2016年3月13日日曜日

福島甲状腺がん家族の会を設立 交流会や情報交換 ※原発なくすまで声あげる 官邸前行動 5野党代表が参加※ 福島第1廃炉へ米仏と連携 政府、溶けた核燃料搬出 ※憲法に緊急事態条項 反対の集会

hosi@hosinoojisan

福島甲状腺がん家族の会を設立 交流会や情報交換

原発なくすまで声あげる 官邸前行動 5野党代表が参加 

福島第1廃炉へ米仏と連携 政府、溶けた核燃料搬出

憲法に緊急事態条項 反対の人たちが集会

性暴力根絶対策急げ 池内議員 女子高生の被害告発



福島原発事故から5年を経過したが、津波被害による「復興」も上手くいかず、被害者の前途は暗いようだ。

5周年のイベント等が開催されたが、多くは「お祭り状況」で、復興とは程遠いものになっている。残念だ。

一方、原発事故も計画通り進まず、足踏み状況のようである。

政府は、デブリ搬出の技術を、アメリカとフランスに協力を求めたようであるが、これまた、遅々として進んでないようである。

チェリノブイリ事故から早30年、ウクライナでは、依然汚染状況が改善されていない

おそらく、福島も、同じように推移し、100年たっても改善できない状況になろう。

野党5党が原発なくすまで声あげる」と、国会前集会で述べたが、実現のため、参議院選挙で、しっかりとした野党協力を行って欲しいものである。

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今日、産経新聞と赤旗新聞に、女性に対する性暴力の問題が取り上げられていた。

非情に、残酷な状況が日本にあり、まさに「性奴隷」そのものと言えよう。

政府が、真剣に、早急に、事態の改善・禁止措置を取ってもらいたいものである。

以上、雑感。



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福島甲状腺がん家族の会を設立 交流会や情報交換

2016/3/12 20:23 共同通信 http://this.kiji.is/81336016696641017?c=39546741839462401 画像 
記者会見する「311甲状腺がん家族の会」代表世話人の河合弘之弁護士=12日午後、東京都千代田区
 東京電力福島第1原発事故後に福島県が実施している「県民健康調査」で甲状腺がんと診断された子どもの家族らが12日、「311甲状腺がん家族の会」を設立し、東京都内で記者会見した。甲状腺がんと診断された男女5人の家族計7人が参加。不安や悩みを誰にも相談できずに孤立している家族が多いため、交流会や情報交換を進める。
 家族のうち2人が、福島県内からインターネット中継で会見に参加。事故当時10代だった女子の父親は「事故による放射線の影響は考えにくいというなら、子どもはなぜがんになったのか」と述べ、国や県、東電による原因究明や診療体制の充実を求めた。

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原発なくすまで声あげる 官邸前行動 5野党代表が参加 志位委員長スピーチ

2016年3月12日(土) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-12/2016031201_02_1.html 写真 (写真)原発再稼働反対、原発をゼロにと抗議行動する人たち。スピーチするのは志位和夫委員長=11日、国会正門前  東京電力福島第1原発事故から5年の11日夜、首都圏反原発連合(反原連)は、187回目の首相官邸前抗議行動を行いました。主催者あいさつでミサオ・レッドウルフさんは、大津地裁が高浜原発運転停止の決定をしたことにふれ、「この決定は、大きな希望です。政府の政策を転換させ、原発をなくすまで、声をあげ続けます」と訴えました。  この日は、共産、民主、維新、生活、社民の5野党代表が訴えました。共産党の志位和夫委員長は、4年にわたる官邸前のたたかいが全国各地に広がり、国民世論を大きく変えたとのべ、「野党共闘を必ず成功させて、選挙に勝ち、安倍政権を倒そう。力を合わせて再稼働をとめ、原発ゼロの日本をつくろう」と呼びかけました。 (志位委員長のスピーチ)  福島の被災者や著名人がスピーチしました。  「いわき放射能市民測定室たらちね」事務局長の鈴木薫さんは「みなさんが声をあげていることは大きな激励です」と発言。 精神科医の香山リカさんは「原発事故は人の一生をめちゃくちゃにしてしまう。立場を超えて、原発を止めるために声をあげていこう」と語りました。 智大学教授の中野晃一さんは「金曜の抗議行動を続けてきたみなさんが声をあげる通路をつくってくれた。これからも一緒に声をあげていきましょう」と話しました。  厳しい冷え込みのなか、官邸前と国会正門前でおこなわれた抗議行動には6000人(主催者発表)が参加しました。

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エチオピアで大震災展が中止 反原発的と日本大使館が難色

2016/3/12 18:49 共同通信 http://this.kiji.is/81323249754423297?c=39546741839462401  東アフリカのエチオピアで昨年10月31日、日本紹介イベントの一環として、国際協力機構(JICA)のボランティアが大震災や東電福島第1原発事故に関する展示を企画したところ、共催の日本大使館が「反原発」的だと難色を示し、展示が中止になっていたことが12日、関係者への取材で分かった。  展示は首都アディスアベバで「おもてなし」をテーマに開かれたイベントで企画され、被災者のメッセージや津波の映像と写真、震災関連死の資料などの掲示を予定していた。  ボランティア関係者によると、大使館側は福島県が原発事故の影響を調べている県民健康調査結果の展示などを問題視したという。

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福島第1廃炉へ米仏と連携 政府、溶けた核燃料搬出

2016/3/13 0:30  日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG12H1A_S6A310C1MM8000/?dg=1  政府は東京電力福島第1原子力発電所の廃炉に向け2016年度から米国、フランスと技術開発で連携する。炉心溶融(メルトダウン)に伴って溶け落ちた核燃料の取り出しなど、難易度が高い分野で共同研究に取り組む。事故から5年がたち、廃炉工程は原発解体の本丸に差し掛かりつつある。「原子力先進国」である米仏の知識や技術を取り込み、困難とされる廃炉の完了を目指す。  文部科学省が米エネルギー省、仏国立研究機構と組む。米国とは廃炉作業に伴って発生する放射性廃棄物の管理や処理にかかわる装置などを共同開発する。仏とは高放射線量の過酷な環境に耐える遠隔操作技術の開発を目指し、ロボットや画像処理などを対象とする研究で協力する。  いずれも「デブリ」と呼ぶ溶け落ちた核燃料の取り出しなど、原発解体を進めるうえで鍵となる技術だ。大学や研究機関を中心に企業なども加わる日米、日仏の研究チームを公募で選び最大3年間、開発を支援する。文科省は16年度予算で福島第1原発の廃炉に向けた技術開発に30億円を投じる方針で、この一部を振り向ける。  福島第1原発の廃炉では東電が汚染水処理設備を米キュリオンや仏アレバから導入するなど、海外のノウハウを活用してきた。今後の作業に必要な技術開発にも欧米などの企業が参加している。政府レベルでも課題を共有し、連携を深める。米仏は事故収束や廃炉の技術の蓄積を狙う。  福島第1原発事故の発生から11日で5年を迎えた。これまで政府と東電は、日々生じる汚染水の対策に追われてきた。今後は炉心溶融を起こした1~3号機で手つかずのまま残る核燃料の回収など、廃炉の核心に近い工程も本格化する。  とくに大きな関門となるのが原子炉周辺に溶け落ちたデブリの撤去だ。政府と東電は21年末までに着手する計画だが、ハードルは高い。デブリの位置や状態の把握、取り出しに必要な機器の開発のほか、回収後の管理や廃棄物としての処分など、課題は山積みだ。回収の成否は中長期的な廃炉作業も左右する。  従来、日立GEニュークリア・エナジーや東芝、三菱重工業などが原子炉周辺を調べるロボットや事故で壊れた格納容器の補修、建屋内の除染など、廃炉に必要な技術の開発を進めてきた。ただ未経験の取り組みも多く、海外からも幅広く知恵を集める必要があると指摘されてきた。  米国は1979年に炉心溶融を起こしたスリーマイル島原発でデブリ取り出しの経験を持つ。仏は原発を主力電源と位置づけ、世界的原子力企業のアレバなどを抱える。文科省は15年度から英国とも連携を進めている。

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憲法に緊急事態条項 反対の人たちが集会

3月12日 18時41分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160312/k10010441021000.html

憲法に緊急事態条項 反対の人たちが集会 k10010441021_201603121900_201603121901.mp4 大規模災害などに対応するとして、憲法に加えるかどうか議論が続いている、緊急事態の条項について、反対の立場の人たちが12日に集会を開き、「災害が多い日本にはすでに精緻な法律があり、条項は必要がない」などと訴えました。 集会は、各地の若手弁護士で作るグループが都内で開きました。
テーマとなったのは、大規模災害などに対応するとして、憲法に加えるかどうかで議論が続いている、緊急事態の条項です。

この中で、東日本大震災の直後、岩手県宮古市で被災者の支援活動に携わった、小口幸人弁護士は、「緊急事態条項があれば、災害関連死などの悲劇を食い止められたという指摘もあるが、そうではない。災害が多い日本にはすでに精緻な法律があり、震災の教訓を生かして改正もされている」と指摘しました。
また、最高裁判所の元判事の濱田邦夫弁護士も出席し、「憲法や法律を変えないと対処できないという事実がないのに、改憲のためにこれを利用するのは、それこそ日本社会にとっての緊急事態だ」と述べました。
集会に参加した50代の女性は「憲法改正については国民が一つ一つ中身を知るべきで、そのうえで議論をすべきだと思いました」と話していました。

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安倍首相は今さら焦り「保育園落ちた」母親ブロガーに聞く

2016年3月12日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177078
国会前では抗議デモも(C)田中龍作  国会前では抗議デモも(C)田中龍作
「保育園落ちた日本死ね!!!」と題したブログの波紋に安倍首相がマッ青になっている。先月29日の衆院予算委員会で民主党の山尾志桜里議員に「社会が抱える問題を浮き彫りにしている」とただされた安倍首相は、「実際に起こっているか確認しようがない」と冷たく突き放したが、今月5日には母親らによる国会前デモに発展。ブログに共感した署名が2万7682人分も集まる事態になっている。全国の女性を敵に回し、このままでは内閣支持率がまた下落するのは確実。安倍首相は「なんでこんなことになったのか」とカンカンになっているらしい。
■子育て世代も敵に回した
 コトの発端は先月15日、都内在住の30代女性が書き込んだブログだ。事務職の正社員で、現在は育休中。3月に1歳の誕生日を迎える長男を抱え、4月には職場復帰を考えていたが、認可保育所はもちろん、認可外保育所も全滅。退職危機に直面し、ストレートな感情をブログにぶつけた。
〈何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。私、活躍出来ねーじゃねーか〉
〈オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ。エンブレムとかどうでもいいから保育園作れよ〉
〈不倫したり賄賂受け取ったりウチワ作ってるやつ見繕って国会議員を半分位クビにすりゃ財源作れるだろ。まじいい加減にしろ日本〉

 NHKの「NEWS WEB」で16日から2日間取り上げられ、17日にはTBSの「NEWS23」が保活事情と合わせて紹介したことで騒動に火がついた。そうして国会に飛び火したわけだが、世論を読み誤って初動に失敗した官邸は慌てふためいているという。
直近の調査で支持率を下げたところに、子育て世代まで敵に回してしまった。4月24日の衆院補選や夏の参院選も迫り、安倍首相はイライラを募らせています。山尾さんがこの問題を取り上げることは、事前の理事会で分かっていたこと。それなのに、ブログ情報を上げなかった事務方に怒りの矛先が向いています」(永田町関係者)
 火に油を注いだのが、山尾議員の質問中に「誰が書いたんだよ!」とヤジった自民党の平沢勝栄衆院議員だ。10日に生出演したテレビ番組で釈明したが、幕引きどころか拍車を掛けた。「保育園落ちた」の母親ブロガーは、成り行きをどう見ているのか。メールで話を聞いた。
――どういう心境でブログを書いたんですか?
 働かなくちゃいけないのに、保育園に落ちた絶望と怒りを独り言のつもりで書き込みました。
――国会のヤジをどう見ましたか?
 国会中継をキチンと見るのが初めてだったのでビックリしました。ちゃかす目的でしかない程度のヤジが必要なのかと思いましたし、国民に見られているという意識が低いと感じました。正直どうかなという印象です。
――平沢議員のテレビでの発言はどうですか?
 ヤジを謝っているのか何なのか、分からない感じでした。署名を届けた人たちのことを知らないんでしょうか。この問題は男性とか女性とかいう問題ではないと思うんです。根底では女のくせに、という気持ちがあるんじゃないでしょうか。
――「口が悪いから落ちたんだよ」と言う人がいるそうですね。
 ツイッターをはじめたら、そのやりとりの中でよく言われます。
――安倍政権は待機児童解消に取り組んでいる姿勢を猛アピールし、火消しを焦っています。
 票につながらないとしても、大切なこと。今日明日で解決できないことは理解していますが、今までずーっと言われてきた問題です。具体案を示してほしいです。
  ◇  ◇  ◇
 野党はこの問題を徹底的に攻めなければダメだ。

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政権を取って言え! 鬼が笑う野党の小沢、共産党アレルギー

2016年3月12日 日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177172 「知恵」と「組織」を利用せよ(C)日刊ゲンダイ 
「知恵」と「組織」を利用せよ(C)日刊ゲンダイ
 東日本大震災の発生から5年を迎えた。思い返せば、今なお続く民主党の大凋落は、あの瞬間から始まったのだ。当時の民主党政権は大震災と福島原発事故の対応に右往左往。菅首相がみっともないほど取り乱す姿に国民はあきれ果て、サジを投げた。
 こうして再起不能のズタボロ状態となったうえ、続く野田政権が民主党のイメージをとことんまで悪化させた。財務省の言いなりとなって公約違反の消費増税に邁進した野田前首相の姿に、国民の怒りは頂点に達した。
 そんな最悪のタイミングで野田前首相は解散・総選挙の大勝負に出て、民主党はブザマなまでに惨敗した。自民党に政権を明け渡し、国政における「安倍自民1強」の弊害を生み出してしまった。
 そんなユダのごとき、裏切り元首相がいまだに国会質問に立ち、安倍首相に小馬鹿にされたかと思えば、連合の春闘決起大会にノコノコ参加。野党勢力の総結集について、こう言い放った。
一番足を引っ張った元代表さえ来なければ、あとは全部のみ込もうと思っている
「方針が決まってもゴチャゴチャ言うのが民主党の悪いクセだ。一番ゴチャゴチャ言ったのは元代表だ」

 野田前首相の言う「元代表」とは、首相時代に消費増税に反対して党を飛び出していった小沢一郎生活の党代表を指す。約4年も前の個人的な恨みつらみをネタに排除の論理を振りかざすとは、野田前首相もイカれている
 ようやく民主と維新両党が合流にこぎつけたのに、小沢排除発言で野党の総結集に冷や水をぶっかける野田前首相の方が、よっぽど「足を引っ張る元代表」になっていることに気付かないのか。

■決戦を前に依然「好き嫌い」の信念のなさ
 8日の定例会見で、小沢代表は「私が嫌われているのは、不徳の致すところ」と前置きしながら、「野党共闘がどれだけ必要で、国民がどれだけ期待しているのか考えると、そういうレベルの話をしている時じゃない」とピシャリ。
「ましてや一国の総理を経験した方ですから、もう少しレベルの高い次元で話をしてもらった方がいい」と苦言を呈したが、野田前首相の放言が民主党内でさほど批判されず受け流されている状況が、「小沢アレルギー」が依然として残っていることを物語る。
 実際、今週も党執行部のメンバーはオフレコ取材を前提に、小沢代表との共闘を否定していた。直前まで「好き嫌いや出戻りというのではなく、大きい器量をもってやらないと政権は取れない」と発言していたにもかかわらずだ。政治評論家の森田実氏はこう言った。
「4月の衆院2選挙区の補選が差し迫る中、今こそ野党は補選に全精力を注入し、2連勝で夏の参院選に向けて弾みをつけたいところ。逆に負けたら参院選の野党共闘に影を落としかねません。そんな大事な時期に同じ野党同士で『アイツは嫌いだから』などと四の五の言っている場合ではない。野党第1党の民主がこの体たらくでは、反安倍勢力の結集に向けた本気度を国民に疑われるだけです。信念なき野党が党名だけ変えても、世論は盛り上がりません」
 どの世論調査でも民主・維新の新党に「期待しない」が6割を超えているのも、その後の野党総結集にかける意気込みや展望がちっとも感じられず、単なる野合にしか見えないからだ。民主党内の小沢嫌いの面々は、自らのクビを絞めていることを自覚すべきだ
民主党には微塵も感じない政権打倒の覚悟
 そもそも民主党は、安倍政権の打倒にどこまで本気なのか。その根本的な疑念は共産党に対する態度からもうかがえる。
 民主党執行部は、共産党との「選挙協力」という表現をかたくなに拒み、民共連携の印象が強まることに「ありがた迷惑」と漏らす幹部までいる。先月の京都市長選で民主党は自公両党に相乗り。参院京都選出で、夏に改選を控える福山哲郎幹事長代理は選挙中に「共産党と徹底的に闘う」と宣言してみせた。闘う相手を間違えている。
 つくづく、民主党には自分たちの置かれた状況が分からない勘違い連中しかいないようだ。
 次の参院選で反安倍勢力に勝利の芽が出てきたのは、共産党が1人区候補を原則降ろすという大英断を下したからだ。そのおかげで、前回の参院選を基に算出すると、山形、新潟、長野、宮城、栃木、山梨、三重の7選挙区で野党逆転の可能性がある。
 ハッキリ言って民主党は次の参院選で共産党の票がなければ勝負にならない。そればかりか、党の存続すら危ういのに、自民の補完勢力のような保守系議員や支持団体の連合に気兼ねして野党共闘のパートナーを邪険に扱う。安倍自民党が「民共合作」という日中戦争時の「国共合作」をもじった悪趣味なレッテル貼りをすれば、岡田代表をはじめ、幹部は色をなして反論する。
 安倍政権の打倒に向け、いまだ共産党との協力スタンスの腰が定まらないのだから、民主はアホの極み。揚げ句に「我々は単独政権を目指す」(枝野幹事長)と豪語しているのは、勘違いもはなはだしい。戯言は選挙に勝ってから言ったらどうだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。
「水面下で共産党は次期衆院選に向け、『200小選挙区で独自候補を取り下げる』と民主党に打診したといいます。それほどまでに、安倍政権の打倒に『本気だ』ということ。民主党は共産党の本気に応えるべきですし民共合作批判は自民党の焦りの表れ。真に受ける必要はありません。
むしろ、安倍政権を打倒し、立憲主義を取り戻すための救国内閣をつくる選挙協力だ、と堂々と構えていればいい。民共合作批判には『じゃあ、社会党と組んだ自社さ政権は何だったの?』と笑い飛ばすくらいの余裕を示すべきです」
足を引っ張っているのはアンタだ(C)日刊ゲンダイ
足を引っ張っているのはアンタだ(C)日刊ゲンダイ
■党名すら自分たちで決められぬ情けなさ
 オール野党が憲法無視の暴走政権に歯止めをかけることができるのか。この夏の参院選は日本の民主主義の行方を決める一大政治決戦だ。
ところが、野党第1党にその自覚は薄く、維新との合流もイメージ刷新どころか、ゴタゴタ続き。党名ひとつ、満足に決められない。
国民にすれば「民主」という名称が残ろうが、消えようが、どうでもいいのに、2度も世論調査にかけられるなんて、それこそ「ありがた迷惑」である。前出の森田実氏もこう言うのだ。
「『自分たちで決められないから、世論に決めてもらう』と言っているのと同じ。この右顧左眄はやはり、この政党に信念が欠落していることを印象づけます。常に気にするのは自民党やメディアから、どう見られているか。自分たちに理念や哲学がないから、他人の意見が気になるのです
米国の民主党大統領候補のサンダース氏が旋風を巻き起こしているのは、生活者重視の政策が自らの政治信念に基づいているからこそ。せっかく海の向こうで下馬評を覆す見事な政治活動の好例が出てきたのに、民主党があまり参考にしていないように思えるのは、とても残念です」
 折しも日本国内では「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログをめぐる騒動を機に、子育て中の女性の怒りの矛先が、安倍政権に向かいつつある。
「野党は夏の参院選までに、働く女性や社会的弱者に目を向けず、『1億総活躍』を掲げる安倍政権の欺瞞をあぶり出すことです。その結果、女性票を完全に味方につければ勝機は十分にある。マドンナ旋風で社会党が自民党を過半数割れに追い込み『山が動いた』、89年参院選の再来です」(鈴木哲夫氏=前出)
 オール野党が奇跡の逆転フィーバーを起こすためにも、バカバカしい「アレルギー」は克服すべきだ。

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高木大臣も逃げ回り 安倍政権「復興委」断固拒否の異常事態

2016年3月12日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177187
高木大臣は首相の被災地視察についていくだけ(5日、福島)/(C)日刊ゲンダイ  高木大臣は首相の被災地視察についていくだけ(5日、福島)/(C)日刊ゲンダイ
 東日本大震災から丸5年の11日、政府は2016~20年度の「復興基本方針」を閣議決定したが、安倍政権が本気で復興に取り組んでいるのかどうか疑わしいものだ。というのも、国会の衆院復興特別委員会が、審議が始まらない異常事態に陥っているからだ。
 今月1日に来年度予算案が通過した衆院では、予算委以外の他の委員会での審議が本格化している。ところが、復興特委だけは9日に高木大臣の所信表明が19分間開かれただけ。安倍政権が「一丁目一番地」という復興だ。委員会が毎日開かれてもおかしくないし、通常なら遅くとも所信の翌日の10日に審議が始まるのだが、自民党が「来週以降にしてくれ」と、断固拒否しているという。
「自民党は3.11の式典の準備があるなどと理由をつけていましたが、ホンネは、3.11前に復興が進んでいないことを非難されるのが嫌なのでしょう。3.11後ならメディアの被災地絡みのニュースが減るだろうという計算もある」(野党関係者)
 例えば、災害公営住宅は遅れに遅れ、いまだ完成は6割。仮設住宅から別の仮設住宅への転居を余儀なくされる人も少なくない。「まさか5年も仮設に住むとは思いませんでした」という被災者の声もあった。
 審議が始まらないのには、下着ドロ疑惑や香典配布問題を抱える高木大臣にも原因がある。民主党の安住国対委員長代理は「疑惑を追及されるのが嫌だから『大臣隠し』をする。被災地をバカにしている」と批判していた。
「高木さんは『大臣室より自民党の国対の部屋にいる方が長い』と揶揄されています。もともと国対畑なので居心地がいいのもありますが、予算委で野党の追及にあわないよう、国対のメンバーに『なんとかよろしく』と内々に頼んでいた。復興委についても同様でしょう。
特に注目が集まる3.11前は是が非でも避けたかったようです」(自民党関係者)
 答弁から逃げる大臣なんて、さっさとその職を辞するべきだ。そんな大臣を使い続ける安倍首相も、「被災者の心に寄り添い」という言葉がしらじらしく聞こえる。

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性暴力根絶対策急げ 池内議員 女子高生の被害告発

2016年3月12日(土) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-12/2016031204_02_1.html 写真 (写真)質問する池内さおり議員=11日、衆院内閣委  日本共産党の池内さおり議員は11日の衆院内閣委員会で、女子高生の性を売り物にする「JKビジネス」や、アダルトビデオ(AV)出演強要の被害女性の実態を告発し、「魂の殺人」とも呼ばれる性暴力を根絶する体制をつくるよう求めました。  池内氏は、性交を強要されたことのある女性が約340万人にも上る異常な状況を指摘 特に、「JKビジネス」と称し、女子高生らを下着姿で接客させる「ガールズ居酒屋」などが横行し、少女たちが性交を強要される危険にさらされている事態を示しました。  池内氏は、学校や家庭を頼れず、帰る場所のない女子高生らに声をかけ、店から抜け出せなくさせる手口を示し、「JKビジネスを規制し、少女たちに食事と眠る場所を提供する体制をつくるべきだ」と求めました。  AV出演強要問題では、事業者がタレントにならないかと勧誘してサインさせた「契約書」を“錦の御旗”にして、女性が出演を断ると高額違約金が生じると脅迫・レイプまでする実態をあげました。  加藤勝信女性活躍担当相は「人権侵害だ」「そういう事態をどうすれば防げるか。実態を把握できるか。NGO団体などと意見交換しながら対応したい」と答弁しました。  池内氏は、「欲望のままに子どもや女性を利用する社会であってはならない」と述べ性暴力根絶の対策を至急開始するよう求めました。

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当然、原発会社の保安関係者であろう。

原発事故、誰が行くのか 福島第一、水素爆発から5年

2016年3月13日04時15分 朝日新聞 http://digital.asahi.com/articles/ASJ3C5F5GJ3CULFA01J.html?rm=624
【動画】水素爆発から5年を迎えた東京電力福島第一原発=堀英治撮影 写真・図版
防護服の上に黄色い雨がっぱを着込み、全面マスクの上にオレンジ色のヘルメットの装備で事故収束の作業にあたった陸上自衛隊郡山駐屯地の隊員ら=2011年3月12日、東京電力の福島第一原発
写真・図版
 5年前の2011年3月12日、東京電力福島第一原発の1号機が水素爆発した。東日本大震災の地震と津波による被害で、原子炉を冷やす電源を失ったためだ。原発敷地内は大混乱に陥り、高い放射線量のなかでの作業は、困難を極めた。 陸上自衛隊郡山駐屯地の佐藤智2等陸曹(49)ら消防班5人は、駐屯地の消防車に乗り込み、1号機の原子炉に水を送るための作業にあたっていた。放射線量はすでに高く、隊員は防護服に全面マスクの格好。ふだんの消火作業とはまったく勝手が違っていた。  午後3時36分、突然、大きな爆発が起きた。1号機の原子炉建屋だった。消防班は、1号機と隣り合う2号機の近くを車で移動していた。爆発音とともに、建屋の鉄骨の一部が助手席側の窓ガラスを突き破り、案内のために同乗していた東電社員の腕を直撃した。  爆発のほこりで、視界はほぼゼロ。「また爆発するかもしれない。早くこの場から離れよう」。佐藤氏らは、骨折した東電社員に応急処置を施すと、車を発進させた。だが、社員は口をきくことができず、隊員はだれも敷地内の構造を知らなかった。来た道はなんとか戻れたものの、運転した佐藤勇一3等陸曹(27)は、足が震えて「半クラッチ」がなかなかできなかったことを覚えている。  数時間後、消防班は再び線量が高い現場に向かった。爆発で破損した注水用ホースを引き直し、1号機の原子炉内に水を送る作業を再開した。東電も自前の消防車を動かしていたが、まったく足りなかった。 ログイン前の続き■隊員の作業、不明確なまま  同じような事故が起きたら、再び自衛隊は現場に向かうのか。班を率いた渡辺秀勝陸曹長(51)は「命令があればもちろん行く」と話すが、迷いもある。「放射能のことを考えると、若い隊員を連れて行くのは難しい。責任が取れない。福島の事故では、それだけの知識がなかったから隊員が動いてくれた面もある」  第一原発の現場は、東電だけで事故を収束させることができず、自衛隊や消防が、敷地内で作業を続けた。14日には3号機、15日には4号機が水素爆発した。ヘリによる上空からの散水は自衛隊が、陸上からの放水は自衛隊と警察、消防が協力してあたった。  政府は今月11日の原子力関係閣僚会議で、自衛隊や消防といった「実動組織」の参加を含めて「国が責任をもって対処する」と明記した。ただ、事故の収束活動で挙げているのは「物資の運搬」など。それぞれの組織が、どんな装備でどこまでの収束作業を担うかは決まっていない。(石川智也、大津智義)

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2016 March 12 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. The Flash Spectrum of the Sun(太陽のフラッシュスペクトル )

Image Credit & Copyright: Len Fulham

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妻純子の状況:

経過は、順調なようである。

ぼちぼち帰宅準備を始めたい。

障子張替、カーテン洗濯等、結構雑用がある。何とかなるだろう。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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