2010年12月28日火曜日

最近気になること・・・内閣官房報償費

最近気になること・・・内閣官房報償費

 本日、民主党役員会が行われたが、小沢問題、やはり、決着がつかなかった。
 が、少し変化の兆しがあったのが、妙に、気になる。
 小沢Grの重鎮と言われている輿石氏の態度である。

 輿石氏と言えば、「農地法違反」の土地利用問題が問題になっているが、仙石官房長官が法相を兼務しておるのが何か気になるところである。
 しかも、役員会の前に、岡田幹事長と事前に話し合っているのも、妙な感じがする。
 
 強硬に、反対するかと見られていたが、これ又妙に、静かだったのである。
 
 ところで、小沢氏が、衆議院選挙の際、90名強の新人に「活動費」を配ったことが報じられたが、菅政権も、同じように、「内閣官房報償費」を、小沢Gr切り崩しに使っているのでは?との疑念が強まってきた。
 その理由は、代表選挙で、小沢氏とあまり差がなかった菅総理が、最近妙に強気の発言をしているからである。
 まず、マスメディアを見ると、朝日新聞や毎日新聞等マスメディア各社が、「小沢孤立」の論調を強めているが、先般報じられたように、今般も、政治部長会合や、TV等のコメンテーターに、「報償費」という爆弾が投下されているのではないか?との疑念が募るからである。
 次に、民主党小沢派と言われる「新人」を中心とした議員に対して、「活動費」名目で、切り崩し資金を投入しているのではないか?という疑念である。

 沖縄県知事選挙や名護市議会議員選挙の際、日本共産党の塩川哲也氏が、「菅内閣は、内閣官房報償費を…沖縄県知事選挙や名護市議会選挙に使わないと明言できるか」との質問主意書に対して、「内閣官房報償費の性格上、お答えを差し控えたい」と回答し、否定しなかったことからも、疑念が強まる
 
 その際、これまでの実績を明らかにしているが、4月~11月まで、実に、9億円(4月に二回、2億円、あとは毎月1億円)も使っているのである。

 仙石・前原・菅Grが、必死になって、小沢Grと対決しているが、変な自信は、多数派工作に、この爆弾を使った?のであろうことは、否定できないと言えよう。

となれば、「政治と金」問題で、小沢氏を批判できなくなるであろう。
本当に、クリーンな政治を主張するなら、報償費の内容をもう少し、明細を明らかにすべきであろう。

いずれにしても、年明け後の政局の波乱が、興味をそそる。

・・・・本日は、これまで・・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿