輪3施設で都調査チーム

自民の憲法改正草案、党幹部から棚上げ・慎重論相次ぐ

小池都知事「入札も調査」=豊洲市場の建設費増大で

“戦争する国にしない” 総がかり行動



東京都の動向、大変面白くなってきたようである。

豊洲市場問題も、いよいよ都議会で論戦が始まるし、国会も論戦が始まる。

どうも、今年は、自民党の利権問題追及の年になり、大きな政治問題が国民の反発を呼びそうである

野党の諸君の頑張りを期待したい。

東京都の小池都知事、オリンピック関連施設にも、中止を含め、検討の姿勢を明らかにした

オリンピック委員会の森会長による都政食いつぶし構造が明らかになるであろう。

この問題、猪瀬元都知事、舛添前都知事更迭問題にも影響しており、都合の悪い人物を、警察関係情報を使って、マスメディアにリーク、排除すると言う悪辣なやり方を取ってきたが、逆に、小池都知事が、この関係を熟慮して、反撃に立ち上がったと言える。

この動向は、原発問題も同じで、反原発の新潟県知事や各所の首長を排除したやり方と同じと指摘しておきたい。

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豊洲問題で、この構造を国民が知ることとなった。

安倍政権も同じで、珍しく、自民党内部からも、憲法改悪問題に「慎重論」が出始めたようだ。

国民各位が、この構造的問題の打破のために立ち上がることを期待しておきたい。

以上、雑感。



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「甲状腺」巡る問題解決へ専門家語る 福島で国際専門家会議

2016年09月27日 08時58分 福島民友 http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160927-114753.php   原発事故に伴う甲状腺への影響について意見を交わした専門家会議

 東京電力福島第1原発事故後の子どもの甲状腺を巡る問題について議論する国際専門家会議が26日、福島市で2日間の日程で開幕した。最終日の27日、甲状腺を巡る問題の解決に向けた提言を発表する。  専門家会議は、過去に旧ソ連チェルノブイリ原発事故の周辺地域で子どもの検診を実施している日本財団の主催、福島医大と長崎大、笹川記念保健協力財団の共催。震災、原発事故後5回目の開催で、今回は放射線の問題の中でも甲状腺にテーマを絞った。  国内外の専門家15人が登壇し講演、報告を行った。ベラルーシやウクライナの専門家がチェルノブイリ原発事故の汚染地域の甲状腺がんを巡る研究について発表したほか、福島医大の教授らは本県が実施している甲状腺検査について説明した。  質疑応答の時間では、甲状腺がん検診に伴う「過剰診断」の問題などを巡って議論が行われた。 当方注: 日本側は、特定の医師の研究をもとに、「甲状腺癌」と原発事故の関連を否定したいようだが、外国の研究者は、これまでの研究を「否定」されることから、すんなりとはいかないであろう。

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エリック ・Cエリック ・C‏@x__ok
https://twitter.com/x__ok/status/736146971371659266
日本ではまったく報道されていないが、現在フランスのストライキで労働組合が原発の電力を止めている。19原発で電力を落としている。その結果、電気は足りていた事がはっきりしてしまいフランス政府や電力会社の嘘もバレてしまった。 

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建設中止含め抜本的見直し提案へ 五輪3施設で都調査チーム

2016年9月28日 02時00分 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016092701002091.html  2020年東京五輪・パラリンピック開催費用などを検証している都の調査チームが、費用削減のため競技会場となる3施設の建設中止を含めた抜本的見直しを提案する方針であることが27日、都幹部への取材で分かった。29日の都政改革本部の会議で第1次報告として公表する。  小池百合子都知事は大会関連のコスト圧縮に意欲を示しており、会場計画が再び変更される可能性が出てきた。大会組織委員会は年内に予算計画を国際オリンピック委員会(IOC)に提出する予定で、見直しとなれば、こうしたスケジュールにも影響しそうだ。(共同)

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デタラメの限りを尽くし原発再稼働を進める国家的犯罪

2016年9月27日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190606

巨額の税金がつぎ込まれたもんじゅ(共同通信社) 
巨額の税金がつぎ込まれたもんじゅ(共同通信社) 拡大する
「誰のお金でやっていて、誰のための市場なのか。無責任体制と言わざるを得ない」。東京・築地市場の移転予定地「豊洲市場」の問題で、小池百合子知事が都庁の体質をこう批判していたが、豊洲市場問題をはるかに上回る「無責任」と「巨額の税金タレ流し」が露呈しているのが、安倍政権の原発政策だろう。
「本年度中に廃炉を含めて抜本的な見直しを行う」。21日の原子力関係閣僚会議で、菅官房長官は、福井・敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉について言及した。
 原発の使用済み核燃料からウランとプルトニウムを回収し、新たな核燃料(MOX燃料)にリサイクルして「もんじゅ」で使用する――。資源に乏しい日本の“切り札”ともいうべき「核燃料サイクル」の中核に位置付けられていた施設が「もんじゅ」だ。
知恵をつかさどる仏の象徴とされる「文殊菩薩」から命名され、85年に着工。“夢の原子炉”ともてはやされたものの、95年にナトリウム漏れ事故が発生し、2010年には炉内で機器が落下する事故が起きた。12年には約1万点の機器の点検漏れが判明するなど、トラブルが続発。長期間の運転停止を余儀なくされ、結局、94年の初臨界から、これまでの22年間で稼働した日数はわずか250日しかない。
 それでいて、投じられた国費は当初計画の350億円からアレヨアレヨと膨らみ、すでに1兆2000億円とベラボーな金額になっている。稼働停止中でも年間維持費に200億円もかかっているというから、もっと早い時期に廃炉にすべきだったのに、何だかんだと屁理屈をつけてダラダラと事業が引き延ばしされてきたのだ。ニッチもサッチもいかなくなって廃炉の方針を固めたのだろうが、日本原子力開発機構の試算だと、廃炉しても今後30年間で3000億円が必要という。1ワットの発電もできない施設に数千億円もの国費を負担し続けなければならないなんて冗談じゃない。
 原子力市民委員会の委員で、原子炉技術者の後藤政志氏はこう言う。
「『もんじゅ』で(冷却材として)使われるナトリウムは水や空気と触れると爆発する危険な物質な上、仮にトラブルが起きても一般の原発と違って原子炉内に『不活性ガス』という特殊ガスが使われているので作業員は近づくことができない。非常にリスクが高い施設で、私はずっと本稼働は不可能と言ってきました。高速増殖炉の技術開発は難しく、英国やドイツはとっくに手を引いているのに日本だけがこだわった。事業を推進してきた文科省が責任を問われるのを避けるため、やめなかったからです
 結論ありきで突っ走り、気付いた時には多額の税金がパー。「誰のお金でやっていて、誰のための施設なのか」という言葉がまさにピッタリだ。
■「核燃料サイクル」は幻想。カネをふんだくる詐欺師の手口と同じ
「もんじゅ」の廃炉方針を打ち出した安倍政権は正義漢ヅラしているが、この政権はナ~ンにも分かっちゃいない。相変わらず「核燃料サイクル」に固執しているからだ。ウランとプルトニウムを取り出すための青森・六ケ所村再処理工場は93年の着工以来、2兆円もの建設費用が投じられたが、完成時期は20回以上も延期され、本格稼働のめどは立っていない。もはや「核燃料サイクル」の破綻は明らかなのに、安倍政権は「核燃料サイクルを推進するとともに、高速炉の研究開発に取り組む」として、新たに「高速炉開発会議(仮)」の設置を決めた。
 あらためて「核燃料サイクル」の仕組みを検討するというのだが、この会議のメンバーは経産相、文科相のほか、原子力機構や原発メーカーだ。何のことはない。「原子力ムラ」のメンメンである。つまり、大失敗した「もんじゅ」や「六ケ所村再処理工場」に代わる新たなカネの受け皿をつくろう――というワケだ。巨額の税金をドブに捨てることになった責任に頬かむりしているどころか、さらに税金をふんだくるための看板掛け替えを画策しているのだからフザケている。
前出の後藤政志氏は、「『核燃料サイクル』は幻想」と言い、こう続ける。
「『もんじゅ』や『六ケ所村』の失敗は日本の原子力行政が50年、60年と積み上げてきた結果です。その反省もなく、この手がダメなら、次はこの手でカネをブン捕ろう、なんて詐欺師の手口です。また莫大な税金が使われて借金になるだけです」
凍土壁が破綻した福島原発廃炉費用を国民にツケ回し

福島第一原子力発電所 陸側遮水壁の凍結運転開始の捜査の様子(東京電力提供)  拡大する  安倍政権の国家ぐるみの“犯罪”とも言うべき原発行政のデタラメは、これだけじゃない。
福島原発の汚染水対策と称して進められている凍土壁も大問題だ。東京電力は3月から、1~4号機を覆う「氷の壁」の凍結を始めたものの、汚染水の発生量は1日約400トンで凍結前とほとんど変わっていない。地下水の流れが速く、凍結できない部分があるためだ。今夏の東日本地方への台風直撃時には、凍結部分の一部が溶ける事態も起き、原子力規制委員会の外部有識者が「破綻している」と断言している。
 ところが、国や東電は凍土壁の失敗を認めていない許し難いのは、どんどん膨らむ福島原発の廃炉費用を国民にツケ回ししようとしていることだ。2014年に公表された東電の新総合特別事業計画などによると、政府は当初、福島原発の廃炉・汚染水対策で2兆円、賠償・除染費用で9兆円――と見積もっていたが、大幅に上回るのは時間の問題。
そこで経産省は新たに「東京電力改革・1F問題委員会」(東電委員会)を設置し、10月から、国による廃炉費用の支援強化策を検討するというのだが、「改革」とは名ばかり。ホンネは、新たな枠組みをつくって電気料金や税金を東電にジャブジャブ注ぎ込む仕組みをつくりたいだけだ。委員会のオブザーバーに東電ホールディングスの広瀬直己社長が名を連ねているなんて頭がクラクラしてしまう。国も東電も無軌道この上ない。
■「原子力ムラ」はあの手この手で反原発の動きを封じ込める
 原子力を「重要なベースロード電源」に位置付ける安倍政権は原発推進の旗印を降ろす気は毛頭ない。となれば、「原子力ムラ」の連中が「奇貨居くべし」と、あの手この手で反原発の動きを封じ込めようとするのは容易に想像がつく。新潟・柏崎刈羽原発の再稼働に反対し続けてきた泉田裕彦・新潟県知事が突然、知事選への出馬を断念したのが典型だろう。泉田知事を長く取材しているジャーナリストの横田一氏はこう言う。
「『原子力ムラ』はあらゆる手を使って反原発を唱える知事、市長などを引きずり降ろしにかかっています。泉田知事の場合、地元紙が一役買ったと言われていますが、これは6月に辞職を表明した鹿内博・青森市長のケースと『同じ』と言われています」
 鹿内市長は「脱原発をめざす首長会議」のメンバーで、六ケ所村再処理工場に反対していた人物だ。ところが地元紙が突然、三セクをめぐる赤字問題を執拗に批判し始め、辞職に追い込まれた。泉田知事が知事選出馬を取りやめる原因になったのも、三セクの問題が発端だったが、単なる偶然とは思えない。
 安倍は26日始まった臨時国会の所信表明演説で、「アベノミクスの加速」や「TPP(環太平洋経済連携協定)の早期発効」などを挙げていたが、デタラメな原発政策もしっかりと審議するべきだ。

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“戦争する国にしない” 総がかり行動

2016年9月27日(火) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-27/2016092701_04_1.html 写真 (写真)「戦争法発動を止めよう」とコールする人たち=26日、衆院第2議員会館前  臨時国会が開会した26日、安倍晋三政権の暴走を止めようと、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会主催の「9・26臨時国会開会日行動」が国会議員会館前で行われました。800人が参加し、「戦争法は今すぐ廃止」「南スーダン派兵をやめろ」などと声をあげました。  日本共産党の小池晃書記局長、民進党の福山哲郎幹事長代理、社民党の吉田忠智党首、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子代表が連帯あいさつ。小池書記局長は「市民と野党が力を合わせ、“戦争する国には絶対にしない”と声をあげていこう」と訴えました。

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自民の憲法改正草案、党幹部から棚上げ・慎重論相次ぐ

2016年9月28日00時54分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASJ9W5Q7HJ9WUTFK00S.html?iref=comtop_list_pol_n02
 27日の代表質問で、その取り扱いが焦点となった自民党憲法改正草案について、党内からも発言が相次いだ。 下村博文幹事長代行は記者会見で、「草案ありきで憲法審査会で議論して頂きたい、という風には考えていない」と語った民進党が撤回を求める草案を棚上げして審査会の議論を進めるべきだ、との考えを示したものだ。撤回は「党としてのアイデンティティーの問題」として否定した。 石破茂・前地方創生相は党総務会で、「草案は野党時代に出したが、当時(議論に)参加した国会議員が少ない。各議員によく内容や経緯を説明すべきだ」と指摘した。党本部が、各都道府県連単位で憲法改正推進本部を設置するよう求めていることに関連して発言した。

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小池都知事「入札も調査」=豊洲市場の建設費増大で

(2016/09/27-23:06) JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092700941&g=pol

 東京都の小池百合子知事は27日、NHKの番組に出演し、豊洲市場(江東区)の建設費が増大したことについて「入札の在り方も調査する」と述べ、入札の経緯を調べる考えを示した。市場をめぐる一連の問題で職員の意思疎通が不十分だったとして、情報共有を強化するための会議を新設することも明らかにした。
 小池知事は番組の中で「都は非常に豊かな財政であるがゆえに、お金の使い方が賢いとは言えない。入札の在り方も適切だったのか調査する」と強調した。
 豊洲市場の建設費は当初計画の3倍近い2752億円に増大。経緯が不透明と指摘されているが、都はこれまで「資材や人件費の高騰」を理由に挙げていた。
 また小池知事は、豊洲市場問題の検証を通じ、「安全面の確認と都のガバナンスの問題を同時に考えて、東京大改革の試金石として改善策につなげたい」と語った。情報共有の強化に向け新設する会議については「政府の閣議のようなものにしたい」と述べ、各局の幹部が定期的に集まる機会をつくる意向を示した。

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豊洲市場 入札予定価格60%引き上げの経緯など調査

9月28日 4時41分 NHK http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160928/k10010709001000.html?utm_int=news_contents_news-main_002 豊洲市場 入札予定価格60%引き上げの経緯など調査 動画を再生する 豊洲市場の主要な3つの建物の工事をめぐり、3年前に行われた最初の入札が不調に終わった直後、予定価格がおよそ400億円、率にして60%も引き上げられていたことなどについて、東京都の小池知事は27日夜、NHKの取材に対し、「入札の在り方について、調査を進めている」と述べ、経緯を詳しく調べる考えを示しました。 豊洲市場に建設された水産仲卸売場棟などの3つの主要な建物の工事では、3年前の平成25年11月に最初の入札が行われました。
都が積算した予定価格は3つの工事、合わせておよそ630億円でしたが、不調に終わり、3か月後、予定価格は一気に400億円、率にして60%引き上げられ、1035億円で再度入札が行われました。
その結果、最初の入札にも参加したゼネコンなどを中心とした3つのグループが予定価格と、ほぼ同額の落札率99.7%から99.9%で工事を受注しました。
この間の経緯を取材したところ、都が入札価格を引き上げる前にゼネコンからヒアリングを行い、業者が「震災復興で労働者の確保が難しい」、「予定価格が自分たちの見積もりと合わない」などと、都の予定価格が低すぎると主張していたことがわかりました。
入札制度に詳しい日本大学の有川博教授は「短期間で1.6倍も資材費や人件費が上がることはありえず、1度目か2度目の予定価格のどちらかが適切ではなかったと考えられる
業者から言われて価格を大きく変えなければならなかったとすれば、都の積算体制自体も検証の対象にならなければいけない」と指摘しています。
こうした指摘に対し、東京都の小池知事は27日夜NHKの番組「クローズアップ現代+」の中で、「都は財政が非常に豊かであるがゆえに、お金の使い方が賢いとは言えない。入札の在り方について調査を進めている」と述べ、経緯を詳しく調べる考えを示しました。

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五輪会場、見直し提言へ 経費2兆円超か 都政改革本部

2016年9月28日03時36分 朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASJ9W6Q7NJ9WUTIL04B.html?iref=comtop_8_03 写真・図版
見直しが提言される五輪会場
 2020年東京五輪・パラリンピックをめぐり、東京都の都政改革本部(本部長・小池百合子知事)の調査チームが、一部の競技会場の整備計画について抜本的な見直しを含めた提言をすることが分かった。独自の積算で開催経費が2兆円を超す可能性も指摘する。29日の会合で報告される。  小池知事は、五輪開催経費について、7月の都知事選から施設整備費の高騰や総経費が不明な点などを疑問視し、見直しを明言。外部から招いた都顧問らで作る調査チームが、小池知事の意向を受けて検討に着手していた。安全性の検証などを理由に判断した築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転延期に続き、都政の大胆な見直しに乗り出すことになる。  関係者によると、調査チームは都が整備する主な8施設のうち、整備費が高額な水泳会場のアクアティクスセンター(683億円)▽ボート・カヌー会場の海の森水上競技場(491億円)▽バレーボール会場の有明アリーナ(404億円)について主に検討。現在の整備計画を建設費や大会後の利用策など複数の点で「不適切な面がある」などと指摘する。チームでは、建設を中止し、都外の別会場で開催するよう提言することも検討している。 ログイン前の続き3施設の整備費は、招致時の2・8倍近くに膨らんでいる。水泳会場については、2万席の観客席を大会後に74億円かけて5千席に減築する計画だが、調査チームは大会時の観客席数が多すぎると問題視。海風と波が競技に与える影響を懸念されていた「海の森」や、「有明」についても、大会後の活用方法が不透明な点などを理由に見直しを求めるという。  また、その他の施設整備費や大会時の輸送・セキュリティー経費なども試算し、総額が2兆円を超す可能性も示す。都を中心に作った招致計画の段階では、約7千億円と見積もられていた。経費の膨張を招く要因として、国や大会組織委員会も含めた組織運営の不備も指摘するという。 当方注: 諸悪の根源、森を破産させよ!

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稲田防衛相 夫名義で軍需株 5社で計2万2000株 初入閣後に取得か

2016年9月27日(火) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-27/2016092715_01_1.html  第3次安倍再改造内閣の新任閣僚の資産公開で、家族分を含めた総資産が最多だった稲田朋美防衛相(衆院福井1区)が、夫名義で防衛装備品を受注する軍需企業5社の株を保有していたことがわかりました。いずれも2012年12月に発足した第2次安倍内閣で行政改革担当相として初入閣したときの資産公開では保有しておらずそれ以降に購入したとみられます防衛省トップが親族名義の軍需企業株を保有することの是非が問われています。(藤沢忠明)

 今回の資産公開によると、稲田氏は夫名義で、神戸製鋼所4万株、みずほフィナンシャルグループ2万株、オリックス1万7000株、東レ6000株など、41銘柄26万株を保有していました。前回、行革担当相時の資産公開では、41銘柄22万1935株でしたが、保有株式の変動がかなりありました
活発な株売買
 これによると、日本電気、昭和電工、日本金銭機械各5000株、大林道路4000株など、10銘柄2万9671株を売却、神戸製鋼所4万株、大日本印刷1000株など、10銘柄6万6000株を新たに購入しています。保有を続けた株31銘柄のうち、みずほフィナンシャルグループ1万株↓2万株、浜松ホトニクス6200株↓1万400株、丸紅8000株↓6000株など、半数を超える19銘柄に増減があり、ひんぱんな株取引をしている実態が浮かび上がってきます。  とりわけ重大なのは、あらたに取得した10銘柄のうち、5銘柄が防衛装備品を受注する軍需企業だということ内訳は、三菱重工業3000株、川崎重工業6000株、三菱電機2000株、IHI8000株、日立製作所3000株の計2万2000株。いずれも防衛装備品を調達する防衛装備庁によると、14年度の企業別契約金額の上位企業です。(表参照)  安倍自公政権は、稲田氏が行革担当相として在任中の14年4月に新たな防衛装備移転3原則を設け、それまで禁じていた武器輸出を事実上解禁しました。  閣僚の株保有については法的な規制はなく、「大臣規範」(01年1月)で在任中の株取引の自粛を定めています。しかし、国会議員には、国政に関する重要な情報が集中するだけに、国民の疑念をもたれるような株取引をしないことが求められています。  防衛省トップが親族名義で軍需企業株を保有することの是非をどう考えるのか、購入の経緯は―。稲田氏の事務所は本紙の問い合わせに「政党機関紙の質問には回答していません」としました。 図

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地検特捜部の真価問われる 豊洲「官製談合」疑惑に新証拠

2016年9月27日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/19052
%e5%9c%b0%e6%a4%9c%e7%89%b9%e6%8d%9c%e9%83%a8%e3%81%ae%e7%9c%9f%e4%be%a1%e5%95%8f%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%82%8b-%e8%b1%8a%e6%b4%b2%e3%80%8c%e5%ae%98%e8%a3%bd%e8%ab%87%e5%90%88%e3%80%8d%e7%96%91%e6%83%91
デタラメの水産卸売棟(C)日刊ゲンダイ  拡大する
 さあ、東京地検特捜部の出番だ。
 何から何までデタラメの豊洲新市場で、くすぶり続けているのが官製談合疑惑だ。
 主要3施設の建築工事は2013年11月の1回目の入札で、大手ゼネコンに「予定価格が安すぎる」と一蹴された。その後、都当局がゼネコン側にヒアリングすると、翌14年2月の再入札で都は3施設の予定価格を計407億円、約1.7倍もつり上げ、いずれも99%超と異常な高落札率で大手ゼネコン各社が受注した。
 都は否定するが、ゼネコン側とのなれ合いが建設費高騰を招いた疑いは晴れない。さらに談合を裏付けるような新たな証拠も浮上している。
 主要3施設が入札不調に終わった1回目に、豊洲の別施設は無事、落札にいたった。関東建設工業(本社・群馬県太田市)を代表とする中小ゼネコン4社のJV(共同事業体)が請け負った「管理施設棟」で、受注額は69億7714万円。落札率は実に99.99%に上った。
■予定価格を大手が退け、中小が請ける不可解
「管理施設棟と主要3施設では事業規模は違えども、都は国交省作成の同じ建設資材労務単価や積算基準を使って予定価格を算定します。資材や人件費の見積もり基準は一緒なのに、大手ゼネコンが退ける一方で中小が請け負うのはあり得ない資材と人件費の条件が同じなら、大手ゼネコンの技術力をもってすれば、確実に中小より安く仕上げられます。入札が逆の結果に終わったのは不可解です」(都職員OBで、臨海部開発問題を考える都民連絡会の市川隆夫事務局長)
 予定価格は事前に公表され、入札と言っても競争相手がいないから、ほぼ100%の高落札率は当たり前。しかも土壌汚染対策を請け負ったのは青果棟、水産卸売棟、仲卸売棟の順に鹿島JV、大成JV、清水JVと、建物の落札JVと見事にリンクする。
 土は盛らず、建設費だけは大盛りとは、ふざけた話だ。官製談合の公訴時効は3年で、リミットは迫っている。逃げ切りを許せば、特捜部の存在意義が問われる。
当方注:
東京地検が動かないと言う事は、政治家集団、ゼネコン等財界、日本を支配する構造的要因に、東京地検も関与している疑いが強まると言えよう。

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厚労省が、ナチス張りの「殺人計画」?

75歳以上、保険料上げ検討 後期高齢者医療の特例廃止

2016/9/28 02:13 共同通信 http://this.kiji.is/153547266827175414?c=39546741839462401  厚生労働省は27日、75歳以上の後期高齢者医療制度で、低所得者ら916万人の保険料を最大9割軽減している特例を廃止し、2017年度から段階的に保険料を引き上げる方向で検討に入った。 法令で定める軽減幅は最大7割で、現在は税金を使ってさらに安くしているが、本来の規定通りにする。増え続ける医療費を賄うため高齢者にも負担を求め、世代間での公平性を高めるのが狙い。  政府は17年度から特例軽減を原則的に廃止すると15年にいったん決定していたが、消費税増税の再延期のあおりで扱いが宙に浮いていた。厚労省は年末の予算編成に向け、詰めの議論に入りたい考えだ。 当方注: 私たち夫婦は、共に、非課税で、所謂、非課税所帯である。 妻は寝たきりで医療補助を受けているが、妻の年金以上に医療費はかかる。 私の200万円程度の年金では、3割負担になればダメージが強い。 私の場合はともかく、私たちの水準に達していない人たちには、「死ね」と言う措置に等しい。 高齢者と言えども、公務員退職者はともかく、民間企業労働者の「貯蓄」は、ほとんどあり得ないのである。 厚労省のナチス張り『殺人計画』には、NOを突きつけておきたい。

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区議除名なら自民離党も=若狭氏、都連対応を批判

(2016/09/27-18:57)JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092700792&g=pol

 衆院東京10区補選(10月23日投開票)に自民党公認で立候補する若狭勝衆院議員(比例東京)は27日、党東京都連が都知事選で小池百合子氏を支援した豊島区と練馬区の区議7人を離党勧告処分としたことについて、「即刻撤回してもらいたい」と求めた。7人が離党に応ぜず除名された場合は「自民党の衆院議員を続けることは多分できない」とも語り、離党も辞さない構えを示した。   若狭氏は同日、安倍晋三首相(党総裁)から公認証を受け取った。この後、衆院議員会館で記者団に「小池知事は処分を受けず、私は口頭による厳重注意処分で終わった。区議の処分は極めてバランスを失している」と述べ、都連の対応を批判した。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2016 September 27 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Jupiter's Europa from Spacecraft Galileo (ガリレオ探査機による木星のエウロパ)

Image Credit: Galileo Project, JPL, NASA

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妻純子の状況:

サチレーション100、ハートレート75±10、体温37.2℃で安定中。

入浴、往診日。

薬疹はなくなり、明日から、違った抗生剤を投与する。

他は、変化なし。

・・・・・本日は、これまで・・・・・