2012年3月12日月曜日

世界・国内各地で脱原発集会 「フクシマを忘れるな」  ※  被災者アンケート 復興感覚、阪神の被災者と大きな差  ※  「瓦礫処理」を口実に、「放射能線源」を拡散させるな!

木村建一@hosinoojisan

世界・国内各地で脱原発集会 「フクシマを忘れるな」

被災者アンケート 復興感覚、阪神の被災者と大きな差

「瓦礫処理」を口実に、「放射能線源」を拡散させるな!



東北大震災から、一年、復興はほとんど実現されていない。

2万人の死亡者行方不明者の皆さんはもとより、震災被害者の皆さん方に、重ねて、お悔やみとお見舞い申し上げます。

被災地の瓦礫問題、地震による瓦礫であればどこの県も、受け入れを拒否しない筈、問題は、原発支援金など一銭も貰っていない地域が、なんで、「汚染物」を受け入れなければならないのかと言う素朴な疑問と、やはり、放射能汚染が拡大されるためであろうと思われる。

放射能のことを良く知らない知識者が、放射能汚染元は、拡大させてはならないという事を無視した発言に終始しているが、これは、後代、批判されることとなろう。

いずれ、第二の原発事故が発生したらどうなるのか考えてみるがいい。

原子力発電は、このような問題があり、廃止する以外良策はないのである。

以上、雑感。



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世界各地で脱原発集会 「フクシマを忘れるな」
2012年3月12日0時55分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0311/TKY201203110521.html
写真:11日、フランス南東部のクリュアス・メス原発を背に「人間の鎖」をつくる市民=レミ・ファブレス氏撮影拡大
11日、フランス南東部のクリュアス・メス原発を背に「人間の鎖」をつくる市民=レミ・ファブレス氏撮影
写真:11日、フランス南東部のクリュアス・メス原発を背に「人間の鎖」をつくる市民=レミ・ファブレス氏撮影拡大
11日、フランス南東部のクリュアス・メス原発を背に「人間の鎖」をつくる市民=レミ・ファブレス氏撮影
 東日本大震災による東京電力福島第一原発事故から1年を迎え、国内各地や海外各国で「脱原発」を訴える集会やデモが相次いだ。
 第一原発から西へ約60キロの福島県郡山市では11日、「原発いらない! 3・11福島県民大集会」が開かれた。約1万6千人(主催者発表)が参加。マイクの前に立ったノーベル賞作家の大江健三郎さん(77)は、原発の稼働を「人間の生きる妨げになる、倫理を欠く行動だ」と語った。
 東京・日比谷公園にはインターネットでの呼びかけなどに応じた約1万4千人(主催者発表)が集まり、「脱原発」と書かれた白い旗を掲げて東電本店前などを行進した。北海道名古屋大阪福岡のほか、原発が立地する青森福井などでも集会が開かれた。中国電力(広島市)が原発建設を計画する、山口県上関町では、予定地の対岸にある祝島(いわいしま)で、住民らが「計画阻止」を訴えた。

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東京 脱原発訴え“人間の鎖”

3月11日19時24分  NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120311/k10013640711000.html
東京 脱原発訴え“人間の鎖”
東京電力福島第一原子力発電所の事故から1年になるのに合わせて、東京都内では原発の廃止などを訴えるデモ行進が行われ、参加した人が国会議事堂を取り囲む「人間の鎖」をつくって脱原発を呼びかけました。
東京・千代田区の日比谷公園には主催者側の発表で1万人余り、警察によりますと、およそ6800人が集まり、地震が起きた午後2時46分に合わせて参加者全員で黙とうをささげました。
このあと参加者たちは、「原発はいらない」とか「再稼動はやめろ」と訴えながら、東京都内をデモ行進しました。
そして、国会議事堂を取り囲む「人間の鎖」をつくって、「脱原発」への誓いを新たにしていました。
参加した東京都内に住む71歳の男性は「福島県民に原発を押し付けて何不自由なく電気を使ってきた者として、事故のことを考えると原発はなくさなければならないし、今こそエネルギーのことを全国民が真剣に考えるべきです」と話していました。
子ども連れで参加した39歳の母親は「子どもたちの未来のために、放射能汚染で住めなくなるような事故を起こす原発を残すことは、親としてもあり得ない」と話していました。
また群馬県から参加した22歳の大学生は「脱原発にすれば生活に不都合も生じると思うが、30年先を考えると、今の世代のうちに原発をやめて、新しいエネルギーに切り替える必要があると思います」と話していました。

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被災者アンケート 復興感覚、阪神の被災者と大きな差

2012.3.11 18:04 (1/2ページ)[westピックアップ]産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120311/wlf12031118070021-n1.htm

被災地全体の復興「全く進まない」と「緒についたばかり」で8割以上
 仮設住宅での暮らしを強いられている東日本大震災の被災者の意識を調べるため、産経新聞社が大阪市立大学の協力を得て、仙台市と岩手県宮古市田老地区の仮設入居者計200人にアンケートを行ったところ、東日本大震災の被災地全体の復興が「全く進まない」あるいは「緒についたばかり」と答えた人の割合が、阪神大震災1年後の1・7倍近くにのぼった
 回答者自身の生活についても、東日本大震災の被災者が「全く」「緒に」とした回答が阪神の被災者の1・5倍を超え、自らの暮らしに関しても、復興の“遅さ”を実感していることを示した。
 集計、分析した大阪市立大の宮野道雄副学長(地域防災)は「東日本大震災の被災者がみる現地の復興状況は決してよくない。津波が人々の生活を根こそぎ破壊し奪い去ったこと、被災地があまりにも広大で、まとまった復興の姿が見えにくいことなどが理由だと思われる」と話している。
 アンケートは2月17、18の両日、仙台市内の仮設住宅入居者と、国内屈指の規模の防潮堤が整備されていた岩手県宮古市田老地区の仮設入居者100人ずつに実施。
 阪神大震災から約1年後に、被災地の約600人に対して行ったアンケートと同様に「被災地全体の復興はどこまで進んだか」について「全く進んでいない」から「完全に復興した」まで7つの中から選んでもらったところ、東日本大震災の被災者は「全く」が38・9%、「緒についたばかり」は44・7%にのぼり、併せて80%を超えた。
 阪神大震災1年の際も「全く」「緒に」の回答は計49・9%あったが、「3割がた復興した」「半ばまで復興した」との回答も計38・9%あり、東日本大震災の「3割」「半ば」の回答計15・8%を大きく上回っている。
 「個人の生活の復興はどこまで進んだか」の問いへの回答では、東日本の被災者で「7割がた復興した」「ほぼ復興した」との回答が計5%しかなく、阪神の回答計21・7%の4分の1以下。単に「遅い」だけでなく、一定程度復興したと感じる被災者の「少なさ」も浮き彫りになった。
 宮野副学長は「東日本大震災の被災地の多くでは、地域が高台に移転するのか否かなどのまちづくりの方針が決定されないと、自宅再建の道筋が立たない。このことが、被災地全体だけでなく、個人の生活復興の遅れをも感じさせているのではないか」としている。

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masaru_kaneko
masaru_kaneko
浪江町は原発立地自治体ではなく、Speedi隠しの被害を受けた地域です。役場の若い職員は、放射線量の高い地域をしばしば回らざるをえないという。別れ際に「忘れないで下さい」と一言。浪江町の再建のために支援できるかどうか。日本人の「国民性」が試されているのではないか、と思った私です。

☆☆☆ 参考資料(産経新聞より)



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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos!
2012 March 11 See Explanation.  Clicking on the picture will download 
the highest resolution version available.
The Sombrero Galaxy in Infrared
Credit:
R. Kennicutt (Steward Obs.) et al., SSC, JPL, Caltech, NASA
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・・・・・本日は、これまで・・・・・

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