民主党政権にメルトダウンの兆候
民主党政権にメルトダウンの兆候が表れているようである。
「数の論理」の小沢元代表に抵抗してきた、前原Gr(凌雲会)や野田Gr(花斉会)が、党内「派閥」として、台頭してきているためである。
「数の論理」を否定しながら、「数の論理」を突き進む、矛盾した姿を明らかにしているが、このことが、「破壊」の道だという事に気づいていないようである。
(しかし、菅首相をささえる「国のかたち研究会」は何故か動きが鈍いようである。)
この動きを見ても、当方が、仙石・前原連立政権という所以が理解出来ようというものだ。
前原Grと言えば、官房長官の仙石氏もその一翼を担っており、菅政権は、実態的には、仙石氏と前原氏が牛耳っていると言ってよかろう。
「かって兜の緒を締めよ!」という格言があるが、勝利して、どのような態度をとるのかによって、その後の盛衰が分岐するが、残念ながら、「衰退」の方向を選択し、「おごり高ぶり」が目に見え始めたようである。
平家物語を上げるまでもなく、権力を誇示すれば、「泡沫の泡」として消えゆくことは、古今東西の別なく、歴史の法則と言っておこう。
この政権の最大の弱点は、「ノーサイド」を主張しながら、要職から、小沢Grを排除したことと言えよう。
「腐っても鯛」という格言があるが、小沢Grの力量は無視出来ず、解党的な動きが早晩おこることが予測される。
もう、時間の問題と言っておこう。
話は違うが、本日、新羽田空港が開港したが、これは、日本にとって、歴史的な一歩となるであろう。
国際空港としての役割が強まることになるからである。
これまでの経団連や「官僚」を中心とする、自公政権の対応が拙かったからである。
この羽田空港が、少なくとも、20年前にこの方向に踏み出していれば、日本経済もここまで深刻にならなかった筈である。
「国民目線の政治」をスローガンにした民主党が、国民の支持を得て「政権交代」を実現したが、その、菅民主党政権が、この主要命題を忘れて、自公政権に先祖返りを行おうとしているが、行きつく先はもう明らかではないか?
政治的にも、経済的にも、「国民本位」あるいは、「利用者本位」という、姿勢に、思考回路を切り替えない限り、日本の将来はないのである。
そういう点で、先般も述べたが、権力に胡坐をかいてきた現在の財界や「知識人」「学者」では、新しい日本を構築できないと言っておこう。
今必要なことは、これまで、反体制という形をとる「知識人」や「学者」の見解こそ、「真理」に近づく礎となろう。
残念ながら、仙石・前原連立政権(菅政権)は、アメリカ従属・財界従属という誤った選択肢を選択したことから、「崩壊の道」へ突き進むこととなろう。
・・・本日は、これまで・・・
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