2015年5月12日火曜日

気鋭の学者・白井聡氏「首相は自衛隊の犠牲望んでいるのか」※ 沖縄・翁長知事 今月27日から訪米へ ※ Nスぺ「沖縄返還」が報じた安倍政権“対米従属”一辺倒の原点

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気鋭の学者・白井聡氏「首相は自衛隊の犠牲望んでいるのか」

沖縄・翁長知事 今月27日から訪米へ

Nスぺ「沖縄返還」が報じた安倍政権“対米従属”一辺倒の原点



今日は、関心ある記事が少なかったので、日刊ゲンダイの記事の記録のみにとどめる。

以上。



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原発「最安」変わらず 30年発電コスト 報告書を承認

2015年5月11日 夕刊 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015051102000223.html  経済産業省は十一日、有識者会合を開き、二〇三〇年時点の発電コストを電源ごとに再検証した報告書を大筋で承認した。報告書では、原発のコストを一キロワット時当たり少なくとも一〇・三円とし、火力や太陽光など他の電源との比較で最も低くなった。  発電電力量の最新の見通しを踏まえ、先月示した原案の一〇・一円から修正した。東京電力福島第一原発事故後の新規制基準に沿った安全対策の費用を反映し、一一年に試算した八・九円から引き上げたが、安全対策の強化によって事故の頻度が下がるとして上乗せ額は一・四円にとどめた。  火力は石炭が一二・九円、液化天然ガス(LNG)は一三・四円とし、燃料高を見込んで一一年試算よりいずれも引き上げた。  再生可能エネルギーでは、太陽光が一二・五~一六・四円、風力が一三・六~三四・七円、地熱が一六・八円とし、割高なコストが引き続き導入拡大に向けた課題になるとの認識を示した。  政府はこうした再検証結果を踏まえ、三〇年時点で目指す電源構成比率に関し原発を「20~22%」、再生エネを「22~24%」などとする案を固めている。与党との調整を経て最終決定する考えだ。 当方注: 昨日付けの当方ブログ参照されたし。 https://kenitikimura.wordpress.com/ 原子力は11・4円、実際にはもっとも高コスト、火力や水力は、10円前後であり、経産省は、様々な詐欺的手法を使って、誤魔化している。

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沖縄・翁長知事 今月27日から訪米へ

5月11日 18時59分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150511/k10010075771000.html

沖縄・翁長知事 今月27日から訪米へ k10010075771_201505111822_201505111823.mp4 日米両政府が進めるアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、沖縄県の翁長知事はアメリカ政府に対し計画を断念するよう直接求めるため、今月27日から来月4日までの日程でアメリカを訪問すると発表しました。 アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画について、沖縄県の翁長知事はあらゆる手法を用いて阻止するとしていて、これまで菅官房長官や安倍総理大臣と相次いで会談していますが、いずれも平行線に終わっています。
こうしたなか、翁長知事はアメリカに沖縄県の考えを直接伝えるため、今月27日からアメリカを訪れると11日発表しました。
はじめにハワイを訪れたうえで、今月30日から来月4日までの日程で、首都ワシントンを訪問するということです。
ワシントン訪問では、国務・国防両省の次官補との会談を求めているほか、アメリカ議会の議員やシンクタンクの研究者とも会談したいとして、日程の調整を進めているということです
アメリカへの訪問について、翁長知事は11日夕方、沖縄県庁で報道各社に対し「これまで安倍総理大臣などに沖縄側の気持ちを伝えている。アメリカでも、辺野古に基地は造らせない、できない、ということを前提に物事を考えてもらいたいということを生の声でしっかり伝えたい」と述べ、アメリカ政府に対し移設計画への反対を直接伝え、計画の断念を求めていく考えを示しました。
名護市長 訪米に同行したい考え
今回の翁長知事のアメリカ訪問には、辺野古への移設に強く反対している地元、名護市の稲嶺市長が同行したいという考えを示しています。また、県はアメリカ軍基地を抱える県内の市町村長などに対しても、ワシントン訪問への同行を呼びかけているということです。

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気鋭の学者・白井聡氏「首相は自衛隊の犠牲望んでいるのか」
2015年5月11日  日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159617
京都精華大専任講師の白井聡氏(C)日刊ゲンダイ 京都精華大専任講師の白井聡氏(C)日刊ゲンダイ 拡大する 安倍首相の訪米は日本の完全な敗北  日本の大メディアは安倍首相の訪米について、「日米新時代」と手放しだったが、冷徹な目で「米国の傀儡政権かと思わせる内容だった」と切り捨てたのが京都精華大専任講師の白井聡氏(37)。近著「偽りの戦後日本」(オランダ人ジャーナリスト、ウォルフレンとの対談=KADOKAWA)も話題だ。ドイツの哲学者ヘーゲルの「重要なことは2度経験しないと理解できない」という言葉を引用して、日本に警鐘を鳴らしている。日本は再び、敗戦という地獄を見なければ目覚めないのか。
――安倍首相の訪米について称賛、礼賛報道が目立ちましたが、どう受け止めましたか?
 日米関係を希望の同盟と呼ぶ安倍首相の姿には呆れ果てました。文明の牽引役としての役割から滑り落ちた米国にどこまでもどんな犠牲を払ってもついていく。そういう表明だったからです。今度の訪米で米国内での安倍首相の評価が変わったとも思いません。カモがネギを背負ってノコノコやってきたから拍手してはやし立てただけです
――演説で「痛切な反省」という文言は使いましたが、根本的に信用されていないということですか?  安倍首相の歴史認識については、みんなが包囲網を築き、羽交い締めにしているような印象を受けます。70年談話の有識者懇のメンバーであり、安倍首相の事実上のブレーンである北岡伸一国際大学学長が「(70年談話で)安倍首相に侵略があったと言わせたい」という趣旨の発言をしました。今春来日したドイツのメルケル首相も過去の歴史に向き合うことの重要性を語った。本丸が米国ですよ。首相訪米前から、歴史について何を言うのか注目が集まった。まさか、余計なことは言わないよね、現実的な判断をするよね、という警告が米国内からも発せられていました
――首相談話なのに周囲がハラハラし、内政干渉のようなことまでされてしまう。やはり、安倍さんは国際社会においては問題児であると
 そう思います。安倍さんは歴史認識の危うさという点で、二度と上がらないくらい評価を下げている。オバマ大統領も内心、軽蔑している。ただし、それでは米国にとって安倍さんが歴代最悪の日本の首相かと言うと、違います。
ある意味、米国にとってこれほど素晴らしい首相はいないわけです
歴代首相は米国の言いなりで金を出しましたが、安倍首相は自衛隊を地球の裏側まで差し出してくれる。安倍さんは当初、トレードオフのもくろみがあったのではないでしょうか。つまり、これだけ貢ぐから、歴史については自分たちの都合のいいように解釈させてくれと。ところが、米国はまかりならんと言ってきた。血は流せ、歴史認識も言う通りにしろと。70年談話でもめったなことは言えないでしょうね
――そうなると、今度の訪米はどのように位置づけるのがいいのでしょうか?
 客観的には日本の完全なる敗北に終わった。それがはっきり見えてたと思います。自国にとって都合がいい歴史を語りたくても、米国の許容範囲内でしか語れないこともはっきりした。日本が歴史を修正しうる範囲は米国が決めるのだということ。そもそもアジア諸国に対する歴史認識での高姿勢は、米国に対して物が言えないことの代償行為です。
「俺たちは本当は負けてなんかいない」と言いたいなら、ワシントンのど真ん中で、米国に向けてやればいい。「東京裁判なんぞくそくらえ」と言えばいい。できやしないということが露呈したわけです。
――だからこそ、完全なる敗北だと?
 もともと完全に負けていたのです。民党なんてCIAがカネを入れてつくられた党ですから、親分に頭が上がるわけがない。だから、せめて歴史をネタにオナニーするくらい許してください、と安倍さんらは米国に哀願してきた。でも、それさえ許してもらえないってことです。そして、実質的部分では、新ガイドラインによって前代未聞の貢ぎ物をしたわけです。戦後レジームからの脱却と一応言っているのだから、少なくともみこしを担いでいる人々には、自立への野望、戦略があるのかと思いましたが、何もなかった。米国頼みの場当たり的対応だけで、それは、中国主導のインフラ投資銀行への対応でもハッキリしたと思います。
再度悲劇を経験しなければダメかもしれない ――いずれにしても、これで新ガイドラインが合意され、自衛隊は極東の範囲を超えて、米軍の支援をすることになります。
 安倍さんは戦後の日本社会に根付いていた重要なコンセンサスを壊そうとしている。それは「戦争に強いことを誇りにはしない」というコンセンサスです。安倍さんは積極的平和主義を安全保障戦略の基本に据えて、演説でもここを強調しました。「積極的」とつける以上、これまでは消極的だったと言いたいのでしょう。消極的平和主義とはできるだけ戦争をしない、あるいは戦争から距離をおくことによって、自国を守るという考え方です。積極的とは敵を名指しし、武力を用いて攻撃し、自国への危険を排除する。いうまでもなく、これは米国の手法で、日本は今後、アメリカの使い走りをやるのだからアメリカのやり方に変更する。そのためには戦争に強い国にしなければいけないのです。
――それも国民的議論も経ずに勝手に決めてしまった。安倍さんの真意は何だとお考えですか?
 戦争をやってみたいんだと思います。自衛隊から犠牲者が出るのを待ち望んでいるとしか思えない
――そうすれば国威が発揚する?
 というより、彼の自尊心が満たされるんでしょう。普通の軍隊を持っている国であるということを世界に周知させ、国際社会で胸を張る。「ボクちゃんは最高司令官なんだぞー」と言ってみたいのでしょう。
――しかし、世界を見回して、積極的平和主義による抑止力がうまくいっているとは思えませんね。
 まったく同感です。米国の対中東戦略が泥沼に落ち込んだことは火を見るよりも明らか。日本がそこに足を突っ込まなければいけない必然性はありません。安倍さんはそれによって、国際的な責任を果たすと言いますが、これは2次的な動機で詭弁です。本音は対米従属の強化であり、彼の自尊心のために自衛隊を出したいのです。
――白井さんは本の中で、知識層の9割が安倍政権のことをとんでもないと考えていると書かれていた。しかし、支持率は高いし、選挙をやれば勝ってしまう。これは何ですかね?
 戦後を通じてこれほど知識層から嫌悪された首相はいないのでは。戦後レジームからの脱却と言いながら、対米従属をエスカレートさせるのは支離滅裂だし、「私が最高権力者」発言でもわかるように近代政治の常識を超えるようなことを平気で言う。国会でイラクに大量破壊兵器がなかったことが問題になったときも「ないことを証明できなかったフセインが悪い」と言ったのが安倍さんです。何かが存在しないことは証明できない、ということすらわからないらしい。知識人が評価しないのは当然だし、安倍さんというみこしを担いでいる政治家も、仕えている官僚も内心、バカにしていると思います。でも、安倍さんよりも自分は賢いと思っている人たちが安倍さんに命令されているわけで、いうなれば、バカの奴隷にされている。この構造そのものがバカなんですね
――安倍自民党を勝たせてしまう日本人はどうなのでしょうか。
 こんなに奴隷的な国民は世界中どこにもいないのでは。最近、つくづく、日本人にうんざりしています。隣人が気持ち悪い。端的なのが原発です。これだけの破局的事態を招いたのに原発を推進してきた勢力が何の反省もせずに、また動かそうとしている。それに対して、怒る人もいるけど、多くの人はしょうがないとあきらめてしまう。奴隷なんですよ。そして、奴隷の楽しみは、奴隷でない人、つまり怒っている人をバカにすることなんです。バカだなあ、怒ったってしょうがないのにとせせら笑う。そういう国民性をネット空間が増幅させて、最悪の状況になっている。大学教員だってそうですよ。公の場では本当に重要なことについては何も話さないようにするのが賢い振る舞いだと考える人が多い。かつて軍国支配層によって国民全体が奴隷化されましたが、それが基本的に今も続いているのです
――白井さんが書かれた「永続敗戦論」ですね。つまり、あの敗戦を認めず、終戦という言葉に置き換え、戦争体制が否定されないまま、今日に至っている。そこがドイツと決定的に違う?
 ドイツと日本の最大の違いは、ドイツは2つの世界大戦で2度負けたが、日本は1度しか負けていないことです。日本は戦後、民主国家の道を歩んだとか言っているが、ワイマール憲法も民主主義的な憲法でした。その中でナチスが台頭したわけで、日本は長い戦間期を生きているような気がします。
ドイツの哲学者ヘーゲルは「重要なことは2度経験しないと本当には理解できない」と言っています。不謹慎に聞こえるかもしれませんが、再度悲劇が起きなければダメなのかもしれません。
▽しらい・さとし 1977年生まれ。早大政経卒、一橋大大学院で博士、文化学園大助教を経て京都精華大専任講師。「永続敗戦論-戦後日本の核心」で石橋湛山賞。

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Nスぺ「沖縄返還」が報じた安倍政権“対米従属”一辺倒の原点
2015年5月11日  日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159679
4月に官邸周辺で行われた辺野古移設反対デモ集会(C)日刊ゲンダイ 4月に官邸周辺で行われた辺野古移設反対デモ集会(C)日刊ゲンダイ 拡大する  ヤラセ問題で大揺れのNHKが久々のスクープだ。9日放送されたNHKスペシャル「総理秘書官が見た沖縄返還~発掘資料が語る内幕~」。1972年に沖縄返還を実現した佐藤栄作元首相の秘書官が残した「極秘資料」をもとに、佐藤元首相が米国とやりとりした交渉経過の舞台裏を報じたのである。
 沖縄返還交渉をめぐる詳細な資料を残していたのは、故・楠田實秘書官。当時の日米間で「密約」があったことは知られているが、政権の中枢にいた総理秘書官の「極秘記録」だけに衝撃だ。楠田秘書官は、佐藤元首相が米国の要人との会談で発した言葉などを細かく記録していたほか、在沖米軍基地の位置づけについて米国がどう考えていたのか――などを詳しくつづっていた。
 とりわけ注目だったのは「核抜き本土並み返還」を求めていた佐藤元首相が米国に対し、「核の撤去」を求める代わり、「本土の基地活用」を提案していた事実だ。
 さらに国会で「日米安保条約で日本が戦争に巻き込まれた経験はない」「今後もさような発展は実はない」と答弁しながら、米国に対しては「朝鮮半島で米軍が出なければならないような事件が起こった場合、日本がそれに巻き込まれるのは当たり前だ」と“二枚舌外交”を展開。日本が戦争に巻き込まれないどころか、巻き込まれる事態を容認した上で、忠誠を誓っていたのである。
 このほか、那覇市内で行われた総理大臣歓迎式典で、佐藤元首相の原稿に米国が“横ヤリ”を入れ、〈極東における平和と安定のために沖縄がはたしている役割は極めて重要〉などの文言を盛り込むよう要請していたという。いやはや、これは間違いなく沖縄返還をめぐる日米交渉の詳細経過を記した「超ド級」の資料だ。外務省が持っていたら情報公開しても絶対出てこないシロモノだ。
 それにしても、楠田資料を見る限り、米国は沖縄返還を求める日本政府を当時から強く締め付け、総理大臣の挨拶文にも口出ししていたワケだ。
とても日本を主権国家扱いしていたとは思えないし、これが今の日本政府の沖縄米軍基地をめぐる「対米隷属」一辺倒の姿勢につながっていると言っていいだろう。
普天間基地移設をめぐって沖縄県と政府の対立が激しさを増す中、NHKの放送を見た沖縄県民も、返還交渉をめぐる日本政府の「欺瞞」と米国の「恫喝姿勢」をあらためて実感したのではないか。
元外交官の天木直人氏がこう言う。
「佐藤元首相は結局、米国に譲歩し、密約まで結んで米軍基地を許した上、その事実を国民に隠しました。許せることではありませんが、それほど米国の壁は厚かったのです。番組を見た国民や沖縄県民は少なくとも、そんな米国の強硬な姿勢に疑問を感じたでしょう。ただ、佐藤元首相は後に交渉を振り返り、後悔しています。ところが、今の安倍首相はどうでしょうか。普天間基地の問題でも、ひたすら米国に唯々諾々と従うだけ。番組を見た国民は『安倍政権は一体何をやっているのか』と怒りを感じたと思います」
 NHKは繰り返し、放送した方がいい。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2015 May 11

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The Sky from Mauna Kea (マウナケアの空)
Image Credit & Copyright:
Shane Black Photography; Rollover Annotation: Judy Schmidt ☆☆☆

妻純子の状況:

今日も、午前6時半ころから、ハートレートの異常。

DPを変えてもらったが、同じ状況なので、なんらかの体調不良があるようだ。

時々異常が発生するが、現在は、90台で安定してきた。

原因を探りたい。

台風、思ったほど荒れていない。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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