2010年10月30日土曜日

凍結化する「日中関係」

凍結化する「日中関係」

尖閣列島問題に端を発した「日中関係」、日本政府の「稚拙な」対応に問題がありそうである。
状況を判断すれば、このような関係は、10年を1タームとして考えると、どうも、3~5タームは続くものと考えられる。
「尖閣列島」は、アメリカの庇護を求めないでも、日本の固有の領土であり、この関係を貫く限り、中国の軍事戦略から、今後、これを中国が「容認」することは考えられないことから、かなり永続化することとなろう。
日本側は、「政経分離」という事を主張しても、中国の政治体制から、変化することはあり得ないであろう。
となれば、日本側から、経済的な観点から、いくら『正常な』関係を求めても、中国側の利害関係から中国が、日本に話し合いを求めてくるまで、改善できないであろう。
従って、日本政府としても、経団連等の働きかけに対しても、「冷静に」対応して、「武士は食わねど高楊枝」の立場を貫くべきであろう。

本日のCOP10の「議定書」にも見られるように、もはや、先進国の「権益擁護」は過去のものとなり、後進国の理解なしには、国際関係は維持できなくなっていることから、経済関係の在り方も、再考慮すべきであろう。
言葉を変えれば、「低労務費・低賃金」を求めて『海外進出』すれば、どのような結果を生じるのか、を知らしめたものとして、認識すべきであろう。

かといって、経済関係をこちらから変化を求めるのではなく、相手合わせにした関係で進め、その動向に任せるべきであろう。

・・・本日は、これまで・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿