2011年4月1日金曜日

ヨード131(半減期約8日)が、何故、3週間たっても出続けるのか? その理由を教えて下さい。原子力安全委員会様 炉内での燃料棒の破損依然として続いているのでは?

木村建一 @hosinoojisan
 
 
 
ヨード131(半減期約8日)が、何故、3週間たっても出続けるのか?
その理由を教えて下さい。原子力安全委員会様
炉内での燃料棒の破損依然として続いているのでは
 
 
 
 エイプリールフールではないが、奇妙な状況が続いている。
 
 ヨード131は、原子力資料情報室(以下に添付)の資料では、「核分裂」によって生成されると記述されている。
 
 
 原子力安全委員会は、制御棒によって核反応は止まっていると言っているが、これをまともに受け止めれば、もうヨード131は発生しない筈
 
 
 ところが、現在に至るまで、高濃度のヨード131が、連日検出発表されているのは何故でしょう。
 
 事故からもう、3週間近くたっています。
 
 
 半減期で、もう消滅?している筈ですが、何故、連日高濃度のヨード131が出続けるのでしょうか?
 
 教えてください原子力安全委員会様。
 
朝日新聞や毎日新聞等マスメディア各社の皆さん、あなたたちの力で、この矛盾を突きとめて下さい。

民主党、自民党、公明党、日本共産党、社民党、国民新党等すべての政治家の皆さんも、この点を明らかにさせる必要があるのではないでしょうか?

 私の理解では、連日炉体冷却のための作業が行われていますが、この効果が少なく、原子炉体内部の燃料棒が、水から露出しており、崩壊し続けているためではないかと思っていますが、どうなんでしょう?

 炉体底部に溶融・破壊状況のウランが蓄積すると再臨界現象を起こす恐れが危惧されますが、どうなんでしょうか?

 連日、ヨード131の高濃度の検出があるという事は、深刻な事態になっていると言えます。

 事実を、正確に、国民に明らかにして、対応すべきではないでしょうか?

原子力資料情報室(CNIC)
http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/11.html
10.ヨウ素-131(131I)

半減期 8.04日崩壊方式
ベータ線を放出して、キセノン-131(131Xe)となる。ガンマ線が放出される。

生成と存在
ヨウ素のもっともよく知られている放射性同位体。天然では大気中で宇宙線とキセノンの反応によって生成し、地上でウラン‐238(238U)の自発核分裂によって生じる。いずれにしてもその量は小さい。人工的には、核分裂で大量に生成する。1メガトン(TNT換算)の核兵器が爆発すると、460京ベクレル(4.6×1018Bq)が生じる。電気出力100万kWの軽水炉を1ヶ月以上運転すると、310京ベクレル(3.1×1018Bq)が蓄積して、その後は同じ量が存在し続ける

化学的、生物学的性質
生体に対する影響ガンマ線は放出されるが、ベータ線による甲状腺被曝が大きな問題となる。10,000ベクレルを経口摂取した時の実効線量は0.22ミリシーベルトになる。ガンマ線による被曝は甲状腺以外におよぶが、その線量は小さい。
外部被曝も考えておきたい。1mの距離に100万ベクレルの小さな線源があると、ガンマ線によって1日に0.0014ミリシーベルトの被曝を受ける。

原子炉事故の際の放出原子炉事故が起これば、大量の放射性ヨウ素が放出されると予想されていた。
代表的な事故の一つが、1957年10月にイギリスのウインズケール(現、セラフィールド)のプルトニウム生産炉で起こった事故である。700兆ベクレル(7.0×10
14Bq)のヨウ素-131などが施設外に放出され、周辺地域で生産された大量の牛乳が廃棄された。
この事故をはるかに上回るのが、1986年4月26日に起こった旧ソ連(現、ウクライナ)のチェルノブイリ原発の暴走事故である。この事故では、30京ベクレル(3.0×1017Bq)が放出された。その影響は大きかったが、顕著なものとして甲状腺がんの多発がある。事故の影響を小さくみようとする専門家も居たが、そのような人たちもこの事実は認めざるを得なかった。

体内被曝までの経過人がヨウ素を吸収する主な経路は、牧草→牛→牛乳→人の食物連鎖である。この移行はすみやかに進み、牛乳中の放射性ヨウ素濃度は牧草上に沈積した3日後にピークに達する。牧草から除去される有効半減期は約5日である。牧草地1m2にヨウ素-131が1,000ベクレル沈積すれば、牛乳1リットルに900ベクレルが含まれると推定されている。
チェルノブイリ事故では、放出量が大きかったために、飲料水、空気などを通る経路も考える必要があった。

再処理工場からの放出六ヶ所村で処理する核燃料の中には、原子炉の運転中に生成したヨウ素-131はすべて崩壊しているが、核燃料中で起こるプルトニウム-240の自発核分裂などで少量が存在している。ヨウ素-129と同様に外部に放出されるが、半減期が短いために被曝線量は小さい。
以下略(着色は当方)
「ヨウ素-129」を参照。


 本日早朝、IAEAが、先日発表したデータは、2000万ベクトルと訂正しました。原子力資料情報室(CNIC)は、牧草地1m2にヨウ素-131が1,000ベクレル沈積すれば、牛乳1リットルに900ベクレルが含まれると推定としているが、単純に換算すれば、牛乳1リットル中に1800万ベクトルという事になるが、本当に、心配しなくていいんでしょうか?

 原子力安全委員会、班目 ( まだらめ ) 春樹委員長殿、本当に安全ならば、福島県飯舘村に行って、そこの牛乳を飲む姿をTVで放映してください。
 原子力関連の学者さんの多くも、班目 ( まだらめ ) 春樹委員長に、30㎞内で、家族全員で、1ケ月ぐらい居住してくださいという人もいます

 どうされますでしょうか?

・・・・この項終わり・・・・

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