菅政権、党と対立
民主党は、高齢者医療制度や介護保険制度等、政府案に「ノー」を突きつけたようである。
現政権を支えている党指導部との意見の対立だけに、問題は「悲劇的」と言えよう。
党側の主張は、マニフェストに沿ったものであり、菅政権が、自公政権の異物を、官僚に言われるまま、引きずったことに原因があると言えよう。
政権維持のため、「なりふり構わない」姿勢のようだが、基本が見えなくなっていることが、このような無謀な対応に傾斜することに繋がったのであろう。
「国民生活」よりも、「対米追従(隷属?)」、「財界優遇」という、自民党政権と同じ政策に踏み切ったところから、自爆スイッチをONにさせたと言ってよい。
昨日も記述したが、国民は、「政権交代」という、政治の上部構造そのものの改革を期待したものであり、旧来の「政治構造」の維持を求めたのではない。
しかし、菅首相は、麻生元首相や、森元首相党と関係を深める等、全く間違った選択を強めているようである。
自民党の独自調査でも、「自民に反感」を持っている有権者が6割という結果にみられるような自民党に、媚を売るようでは、もう、救いようがないと言える。
本日、鳩山兄弟や、小沢氏、舛添氏が、会合を持ったようだが、これは当然と言えよう。
とうとう、年明け早々、菅政権自爆、新政権樹立の動きが、加速することとなろう。
・・・本日は、これまで・・・
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