2012年2月26日日曜日

ホルムズ海峡:日本政府「P3Cで監視」検討?・・・これ憲法違反では? ※ 原発事故から教訓と提言を”・・・海外専門家。 ※ アメリカの美術館が、「福島」での美術品展示を断る。

木村建一@hosinoojisan

ホルムズ海峡:日本政府「P3Cで監視」検討?・・・これ憲法違反では?

原発事故から教訓と提言を”・・・海外専門家。

アメリカの美術館が、「福島」での美術品展示断る。



毎日新聞の報道によると、政府は、ホルムズ海峡封鎖問題が発生した場合、海賊対策特措法で、派遣されているP3C機等を派遣しようとしているが、これは、法律違反であり、認めてはならないと言えよう。

P3C機の「対処要綱」の変更により対処しようとしているようだが、P3C機は、情報収集が目的で派遣されたものであり、あくまでも、「海賊対策」に限定されている。

「戦争」状況、あるいは、「戦争」に発展しかねない状況の下で、この地域で運用すれば、実質「参戦」することとなり、実質、憲法違反を構成することとなろう。

ましてや、機雷掃海など、もってのほかである

大阪の橋下や東京の石原等の「超右翼」連中の本質を国民が理解できていない状況の中で、彼らの支持率に悪乗りするやり方は、許されない

心ある、民主党、自民党、公明党、日本共産党、社民党、国民新党等、全ての政治家諸君が、憲法擁護の観点から、国会で、大問題にすべきであろう。

政治家諸君の奮闘を祈りたい。

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原発問題、時がたつにつれ、政府のごまかしが明らかになりつつある。

アメリカの美術館が、美術品の「福島」での展示を断ったそうである

世界の認識は、これ一つ上げても、深刻な事態であることを知るべきであろう。

小出先生が、CS放送に出ていたが、現在の規制値20mSは、原子力関係従事者の規制値と同じという事で、非常に危険であるらしい。

こんな危険な状況を押し付ける政府は、もはや、犯罪者と言うことが出来よう。

この面でも、国民一人一人が、安全確保のため、政府を追い詰めていくことが重要ではなかろうか?

以上、雑感。

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“原発事故から教訓と提言を”

2月26日4時28分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120226/t10013289501000.html
東京電力福島第一原子力発電所の事故について、政府の事故調査・検証委員会が意見を聞くために招いた海外の専門家は、「最終報告では、起きた事実だけでなく、事故の教訓と今後に向けた提言をしっかり盛り込むべきだ」と指摘しました。
政府の事故調査・検証委員会は、福島第一原発の事故の最終報告をことし夏にまとめる予定で、25日までの2日間、海外の専門家5人を招いて意見を聞く国際会議を東京で開きました。
最終日は各専門家から提言があり、アメリカ原子力規制委員会の元委員長のメザーブ氏は、「今回の事故によって日本政府と事業者に対する社会の信頼が失われた。回復には徹底した情報公開が必要だ」と指摘しました。
フランス原子力安全庁のラコステ長官は、「最終報告では、起きた事実だけでなく、事故の教訓と今後に向けた提言をしっかり盛り込むべきだ」と述べました。
このほか安全が第一であるという安全文化の思想が日本ではどう築かれているのか、掘り下げるべきだという指摘や、「原子炉の中で何が起きているのか分からず、多くの人が不安を持っている」として、シミュレーションを行って実態の把握に努めるべきだという提言もありました。
会議のあとの記者会見で、畑村洋太郎委員長は、「起きそうもない事故でも起きると考えて対策を検討することが最も重要だと指摘を受けた。日本では、この考えが欠落していた」と述べ、今回の提言も踏まえて、ことし7月下旬までに最終報告をまとめたいと話しました。

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人の姿なく測定器の針振れる 福島第一から3キロ、飛行
2012年2月26日1時14分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY201202250475.html
【動画】空から見た原発と周辺の町
写真:福島第一原発の北側では、海岸線が津波でえぐり取られたようになっていた=25日午後4時28分、福島県双葉町、朝日新聞社ヘリから、堀英治撮影拡大
福島第一原発の北側では、海岸線が津波でえぐり取られたようになっていた=25日午後4時28分、福島県双葉町、朝日新聞社ヘリから、堀英治撮影
写真:約3.6キロ離れた場所から見た福島第一原発。タンクが傾いた状態のまま残されていた(中央下)。中央右の白い建物が1号機の原子炉建屋=25日午後4時41分、朝日新聞社ヘリから、堀英治撮影拡大
約3.6キロ離れた場所から見た福島第一原発。タンクが傾いた状態のまま残されていた(中央下)。中央右の白い建物が1号機の原子炉建屋=25日午後4時41分、朝日新聞社ヘリから、堀英治撮影
 東京電力福島第一原発の飛行禁止区域が25日、半径20キロから3キロに縮小された。この日午後、ヘリコプターで3キロ少しまで迫り、原発と周辺を見た。人の姿が消えた街は、時間が止まったようだ。
 福島県の沿岸部を北上し、午後4時すぎ、20キロ圏に入った。高度は300メートル前後。第一原発がある大熊町に差し掛かり、原発からの距離が4、5キロほどになると、機内の放射線測定器の針が最大の毎時1.4マイクロシーベルトを指した。
 北上を続け、双葉町に入った。町役場の茶色い建物が見える。この日降った雪で眼下は白く覆われているが、道路に車のタイヤの痕はない。3.6キロ先の原発は手が届くような近さだ。

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米美術館、福島だけ貸し出し拒否 ベン・シャーン巡回展
2012年2月25日20時32分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY201202250463.html
 米国で活躍し、核の問題や戦争、貧困などをテーマにした作品を残した画家ベン・シャーンの国内巡回展のうち、6月から開催を予定している福島県立美術館(福島市)に対し、米国の美術館7館が所蔵作品の貸し出しをとりやめていたことがわかった。東京電力福島第一原発事故による放射能への不安などが理由だという。
 県立美術館はこれらを除いた国内の所蔵作品のみで展覧会を開催するが、同館は「シャーンは核の問題に関心があった画家だからこそ、今の福島でたくさんの作品を見てもらえないのは残念」と話している。
 シャーン(1898~1969年)はリトアニア生まれ。絵画のほか、写真や版画なども残した。県立美術館は、1954年の米国の水爆実験で漁船「第五福竜丸」の乗組員が被曝(ひばく)した問題を題材にした「ラッキードラゴン」シリーズの一部を所蔵している。死の灰を浴びた男性が「私は被曝のために死にました」と書いた紙を手に、ベッドに座る姿を描いた作品だ。

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ホルムズ海峡:日本政府「P3Cで監視」検討 封鎖の場合

毎日新聞 2012年2月26日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120226k0000m010100000c.html
ホルムズ海峡の位置
ホルムズ海峡の位置
P3C哨戒機
P3C哨戒機
 イラン情勢の悪化でペルシャ湾の出入り口のホルムズ海峡が封鎖された場合の対応を検討している日本政府は、東アフリカ・ソマリア沖で海賊対策のため派遣している海上自衛隊のP3C哨戒機で警戒、監視する案の検討に入った。野田佳彦首相はすでに同案の報告を受けており、詳細を詰めるよう関係部局に指示したという。
 イランの核開発問題を発端とした軍事衝突に備え、政府は原油輸送路の要衝であるホルムズ海峡で、海自護衛艦によるタンカーの警護や、機雷が敷設された場合の掃海艦派遣を行う際の課題の検討に着手している。P3Cの派遣案もこの一環として検討されている。
 P3Cは現在、ソマリア沖のアデン湾で、海賊対処法に基づき2機が不審船の監視や民間船舶への情報提供を行っている。ホルムズ海峡は、P3Cが拠点を置いているアデン湾西岸のジブチから約2000キロの場所にあり、日本から派遣するより早期に対応できるという。
 P3Cの任務の内容は「対処要綱」で定められているが、これを修正してホルムズ海峡での哨戒活動を追加する案が政府内で浮上している。対処要綱の修正は閣議決定のみで行うことができ、国会承認は不要という。
 ただ、P3Cをホルムズ海峡有事に転用すれば軍事衝突している当事国の武力行使との一体化となり憲法違反の恐れがある。またホルムズ海峡での活動中に、アデン湾の警戒が手薄になることも懸念される。このため、政府は代替案として、現在アデン湾で活動している他国の軍がホルムズ海峡に向かった場合、他国が同湾で活動している警戒活動を日本が肩代わりする案なども検討している。【福岡静哉、横田愛】

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos!
2012 February 25 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available.
Stephan's Quintet
Image Data:
Hubble Legacy Archive, ESA, NASA; Processing: Al Kelly
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・・・・・本日は、これまで・・・・・

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