2012年10月31日水曜日

原発事故「許せぬ殺人行為」=住民避難は苦渋の決断-福島・双葉町長〔国連NGO会議※米国で広まる中国企業排斥の動き 肥大化した徳なき「大国」の自業自得※フザケるな!石原 都知事時代は勤務平均59分 時給13万円

木村建一@hosinoojisan

原発事故「許せぬ殺人行為」=住民避難は苦渋の決断-福島・双葉町長〔国連NGO会議〕

米国で広まる中国企業排斥の動き 肥大化した徳なき「大国」の自業自得

フザケるな!石原 都知事時代は勤務平均59分 時給13万円



日銀が、また、利下げした。

デフレ脱却のためと称しているが、事態な全く逆で、更なるデフレへ追い込むこととなろう。

その理由は、景気動向に大きな影響を与える大企業数十社には、全く金利負担なしの「内部留保金」が、約300兆円あり、その気になれば、内部留保金を使えば、全く金利負担を要しないのである。

答えは明白、日銀から借金することは必要ないのである。

では、更なる金利低下は、だれがメリットを受けているのであろうか?

はっきり言って、国債発行を行う財務省(政府)と、「国債購入」で利益を上げる大手銀行である。

国は、金利負担の削減につながり、銀行は、「差益」を享受できることとなる。

しかし、この理論は誤りと言った方がよい。

昭和30年代、国は、金利負担を償却するために、あえて、インフレ策を取り、借金を償却させた。

そういう点で考えれば、デフレ策とインフレ策の調整を行うべき時期に来ているといえよう。

富裕層の貯蓄離れを促すため、アメリカが抵抗すると思われるが、金利を上げ、金利上昇分で、消費拡大を誘導する方が、経済実態に合うというものだ。

「安物買いの銭失い」と言う格言がある。

現在の、労務屋的発想の経済学者や、経団連の諸君の意識改革が求められているといえよう。

これ以上は、言わない。

以上、雑感。



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原発事故「許せぬ殺人行為」=住民避難は苦渋の決断-福島・双葉町長〔国連NGO会議〕
(2012/10/31-01:00) JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012103100011
 【ジュネーブ時事】東京電力福島第1原発がある福島県双葉町の井戸川克隆町長は30日、ジュネーブの国連欧州本部でNGOが開いた会合で原発事故後の福島の現状を報告、現在も放射能の被害は続いており「(事故は)許せない殺人的な行為だ」と訴えた
 町長は、町を襲った津波や被災住民の様子などを写真で紹介しながら、「望んでいない被ばくをしても誰も謝罪しない。(悔しい)思いは決して晴れることはない」と強調。「町の形を守るより子供の健康、生命を優先した」と住民避難で苦渋の決断を迫られたことを明らかにした。

福島双葉町長、国連で訴え 原発事故は終わっていない

2012/10/30 23:40 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012103001002397.html
 30日、ジュネーブの国連欧州本部で、スライドを使って原発事故の状況を説明する福島県双葉町の井戸川克隆町長(共同)  【ジュネーブ共同】国連人権理事会で日本の人権状況を審査する会合が開かれるのを前に、東京電力福島第1原発事故で警戒区域となっている福島県双葉町の井戸川克隆町長が30日、ジュネーブの国連欧州本部で、非政府組織(NGO)主催の会合に出席し、日本政府は収束宣言を出したが「原発事故はまだ終わっていない」と訴えた。  31日の人権に関する「普遍的審査」制度に基づく対日作業部会では、各国から原発事故後の日本政府による健康対策が取り上げられる可能性もある。

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福島第1原発事故:規制委が検証チーム…解明へ来月発足

毎日新聞 2012年10月31日 02時31分 http://mainichi.jp/select/news/20121031k0000m010123000c.html  原子力規制委員会は、東京電力福島第1原発事故の検証チームを11月にも発足させる方針を固めた。政府や国会など四つの事故調査委員会が解明しきれなかった事故原因などについて、継続して検証する。  各事故調は既に調査を終え、報告書をまとめたが、原子炉内は放射線量が高くて十分な調査ができていない。例えば、地震によって重要機器が損傷した可能性については、政府、民間、東電の各事故調は否定する一方、国会事故調は「可能性を否定できない」と指摘、食い違っている。  このため、政府事故調が最終報告書を発表した7月、細野豪志・原発事故担当相(当時)は、規制委の事務局である規制庁に事故原因を継続して調査・検証するための部署を設ける考えを示した。しかし、9月の規制庁発足後もたなざらしになっていた。  チームは、規制庁職員のほか、外部から専門家を招く方針で、人選を進めている。報告書をまとめる時期についても検討している。  事故原因究明を巡っては、東電柏崎刈羽原発(新潟県)の地元の泉田裕彦知事が、検証や原因究明が終わらない限り再稼働の議論には入らない考えを示すなど再稼働論議にも影響を与えそうだ。ただし、検証は放射線量が高い原子炉内の調査の進展に合わせるため「終わるまで数十年かかる」(規制庁幹部)との見方もある。【岡田英】

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米原子炉2基が停止=冷却ポンプ故障など

(2012/10/31-01:23) JIJICOM http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012103100037  【ニューヨーク時事】米原発運営会社PSEGニュークリアは30日、ニュージャージー州のセーレム原発の冷却水循環ポンプ六つのうち四つがハリケーン「サンディ」の影響で機能しなくなったとして、同日未明に原子炉2基のうち1号機を手動停止したと発表した。
 停止作業中、原子炉に問題は発生せず、停止後も安定している。2号機は燃料装填(そうてん)のため今月14日から停止中だった。
 一方、電力大手エンタジーは30日の声明で、ニューヨーク州のインディアンポイント原発3号機が29日夜、電気システムの不具合が原因で自動停止したことを明らかにした。放射能漏れはなく、作業員や周辺住民の安全に影響はないとしている。不具合と「サンディ」との因果関係は不明。

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個人線量計の適正管理指導=福島第1の東電と元請けに-厚労省
(2012/10/30-20:29) JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012103001013
 東京電力福島第1原発で作業員の個人線量計に鉛カバーを付ける不正があった問題を受け、厚生労働省は30日、実態調査を行った結果を発表した。新たな不正は確認されなかったが、線量データ記録が不正確だったり、線量計の着用方法が不適切だったりしたケースがあり、同省は東電と元請け会社37社に文書で再発防止を指導した。
 警報付きの個人線量計に鉛カバーを付ける不正は作業員の被ばく量を低く見せ掛けることが目的で、昨年12月に福島県の下請け会社が行い、今年7月に発覚した。厚労省の調査対象は、簡易型積算線量計と警報付き線量計の同時運用を始めた昨年11月から今年6月までの線量データ記録。

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連続緩和、異例の協調 日銀に政府「圧力」
実効性には疑問符
2012/10/31 2:09  日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC30006_Q2A031C1EA2000/?dg=1
 日銀が30日決めた金融緩和策は、政府との共同文書を含め異例ずくめの対応となった。デフレ脱却への糸口が見いだせない中で、政府から一段の強力な対応を求められた日銀が知恵を絞った。民間の資金需要の乏しい現実は変わらず、実効性には疑問符がつく。  午前9時に始まった金融政策決定会合が終わったのは午後2時41分。声明文の発表直後は、日銀のホームページが閲覧できなくなるほどアクセスが殺到した。所要時間、市場の注目度ともに過去数年で群を抜いた。 金融政策決定会合後、記者会見に臨む白川日銀総裁(30日午後、日銀本店) 画像の拡大 金融政策決定会合後、記者会見に臨む白川日銀総裁(30日午後、日銀本店)  決定した政策も異例だ。国債などを買い入れる基金は9月から2カ月連続で合計20兆円、増額した。2カ月連続の緩和は金融危機の余波が残っていた2003年以来9年半ぶりだ。日銀総裁と財務相が金融政策について共同文書をまとめるのも史上初だ。 ■FRBに対抗  新たに設けた貸出増加基金には「無制限」という文言をあえて盛り込んだ。これは米連邦準備理事会(FRB)が9月に量的緩和第3弾(QE3)を決めた際の表現と重なり、日銀のFRBへの対抗意識をうかがわせる。  もっとも、今回の緩和策の効果を疑問視する声は多い。「無制限」と銘打った貸出増加基金は銀行が貸し出しを増やせば増加分の資金を日銀が低利で供給する仕組みだ。銀行に貸し出し拡大を促す狙いだが、これまでの金融緩和で市場には既に低利の資金があふれている。問題は企業や家計がリスクをとってお金を借りて投資や消費に振り向ける環境がないことだ。  日銀の白川方明総裁は会合後の記者会見で「(借り入れ増加に)有効なのは規制緩和など企業が投資をしたくなる環境づくりだ」と発言。日銀の役割は緩和的な金融環境を用意することにとどまり、政府の役割が第一――との思いが透けた。 ■政府の強い意向  日銀に異例の対応を迫ったのは政府だ。共同文書の締結は、前原誠司経済財政相の強い意向が働いたとされる。前原氏は会合後に「(文書は)デフレ脱却に向けた重要な一歩」と意義を強調。改めて日銀に「強力な金融緩和を求める」と繰り返した。  共同文書をめぐる政府と日銀の解釈には微妙な温度差がある。白川総裁は「政府と日本銀行が共有している認識を改めて明確に示すもの」と説明したが、ある政府関係者は「日銀と政府の『事実上のアコード(協定)』」と解説する。市場関係者は「日銀の退路は断たれた」(みずほ証券の上野泰也氏)として、今後も日銀が政府の要請に応じる形で金融緩和に踏み切らざるを得ないとみる。 ■膨らむリスク  展望リポートで示した14年度の物価上昇率は0.8%と、目指す1%に届かなかった。表現ぶりも「遠からず1%に達する」から「近づきつつある」に後退。それでも楽観的すぎるとして2人の審議委員が反対するなど、デフレ脱却への道筋は逃げ水のように遠ざかる。  14年4月に消費税増税を控え、政府が消費増税を最終判断する13年秋の景気と物価情勢は重要な意味を持つ。政府・与党からは、共同文書を足掛かりに「1%」に向けた強い緩和要求が続きそうで、緩和の長期化は必至だ。一方で、基金総額は100兆円の大台に接近。財政支援につながるとの批判や金利反騰時のリスクは日に日に膨らみ、日銀の苦悩は深まる。

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参院野党9会派“首相 誠意ある対応を”

10月30日 17時6分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121030/k10013121691000.html

参院野党9会派“首相 誠意ある対応を” K10031216911_1210301711_1210301723.mp4 自民党や公明党など、参議院の野党9会派の国会対策委員長らが、平田参議院議長と会談し、野田総理大臣に先の通常国会で問責決議が可決されたことに誠意ある対応を取るよう促すことを申し入れ、平田議長は政府に伝える考えを示しました。 申し入れたのは、自民党、公明党、国民の生活が第一、みんなの党、共産党、社民党、みどりの風、新党改革、新党大地・真民主の、参議院の野党9会派です。
9会派の国会対策委員長らは、30日、平田参議院議長と会談し、「先の通常国会で問責決議が可決された野田総理大臣が、きょうまで責任ある対応を何一つ取らずにいることは、参議院の権威を軽視することになり、許されない」として、野田総理大臣に誠意ある対応を取るよう促すことを申し入れました。
これに対し平田議長は、「私も当然、何らかの対応が必要だと思うので、政府に申し入れる」と述べ、政府に野党9会派の申し入れの内容を伝えたうえで、政府側の回答を9会派に説明する考えを示しました。
また、これに先立って開かれた、9会派の国会対策委員長らの会談では、野田総理大臣に問責決議への対応などを直接ただす必要があるとして、参議院本会議で野田総理大臣に対する緊急質問を行うことや、与党側に予算委員会の開催を求めることを検討することになりました。

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フザケるな!石原 都知事時代は勤務平均59分 時給13万円


2012年10月30日 掲載 日刊ゲンダイ

http://gendai.net/articles/view/syakai/139380  29日、石原慎太郎(80)の辞職に伴う都知事選の日程が決まった。告示は11月29日、投開票は12月16日。前回選挙から、たった1年8カ月で、老害知事の突然の「都政ブン投げ」のため、知事選に再び支出される税金は約50億円にも上る。全くフザケた話だが、石原の税金ムダ遣いはこれだけじゃない。そもそも、高額報酬に見合うほど働いていないのだ。
 石原の08年11月~09年10月の「知事日程表」を見ると、驚きの勤務の実態が浮かび上がる。石原が都庁に姿を見せるのは1週間のうち、「2~3日」だけ。1日の平均執務時間を計算したところ、たったの「59分」だった。これらは、都政問題に詳しいジャーナリストの田中稔、野田峯雄の両氏が2年前に分析した結果で、石原が登庁していたのは月に多くて15日程度。つまり、1カ月の平均執務時間は約15時間しかない。
「知事報酬は、ボーナスも含めて年間約2400万円だから、月給約200万円にならすと、時給換算は13万円余りになります」(都政担当記者)
<国を憂う前に都民に税金返せ>
「老害知事」の時給が13万円余りとは開いた口がふさがらない。辞職会見で、石原は「東京のために国政でいいことをやらなくちゃいけない」とエラソーに言っていたが、この男がブチ上げた政策が都民のためになったためしはない。1400億円を投じた新銀行東京や、4000億円をつぎ込んでも進展ゼロの築地市場移転、失敗した16年の五輪招致にも100億円を使ったりと、結局は巨額の都民のカネをドブに捨ててきたようなものだ。
「貧困都政」の著者で、元毎日新聞記者の永尾俊彦氏はこう言う。
「都知事という立場は、首相と違って番記者が付くわけではないため、国民の監視の目が届きにくい。そのため、都民、国民は石原氏の実態をなかなか知りません。石原氏は国政で思うようなことができなかったコンプレックスを都政で癒やしていただけです」
 石原が99年の知事就任来、13年半で手にした血税はざっと5億円。都政放り出しの4期目も「およそ約1700万円の退職金が支払われる」(都人事部)というから、都民も甘く見られたものだ。本気で「東京のため」と思うなら、自らの報酬を含めて、今まで使った税金を耳をそろえて返すべきだ。

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日米共同統合演習:全面非公開に…中国に配慮か

毎日新聞 2012年10月31日 01時22分 http://mainichi.jp/select/news/20121031k0000m010118000c.html  防衛省は30日、来月の日米共同統合演習(実動演習)について沖縄周辺海域などで行い、全面非公開にすることを明らかにした。同演習では沖縄県の無人島で当初予定していた離島奪還訓練の断念も正式に発表。尖閣諸島を巡って対立する中国を過度に刺激するのは避ける必要があると判断した。大々的に公開した2年前の前回から一転して非公開にする理由を「安全管理や諸般の事情」としているが、これも同様の理由とみられる。  共同統合演習は来月5〜16日、陸海空自衛隊約3万7400人、在日米軍約1万人が参加して、九州や沖縄などで行われる。関係者によると、沖縄県渡名喜村(となきそん)の無人島、入砂(いりすな)島で予定していた離島奪還訓練の中止は野田佳彦首相が最終的に決めた。同村も反対の意向を示したほか、沖縄県では米兵2人による女性暴行事件で米軍への反発が高まっているが、防衛省幹部は「村の反対や事件は直接関係ない」とした。ただ、防衛省は訓練中止の理由は公表していない。中国の反発を理由にすれば「弱腰」との批判を受けかねないとの判断があるとみられる。【鈴木泰広、朝日弘行】

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米国で広まる中国企業排斥の動き

肥大化した徳なき「大国」の自業自得

2012.10.30(火) JBPRESS 姫田 小夏:プロフィール http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36400  日本政府による尖閣国有化を発端とした対日制裁に、中国政府は「因果応報」という言葉をしばしば使い、「数々の報復措置は日本に起因する」と主張している。そして、「抵制日貨」(dizhi rihuo、「日本製品をボイコットせよ」の意)というスローガンを使い、国民を反日デモに駆り出した。  ところが、今まったくこれと同様の排斥がアメリカで起きている。「抵制中企」(dizhi zhongqi)、すなわち「中国企業を排斥せよ」という空気がアメリカで広まっているのだ。  日本企業は中国で「抵制日貨」に苦しめられたが、中国企業はアメリカで目下この「抵制中企」(中国企業をボイコットせよ)に苦しめられている。
立て続けに中国企業を排斥するアメリカ
 10月8日、米下院の情報特別委員会は、中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)が製造する部品を、米政府の通信システムから排除することを求める報告書を公表した。  華為技術のプログラミングはハッカーの侵入を許し、データを盗み取られる頻度が非常に高いものだったというスパイ活動の意図は拭えず、中国当局の影響を受けるとされる両社がアメリカ市場に浸透すれば、安全保障上の脅威となりかねない。報告書には米企業の買収阻止や取引の自粛も盛り込まれた  続いて10月18日には、中国建機大手の三一集団が、アメリカでの風力発電所計画が不当な中止命令を受けたとして、オバマ大統領を提訴した。  三一傘下の米企業が3月にギリシャ企業からオレゴン州の風力発電所建設計画の建設権利を買収して、建設工事を進めてきた。投資額は2000万ドル(約16億円)に上るという。しかし、風力発電所の建設場所が米海軍の訓練に使用される制限地域に抵触することから、アメリカの対米外国投資委員会(CFIUS)は7月、国家安全上の理由から建設工事の中止を三一側に通告し、9月、オバマ大統領が建設中止を命じる大統領令に署名した。  また10月20日には、北京卓越航空による米航空機メーカーのホーカー・ビーチクラフトに対する買収が破談となった。さらに、中国自動車部品会社の万向集団が米電池メーカーA123を買収しようとしていたが、これも実現しなかった。  米ウォールストリート・ジャーナル紙は「国家安全保障を理由にしたCFIUSの措置は、中国のアメリカ投資に対する排斥だ」と評している。  これに対して中国紙の環球時報は、こんな論評を掲げた。「対華友好是美国的現実選択」(中国との友好はアメリカの現実的選択)というもので、アメリカの中国への強硬政策が両国に招く損失について、次のように記した。  「アメリカの対中強硬は、中国消費者による税金や就業も追い払うことにもなり、米サービス業にとって受け入れがたいものになる。中国はアメリカの大学に学生を多数送り出している、旅行業も、飲食業も、航空業も、ホテル業も中国人旅行客によって潤っている。アメリカの対中友好はアメリカ政府の必然の選択だ」  どこかで聞いたことのある台詞だ。中国の消費力をちらつかせて「痛い思いをしたくないだろう」と迫るいつものやり口だ。南沙諸島のスカボロー礁で中国とにらみ合うフィリピンは「バナナの輸入ストップと旅行の取り消し」という同様の制裁を中国から受けた。  いつの間にか世界は、「カネが欲しいなら言うことを聞け」という中国の傲慢な商売に組み敷かれるようになってしまったようだ。
三一集団はなぜ提訴したのか
 中国企業の間には、大統領選の季節に候補者が毎回中国バッシングを展開するのは「票田稼ぎのためのいつものパターン」という楽観論もある。だが、三一集団はそんな中でオバマ大統領を訴訟に持ち込んだ。一体どうして訴訟という強硬な手段に出たのか。  同社は「たかだか2000万ドルの損失のために訴訟を起こしたのではない」と言う。  同社総裁の向文波氏は、北京で開催した記者会見の席で「我々は中国国民に教育を与えたい。世界貿易が一体どんなことになっているかを、中国の全国民に訴えたい」とコメントした。  今回の建設中止に対し「約束が違うじゃないか」というのが中国側の言い分だ。これには中国商務部も共に闘う構えで、「アメリカ政府の行為はアメリカの法律に違反するだけではなく、中米両国が80年代に署名した投資保護協定にも違反し、米中両国の直接投資の発展に重大な影響をもたらした」と強調する。  インドやデンマークなど外国企業が行う風力発電プロジェクトは制限地域にもかかわらずCFIUSの審査が及んでいないことも、三一集団の不服とするところであった。  ちなみにCFIUSは、米財政省が設立した外国企業のアメリカにおける経済活動が国家安全に影響をもたらすか否かについて審査をする一機関であり、財政省のほか商務省、司法省、国土安全保障省、国防総省などからの混成機関となっている。  「金銭より重要なのは尊厳だ。不公正な扱いを受けて黙って引き下がるのは三一のやり方ではない」と断固闘う姿勢だ。「教育を与えたい」という一句には、「後に続く中国企業はこの訴訟に学べ」という強いメッセージが込められているとも受け取れる。
「約束が違うじゃないか」と言う資格はない
 ところで、三一集団と言えば、実は2011年春に日本でも報道されたことがある。東日本大震災の発生10日後、黄色い車体に社名の「SANY」が書かれた放水ポンプ車を東京電力に寄付した建機メーカー、と言えば思い出す読者も多いだろう。  さて、三一集団が主張する「約束が違うじゃないか」――とは、日本企業が中国企業に対して繰り返し使うセリフでもある。日本企業は中国において、日常茶飯事のように中国企業の“約束違反”と闘っている  「日本企業も三一集団ぐらいの度胸が必要だ」との皮肉もあるが、中国では訴訟を起こしても「日本企業」だという理由だけで勝ち目はほとんどない。どんなに日本側に理があっても、裁判では中国企業が争点からかけ離れた「反日論」を持ち出すだけで勝敗が決まってしまう。いくら中国側に不正や不公正があろうとも、ぐっと耐え忍んできたのが日本企業だ。  例えば、今回の反日デモで青島の日系スーパーが暴徒と化した中国人に襲われ数億円の被害に遭った。このスーパーのどこに「滅多打ちにされるほどの問題」があったのか? 日々、顧客サービスを追求してきた真面目な日系企業のどこにどんな落ち度があったというのだろうか――?  だが、提訴したところで、勝つという保証はどこにもない。誰の目にも明らかな不公正があっても、この国では裁かれることはないのだ。コネとカネが支配する理不尽な市場で肥大化した中国企業が、他の国で「不公正な仕打ちを受けた」と訴えている。その姿に違和感を覚える人がいるのも当然だろう。
国際社会で信頼されない「大国」
 中国企業がアメリカで排斥を受けているのと同様、今、日本企業は中国でさらにひどい“抵制”に遭っている。大がかりな反日デモを組織し、「愛国」というスローガンのもと、国民に日本企業や日本人を攻撃させ、民間の経済活動までをも麻痺させようという中国の手口は、国際社会で公正を主張する国のやることではない  アメリカが中国企業をボイコットする裏には、中国企業への限りない不信感がある。中国が国際社会で名実ともに「大国」と認められようとするならば、まずは中国自らが、世界から抱かれている不信感を認識することから始めるべきである  中国の専門家らは「三一集団が勝訴する確率は極めて低い」と見るが、中国政府が背後で力添えしていることは間違いない。日本のみならずアメリカにも挑戦状を叩きつけようとする中国の姿に、中国内の一部学者ですら「最近の中国は自制心を失っている」と危惧している。肥大化した「徳なき国家」は、今後ますます国際社会を混迷へと導いていくだろう

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2012 October 30 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Planetary Nebula PK 164 +31.1 (惑星状星雲)

Image Credit & Copyright: Descubre Foundation, CAHA, OAUV, DSA, Vicent Peris (OAUV), Jack Harvey (SSRO), PixInsight



Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2012 October 29 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. The Red Spider Planetary Nebula

Image Credit & Copyright: Carlos Milovic, Hubble Legacy Archive, NASA

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妻純子の状況:

本日14時頃、HCUから一般病棟へ移動した。

表情もよく、幾分か安心できたが、基本的な問題は、改善されていない。

介護認定や、障害認定の役所の手続き、関係先に連絡等すべて済んだので、立会の準備をしよう。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2012年10月30日火曜日

味覚の秋、閑古鳥 原発事故の打撃深刻※規制委、拡散予測地図を訂正 6原発で方位など誤り※かんぽ生命の業務拡大に懸念=駐日米大使、郵政民営化担当相に※政府内でオスプレイ導入論浮上 自衛隊に

木村建一@hosinoojisan

味覚の秋、閑古鳥 原発事故の打撃深刻

規制委、拡散予測地図を訂正 6原発で方位など誤り

かんぽ生命の業務拡大に懸念=駐日米大使、郵政民営化担当相に

政府内でオスプレイ導入論浮上 自衛隊に



東北地方の農・水産物、セシウム汚染からテイクオフしていないようである。

こうなれば、「米」の状況も変わらないであろう。

関係自治体は、全量検査で、問題ないと言っているが、空虚に聞こえて使用がない。

安全宣言して、「出荷」を容認しているが、いずれ、責任を問われることとなろう。

放射能汚染とは、それだけ、怖いものであると言う事を認識すべきであろう。

「復興」を隠れ蓑にして、消費者の「健康破壊」は、犯罪行為と言っておこう。

TPP加入問題や自衛隊のオスプレイ(MV22)の導入論が強まっているが、これらの動き、国民的総反撃を受けることとなろう。

外務、財務、警察官僚の、質の低下が、日本の政治的・経済的破綻の道へ誘導しているといえよう。

そういう意味で、官僚の総入れ替えが必要と提言しておきたい。

以上、雑感。

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味覚の秋、閑古鳥 原発事故の打撃深刻
2012年10月29日03時00分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201210280293.html?ref=nmail_mo
写真・図版 「検査済」の札が貼られたイノシシ肉の販売コーナー=27日、栃木県那珂川町の「道の駅ばとう」 写真・図版 ワカサギ釣りの客を待つボート=今月中旬、前橋市富士見町赤城山の赤城大沼  【貞国聖子】原発事故の影響で、今年も秋の味覚が打撃を受けている。放射性セシウムが国の安全基準を下回らず旬の料理を売りにする観光地には客が戻ってこない。国が除染方法の調査に乗り出す中、関係者の悩みは深まるばかりだ。 ■ワカサギ釣りやイノシシ肉の観光地では  「ワカサギは釣るだけではなく、食べてなんぼ。早く持ち帰れるようになってほしい」。前橋市北部の赤城山の頂にあるカルデラ湖「赤城大沼」の漁協組合長・青木泰孝さん(62)は、ため息交じりにつぶやく。  ワカサギが釣れる赤城大沼は例年9月~翌年3月末のシーズン中、約2万5千人が訪れる人気の観光スポットだ。釣ったばかりのワカサギをすぐに食べられるのが好評だが、今秋は沼のほとりに約100隻のボートがつなぎ留められたままの状態が続く。  原因は昨年3月の東京電力福島第一原発事故。昨秋~今春は放射性セシウムが国の暫定基準(1キロあたり500ベクレル)を上回り、ワカサギ釣りの解禁は全面的に見送られた  再起をかけた今シーズン。8月下旬にワカサギを検査したところ、安全基準(同100ベクレル)を上回る210ベクレルが検出された。県側は「2年連続の全面禁止は観光への影響が大きい」と判断。持ち帰りは禁じる一方、釣りだけは解禁した。  しかし、釣り客は戻ってこない。原発事故前は休日になると湖畔のボートはほぼ全てが貸し出されていたが、今は客が約10分の1に減った。ツアーを毎年企画してきた「はとバス」(東京)は今秋、ワカサギを持ち帰れないことを理由に赤城大沼へのツアーを見送った。小中学生の林間学校のキャンセルも相次いでいるという。  地元の「青木旅館」代表の青木猛さん(48)は「震災後、収入がほとんどなくなった」とこぼす。  秋から冬にかけて脂が乗るイノシシ。街おこしをめざして「八溝(やみぞ)ししまる」と名付けたイノシシ肉で知られる栃木県那珂川(なかがわ)町も深刻だ。  国の基準を超える放射性セシウムが検出された昨年12月から出荷停止となっているが栃木県は那珂川町の施設で加工する分に限って「全頭検査」を条件に出荷停止を解除。町は今年4月~今月上旬に約100頭を検査し、安全が確認できたものを出荷した。基準超えは3頭だった。  だが、スライス肉を売る「道の駅ばとう」の売れ行きは伸び悩む。「検査済」と記したシールをパックに貼っているが、販売担当者は「放射能を気にする人がいるのかも」と話す。  イノシシ肉を使った料理を出す旅館「いさみ館」は宿泊客が震災前の半分近くに減った。おかみの酒主(さかぬし)くみ子さん(60)は「安心、安全と確認できたものを出している。ぜひ来て、食べてほしい」と話している。 ■旬の鍋物、出荷停止も  「寒平目」の名の通り、冬にかけて身が締まり、エンガワの脂が乗ってくるヒラメ▽鍋料理に使われるマダラやアイナメ、ホウボウ▽秋から冬にかけて脂が乗って身が軟らかくなるウナギ……。秋から冬にかけての味覚の出荷停止は、福島県を中心に広がる  魚だけではない。晩秋~冬に辛みを増すワサビのほか、クリ、露地栽培のシイタケ、野生キノコ、ユズ、カブも出荷が停止されている地域がある。  市場には別の地域の産品が出回っており、現時点では消費者の手元に届いている。しかし、出荷停止が長引けば、価格が高くなる可能性もある。  農林水産省の担当者は「出荷停止が旬と重なり、影響を受けている観光地や産業があることは把握している。一方で消費者の安心・安全を守るため、放射性セシウムが安定的に基準値を下回るまで解除はできない」と説明。現在、除染方法を探るため、土壌状況や魚に与える影響などを専門家とともに調査中だとしている。     ◇ 〈食品中の放射性物質の安全基準〉 福島の原発事故を受け、国は食品に含まれる放射性セシウムの上限を「1キロあたり500ベクレル」(飲料水と牛乳・乳製品は200ベクレル)とした暫定基準を設けた。さらに、今年4月以降は「1キロあたり100ベクレル」(乳児用食品と牛乳は50ベクレル、飲料水は10ベクレル)とする新基準を導入した。基準値を上回ると、出荷自粛や出荷制限の対象となる。

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規制委、拡散予測地図を訂正 6原発で方位など誤り
2012/10/29 20:54 (2012/10/29 22:39更新)  日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG29044_Z21C12A0CR8000/?dg=1
 東京電力福島第1原子力発電所のような事故が全国の16原発で起きた場合の放射性物質の拡散を予測した地図について、原子力規制委員会は29日、東電柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)など6原発で地図を訂正すると発表した。風向きのデータ入力を誤ったのが原因という。各自治体は規制委の地図を参考に、地域防災計画の策定を始めたばかり。今回の訂正で混乱が広がりそうだ。 画像の拡大  訂正したのは柏崎刈羽のほか日本原子力発電東海第2(茨城県)、同敦賀(福井県)、北陸電力志賀(石川県)、九州電力玄海(佐賀県)、同川内(鹿児島県)の各原発。  柏崎刈羽原発では地図が時計回りに22.5度ずれていた。このため、最も遠い地点がこれまで東南東の40.2キロメートル地点の新潟県魚沼市だったが、東に同じ距離の長岡市に訂正した。柏崎刈羽と同じく志賀、玄海、川内でも時計回りにずれていた。東海第2、敦賀では反時計回りに22.5度ずれていた。また、玄海と川内では拡散距離も訂正し、最大0.3キロメートル延びた方角もある。  26日に北陸電から規制委に指摘があり、判明。各県には電話で謝罪し、今後、関係市町村には説明していくという。規制委の金子修一原子力防災課長は緊急記者会見し、「6原発で風向きの入力を1方位分誤った。地元に混乱を与えて申し訳ない」と謝罪した。  規制委は24日、16原発の拡散予測地図を公表していた。

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6原発の放射能予測に誤り 規制委、方角や距離を修正
2012年10月29日21時8分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/1029/TKY201210290354.html

写真:記者会見で頭を下げる原子力規制庁の担当者=29日夜、東京都港区、長島一浩撮影拡大記者会見で頭を下げる原子力規制庁の担当者=29日夜、東京都港区、長島一浩撮影

 原子力規制委員会が24日に公表した全国16カ所の原発で重大事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測について、規制委は29日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)など6カ所で、データの入力ミスなどが原因で放射性物質の拡散する方角や距離が誤っていたと発表した。修正した予測図を改めて公表した。 特集ページに修正された予測図  誤りがあったのは、柏崎刈羽、日本原子力発電東海第二(茨城県)、北陸電力志賀(石川県)、日本原電敦賀(福井県)、九州電力玄海(佐賀県)、九電川内(鹿児島県)の6原発。  拡散予測は、福島第一原発事故と同規模の事故が全国の原発で起きたと仮定し、放射性物質の広がりを調べた。原発からどこまで国際原子力機関の避難基準「1週間で100ミリシーベルト」被曝(ひばく)するかを16方位でみた。  誤りは16方位のうち1方位分(22.5度)のずれ。反時計回りに修正したのは、柏崎刈羽、志賀、玄海、川内の4原発。時計回りに修正したのは、東海第二、敦賀の2原発だった。  玄海、川内の2原発では、さらに避難基準に達する最大距離が最大300メートル伸び縮みした。柏崎刈羽原発では、最大距離がこれまで東南東に40.2キロの新潟県魚沼市内だったのが、東に同じ距離の同県長岡市内に訂正された。  同日夜に会見した規制委事務局、森本英香・原子力規制庁次長は「大変ご迷惑をおかけし、おわび申し上げる」と謝罪した。  原子力災害対策指針の改定で、原子力災害の防災重点区域を原発30キロ圏内に拡大する。予測図は、道府県が重点区域の範囲を決める際の資料として示された。

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委員、「事故」表現に抵抗感=もんじゅ研究部会で初会合
(2012/10/29-21:15) JIJICOM http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012102900914  高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)のこれまでの成果の取りまとめや、放射性廃棄物の有害度減少を目指す研究計画策定のための議論をする作業部会の初会合が29日、文部科学省で開かれた。会合では、1995年のナトリウム漏えい事故について、委員から「事故という表現に抵抗がある」との発言があった。
 作業部会では、座長に当たる主査の山名元京都大原子炉実験所教授が「事故を起こしてはいけない」と指摘。これに対して、「日本エネルギー経済研究所」戦略研究ユニット原子力グループマネージャーの村上朋子委員がナトリウム漏えい事故について、「表現に抵抗がある。何とかならないか」と表現を緩めるよう求めた。
 また、東北大金属材料研究所教授の永井康介委員は「何をどこまでしたいのか分からない。本気度がどれくらいあるのか」とこれまでの研究姿勢に疑問を投げ掛けた。
当方注:
Naの特性は、水分と接触すると大「爆発」的な化合が進む。
もし、爆発すれば、大惨事となろう。
こんな感覚で、「事故扱いしない」委員など、罷免すべきであろう。

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日本の政治力低下の「諸悪の根源」は外務官僚

アメリカの51番目の州化「促進」へ誘導か?

一般的には、これらの動きは、主権を売り渡した、傀儡政権化を目指した、「売国奴」といえるだろう。

政府内でオスプレイ導入論浮上 自衛隊に、早期実現は困難な情勢

2012/10/29 22:58 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012102901002478.html
 政府内で導入論が浮上した米軍のオスプレイ=12日、沖縄県宜野湾市  政府内で、米軍新型輸送機MV22オスプレイの自衛隊への導入を検討すべきだとの意見が浮上していることが29日、分かった。  在日米軍による沖縄配備をめぐり、安全性への懸念や反発が関係自治体に強まる中、日本政府として理解獲得に向け、より積極的な役割を担うべきだとの判断があるとみられる。ただ防衛省を中心に、国民感情や費用対効果を考慮した場合、現実的ではないとの見方が根強く、早期実現は困難な情勢だ。  外務省幹部は「日本政府として安全宣言を出しているのに、なぜ東京の上空を飛ばせないのか。自衛隊も持つべきだ」と語った。

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「特例公債法案」不成立なら11月に財源枯渇は本当なのか


2012年10月29日 掲載 日刊ゲンダイ

http://gendai.net/articles/view/syakai/139358
来年2月までは大丈夫!?
「特例公債法案が成立しないと11月末に財源が枯渇する」――と大新聞テレビが一斉に報じ始めている。たしかに今年度予算90兆円のうち、38兆円は「赤字国債」を発行して賄う予定だから、一日も早く「特例公債法案」を成立させる必要があるのは間違いない。
 しかし、本当に11月末に国庫は底をつくのか。財務省は当初、10月末がタイムリミットと警告していたのに、いつのまにか11月末に延びている。自民党には「来年2月」と説明しているそうだ。
 財務省の説明はまったく信用できない。本当のタイムリミットはいつなのか? 財務省OBで嘉悦大教授の高橋洋一氏はこう言う。
「11月末に国庫が底をつくとは考えられません。資金繰りの方法があるからです。たとえば『財務省証券』の発行です。20兆円まで発行できます。今年度会計予算の予算総則8条で、財務省証券及び一時借入金の最高額は20兆円となっている。なぜか財務省は〈財政法上、許容されないと考えている〉と説明していますが、国会が承認しているのだから、発行できるはずです」

 国債の利払いのために積み立てられている「国債整理基金」の剰余金を使う手もある。特別会計の「国債整理基金」はブラックボックスとなっていて全貌は不明だが、通常、10兆円のカネが埋蔵金として眠っている。
 いざとなれば裏ワザもあるという。
「来年になれば、12兆円分の『前倒し債』を発行することも可能です。好ましくありませんが、来年度の収入のために1月から来年度の債券を発行できる仕組みがあります」(高橋洋一氏)

 どうやら、少なくとも11月末に財源が枯渇することはありえない。民主党と自民党は「特例公債法案」の成立を“人質”にしてチキンレースをしているが、財務省にだまされているとしたら、バカみたいな話だ。

☆☆☆ 始まった!橋下の裏切り行為

少しの負担お願いを=橋下大阪市長

(2012/10/29-20:15) JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2012102900883
 大阪市の橋下徹市長は29日、関西電力が電気料金の値上げ検討を表明したことについて「新しい電力供給体制を構築していくステップとして、少しばかりの負担はお願いしないといけないと思っている」と述べ、一定の理解を示した。市役所内で記者団の質問に答えた。橋下氏は一方で「不当な値上げは許さない。徹底した経営改革をやってもらった上でないと利用者に納得してもらえない」と強調した。

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かんぽ生命の業務拡大に懸念=駐日米大使、郵政民営化担当相に

(2012/10/29-21:02) JIJICOM http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012102900909  下地幹郎郵政民営化担当相は29日、ルース駐日米大使と会談し、日本郵政グループ傘下のかんぽ生命保険の新規業務などについて意見交換した。ルース大使は、政府の経営への関与が残る中でかんぽ生命が業務拡大を目指すのはおかしい、との懸念を表明環太平洋連携協定(TPP)交渉への日本の参加をめぐって、米国がこの問題を重視する考えを改めて伝えた
 下地担当相は「懸念を解決するため、丁寧に話し合っていく」と応じた。

当方注)
アメリカの露骨な、政治・経済介入
日本は、「属国」ではないぞ!
TPPのアメリカの真の狙いが、約300兆円の「郵政資産」略奪に、主目標があることを証明する行為であるといえよう。

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中国産マツタケ、卸値8割高 天候不順で入荷減
2012/10/29 22:51  日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDJ2900Q_Z21C12A0QM8000/?dg=1
 輸入マツタケの卸価格が高い。東京・大田市場では29日、中国産が1キロ2万1000円と過去3年平均に比べて8割上がった。中国の産地で天候不順が続いて入荷量が減っている。一方、残暑の影響で生育が遅れていた国産は足元で入荷が増え、400グラム4万2000円と同1割安い。  中国では「産地で雨が降らず、10日ほど前から収穫量が減った」(商社)。中国産は例年なら11月中旬まで入荷するが「今年はもう終わりに近い」(卸会社)との見方もあり、品薄気味だ。  国産は残暑が長引いて収穫時期がずれ込んだ。「気温が下がらないと量が増えない」(JA全農いわて)といい入荷量は多め。主産地の岩手県では昨年は9月中旬に出荷が始まったが、今年は半月から1カ月ほど遅れている。  都内のスーパーでは中国産など輸入品を2本2000円前後と前年並みで売っている。仕入れ値は大幅に上昇しており、取り扱いをやめるスーパーも増えている。

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Wide-field view of the Milky Way, showing the extent of a new VISTA gigapixel image(ESO)


Wide-field view of the Milky Way, showing the extent of a new VISTA gigapixel image ☆☆☆

妻純子の状況:

本日、医師より、明日一般病棟へ移すとの話があった。

危機状況は、回避できたものと思われるが、状況は、変わらず。

少し不安はあるが、医師の判断を信じたい。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2012年10月29日月曜日

東日本大震災:資材・人件費高騰で業者離れ…入札不調 ・・・労務費が高いというが、「ピンハネ率」が高騰しているのでは?※復興予算 大企業にばらまき 野村総研が選考・配分 立地補助金3千億円

木村建一@hosinoojisan

東日本大震災:資材・人件費高騰で業者離れ…入札不調

・・・労務費が高いというが、ピンハネ率」高騰しているのでは?

復興予算 大企業にばらまき 野村総研が選考・配分 立地補助金3千億円



復興事業が、労務費高騰を理由に、建設業界が応札せず、進展していないようである。

どうも、これは、疑わしい。

実態を調査すべきであろう。

途中で寝込んでしまっていたので、本日は、これで終了する。



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労務費が高いというが、ピンハネ率」高騰しているのでは?

実際に払われている「賃金」の調査を!

悪徳建設業者を排除せよ!

東日本大震災:資材・人件費高騰で業者離れ…入札不調

毎日新聞 2012年10月29日 02時32分 http://mainichi.jp/select/news/20121029k0000m040161000c.html 東日本大震災の被災地で相次いでいる公共工事の入札不調。各県は建設作業員の人件費の引き上げや入札制度の柔軟運用などに取り組んでいるものの、工事費の高騰に追いついていないのが実情だ。震災から1年半以上が経過したが、地元住民らからは「いつになったら復旧できるのか」と悲鳴が上がっている。  宮城県石巻市雄勝(おがつ)町の半島部。点在する漁港の一つ、大須漁港は地盤沈下したため潮位が上がると海水が岸壁を超えて押し寄せる。  7月26日、岸壁をかさ上げし防潮堤を整備する工事の入札があったが成り立たず、現在も業者を募集している状態だ。津波で消波ブロックも消えたため、港の中でも船が大きく揺れる。「大きな台風が来れば波で船が壊れる。心配だ」。近くに住む60代の漁師は不安そうな表情を浮かべた。  石巻市発注の災害復旧工事は4月以降、約半数が不調だった。特に資材や作業員を運ぶ費用がかさむ半島部の漁港で深刻だ。県内全体でも、被災漁港142港のうち8月末までに復旧工事に着手できたのは53港(37%)にとどまっている。  宮城県は2月、労務単価を1日1万1100円から1万1800円に増額。資材も再生利用による需要抑制や供給拡大で高騰を抑え、被災地と被災地外の業者が組めば入札に参加できる「復興JV(共同企業体)」の対象工事を広げた。しかし、県建設業協会の調査では実際の単価は1万3000〜1万4000円。石巻市の担当者は「県が現状を調査する間のタイムラグがあり、後追いになっている」と指摘する。  岩手県陸前高田市でも先月27日、小中学校の復旧工事の指名競争入札を予定していたが、入札前日にすべての業者が参加を辞退。今月9日、業者を替えて再度入札を実施したが、いずれも価格で条件が折り合わず2度目の入札不調となった。  県は、契約後に最新の資材単価を反映して工事費の変更を認める新基準を設けたほか、内陸の業者も入札参入を認めるなど制度の弾力運用を始めた。県は「業者は採算の薄く手間のかかる工事を敬遠する傾向にある」と指摘する。【須藤唯哉、宇多川はるか、宮崎隆】

東日本大震災:被災地公共工事、入札不調25% 4〜8月

毎日新聞 2012年10月29日 02時31分 http://mainichi.jp/select/news/20121029k0000m040160000c.html  岩手、宮城、福島の被災3県と仙台市が4〜8月に発注した公共工事の入札で、落札者が決まらない「入札不調」が発注件数の約25%(301件)に上ることが、国土交通省の調査でわかった。復旧・復興が本格化する中、資材価格や建設作業員の人件費が高騰。予定価格で落札しても利益が得られず、入札参加を見送る業者が続出していることが要因だ。復興予算の被災地以外での支出が問題視される一方被災地では予算の期間内執行を懸念する声が高まっている  国交省によると、入札不調の割合は仙台市が47%(96件)と最も高く、宮城県34%(87件)▽福島県20%(99件)▽岩手県7%(19件)。9月も同水準が続いているという。  被災地の公共工事を巡っては、11年度も小規模工事を敬遠する動きが目立っていたが、今年度は億単位の工事の入札不調が増加。宮城県では1億円以上の工事の不調が11年度は17件(入札全体の10%)だったが、今年度は9月までで既に38件(同20%)となっている。  原因について、宮城県が県内の建設業者29社に調査したところ、24社が「労務費・資材価格の上昇」と回答。「予定価格と実勢価格の差が大きく、予定価格で落札しても利益が得られず入札に参加できない」との声が上がった。  資材不足は今後も続く見込みで、国交省などは、例えば宮城県気仙沼地区では、14年度の生コンクリートの供給量は必要量の約3割(50万立方メートル)と試算している。村井嘉浩知事は「復興予算は執行できる期間が限られているが、資材やマンパワー不足で後手に回ってしまわざるを得ない」と指摘し、国に執行期間の延長を求めている。【宇多川はるか】
 ◇復興予算とは
東日本大震災からの復旧・復興に使う国の予算。政府は11〜20年度までの10年間で、国・地方合わせて約23兆円の予算を使うことを決定。そのうち15年度までの5年間を「集中復興期間として19兆円を投入する。財源は所得税や法人税、住民税の上乗せなどで賄う。被災地では、集団移転など復興事業が想定通り進まず使い切れない事態が起きている。使途の自由度拡大を求める声も強い

☆☆☆あれかこれかでなく、「両方行う」べきであろう。

地震研究 国の計画大幅見直しへ

10月28日 7時4分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121028/k10013067351000.html

地震研究 国の計画大幅見直しへ K10030673511_1210280803_1210280807.mp4 東日本大震災を受けて、地震に関する国の研究計画が大幅に見直されることになりました。
過去の巨大地震を詳しく調べるため、一部の研究を縮小して、地層に残された津波の痕跡や、地震によって変形した地形の調査など、地質や地形学的な研究を強化するとしています。
地震と火山の観測や研究の計画を取りまとめている国の審議会の分科会は、東日本大震災を受けて、来年度=平成25年度までの計画を見直す案をまとめました。
それによりますと、去年3月の巨大地震を予測できなかった原因について、地震発生のメカニズムに関する一つの考え方にとらわれ過ぎて地質や地形に残された過去の地震の痕跡を研究する観点が不足していたと、これまでの反省点をまとめました。
そのうえで、巨大地震が発生した履歴や周期などを調べて予測につなげるため、地層や池などに残されている過去の津波の堆積物の調査や、古文書の調査、それに、地震によって変形した地形の調査など、地質や地形学的な研究を強化するとしています。
また、南海トラフ巨大地震の震源域の海底で、地震や地殻変動の監視を強化して、地下の構造を詳しく調べるとしています。
一方で、これまで重点が置かれていた、地震の発生をシミュレーションする研究の一部を縮小するとしました。
この見直し案は、来月開かれる国の科学技術・学術審議会に提出されます。

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国民新党“自民に風吹いていない

10月29日 0時18分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121029/k10013077791000.html

国民新党“自民に風吹いていない” K10030777911_1210290017_1210290026.mp4 野田政権の発足後、初めての国政選挙となる衆議院鹿児島3区の補欠選挙では、自民党の元衆議院議員で公明党が推薦する宮路和明氏が民主党が推薦する国民新党の新人らを抑えて当選しました。
国民新党の自見代表は記者会見で、「僅かな期間で、知名度のある自民党候補にここまで追いついたのはすごいことだ。次の衆議院選挙では、堂々たる国民新党の候補として当選してくると思う」と述べました。
また同席した下地幹事長は、「今回の票差を見て、自民党に風が吹いていないということがはっきりした。野田総理大臣は、『情勢が厳しいから、衆議院の解散の判断を遅らせている』という話もあるが、自信を持ってこれからの政局に臨めると思う。この票差は次につながる結果だ」と述べました。
予想より善戦、政権運営に一定の理解”
民主党の鉢呂選挙対策委員長は東京都内で記者団に対し、「短期決戦の選挙戦で、知名度で圧倒的に優位に立つ自民党の候補を猛烈に追い上げたが、時間が足りなかったことが心残りだ。予想よりも善戦したので、民主党の政権運営に国民は一定の理解をしていると考えている」と述べました。
そのうえで鉢呂氏は、「政権与党に対する国民の批判はさまざまあるが、これまでの政権運営の実績を国民に説明し、理解を求めていけば、次の衆議院選挙に向けて活路を見いだし、政権運営を継続させることもできると確信している」と述べました。
また鉢呂氏は、記者団が、「今回の結果が衆議院の解散の時期に影響を与えるか」と質問したのに対し、「野田総理大臣が判断するもので、直接影響を与えるものではない」と述べました。
共産“原発反対掲げ善戦
共産党の市田書記局長は、「川内原発を抱える鹿児島3区の補欠選挙で、共産党の大倉野候補は、『再稼働反対・原発ゼロ』を掲げて善戦した。これからも『再稼働反対・原発ゼロ』などに共同で取り組む動きを広げるため全力を尽くす」というコメントを出しました。

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復興予算 大企業にばらまき 野村総研が選考・配分 立地補助金3千億円

審査委員非公表/経産省「公正性証明できない」

2012年10月28日(日)しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-28/2012102801_01_1.html
 東日本大震災の復興予算を大企業にばらまいた経済産業省所管の「国内立地推進事業費補助金」(総額約3千億円)をめぐり、補助金の受け手となる企業の選考や補助額を、民間シンクタンク、野村総研(本社・東京都千代田区)が決めていたことが分かりました。同社は大企業を顧客にコンサルティング業務を営んでおり、公正性が問われます。(本田祐典)
 経産省は、「人手不足」などを理由に補助金事務局を民間から公募。応じた2社のうち、企画提案の内容が優れていたとする野村総研への委託を決めました。
 補助金事務局の役割は、▽申請の受け付け▽対象となる企業の選考▽補助額の決定▽補助を受けた事業の執行状況の確認―と全般的です。  別の社団法人が担う基金管理を除いて、ほぼすべての業務を経産省は野村総研に丸投げしました。  経産省は、「野村総研が決めた補助金の対象企業や補助額をすべて認めた。こちらでは、申請書類に虚偽や誤記がないかだけチェックした」(経済産業政策課の担当者)といいます。  対象企業やその補助額の決定について、野村総研は事務局内に設置した有識者などによる審査委員会がおこなったとしています。  委員は26人。野村総研が選任し、その名簿は非公表です。経産省は、委員の属性を大学教授15人研究機関の研究員9人会計士1人、公的金融機関1人と示すだけで、名前や詳細な肩書を明らかにしません。  経産省によると、事務局の委託後、野村総研から「委員は非公表にする。名前を公開すると委員を引き受けてもらえない」と申し出があったといいます。  選考で企業の優先順位を決めた評価基準(9項目)も、野村総研がつくりました  評価基準には、「円高等を背景に海外流出の懸念があるか」(海外流出懸念)や、「他企業と競争するうえで十分な規模となっているか」(競争力・非代替性)など大企業に有利な項目が並びます。  一方で、大震災による被災や損害の有無といった項目がなく被災企業を優先する配慮はありません  経産省は企業選考の公正性について「国民に説明しろと言われれば、悩ましいところだ。委員を非公表にした以上は、公正性を証明する手段はない」(担当者)とします。  野村総研は審査委員について「大半は大学教授」と文書で回答。「委員には選定企業と利害関係のある企業代表者等は含まれない。委員と野村総研の間に利害関係はない」としています。 国内立地推進事業費補助金 経産省が2011年度3次補正予算で2950億円を計上。工場建設など設備投資に最大150億円を補助します。交付先510件のうち、大震災の被害がとくに甚大だった岩手、宮城、福島3県は31件とわずか約6%。総額の2割が中小企業で、8割がトヨタ、キヤノン、東芝、京セラなどの大企業に配られることが日本共産党の国会質問などで明らかになっています。 図:復興予算を大企業が分け取りした仕組み
当方注)
これは、「法人税」分の一部、事前支給と思われる。
国民には、大増税、大企業は、「減税」こんなことを続けるから、企業努力を放棄し、国家財政を食い物にする「低能な」経営者が増え、日本経済をダメにするのである。
そういう点で、経産省の責任は重い。
大企業が、社会的責任を放棄してたことが、自分の首を絞めていると言う事を自覚すべきであろう。ここまで言えば、「よっぽどバカでない限り、理解できる」はずだ。

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日米共同シンポ 異様な光景 玄葉外相、米から口頭試問?

2012年10月28日(日) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-28/2012102801_03_1.html
 「第3次アーミテージ・ナイ両氏の提言に感謝する。日本の真の友人の提言であり真摯(しんし)に受け止める」
 こう述べる玄葉光一郎外相の前には、米国のカート・キャンベル国務次官補、リチャード・アーミテージ元国務副長官、ジョセフ・ナイ・ハーバード大学教授、ジョン・ハムレ米戦略国際問題研究所(CSIS)所長らが座り、壇上を見上げます。日本政府の重要閣僚が米政府の高官らから口頭試問を受けるような異様な光景です。  26日に東京都内で開かれた日本経済新聞とCSISの共催によるシンポジウムでのことです。  8月に発表された第3次アーミテージ・ナイ報告は、野田佳彦首相の原発再稼働を称賛するとともに、原発政策の継続・推進を要求。TPP(環太平洋連携協定)への参加促進シーレーン防衛への関与の継続集団的自衛権の禁止の見直しなどを求めています。  この日のパネル討論で、ナイ氏は「原発ゼロは受け入れがたい」とし、アーミテージ氏は「(集団的自衛権に関する)憲法の再解釈は非常に重要だ」などと発言。キャンベル氏は「TPPは通商関係を抜本的に変える」として日本の参加に期待を表明しました。  これに対し玄葉氏は「集団的自衛権行使に強い問題意識を持っている」「日米の安保協力の強化を進める」などと次々と「誓約」を表明しました。自民党の石破茂幹事長も登壇し、国家安全保障基本法案で集団的自衛権の行使を可能にするとし、日本版海兵隊の整備を主張。日米同盟の変革と強化にあらゆる努力をすると述べました。  二大政党と国民との矛盾の根本に、日米同盟が横たわる姿をまざまざとみせつけました。(寅)

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規制委:原発の脅威にクラゲ…新安全基準に盛り込みへ

毎日新聞 2012年10月28日 13時05分(最終更新 10月28日 13時55分) http://mainichi.jp/select/news/20121028k0000e010183000c.html 7月にクラゲ被害を受けた大飯原発。右から1、2、3、4号機=福井県おおい町で2012年10月20日、本社ヘリから竹内紀臣撮影 7月にクラゲ被害を受けた大飯原発。右から1、2、3、4号機=福井県おおい町で2012年10月20日、本社ヘリから竹内紀臣撮影 拡大写真  原子力規制委員会は原発事故を引き起こす脅威の一つとして、クラゲの大量発生を新たに位置づける方針を固めた。来年7月までに策定する新たな安全基準に盛り込み、各電力会社に対策の検討を求めていく考えだ。
 ◇大量来襲で取水口に詰まり
 クラゲが大量発生すると、原子炉冷却などに使う海水の取水口に詰まり、十分な取水ができなくなる。関西電力大飯原発(福井県)では3号機が再稼働した直後の7月8日、大量のクラゲが来襲。4号機の再稼働後の同月30日にも押し寄せ、取水量を絞らざるをえなくなり、一時的に発電出力が低下した。  クラゲ発生のピークは夏で、電力需要の高まる時期だ。東京電力福島第1原発事故は、電源機能が失われて原子炉を冷却できなくなったことが原因となった。規制委事務局の原子力規制庁は「たかがクラゲと軽んじられない」と話す。  新たな安全基準は、規制委が外部の専門家を交えたチームを設置、海外の基準と比較しながら検討を始めた。そこで、想定すべき脅威として従来の地震や津波に加え、新たに火山や竜巻、テロなどと並んでクラゲの大量発生も協議することにした。国際原子力機関(IAEA)は「生物学的事象」としてクラゲなどの対策を求めている。【岡田英】

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PCウイルス:遠隔操作、昨年作成は3億種…検知の7割

毎日新聞 2012年10月29日 02時30分(最終更新 10月29日 02時32分) http://mainichi.jp/select/news/20121029k0000m040162000c.html パソコン遠隔操作とウイルス感染 パソコン遠隔操作とウイルス感染 拡大写真  犯行予告を書き込んだとして誤認逮捕された被害者のパソコン(PC)から検出された遠隔操作ウイルス。コンピューターウイルス対策会社「シマンテック」によると、昨年1年間に世界中で作られた遠隔操作ウイルスは3億種類近くに上り、セキュリティー対策が十分でない一般人などの被害が増えると懸念されている。  シマンテックは200以上の国・地域で構成するネットワーク上のセンサーを通じ、新種のウイルスを検知している。昨年新たに生み出されたウイルスは約4億300万種類1日平均で約110万種類のウイルスが作られ、このうち約7割が遠隔操作の機能を持っていたという  専門家によると、今回の事件で使われたウイルスは「真犯人」が作り出した新種とみられ、専門家の間では通称「バックドア(裏口)型」に分類される。  バックドア型は、他人のPCに攻撃者が出入りできる「裏口」を作り出し、遠隔操作する手法。ネットバンキングの不正送金などにも使われるが、現金を引き出す「出し子」の動きが事件解決につながることが多い。  しかし、今回は「真犯人」がウイルスを使って▽他人が犯罪予告文を掲示板などに書き込んだように見せかける▽感染したPCの画面を数秒ごとに撮影させて自分の元に送らせる−−などしかしておらず、金銭を得ようとする動きもない。捜査関係者は「他人に成りすますことだけをこれほど明確に狙ったサイバー犯罪は例がない」と話す。  遠隔操作ウイルスは90年代末に登場し、国内でも05年前後から被害が顕著になった。昨年発覚した防衛産業に対するサイバー攻撃事件などでは防衛関連情報が流出した可能性がある。ネットバンキングの不正送金事件も多発し、昨年以降の被害は約3億円に達した。  それでも明るみに出るのは氷山の一角とみられ「トレンドマイクロ」の多賀谷一央(かずひさ)コーポレートコミュニケーション課長は「知らぬ間にメールの連絡帳を見られたり、オンラインゲームのアイテムを盗まれた被害は無数にあるはず」と指摘。「ディアイティ」の青嶋信仁セキュリティーサービス事業部長は「一般人や運用管理者を狙った犯行は増えるだろう」とみる。【小泉大士、喜浦遊、松本惇】

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サイバー攻撃の闇市場 乗っ取りPC「貸与・売買」
2012年10月28日03時00分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/intro/OSK201210270185.html?ref=nmail_mo
写真・図版 これが、ウイルスの姿。記号と数字、英単語からなるプログラムだ。感染するとパソコンを遠隔操作される「トロイの木馬」型という。ぼかしは、提供者が悪用を防ぐために施した=カスペルスキー社提供  【小河雅臣、宮崎園子】自分のパソコンが、いつのまにか他人に遠隔操作される――。そのせいで所有者が警察に誤認逮捕される事件が起きた。だが、被害は氷山の一角に過ぎない。今や世界中に大量の感染パソコンが広がり、企業や政府機関の攻撃にさえ使われているという。 ■報酬もらい攻撃  ホームページには、何の説明もない。ただ真っ暗な画面に英語で指示が並んでいるだけだ。  「1 ゲストとしてチャットにログインせよ」「2 ターゲットは?」「3 10分間テスト攻撃を仕掛ける」「4 その上で値段を決定」「5 報酬を受け取ったら攻撃を始める」  客層を意識してか中国語もある。これがハッカーにサイバー攻撃を依頼する闇サイトだと、捜査機関などに協力しているネット犯罪に詳しい男性が匿名を条件に教えてくれた。  手口は単純だ。  使うのは、ひそかにウイルスに感染させたパソコン(PC)。これを遠隔操作し、企業や官公庁に大量のデータを送りつけ、システムをダウンさせる。「DDoS(ディードス)攻撃」と呼ばれるサイバー攻撃だ。  闇サイトは、グーグルの検索ですぐ見つかる。しかも連絡先を堂々と掲げている。メールアドレスに電話番号まであり、国別コードは60。マレーシアだ。  男性はチャットで英文のメッセージを送った。  「やあ。サイトを見ました」。約20分後、「Okay」と返事が来た。さらに「サービスやってますか」と尋ねると、約10分後に「OK、OK」。「ある特定のサイトを24時間攻撃したい」とウソの依頼をしてみた。だが、今度は30分待っても返事はなかった。 ■長期なら割引  「ボットマスター」と呼ばれるハッカーのサイトも案内してくれた。遠隔操作できる感染PC(ボット)を世界中で大量に「保有」し、これをネットワーク化した「ボットネット」を持つ。貸し出しもしており、攻撃なら1時間10ドル(約800円)、1週間300ドル、1カ月1100ドル。長期の依頼には割引もある。ボットを650ドルで「売る」との記述もあった。  男性によると、ホワイトハウスなどセキュリティーが厳重な対象の場合、数十万台の感染PCを一挙に投入するため費用は跳ね上がる。支払いは、個人情報が漏れないインターネット専用のプリペイド型電子マネーが一般的という。  ウイルスも、別のサイトから無料で簡単に入手できる。男性は、試しに十数個のファイルをダウンロードし、40~50個のウイルスを見せてくれた。 ■情報盗み転売  ハッカーは、ウイルスを使って他人のPCから情報を盗み、売りさばくこともする。あるサイトでは、VISAのゴールドカードが5ドル、プラチナが6ドル、カード裏の3桁のセキュリティー番号が20ドルなどで売られていた。住所氏名など個人情報満載のフェイスブックのアカウントも、1件1.2円(今年2月)で売られていると、ウイルス対策大手「トレンドマイクロ」が教えてくれた。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2012 October 28 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Phobos: Doomed Moon of Mars

Image Credit: HiRISE, MRO, LPL (U. Arizona), NASA

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2012 October 27 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. A Halo for NGC 6164

Image Credit & Copyright: Don Goldman

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妻純子の状況:

幾分かパルスが上がっていた。体温も37℃、しかし顔の表情が出るようになった。

体の腫れ、いまだ改善されず。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

2012年10月27日土曜日

福島沖の魚介類、放射性レベル下がらず 国際調査※高汚染水 建屋で被ばく 元作業員、東電などを告発へ※「日本の原発ゼロ容認できぬ」アーミテージ・ナイ両氏 日経・CSISシンポで米知日派の元政府高官※自民幹事長「集団的自衛権、可能に」 対等な日米同盟を

木村建一@hosinoojisan

福島沖の魚介類、放射性レベル下がらず 国際調査

高汚染水 建屋で被ばく 元作業員、東電などを告発へ

「日本の原発ゼロ容認できぬ」アーミテージ・ナイ両氏 日経・CSISシンポで米知日派の元政府高官

自民幹事長「集団的自衛権、可能に」 対等な日米同盟を



福島沖で獲れた魚介類に含まれる放射性セシウムの濃度は、原発事故から1年半が経過した後も下がっていないと指摘する米ウッズホール海洋研究所Woods Hole Oceanographic InstitutionWHOI)の調査論文が25日、米科学誌「サイエンス(Science)」に掲載されたようである。

しかも、「福島第1原子力発電所の沖合いで獲れた魚介・海藻類の放射線レベルを調査。依然としてセシウム濃度が高い理由として、福島第1原発から低レベルの放射能漏れが起きているか汚染物質が海底に堆積している可能性があると結論付け」ている。

そして、「海底近くに生息するいわゆる底魚で最も高かった。また、汚染レベルに差はあっても、全ての魚介類セシウム濃度は下がっていなかった」と言う事から、常食にすることは、避けた方がよさそうである。

山間部や、海底等の「除染」作業を早急に行わない限り、この地方の農水産物は、警戒した方が、よさそうである。

日経新聞のCSISシンポで、アメリカのアミテージやナイ両氏が、「原発0は容認できぬ」と、侵略者まがいの「本性」を述べたようである。

もともと、彼らは、原発マフィア(日本では、仙石)で、政府特使としての地位利用を行った主張をしたに過ぎない。

しかし、このようなアメリカの理不尽な動きには、沖縄県民の「基地反対」と同じように、近いうち、この流れが、燎原の火のごとく、日本全土に広がることとなろう。

以上、雑感。



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福島沖の魚介類、放射性レベル下がらず 国際調査

2012年10月26日 18:23 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2909413/9740186
【10月26日 AFP】福島沖で獲れた魚介類に含まれる放射性セシウムの濃度は、原発事故から1年半が経過した後も下がっていないと指摘する米ウッズホール海洋研究所(Woods Hole Oceanographic InstitutionWHOI)の調査論文が25日、米科学誌「サイエンス(Science)」に掲載された
 WHOIの海洋化学者、ケン・ブッセラー(
Ken Buesseler)氏は、日本政府の公式データを基に、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の沖合いで獲れた魚介・海藻類の放射線レベルを調査。依然としてセシウム濃度が高い理由として、福島第1原発から低レベルの放射能漏れが起きているか、汚染物質が海底に堆積している可能性があると結論付けた。
 2011年から国際調査チームを率いて福島第1原発による放射能汚染状況を船で調査してきたブッセラー氏は、福島沖で獲れた魚介類の40%は日本政府の放射性セシウム基準値に照らして消費用として適さないと試算している。だが同氏はまた、時の経過とともに汚染状況がどのように変化していくかを予測するには、魚介類の調査だけでは不十分だとも指摘している。
本当に必要なのは、福島沖でわれわれが目にしていること(魚介類の汚染)の原因となっているセシウムなどの放射性物質の出所や、汚染堆積物について、よりよく理解することだ」(ブッセラー氏)
 研究によると、検出されたセシウムの濃度は魚の種類によって異なるが、海底近くに生息するいわゆる底魚で最も高かった。また、汚染レベルに差はあっても、全ての魚介類でセシウム濃度は下がっていなかったという
 一方、東北沖で獲れた魚介類の大半は、食べても心配のないレベルのセシウム濃度だったと研究チームは強調している。
 ブッセラー氏は東京大学(
University of Tokyo)の植松光夫(Mitsuo Uematsu)教授とともに、11月12日から2日間の日程で都内で開かれるシンポジウムで今回の調査結果を発表する予定だ。(c)AFPAFPBB News トップへ

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高汚染水 建屋で被ばく 元作業員、東電などを告発へ

2012年10月26日(金) しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-26/2012102601_01_1.html
福島第1原発
 東京電力福島第1原子力発電所事故の緊急作業についていた元作業員が、年間被ばく限度線量を超えないよう必要な措置をとらなかったのは労働安全衛生法などに違反するとして、東電と作業を請けおった関電工を労働基準監督署に告発(申告)する準備を進めています。同原発事故の被ばく問題で、作業関係者が東電などを告発するのは初めてです。(山本眞直)
写真
(写真)たまり水被ばく後も全国の原発で定期検査などについていた男性  告発する元作業員はいわき市の東電関連会社(2次下請け)に所属していた男性(46)。2011年3月24日の3号機原子炉タービン建屋地下に電源ケーブルを敷設する緊急作業などで20ミリシーベルトを被ばくしました。  緊急作業は東電が発注し、関電工が元請けとなり現場作業を指揮しました。高濃度の汚染水にくるぶしまでつかっての作業では、3人の作業員らが最大200ミリシーベルトを被ばくしました。  男性は、たまり水の危険性を察知、作業を拒否したものの現場にとどまりました。  関電工は現場の放射線測定、汚染水の状況を確認せずに作業を開始し、線量計の警報音を無視して作業を継続させました。同時刻に作業を予定していた別チームは現場の空間線量を毎時400ミリシーベルトと測定し、作業員を撤収させています。  弁護団は、東電と関電工の作業命令は、男性ら作業員に対し1年間の被ばく限度を容易に超える被ばくを生じさせうるものであると指摘。両社は労働安全衛生法及び電離放射線障害防止規則に違反するとして、(1)罰則の適用(2)線量管理の徹底や放射線防護策の充実など―適切な措置を求めるとしています。  元作業員の男性は「作業員に被ばくだけを押し付け、危険手当もピンはねしたあげく使い捨てするやり方は原発の廃炉作業にとっても見過ごせない。東電や元請けに責任を取らせたい」と話しています。

“被ばく避けられたのに”

2011年3月24日 福島第1原発3号機

「なんでここに…」 「炉心水だ」

写真 (写真)東電福島第1原発3号機のタービン建屋でのたまり水被ばく当時の状況を図で示す元作業員=24日、福島県 写真 (写真)たまり水被ばく事件直後、いわき市小名浜から同市内の国道沿いに移転した関電工いわき事務所  「死と隣り合わせの戦場さながらの原発に送り込まれ、ずさんな放射線管理で浴びてはならない放射線被ばくを強いられた」。東京電力福島第1原発事故で緊急作業に動員された元作業員の男性(46)による東電、関電工の告発は、最大200ミリシーベルトに及ぶ高線量被ばくとなった原子炉タービン建屋たまり水事件の真相に迫るものです。  「なんでここに水があるんだ」「生暖かいな」「炉心水だ」―。  2011年3月24日午前。東電福島第1原発3号機のタービン建屋地下入り口。この日、男性は元請けの関電工社員2人、1次下請けのK電設従業員1人と男性の所属する2次下請け会社の同僚2人の計6人でタービン建屋地下の配電盤に電源ケーブルを敷設する作業につきました。
危険承知で
 作業前の打ち合わせで放射線管理員から受けた説明は「少々線量が高いが作業に支障をきたす状況ではない」。しかし現場で作業開始して数分もたたないうちに20ミリシーベルトに設定しておいた線量計の警報音が次々になりだしたのです。  電源喪失のタービン建屋地下は真っ暗闇。ヘッドランプの光でわずかに浮かび上がるのは、あるはずもない汚染水と不気味に立ち上る湯気。  男性は「原発でたまり水に触れることは100%ご法度だ。これは常識だ。関電工は危険を承知で作業を継続したとしか考えられない」といいます。  ケーブル敷設作業で「たまり水」に入ったのは1回だけとされています。男性によれば関電工の監督役の社員は鳴り響く警報音を「誤作動もある」と無視。同監督の指揮で作業チームは(1)地下の配電盤の位置確認(2)ケーブルの接続(3)通電確認(4)不安定なケーブルの固定(5)接続の最終確認―と合わせて5回入ったといいます。  男性と同僚作業員は「ふざけるな」との思いから地下への立ち入りを拒否。柱の影に身を隠しましたが、被ばくは避けられなかったといいます。  この間、現場に近づいた別の作業チームは、現場の放射線量を測定、毎時400ミリシーベルトを確認し、「退避だ」と叫び、即座に撤収しました。  当時、原発構内では、1号機、2号機、3号機の水素爆発と原子炉のメルトダウン(炉心溶融)などで放射線に汚染された建屋のがれきが散乱。いたるところで数百ミリから1千ミリシーベルトと滞在するだけで死に至るほどの高線量に汚染されています。
「使い捨て」
 被ばく線量が高まった男性は、福島第1原発での作業を外され、広野火力発電所、東電柏崎刈羽原発、福井県の敦賀原発、青森県六ケ所村の核燃料再処理施設などを「たらい回し」にされました。  男性は、5歳児を子育て中で、「いわきに帰ってほしい」と妻が強く希望していることもあり県内勤務を会社に申し出ましたが「仕事先がない」と事実上、解雇されました。今、いわき市周辺の除染作業で生計をつないでいます。男性はこみあげる思いを抑え込むように語りました。  「心配していた通り被ばく線量が高くなり、会社は『仕事先がない』と使い捨てに出た。東電や関電工が現場の安全管理をまともにしていれば被ばくは避けられた」

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次期衆院選:第三極 石原氏が大連合を呼び掛け

毎日新聞 2012年10月27日 01時17分(最終更新 10月27日 01時45分) 会談後、握手を交わす日本維新の会の松井一郎幹事長(左から2人目)とみんなの党の江田憲司幹事長(同3人目)。左端は日本維新の会の浅田均政調会長。右端はみんなの党の浅尾慶一郎政調会長=大阪市浪速区で2012年10月26日、大西岳彦撮影 会談後、握手を交わす日本維新の会の松井一郎幹事長(左から2人目)とみんなの党の江田憲司幹事長(同3人目)。左端は日本維新の会の浅田均政調会長。右端はみんなの党の浅尾慶一郎政調会長=大阪市浪速区で2012年10月26日、大西岳彦撮影 拡大写真 次期衆院選をにらんだ「第三極」をめぐる動きが活発化している。新党結成を表明した石原慎太郎東京都知事は第三極の結集を呼びかけ、第三極の核と目される日本維新の会はみんなの党との政策協議を開始した。維新がまとめた次期衆院選に向けた公約素案にも、他党との連携を意識した内容が盛り込まれた。  新党結成を表明した石原氏は26日の記者会見で「なんで大連合を考えないのか。選挙を一緒にやったらいい」と述べ、選挙協力を含めて維新やみんなの党などとの連携を目指す考えを表明した。一方、維新とみんなの党は同日、幹事長・政調会長会談を大阪市内のホテルで開き、次期衆院選での連携を視野に11月中に共通政策の取りまとめを目指すことで合意した。第三極」の主導権争いは、三つどもえの綱引きの様相を呈している。  会談で、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は「維新とみんなの政治スタンスは一緒だ。『何をやるか』を中心にしている」と政策を重視する考えを強調。みんなの江田憲司幹事長は「誰が組むのかばかり騒がれるが、維新とはこれまでも政策を議論してきた」と連携に積極姿勢を示した。  政策協議入りは15日、維新代表の橋下徹大阪市長がみんなの渡辺喜美代表との会談で合意した。一時は「第1党もあり得る」との見方もあった維新は、国会議員の合流と前後して支持率が急落。「全国津々浦々で戦う」(橋下氏)としていた拡大路線も見直さざるを得ない情勢だ。  みんなも支持率低下に悩んでいる。渡辺氏は26日の会見で「維新とはアジェンダ(政策課題)がほとんど一致する。政策協議が整えば、次はどういう選挙協力ができるかという段階に移る」と、連携強化に期待を表明。返す刀で石原新党を「消費増税を容認するなら話にならない」と強くけん制した。  ただ、いったん連携に消極的になりながら、支持率低下後に積極姿勢を示す維新に、みんな内には不満がくすぶる。維新内にも、維新に移った参院議員3人の会派離脱を認めないみんなに批判がある。  一方、石原氏は26日、「私はもちろん橋下氏とやるつもりだ。(たちあがれ日本が)反対なら私1人でやる」と強調。さらに、「この政策が違うとか、あいつと一緒は嫌だとか、そんなことで大きな連帯ができるわけがない」と述べ、渡辺氏とも会談する意向を示した。原発政策などで維新やみんなとの距離があるため、石原新党置き去りの連携強化を警戒したものだ。新党の母体となるたちあがれ日本は所属議員5人で支持率も低く、維新との連携は新党の行方を左右する。  連携のカギを握る維新の橋下氏は26日、大阪市役所で記者団に「政策協議はどことでもやる。合うなら合う。それだけだ」と、両にらみの姿勢を示した。【平野光芳、福岡静哉】
 ◇維新の公約素案「自立」「自助」強調
 日本維新の会が次期衆院選で掲げる公約素案は、集団的自衛権の行使など「自立する国家」を打ち出し、高齢者と現役世代の医療費の自己負担割合を一律にするなど「自助」も強調する内容になった。「自助・自立」の重視は次期衆院選で第1党となる可能性が高い自民党とも親和性がある。基本理念には維新八策になかった「保守」も新たに盛り込まれた。  素案は社会保障制度改革について「真の弱者支援に徹する」と強調。また「現物支給中心の最低生活保障制度を創設」するとして公的年金の現金給付の抑制なども掲げ、社会保障費の支出を抑制する「自助」に比重を置いた内容になっている。  外交安保の分野では「国土と国民を自力で守る」と掲げる。集団的自衛権の行使容認は自民党総裁選でも立候補者全員が訴えた内容で、石原新党も重視しており、この分野が起点となった協力・連携につながる可能性もある。  また新たに基本理念とされた「保守」の項目では、歴史と伝統の尊重や、家族の絆の復活なども盛り込んだ。これらは自民党の安倍晋三総裁の保守色を意識したとみられる。  ただ「自助・自立」の強調は、「弱者切り捨て」との批判を受けかねない側面もある。政調会長レベルの素案の原案では高齢者医療費負担は「3割負担」が数値目標とされていたが、国会議員団の指摘で削除された。また、2045年を目標とした外国軍の駐留全廃については、日米同盟を重視する自民党が不安視するのは必至だ。橋下徹氏は26日、記者団に「表現がつたない。慎重に考えないといけない」と述べ、修正する考えを示した。  一方で、維新八策で既成政党から「非現実的」と批判された、首相公選制や参院廃止などの統治機構改革の部分は維持した。国会での議論が停滞している国会議員定数削減については、衆院議員定数(480)を半減すると数値目標に踏み込み、既成政党との差異を強調している。【木下訓明】
 ◇日本維新の会の公約素案内容
 ◆統治機構改革  任期4年の首相公選制▽参院廃止も視野▽改憲発議要件の緩和▽道州制導入▽消費税の地方税化▽地方交付税の廃止  ◆行財政改革  衆院定数(480)半減▽議員歳費、政党交付金の3割削減▽企業・団体献金の禁止▽キャリア官僚の40歳定年制(以降は政治任用か民間に再就職)▽公務員の強固な身分保障の廃止  ◆外交・防衛  2045年をめどに外国軍の日本駐留を全廃▽集団的自衛権を禁じた憲法解釈の変更  ◆経済  環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加法人税率を20%に半減  ◆社会保障  20歳以上の医療費自己負担を一律に▽年金は積み立て方式に移行▽現物支給中心の生活保護▽国民総背番号制  ◆農業政策  農協への独占禁止法適用除外の見直し▽戸別所得補償制度は専業農家に限定  ◆エネルギー  既存原発は2030年代までに全廃▽最高水準の原発は輸出可能▽東京電力の会社更生手続きの開始  ◆教育  日本の歴史と伝統に誇りを持てる歴史教育▽教育委員会の廃止▽学校選択の保障

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維新公約素案「稚拙」 橋下代表、国会議員団を批判

2012年10月26日13時15分 朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/1026/OSK201210260035.html

 日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は26日、維新国会議員団が議論を始めた次期衆院選の公約素案について「まだたたき台中のたたき台だ。表現の仕方も表への出し方も稚拙だ。政調会にもかかっていない」と不快感を示した。市役所で報道陣の取材に答えた。  素案は「維新八策」に沿って国会議員団が独自に示した。橋下氏は外交・防衛政策の「2045年を目標に外国軍の駐留を全廃する」との項目について「今だって日米同盟がある。表現は慎重に考えなきゃいけない。これから役員会で激論になる」と批判した。  幹事長の松井一郎大阪府知事も26日、府庁で報道陣に「まだ決まったわけではない。国会議員団がたたき台として出している。国会議員団のアピールかもしれない。アピールは良いが、国会議員団の一つの考えであり、これから議論をして決めていく」と述べた

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「日本の原発ゼロ容認できぬ」アーミテージ・ナイ両氏
本社・CSISシンポで米知日派の元政府高官
2012/10/26 16:03  日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM26058_W2A021C1000000/
 日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)の共催で26日に都内で開いたシンポジウムで、リチャード・アーミテージ元米国務副長官とハーバード大のジョセフ・ナイ教授は野田佳彦政権が打ち出した2030年代に原発稼働ゼロを目指す方針について「受け入れがたい」と強調した。 本社・CSISシンポに出席したアーミテージ元米国務副長官(左)、ナイ・ハーバード大学特別教授(26日、東京都千代田区) 画像の拡大 本社・CSISシンポに出席したアーミテージ元米国務副長官(左)、ナイ・ハーバード大学特別教授(26日、東京都千代田区)  両氏は日本に対し、経済大国の地位を維持しながら集団安全保障での一段の貢献を要請。アーミテージ氏は日本が東日本大震災からの復興過程にあることを念頭に「代替エネルギー(への転換)がもくろみ通りにいっていないのに、原子力を放棄して自らの手足をさらに縛る必要があるのか」と疑問を呈した。ナイ氏は「日本の原発ゼロ方針は受け入れがたい」と明言。地震対策を踏まえた原発立地など安全対策を強化するのが重要との認識を示した。  原発増強に動く中国が日本の原子力技術を必要としているとし、対中の外交カードを維持する観点からも原発ゼロに反対する姿勢を明確にした。  アーミテージ氏は沖縄県・尖閣諸島を巡って悪化する日中関係は「短期間では解決しない」と言明。22~23日の訪中時、中国の指導部から「尖閣問題に対して中立的な姿勢を求められた」ことを明らかにした。そのうえで「尖閣諸島に侵略したり、威嚇したりすれば、米国は中立ではない」と返答した。

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自民幹事長「集団的自衛権、可能に」 
対等な日米同盟を 本社・CSISシンポ
2012/10/27 2:03  日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2606A_W2A021C1MM8000/?dg=1
講演する石破自民党幹事長(26日、東京都千代田区) 画像の拡大 講演する石破自民党幹事長(26日、東京都千代田区)  日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)が26日に共催した第9回シンポジウム「指導者交代と日米中トライアングルの行方」で講演した自民党の石破茂幹事長は「日米同盟の変革を米国と真剣に討議することが必要だ」と述べ、集団的自衛権の行使を可能にするなど、より対等な同盟体制を検討すべきだとの考えを示した。  沖縄県・尖閣諸島を巡る日中対立への当面の対応策として石破氏は「米国のみならず東南アジア諸国連合(ASEAN)との連携を強め『国際法を守れ』と主張することだ」と言明。(1)日米同盟の維持(2)島しょ防衛の強化のための日本版海兵隊の創設(3)集団的自衛権の行使容認――などを課題として挙げた。  環太平洋経済連携協定(TPP)については、ハーバード大のジョセフ・ナイ教授が「日本が入れば通商面で東南アジア諸国をリードできる。米国とカナダから天然ガスの供給を保証してもらえる」と利点を列挙。「日本には一流の国家から転落してほしくない」とも述べ、早期の交渉参加を促した。  カート・キャンベル国務次官補は「TPPを通じて通商関係は抜本的に変わる」と指摘。地域の安全保障のためにも自由貿易圏の拡大が重要との考えを表明した。  マイケル・グリーンCSIS上級副所長も「米国は軍事力を超え、多角的な外交手法を取っている。TPP交渉はその一環だ」と指摘した。

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中国“深刻な局面 日本側が努力を”

10月26日 21時47分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121026/k10013051821000.html

中国“深刻な局面 日本側が努力を” K10030518211_1210262152_1210262210.mp4 東京都内にある中国大使館の報道官は26日の定例記者会見で、沖縄県の尖閣諸島を巡る日本と中国の対立について、「今までにない深刻な局面で、中国側も目にしたくない状態だ」と述べたうえで、関係改善には日本側の努力が必要だとする中国側の立場を改めて強調しました。 この中で中国大使館の楊宇報道官は、尖閣諸島を巡る現在の日中の対立について、「今までにない深刻な局面で、政治や経済、文化や観光などの分野の交流に大きな影響と損害を与えていて中国側も目にしたくない状態であり、責任は完全に日本側にある」と述べました。
そのうえで、「現在、両国の外交部門が協議を続けている。日本政府が両国関係をできるだけ早く安定した発展の道のりに戻すように努力すべきだ」と述べ、関係改善には、日本側の努力が必要だとする中国側の立場を改めて強調しました。
また、中国の海洋監視船が25日、尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入するなど周辺の海域を繰り返し航行していることについて、「中国側の立場では、この海域は中国が管轄するところであり、これからも引き続き活動を続けていく」と述べ、尖閣諸島周辺での活動を今後も続ける考えを示しました。

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財界 政府税調に要求 消費税率を10%台半ばに すみやかに法人税減税を

2012年10月26日(金) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-26/2012102601_02_1.html
 政府税制調査会は25日、第3回会合を開き、地方自治体および経団連、日本商工会議所(日商)、連合、日本税理士連合会から要望を聞き取りました。
 経団連は、民主、自民、公明の「3党連合」で強行した消費税率10%への増税にとどまらず、2020年代半ばまでに10%台半ばまで引き上げることを要求。その一方、法人実効税率(現行38・01%)の25%への引き下げを求めました。また、特定大企業に恩恵をもたらす研究開発減税の拡充も求めました。  法人への課税については、現在、復興財源として特別法人税が上乗せされていますが、経団連は「(復興特別法人税が終了する)2015年から検討したのでは遅い」とすみやかな引き下げを求めました。とりわけ地方法人特別税については、その廃止を13年度税制改正で成案するよう要求しました。研究開発減税の拡充についても「最大の課題」として13年度の実現を求めました。  一連の企業向け減税を実施した場合の減収額について、経団連の久保田政一専務理事は「9兆~10兆円規模になる」と見通しを示しました。  日商も法人実効税率を20%台まで引き下げることを要求。また、税の所得再分配機能を回復させるために導入が検討されている所得税の最高税率の引き上げなどの課税強化について、「避けるべき」だと反対を表明しました。  また、消費税の増税にかかわって議論されている複数税率の導入について、経団連は「単一税率を維持」、日商は「断固反対」として反対の姿勢を明確にしました。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2012 October 26




Reflection Nebula vdB1

Image Credit & Copyright: Adam Block, Mt. Lemmon SkyCenter, University of Arizona

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妻純子の状況:

本日、ICUからHCUに代わっていた。

血中のアルブレミンと言ったかな?が減少しているので、増加するよう努力しているとのこと、血中の水分除去がうまくいっていないとのこと。

パルスが高くなるのは、このせいらしい。

善処をお願いして、帰宅した。

・・・・・本日は、これまで・・・・・