2016年4月28日木曜日

熊本地震で寸断されたインフラ、問われる原発事故の“避難計画” ※ 本当に信用できるの? 「ストロンチウム」大幅低減 ※ 民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり

hosi@hosinoojisan

熊本地震で寸断されたインフラ、問われる原発事故の“避難計画”

本当に信用できるの?海外の分析機関に依頼したら? 「ストロンチウム」大幅低減

民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり



今回の熊本地震で、川内原発事故があった場合の避難家核が、全くの「絵に描いた餅」状態であることが判明した。

原発事故で、避難しようとしても、交通遮断で、避難できないのである。そして、屋内避難しようにも、家屋が倒壊して、屋内避難できないのである

こういう状況下にありながら、原発稼働を強行しているが、この姿勢、「国民の命よりも、原発マフィアの利益優先姿勢」と言っても過言ではない

こんな常識の無い政府は、辞めさせる以外なかろう

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アメリカや先進各国で、反自由主義の動きが強まっている

大統領候補のトランプ氏の善戦は、トランプ氏の意図とは拘わらず、彼らの影響が強いと思われる

新自由主義、グローバル化が、グローバル企業に富を集積させ、一般国民の生活には、全く役立たず、「格差」の拡大以外にないことが判明したからであろう。

そのうえ、USTR(米国通商代表部)のイニシアチブの下、WTAを形骸化して「TPP」を『国際基準」環大西洋貿易投資連携協定〖TTIP=米欧版TPP〗)にしようと言う企みを見抜いているからであろう。

新自由主義によって、確実に、高学齢者を含めて、全ての国民を「貧困化」に導いている

こういう中で、高学齢者が、世論を作り出し、新自由主義に「反旗」を上げ始めたと言ってよい

この流れは、日本でも同じであるが、最大野党の民進党は、このことに気付かず新自由主義の「亡者」になっているため、国民の支持を失いつつある

この点を、日本共産党が是正を求めているが、ダメなようである。

この点を理解できないようでは、民進党は消えざるを得ないであろう

野党共闘前進のため、敢えて、民進党の諸君に「態度変更」を進言しておきたい。

以上、雑感。



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熊本地震で寸断されたインフラ、問われる原発事故の“避難計画”
まずは、下記URLで動画をご覧ください。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160428-00000004-jnn-soci
以下は、動画画面を要約した記事です。(当方)
TBS系(JNN) 4月28日(木)0時51分配信  今も余震活動が続く九州地方には、稼働を続ける鹿児島の川内原発があり、隣の四国には、夏にも再稼働が見込まれる愛媛の伊方原発があります。今回の地震では、新幹線や道路など交通インフラに深刻なダメージを与えました。当然のことながら、これら原発の避難計画について懸念の声が上がっています
 「(避難は)できないと思う。急に出るわけだから」(薩摩川内市民)
 「もし(避難指示が)来たら自分一人じゃないので、車いすを押してどうやって逃げるのだろうと。『父さん、もう逃げないで、おうちいようね』と言うと笑っている」(薩摩川内市民)

 一連の地震を受けて、川内原発で安全が危ぶまれているとして、市民団体が九州電力に即時停止を申し入れました。
 「自然災害は何が起きるか分からない。そのことを自覚してください」(市民団体側)
 薩摩半島北部は、一連の地震の震源域となっている日奈久断層帯のほかにも、川内原発周辺に断層が集まっています。

 「川内原発を止めるべきでは」との質問に原子力規制委員会は・・・
 「我々は技術的に見て、(川内原発の停止を)判断するだけのものに至っていない」(原子力規制委員会 田中俊一 委員長[18日])

 避難計画書には、地震などで川内原発に事故が発生したときの避難経路も記されています。また、鹿児島県は、天候や通行止めなど条件を変えて避難時間のシミュレーションを行っていて、国道270号が通行できない場合、9割の住民が30キロ圏外に避難するまで22時間30分かかるとしています。
 しかし、専門家は熊本地震を踏まえ、こう指摘します。
 「土砂災害危険箇所と警戒区域。強い地震の際には、至る所で道路の損傷が起きて通れなくなる」(環境経済研究所 上岡直見 代表)
これは、川内原発周辺の地図に土砂災害危険箇所などを重ねたもので、多くの道路に土砂災害の危険があることがわかります。さらに・・・
 「他にも川を横切っている所がいくつもある。車は30センチ段差ができると通れない。川というのも弱点」(環境経済研究所 上岡直見 代表)
 橋が落ちなくとも、ズレただけで通行できなくなる可能性があるのです。上岡氏の試算によると、道路に被害がなければ、16時間で避難できるケースでも、5%が損傷すると倍のおよそ30時間、さらに10%になると、およそ90時間かかるといいます。
 「避難計画については一部は、道路の不通などを考慮しているものもあるが、今回の熊本地震のような至る所で道路が寸断される状況は考慮されていない。そういう意味で実効性はまだまだ乏しい」(環境経済研究所 上岡直見 代表)
 また、原子力災害対策指針では、原則5~30キロ圏内は屋内退避となっていますが、熊本地震のように家屋の倒壊などでその場にとどまることが難しい状況も考えられます。
 政府は、原発事故への備えや避難計画について・・・
 「いつ何時、何があってもいいように、我々は備えを常にしている状況です」(丸川珠代 原子力防災担当相[22日])

 活断層の中央構造線断層帯の近くに位置し、7月下旬にも再稼働する見通しの伊方原発も、地理的に避難路が限られるため、避難計画に対して不安の声があります。
 「何とかしようとさまざまな手だてを打っているところで、(う回路には)費用もかかる、日時もかかるが、これは常に国の責任というものも含め、実施の依頼というのを強く求めていきたい」(愛媛県 中村時広 知事)
 避難計画は十分に練られているのか。熊本地震を受け、さらなる検証が必要です。(27日23:19)最終更新:4月28日(木)0時51分
当方注:
「我々は技術的に見て、(川内原発の停止を)判断するだけのものに至っていない」(原子力規制委員会 田中俊一 委員長[18日])
との発言は、自然災害を、制御できるかのような発言である。
言っておくが、再度「想定外」は許されない

 

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本当に信用できるの?海外の分析機関に依頼したら?

「ストロンチウム」大幅低減 第1原発、海側遮水壁完成から半年

2016年04月27日 09時59分 福島民友 http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160427-069439.php  東京電力福島第1原発の港湾内に壁を造り、汚染地下水が海に流出するのを防ぐ「海側遮水壁」の完成から26日で半年が経過した。海側壁の完成により海水の放射性物質濃度は低減しており、平均値は、1~4号機東側のストロンチウム90の低減率が最も大きく、完成前の1リットル当たり140ベクレルに対し、直近は約740分の1の同0.19ベクレルとなった。  東電が同日、海側壁が造られた1~4号機東側と同東側を除く港湾内の平均値を発表した。1~4号機東側ではストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質は約9分の1、セシウム137は約3分の1、トリチウムは約16分の1に濃度が下がった。  港湾内の平均値でもストロンチウム90の低減率が最も大きく、完成前の1リットル当たり16ベクレルに対し、直近は160分の1の同0.1ベクレルだった。当初、ストロンチウム90は約50分の1に低減するとした東電の試算を上回った。一方、約40分の1に低減すると試算されたセシウム137の直近の平均値は、2~3分の1程度の低減にとどまった。  海側壁は2012(平成24)年4月に建設が始まり、15年10月26日に完成した。1~4号機東側の護岸の総延長約780メートルにわたり、長さ約20~30メートルの鋼管594本が打ち込まれている。 当方注: 海外の見方は違う。スイスのある広報紙の拡散情報

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今度は鹿児島トカラ沖 川内原発は南北の地震に挟撃される

2016年4月27日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180261 今すぐ稼働停止すべき(川内原発)/(C)日刊ゲンダイ 
今すぐ稼働停止すべき(川内原発)/(C)日刊ゲンダイ
 24日夜、鹿児島県西南方向沖にあるトカラ列島近海で推定規模M4.2の地震が観測された。一連の地震でテレビのニュースは震源地の熊本県や大分県に焦点を当てて、鹿児島県の地図をほとんど映さない。だから位置関係がつかみにくいのだが、トカラ列島と熊本県の中間地点には、全国で唯一、稼働中の鹿児島・川内原発が存在する。トカラ列島近海の地震は熊本地震と関連はないのか。
 武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)がこう言う。
確定的なことは言えませんが、この状況下では、トカラ列島の地震と熊本地震は何らかの関係があると考えるべきです。国内最大級の活断層である中央構造線は、沖縄から熊本、大分、愛媛を通って長野まで延びている。トカラ列島周辺は沖縄と熊本の間に位置しますが、海底の断層が見えにくく、解明されていないことがたくさんある。『解明できない』=『安全』ではありません
 19日には川内原発の80キロ圏内に入る熊本県八代市で震度5強を記録する地震が起きた。川内原発から50キロのところには、今回の地震の引き金となった日奈久断層帯がある。
「震源が熊本、阿蘇、大分と移動していることを考えると、今後は北東に移っていく可能性があり、愛媛県の伊方原発は危ない。また川内原発も、八代市の地震が南西側に進んだり、トカラ列島沖の地震が北上するかもしれず、非常に怖いところに建造されています。とくに川内原発は先月、52キロ離れた桜島で爆発的噴火が5回も起きているから要注意です」(島村英紀氏)
 これで川内原発の運転を継続している方がどうかしている。どう考えても、即刻、稼働停止すべきではないか。

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民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり

2016年4月27日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180264 仏全土に拡大している(パリの共和国広場)(C)AP 
仏全土に拡大している(パリの共和国広場)(C)AP
 フランスで「新自由主義からの脱却」を掲げた新しい社会運動が起きている。1%の富裕層に対する批判で広がった米国の「オキュパイ運動」スペインの新しい左翼政党「ポデモス」の躍進に通じる動きで、SNSを使って若い世代が自発的に集まっているのが特徴。現行の銀行システムや富裕層と敵対し、オランド大統領の社会党政権にも批判的だという。
 運動は「Nuit Debout(ニュイ・ドゥブー)」と名付けられ、ツイッターなどの呼びかけでどんどん広がっている。「ニュイ・ドゥブー」は日本語に訳すと「(膝を)屈しない夜」という意味の造語。先月31日、パリの共和国広場に集まった人たちが、夜になっても立ち去らなかったことから、その名が付いた。労働基準を緩和しようとする政府法案への反発がきっかけだったという。
 その後、「ニュイ・ドゥブー運動」はパリからフランスの地方都市にも広がり、今月23日には海を越えて、カナダのモントリオールでも集会が開かれた。いずれも「反グローバル主義」「反新自由主義」を掲げ、「これに代わる経済システムを勝ち取ろう」と訴えている。
 仏社会学者、エマニュエル・トッドの著書の翻訳などで知られる慶大教授の堀茂樹氏(仏文・哲学)がこう言う。
「運動の中心は『プチ・ブルジョワ』と呼ばれる高学歴ホワイトカラーの若者です。高学歴なのに仕事がないという怒りが政治への圧力となっています。彼らは知識と議論する言葉を持っている。彼らのような若年中間インテリ層の多くは、これまで富裕層の側を向いていた。しかし、『ニュイ・ドゥブー』を通して、5月1日のメーデーには労働組合とも一緒に行動しようと計画している。労働者層との共同行動が成功すれば、運動はもっと大きなうねりになる可能性があります」
■「もう社会党には投票しない」
「ニュイ・ドゥブー運動」の参加者たちはこれまでオランド大統領の所属する社会党支持者が多かった。が、グローバリズムに追随するオランド政権に対し、ついに今月20日、「金輪際、社会党には投票しない」と誓ったという。この動き、「日本も他人事ではない」と前出の堀氏はこう続ける。
「新自由主義は安倍政権の問題ではありますが、私にはむしろ、仏の社会党は日本の民進党に重なって見えます
現行の経済システムからこぼれ落ちる若者や労働者になぜもっと寄り添えないのか。安倍自民党とは異なる政策や哲学をなぜハッキリ打ち出せないのか。いまだに『消費増税は反対』と言えないのですからガッカリです。うかうかしていると民進党も国民から完全に見放されますよ」
 パリから始まった反新自由主義の運動がどこまで拡大するのか。注目である。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2016 April 27 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. Omega Centauri: The Brightest Globular Star Cluster(オメガ星団: 最も明るい球状星団⇒メシェの観測地〖フランス〗では地平線上に上らなかったので、メシェカタログにはない。 NGC 5139で登録されている)

Image Credit & Copyright: Roberto Colombari

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妻純子の状況:

サチレーション100、ハートレート85±10、体温36.5℃で安定中。

時々、低体温になることがあったが、これは、昼間と同じようにしていたのが原因のようだ。現在、夜中は、わたしの綿の寝袋をかけている。これがちょうどよいようだ。

他は、変化なし。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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