2013年10月21日月曜日

福島第1、せき12カ所から雨水 汚染水流出か※ 「特定秘密保護法案」の「特定」とは何か?

木村建一@hosinoojisan

福島第1、せき12カ所から雨水 汚染水流出

「特定秘密保護法案」の「特定」とは何か?



連日報道されているが、福島第一の汚染水問題、ますますコントロールされていない実態が明らかになってきた。

このままでは、温暖化のもと、いわゆる「ゲリラ豪雨」の度ごとに、汚染水が海や地下水に混入し、大規模汚染につながることとなろう。

しかし、政府や東電の動きには、ほとんど変化がなく、垂れ流しを放置しているのではないかとの疑念がわく。

放射能は、特定化学物質と同じように、確実に、蓄積され、取り返しがつかなくなるであろう。

いずれ、水俣病や足尾銅山等、公害病と同じ結末を招くこと確実と言っておきたい。

政府・東電は責任を免れないであろう。

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改憲を党是とする自民党が提案している特定秘密法案。

特定秘密法案の、「特定」とはなんであろう。

時の為政者が、自由に「特定」と言えば、「憲法無視」の施策がまかり通ることとなろう。

何故か、ナチスのヒトラーの顔が浮かんでくるのは、私だけではあるまい。

以上、雑感。



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福島第1原発:せき内雨水あふれる タンク周囲、12区域

毎日新聞 2013年10月20日 20時34分(最終更新 10月21日 01時24分) http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20131021k0000m040031000c.html 降雨の影響で雨水があふれ出た福島第1原発=福島県大熊町で2013年10月3日、本社ヘリから宮本明登撮影 降雨の影響で雨水があふれ出た福島第1原発=福島県大熊町で2013年10月3日、本社ヘリから宮本明登撮影 拡大写真  東京電力は20日、福島第1原発の汚染水の貯蔵タンクを囲うせき(コンクリート製、高さ30センチ)内から、降雨の影響で雨水があふれ出たと発表した。23あるタンク群区域のうち12区域に及んだ。せき内にたまった雨水は、放射性物質濃度が排出基準未満だった場合は敷地内に排出できるが濃度を測定する間もなくあふれ出た敷地内の半数以上の区域で放射性物質を含んでいる可能性がある雨水があふれ出る事態となり、雨水対策の不十分さが露呈した。
 ◇濃度測定前、甘さ露呈
 東電によると、午後4時20分ごろ、雨水がせきからあふれ出ているのを社員が発見した。その後も次々にあふれているのが見つかった。この中には、9月の測定で雨水からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2万9000ベクレル検出された区域もあった  東電はせきの高さを年内にも30センチから60センチにかさ上げすることにしているが、工事が追いつかないまま台風シーズンを迎えた。今回の雨で、東電は当初、1日で30〜40ミリの雨が降ると予測したが、実際は降り始めから午後6時までに約102ミリの降雨があった。

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福島第1、せき12カ所から雨水 汚染水流出
東電が発表
2013/10/20 22:52  日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2002B_Q3A021C1CC1000/?dg=1
 東京電力は20日、降雨の影響で、福島第1原子力発電所の地上タンク群に設けた漏水防止用のせき12カ所から雨水があふれ出したと発表した。放射性物質を含んだ汚染水が外洋につながる付近の排水溝に流れ込み、外洋に流れ出た可能性が否定できないという。東電は漏れた量や放射性物質の濃度を調べるとともに、他のタンク群のせきから雨水があふれていないか監視を強める。  あふれ出たのは全部で23カ所ある地上タンク群のうち、タンク群12カ所のせき。  12カ所のうち「H2南」と呼ばれるタンク群では、6日に採取されたせき内の水からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2万9千ベクレルと高濃度で検出されている。  東電によると、この日は先週の台風26号による大雨でせきにたまっていた水を別のタンクに移す作業をしていた。午後2時ごろから、想定の1日当たり30~40ミリを上回る1時間当たり30ミリの降雨があったため、あふれたとしている。  原子力規制委員会は台風などでせきに水がたまった場合、セシウム134は1リットル当たり15ベクレルセシウム137は25ベクレルストロンチウム90は10ベクレルをそれぞれ下回りガンマ線を出すほかの放射性物質が未検出などの場合のみ排出を認めている。東電は降雨でせきに水がたまっているため、基準を下回る雨水の排出をしている。  これらの基準は通常の原発運転時で放出される冷却水に含まれる放射性物質の法定基準値未満となっている。〔共同〕

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汚染水タンク「せき」12か所であふれる

10月20日 23時19分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131020/t10015419111000.html

汚染水タンク「せき」12か所であふれる K10054191111_1310202310_1310202312.mp4 東京電力福島第一原子力発電所で、汚染水を貯蔵しているタンクを囲う「せき」から大雨の影響で水があふれている問題で、あふれた場所は12か所に増えました。
福島第一原発では、「せき」の水をポンプでくみ出す作業が追いついておらず、東京電力は、あふれた水が海に流出した可能性もあるとみて調べています
20日午後4時半ごろ、福島第一原発の1号機から4号機の山側に当たる西側や南側の5か所で、汚染水を貯蔵しているタンクを囲う「せき」から水があふれているのが相次いで見つかりました。
その後、午後9時前までに新たに7か所であふれているのが見つかり、あふれた場所は12か所に増えました。
東京電力によりますと、高さ30センチの「せき」の中には、数日前の雨の影響で、すでに20センチ以上たまっているところもあるうえ、ポンプでくみ出すことができるのは、1日数センチほどで、作業が追いついていないということです。
福島第一原発の敷地内では、午後3時から4時の1時間で30ミリの雨量が、午後2時から6時の4時間では合わせて102ミリの雨量が観測されています。

東京電力は、あふれた水が海に流出した可能性もあるとみて調べています。
福島第一原発では、「せき」の中に雨や水漏れで水がたまった場合、水をタンクに移したうえで、放射性物質の濃度が原子力規制委員会が認めた基準を下回っていれば、敷地内に放出することになっていますが、東京電力は20日、現場で濃度を測定し基準を下回った場所は放出する対応をとっています。

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「特定秘密保護法案」巡り議論

10月20日 12時13分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131020/k10015412971000.html

「特定秘密保護法案」巡り議論 K10054129711_1310201225_1310201227.mp4 NHKの日曜討論で「特定秘密保護法案」について、自民党が国の安全保障のために必要だとして早期に成立させたいという考えを示したのに対し、野党からは政府側が指定する特定秘密の範囲が不明確で国民の知る権利が侵されるおそれがあるといった指摘が相次ぎました。 自民党の石破幹事長は、「特定秘密保護法案は、もっと早くやらなければならなかったものだ。何でもかんでも秘密にするのではなく、漏れた場合に安全保障に重大な影響を与えるものをきちんと指定する。それをやらなければ、何を教えても外に出てしまうから、日本には怖くて教えられないとなる。取材は正当業務と位置づけられれば違法性がないということにするので、何の問題もない。情報公開は必要なことで、必要なものは出さなければならないが、30年たち50年たっても出せないものが全くないとは断言できない」と述べました。
公明党の井上幹事長は、「特定秘密を保護する必要があるという大前提に立ったうえで、国民の知る権利については、取材が正当な業務と位置づけられれば罰せられないと法案に盛り込むことなどで、きちんと担保できた。この法案に関連して、情報公開法の改正も政府・与党で議論して結論を出したい」と述べました。
民主党の大畠幹事長は、「行政情報は国民のものだというのが第一だ。何が特定秘密に当たるのか不明確で、政権に不都合な真実を秘密にすることはあってはならない。民主党が近く国会に提出する情報公開法の改正案を成立させ、知る権利や報道の自由をしっかりと担保したい。国家機密と言えども、50年後には全面公開するくらいの情報公開がどうしても必要だ」と述べました。
日本維新の会の松野・国会議員団幹事長は「各国から重要な情報が渡される際に必要な法律が日本にはなく、遅れていたのは事実だ。ただ特定秘密の範囲をガイドラインで示し、50年後などには全面公開するルールがなければ、理解されない」と述べました。
みんなの党の浅尾幹事長は、「何が特定秘密に入るのか範囲を明確にしなければならない。法案に対し、さまざまな臆測に基づく不安があるのが事実で、政府にはそれを打ち消す責任があると同時に、情報公開の制度もセットで作ることが必要だ」と述べました。
共産党の市田書記局長は、「政府が特定秘密の範囲を勝手に決めることができ、国会がチェックする権限もない。国会の立法権や国政調査権まで制限を受け、議員も場合によっては罰せられる基本的人権や民主主義を破壊する重大な弾圧法だ」と述べました。
生活の党の鈴木幹事長は、「憲法で保障された知る権利や報道の自由が侵される可能性が高いうえ、特定秘密の範囲が明確ではなく、情報公開の制度も不十分であり、賛成できない。あえて言うならば、国家公務員法や自衛隊法の改正で十分だ」と述べました。
社民党の又市幹事長は、「国の情報は国民のものであることが原則でありながら特定秘密の範囲が広範かつ不明確で、違法なものや当局の保身のための情報も秘密にされかねない。知る権利や報道の自由が侵されかねず、反対だ」と述べました。
当方注:
「国民の知る権利」と「報道の自由」は別物、「国民の知る権利」は無視して、「報道の自由」などあり得ない。
公明党党首が、訪米してから急に態度が変わってきた
アメリカが要求しているのは、軍事機密」のみであり「目的を特化」すれば事足りる。(軍事機密を容認するわけではないが・・・)
自民党は、アメリカの要求を受け入れ、併せて、日本国民を拘束する手段として、「軍事秘密」とせず「特定秘密」と解釈拡大を意図して「特定秘密法案」として提出しており、極めて危険な代物と言っておきたい。
どうも、公明党の態度は、「報道の自由」を口実にして、実は、キャリア官僚の公明支持者「保持」とバーターしたとしか考えられない。(公明党には、支持者官僚からの情報が・・・このことで、公明党はますます自民党化することとなろう)

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2013 October 20 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Three Galaxies and a Comet (ISON)

Image Credit & Copyright: Miloslav Druckmuller (Brno University of Technology)

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妻純子の状況:

今日は、パルス90前後で安定、微熱もなかった。

表情もよく、このまま安定して貰いたいものだ。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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