2012年2月12日日曜日

2号機の温度、75度に上昇 福島第一原発、原因は不明※ 原発5基、予測超す劣化…運転延長基準に影響 ※東電、原発線量マップまず米側へ 公表の1カ月以上前 ※米原子力委が新規原発を認可、委員長は東電事故受け反対 ※福島の原発、再稼働あり得ない…細野原発相

木村建一@hosinoojisan

2号機の温度、75度に上昇 福島第一原発、原因は不明

原発5基、予測超す劣化…運転延長基準に影響

東電、原発線量マップまず米側へ 公表の1カ月以上前

米原子力委が新規原発を認可、委員長は東電事故受け反対

福島の原発、再稼働あり得ない…細野原発相



今日は、クリップした情報、ほとんど原発関連であった。

とりわけ、2号機の温度上昇は、メルトダウンした溶融燃料の「再臨界」の可能性大。早く、原因を突き詰めるべきであろう。

併せて、原発5基が、予測以上に劣化している問題は、再稼働による事故の確率が高まったと言え、慎重な対応が求められるが、日本の原子力委員会は、IAEAの見解を偽ってまで、再稼働に固執しているようであるが、この責任は、追及されるべきであろう。

アメリカでは、NRC委員長が新規原発建設に反対したが、原発マフィアの影響で、新規建設を決定したようである。

石油埋蔵量の問題やコスト問題等、全てが、原発推進のために、データが改竄されているようである。

以上、雑感

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2号機の温度、75度に上昇 福島第一原発、原因は不明
2012年2月12日0時52分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0211/TKY201202110390.html
 東京電力は12日未明、炉心溶融事故を起こした福島第一原発2号機の原子炉圧力容器の底の温度が一時約75度に達したと発表した。11日午後10時45分に原子炉への注水量を毎時1トン増やし同14.6トンにしたことで、温度上昇は止まると見ているが、依然として原因はわかっていない
 東電によると11日午後5時の温度は69.5度。午後11時に74.9度まで上がった。午前9時は71.3度だった。ただ、同じ高さには別に二つ温度計があり、こちらは35度近くで推移している。
 圧力容器下部温度は6日には一時73.3度に達したが、原子炉への注水量を増やした7日未明以降、64~71度の間で推移していた。圧力容器下部の温度が80度を超えると「冷温停止状態」の条件を満たさなくなる

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東電、原発線量マップまず米側へ 公表の1カ月以上前

2012/02/12 02:55 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021101001897.html
 東京電力が昨年4月下旬に発表した福島第1原発敷地内の放射線量マップ(サーベイマップ)は、公開の1カ月以上前に東電から米原子力規制委員会(NRC)に提供されていたことが11日、分かった。東電によると、サーベイマップは更新して逐次送っていた。経済産業省原子力安全・保安院には米側への提供の翌日になって報告を開始したという。
 第1原発事故では公表の遅れが問題になった文部科学省の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算データや、気象庁の放射性物質拡散予測データが、米側や国際機関には早い段階から提供されていたことが判明している。

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原発5基、予測超す劣化…運転延長基準に影響も

(2012年2月12日03時00分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120211-OYT1T00846.htm?from=tw

 国内の商業用原発全54基のうち5基で、原子炉圧力容器の脆(もろ)さの指標となる「脆性遷移(ぜいせいせんい)温度(関連温度)」が、予測値を上回っていたことが読売新聞社の調査でわかった。

 炉が予測より早く脆くなっている可能性がある。予測値のズレは圧力容器の劣化の正確な把握が困難であることを意味するだけに、古い炉の運転延長に向けた国の基準作りなどに影響を与えそうだ。
 原発を持つ電力会社10社に関連温度などをアンケートで尋ね、取材で補足した。
 鋼鉄製の圧力容器は、原発の最重要機器だが、中性子を浴びて次第に脆くなる。関連温度が高いほど、衝撃に対する強度は低い。関連温度は対象に衝撃を与えて破壊する実験で推定するため、圧力容器本体での測定はできない。電力各社は容器と同じ材質の試験片を炉内に置き、数年~十数年おきに取り出し実験している。

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福島の原発、再稼働あり得ない…細野原発相

(2012年2月11日19時41分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120211-OYT1T00507.htm
 細野原発相は11日、青森県三沢市で開かれた東京電力福島第一原子力発電所事故に関するパネルディスカッションで、「福島にある原発の再稼働は全くあり得ないということを明確に申し上げたい」と述べ、東電が廃炉を決めた福島第一原発1~4号機以外の同原発5、6号機や福島第二原発1~4号機もすべて再稼働させない方針を示した。
 福島県は国や東電に対し、県内の原発をすべて廃炉にするよう求めており、これに応えたものだ。福島県内では原発事故の影響で原発に対する反発が依然強く、再稼働について地元の理解が得られる状況にはないと判断したとみられる。
 東電は第一原発5、6号機と第二原発1~4号機の計6基について、まだ明確な方針を示していない。

 福島県の対応は、「再稼働反対」で当然だが、だが、この対応と真逆の「再稼働」を願う自治体は、「金目当てのルンペン思想」であろう。このような『働かずして多額の金員を奪取する自治体は、いずれ、つぶれるであろう。

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米原子力委が新規原発を認可、委員長は東電事故受け反対

2012.02.11 Sat posted at: 15:25 JST CNN
http://www.cnn.co.jp/usa/30005575.html


ボーグル原発(サザン社提供)
ニューヨーク(CNNMoney) 米原子力規制委員会(NRC)は9日、南部ジョージア州のボーグル原子力発電所で計画されている新規原子炉2基の増設を認可した。原発の新設の承認は1978年以来、34年ぶり。
NRCは建設の申請について委員5人による投票を実施、認可が4人、反対が1人の結果となった。反対したのはヤツコNRC委員長で、昨春の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故を受けた安全対策の活用がまだ十分進んでいないことを理由にした。
ボーグル原発での新規原子炉の建設を主導する電力企業サザン社の首脳は記者会見で、米国のエネルギー政策の前進であるとNRCの認可を歓迎した。
増設されるのは米ウェスチングハウス社が開発した「AP1000」型の原子炉。2016年と17年の運転開始を目標にしている。

米国の64カ所にある原発で運転中の原子炉は計104基。国内の電力需要の約18%を賄っている。残りは石炭が43%、天然ガスが25%などとなっている。
ボーグル原発のほか、国内16カ所にある原発も計25基の新規原子炉の建設をNRCに申請済み。ほとんどは既設の原発内での増設計画だが、2件はフロリダ州とサウスカロライナ州での新規の原発建設を計画している。

米国内では、原発の安全対策への懸念に加え、使用済み核燃料の長期保管計画がいまだ作成されていないため原発反対運動も続いている

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国家公務員、地方公務員、特別職は、「憲法擁護義務」があるが、「維新の会」又、憲法違反の主張を展開!

首相公選制を検討=衆院選向け公約で-大阪維新の会

(2012/02/11-19:07) JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012021100266
 地域政党「大阪維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事は11日、次期衆院選などに向けて策定する公約「船中八策」に、首相公選制を盛り込む方向で検討していることを明らかにした。中国出張からの帰国後、関西国際空港内で記者団に「『実行できる政治』の体制として、どういうものが良いのかということの中での一つの考え方だ」と語った。
 ただ、首相公選制の導入には憲法改正が必要となるため、松井氏は「非常にハードルが高い」と指摘。そこで、憲法を改正しなくても導入可能な首相公選制に近い制度も模索する考えを示した。松井氏は「議論するには十分値するものだ」と述べ、維新の会が3月下旬に開講する政治塾などの場を通じ、具体案づくりを進める方針を示した。 
 公約策定に当たっての検討項目としては、このほかに(1)首長と国会議員の兼職を認める(2)参院を首長らで構成する形に改める-などを挙げた。(2012/02/11-19:07)

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos!
2012 February 11 See Explanation.  Clicking on the picture will download
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A February Moon's Halo
Image Credit &
Copyright:
Rafael Schmall
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・・・・・本日は、これまで・・・・・

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