2013年4月29日月曜日

「平成の沖縄切り捨てだ」 主権回復式典に各地で抗議※主権回復式典:中韓、安倍カラーを警戒※GW首相外遊:経済界が大規模同行団 商機拡大へ協調※安倍訪露:二島返還での妥協は、許されない!

木村建一@hosinoojisan



平成の沖縄切り捨てだ」 主権回復式典に各地で抗議

主権回復式典:中韓、安倍カラーを警戒

GW首相外遊:経済界が大規模同行団 商機拡大へ協調

安倍訪露:二島返還での妥協は、許されない!



主権回復の日? 翁をはじめ、各所で厳しい批判の声が上がったようである。

天皇も、安倍等の目論見を看破して、出席をしたが、「天皇の政治利用」等の意見が強いことから「お言葉」は拒否したようである。

天皇家の苦悶が伺われる。このような状況を作り出す安倍政権に対して、民主党政権と同じような事態を招くこととなろう。

併せて、とりわけ、東南アジア諸国で、危機感を強めたようだ。同盟国アメリカを悩ましていると言えよう。

安倍首相が連休中の外交日程を入れているが、とりわけ、訪露における「千島列島」の返却問題、森元首相の主張する「二島返還論」という妥協案は、許されないと言っておこう。

以上、雑感。

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主権回復式典:天皇陛下のお言葉なく
毎日新聞 2013年04月28日 21時01分(最終更新 04月28日 22時54分) http://mainichi.jp/feature/koushitsu/news/20130429k0000m010058000c.html 天皇、皇后両陛下が出席した「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」であいさつする安倍晋三首相(左端)=東京都千代田区の憲政記念館で2013年4月28日午前11時10分、木葉健二撮影 天皇、皇后両陛下が出席した「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」であいさつする安倍晋三首相(左端)=東京都千代田区の憲政記念館で2013年4月28日午前11時10分、木葉健二撮影 拡大写真  政府は28日、1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効から61年を迎え、「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を東京都千代田区の憲政記念館で開いた。安倍晋三首相は式辞で「本日を一つの大切な節目とし、私たちがたどった足跡に思いを致しながら、未来へ向かって希望と決意を新たにする日にしたい」と表明。天皇、皇后両陛下も出席したが、お言葉はなかった  式典には、衆参両院議長や最高裁判所長官、都道府県知事(代理を含む)ら約390人が出席。沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事は式典開催に反発する県民感情に配慮し出席を見送り、高良倉吉(たから・くらよし)副知事が代理出席した。生活、共産、社民、みどりの風の4党は政府による式典開催について「天皇の政治利用」などと批判し、欠席した。  首相は式典で「61年前の本日は、日本が自分たちの力によって再び歩みを始めた日だ」と主権回復の意義を強調。その上で「日本を強くたくましくし、世界の人々に頼ってもらえる国にしなくてはならない。私たちの世代は、日本をもっと良い、美しい国にしていく責任を負っている」と述べた。  一方で、首相は条約発効後も奄美群島、小笠原諸島、沖縄が一時、米国の施政下に置かれたことにも言及。特に沖縄の本土復帰が遅れたことに触れ、「戦中、戦後のご苦労に対し、通り一遍の言葉は意味をなさない。沖縄が経てきた辛苦に深く思いを寄せる努力をなすべきだ」と訴えた。  式典終了後、高良氏は記者団に対し「(首相の)式辞を聞く範囲では非常に納得したというか、理解できた」と表明。一方で、沖縄県宜野湾市で開かれた抗議集会についても「共感できる。県民にはさまざまな思いがある」とも語った。【鈴木美穂】

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「平成の沖縄切り捨てだ」 主権回復式典に各地で抗議
2013年04月29日00時19分 朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/0428/TKY201304280236.html

【動画】政府主催の主権回復式典に抗議=上田幸一撮影 写真・図版  抗議大会の最後に「がってぃんならん(合点がいかない)」と腕を突き上げる参加者たち=28日午後0時3分、沖縄県宜野湾市、上田幸一撮影
写真・図版  沖縄戦の体験者として登壇し、当時のことを語った中山きくさん=28日午前、沖縄県宜野湾市、池田良撮影
写真・図版  那覇市役所には、「悲しみ」の思いを発信するため、紺色ののぼりと旗が掲げられた=28日午前9時5分、那覇市、上田幸一撮影
 「主権回復の日」を記念する政府主催の式典は、政権の国家観や歴史観の「写し絵」と受け止められた。沖縄で、奄美で、そして旧植民地も――。61年前のこの日、屈辱や痛恨、侮辱にまみれた人らは自らがまたも軽んじられたことに怒り、抗議した。  「政府の式典は沖縄の苦悩を顧みない、心ない行為で、平成の沖縄切り捨てだ」。那覇市の中山きくさん(84)は沖縄県宜野湾市であった大会で、沖縄戦経験者として登壇し、こう訴えた。 高等女学校時代、「白梅学徒隊」として沖縄本島のガマ(洞窟)で傷病兵の看護にあたった。戦闘に巻き込まれ、同級生56人中22人が亡くなった。戦後、平和の尊さを伝えたいと小学校の教師になった。  1952年4月28日。日本の本土は独立を果たしたが、沖縄は取り残され、米軍統治が続いた。この間、基地建設のため土地が奪われ、女性、子どもが犠牲になる米兵の犯罪や、米軍機の事故が続いた。「切り捨てられた」との思いが沖縄で広がり、4月28日は「屈辱の日」と呼ばれ始めた。  中山さんは「屈辱という言葉には差別を受け続けてきた県民の思いが詰まっている」と言う。  天皇、皇后両陛下を出席させたことも許せない。昨年11月、糸満市の沖縄平和祈念堂を訪れた両陛下に会い、「大変な経験をなさいましたね」と声をかけられた。その後、両陛下が同級生をまつる慰霊塔の方角に向かって拝礼したのを見て、沖縄への理解を感じた。「政府は式典を権威づけるために両陛下を利用した」と思っている。 ■「いつまで我慢強いられるのか」 宜野湾  「4・28に沖縄が切り捨てられたという事実を知りませんでした」。宜野湾市の金城薫さん(32)は、スピーチでこう切り出した。  屈辱の日のことを知ったのは今月。本島中部の青年団代表として大会に参加するよう知人に打診され、インターネットや新聞で調べた。日本から切り離された後、米軍基地の集中が進んだことを知り、4・28の重みを実感した。地元には米軍普天間飛行場がある。大会参加を決めた。  基地負担を強いる政府を支えるのは、無知や無関心だ――。いまはそう思う。だから、ひときわ声を強めて言った。  「僕がこの場にいるのは、4・28を知らなかった若い世代に、少しでも知ってほしいと思ったから」  会場の最後列。上原英三さん(61)の心の中には政府への憤りがあった。「この日にいったい何を祝うというのか」。大会後、安倍首相が政府の式典で沖縄に配慮する言葉を述べたと聞いた。だが、式典へのいらだちは変わらない。 嘉手納基地を抱える嘉手納町で約60年間暮らしてきた。小学生だった62年、自宅近くに米軍機が墜落し、同級生の親が亡くなった。6年後には基地でB52が離陸に失敗し墜落。地響き、火柱、降り注ぐ土。「戦争が始まった」と思った。  「人間扱いされていない」と感じ、本土への復帰運動に加わった。72年の復帰で「やっと平和憲法の恩恵を受けられる」と喜んだが、重い基地負担は変わらなかった。  74年には、夜道で婚約者が米兵に襲われそうになった。民家に逃げ込んで助かったが、米兵の犯罪はいまも続いている。昨秋にも嘉手納基地近くで、女性が暴行される事件があった。  政府に、こう問いたい。  「沖縄はいつまで我慢を強いられるのでしょうか」 ■市役所に紺色の旗とのぼり 那覇  政府式典への反発は、大会会場の外でも広がった。 那覇市は午前9時から、紺色の旗25枚とのぼり2本を市役所に掲げた。寒冷色の紺色で、悲しみや失望をイメージしてもらうのが狙いという。「政府の式典開催を見過ごすことはできない」(翁長雄志市長)との考えから掲揚を決めた。  市役所から東へ約100メートル。大会が開かれていた午前11時半ごろ、同級生と国際通りにいた高校3年の長井清平さん(17)は「屈辱の日という言葉は、今年初めて知った」。  テレビで関連のニュースを見たのがきっかけ。以来、色々考えた。本土から切り離された時代のこと、米軍基地が多い理由……。大会の開催は知らなかったが、こう思っている。「沖縄も日本だと政府が考えているなら、式典を開くのはおかしい」  近くで買い物をしていた浦添市の主婦(48)は「あまり声高に言いたくはないけど、本土でこの日をお祝いされると嫌な気持ちになりますよね」と言った。  大会は、県議会野党会派などが市町村や労働団体などに呼びかけて開かれた。与党会派の自民、公明両党は不参加だった。  自民は昨年の衆院選の政策集で式典開催を約束。このため、県議会の自民会派は開催に明確な抗議はしていない。県連幹事長の照屋守之県議は「政府は沖縄振興に尽力してきた。一方で基地が沖縄に集中する現状もある。式典には複雑な思いがある」と話した。  公明は「大会趣旨には賛同する」との立場だ。ただ野党主導のため参加は見送り、那覇市内で政府の式典に抗議する集会を独自に開いた。県本部幹事長の金城勉県議は「県民は終戦後も27年間、他国の支配下で人権が脅かされた。そこへの理解がないままの式典は許されない」と訴えた。 ■「首相の言葉、白々しい」 奄美  沖縄、小笠原とともに米軍施政下に置かれた鹿児島県奄美群島奄美市でも28日午後、政府式典に抗議する集会があり、約160人が「奄美切り捨ての『痛恨の日』に、『主権回復の日』の政府式典を開くのは奄美群島民の心を踏みにじるもの」と訴えた。  1953年12月の本土復帰まで、奄美大島を中心に署名や集団断食などの抗議運動が行われた。その中核を担った青年団の副団長だった崎田実芳さん(84)は「弔意を表す日」として喪服姿で登壇。体験談を語り、「安倍晋三首相は式典で『沖縄、奄美、小笠原の人たちに苦労をかけた』と言っていたが、白々しい」と述べた。 ■「侮辱塗り重ねられた日」 サハリン残留韓国人  政府主催の式典では、以前は「日本人」であることを求められたのに、1952年のサンフランシスコ講和条約の発効で一転「外国人」にされ、見捨てられた人たちの存在は無視された。旧植民地の朝鮮・台湾出身の人たちだ。 日本名を押しつけられ、皇民化教育を受けながら異郷の地に置き去りにされたり、「日本人」として戦争に駆り出されたのに恩給などの手当を受けられなかったりした。  「私たちには『侮辱』を塗り重ねられた日でしかない」。ロシア・サハリン(樺太)で暮らす趙応奎(チョウンギュ)さん(79)は「サハリン残留韓国人」の一人だ。  1937年、植民地だった朝鮮半島から母と渡ってきた。当時3歳。国民学校では、日本人と一緒に軍人勅諭をそらんじた。だが、45年の敗戦後、サハリンを旧ソ連軍が占領。46年以降、日本人は次々に帰国したが、半島出身者は置き去りにされた。  52年4月28日。趙さんは無国籍状態になった。条約の発効に合わせて、日本政府が「旧植民地出身者は日本国籍を失う」と定めたからだ。旧ソ連の役場からは「無国籍身分証明書」と書かれた書類が届いた。  趙さんはやむなく、大学に入学する55年に旧ソ連国籍を取った。韓国への帰国事業も90年代に始まったが、2万5千人余のサハリン残留韓国人が帰国を果たせていない。  趙さんは言う。「なぜこの地で生き続けなければならなかったのか、自分でも分からなくなる時がある。この情けない思いが日本の人たちにわかるだろうか」  サハリン残留韓国人がつくる団体は、生活支援や強制的に預けさせられた貯金の清算を日本政府に求めているが、実現していない。

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主権回復式典:中韓、安倍カラーを警戒

毎日新聞 2013年04月28日 22時43分(最終更新 04月28日 23時08分) http://mainichi.jp/select/news/20130429k0000m030087000c.html  日本での主権回復式典について中国、韓国両政府とも公式見解を出していないが、中国メディアが日本の報道を引用する形で「憲法改正を試みる動き」(国営中国中央テレビ)と報じるなど「安倍カラー」に対する警戒感は相変わらず強い。  中国メディアは事実関係を比較的淡々と伝えた。自民党の二階俊博総務会長代行らが相次ぎ訪中している最中で、日本側の出方をうかがっているようにもみえる。  一方、25日発売の香港誌「鳳凰週刊」は、沖縄で「琉球独立」を主張する政治政党が近年の選挙で一定の票を得たほか、中国の識者や軍人の間では沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)にとどまらず、琉球の島々が日本領であることに疑問の声が出ていると報じた。「琉球がどのように現在の沖縄となったのか、現地の人がどのように『琉球独立』について考えているのか、歴史と現実から答えを導く必要がある」とし、沖縄の動向への高い関心を示した。  韓国でも「主権回復の日」自体は大きな関心となっていない。韓国紙の東京特派員も「歴史認識で問題発言がないか注意した程度だ」と話す。ただ、歴史認識に関する一連の発言で安倍晋三首相への不信感は高まっている。歴史認識で安倍政権を信頼できない以上、北朝鮮問題でも日韓の協力関係構築に支障が出かねない。24日の中韓外相会談で、外相間ホットライン設置に合意したのとは対照的だ。  尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は26日の訪日を調整していたが、麻生太郎副総理兼財務相が靖国神社を参拝したため取りやめた。両国の当局者によると「安倍首相が靖国神社の例大祭(21〜23日)で何をするかわからない」という懸念のため日程を発表できずにいたところ、麻生氏が参拝し、韓国側が「内閣ナンバー2の参拝」(韓国外務省当局者)と猛反発したのだという。この問題で水面下の調整が行われた気配はなく、両国間の非公式な対話ルートの欠如という問題が改めて浮き彫りとなった。【北京・工藤哲、ソウル大貫智子】

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GW首相外遊:経済界が大規模同行団 商機拡大へ協調

毎日新聞 2013年04月28日 10時35分(最終更新 04月28日 11時18分) http://mainichi.jp/select/news/20130428k0000e020113000c.html 安倍晋三首相=森田剛史撮影 安倍晋三首相=森田剛史撮影 写真特集へ  
GW首相外遊:経済界が大規模同行団 商機拡大へ協調

大型連休中の官民合同の海外ミッション 写真特集へ  安倍晋三首相ら政府要人が大型連休中にロシア、中東、南米などを訪問するのに合わせ、経済界が大規模な同行団を派遣する。28日からの首相訪露では、アジア向け液化天然ガス(LNG)輸出基地の性格を強めている極東地域の開発などが議論される見通し。政府は成長戦略の柱の一つにインフラ関連施設の輸出拡大を掲げており、中東訪問などで成果を目指す。 官民一体となった経済外交を展開し、アベノミクスの「第三の矢」である成長戦略に弾みをつけたい考えだ。【大塚卓也、松倉佑輔、西浦久雄、大久保渉】  訪露には、岡素之住友商事相談役や佐々木則夫東芝社長ら約50人の企業幹部が同行。安倍首相とプーチン大統領の首脳会談では、北方領土交渉の地ならしとして、ロシア極東地域のエネルギー・食糧資源開発に向け、国際協力銀行(JBIC)による金融協力などが協議される見通しだ。  米国の「シェール革命」などの余波で欧州へのガス輸出が低迷するロシアは、日本へのLNGの売り込みを活発化。原発停止で火力発電用の燃料を求める日本も、調達地域の拡大に期待は大きい。  訪問団には複数の大手商社幹部が加わり、このうち双日は、極東地域へのコージェネレーション(熱電併給)システム導入でロシア側と覚書を交わす見通しだ。サハリン−ウラジオストク間にハバロフスク経由約1800キロのガスパイプラインを敷設し、周辺地域に電気や熱を供給する大型事業。ガスタービンの納入を見込む川崎重工業の長谷川聡社長は「企業だけではできないことも多い」と首相のトップセールスを後押しする。  ロシアでは2009年から、三井物産と三菱商事が参加する「サハリン2」のLNGプロジェクトが始動。伊藤忠商事も国営ガス大手とウラジオストクでLNG基地を建設し、18〜20年ごろから日本などに輸出する計画だ。17日には丸紅が国営ロスネフチとLNG基地建設で合意しており、エネルギー協力に厚みが増している。  ただ、日本はあくまで「エネルギーの安価な調達が重要」(茂木敏充経済産業相)との立場だ。将来的な米国からのシェールガス輸入に道筋がつけば、他国との有力な交渉カードになるため、輸入量や価格などの詳細条件は米政府の輸出許可後に交渉を本格化させる。  一方、5月1日からの首相の中東訪問には、経団連の米倉弘昌会長(住友化学会長)、渡文明審議員会議長(JXホールディングス相談役)らが同行し、サウジアラビアのアブドラ国王らとの首脳会談に同席する方向で調整が進んでいる。米倉会長は中東訪問について「資源の調達国であると同時に、今後整備が進むインフラ関係(での協力)などで非常に重要な地域だ」と語り、政経一体外交で強いメッセージを送る意義を強調する。  トルコでは中国、韓国などと受注を競っていた原発建設について、日本政府が押す三菱重工業と仏アレバの企業連合が優先交渉権を獲得することで政府間合意が成立する見通し。同国は23年までに3カ所に原発を新設する計画で、今回の受注は日本から1兆円規模の輸出につながる可能性がある。

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円安効果で2ケタ増益、上場企業の13年度 車など最高益 堅調内需も支え

公開日時  2013/4/29 2:05 (2013/4/29 2:00更新)
 http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNASGD2700J_28042013MM8000&dg=1
 外国為替市場で進む円高修正や堅調な内需を支えに、2013年度の企業収益が大きく伸びそうだ。3月期決算の上場企業の連結経常利益は、現時点の集計で12年度が5%前後の増益となったのに続き、今年度は2桁増益となる見通し。日野自動車やKDDIなど、最高益の更新も相次ぐ。業績の回復が鮮明になってきたことで、企業が雇用の拡大や設備投資に動き出すかが今後の焦点になりそうだ。 画像の拡大 画像の拡大  自動車では、円高が進んだ時期に競争力を取り戻すためのコスト削減を進めたところに、最近の円安・ドル高が追い風になる。日野自動車は2期連続で経常最高益の更新を見込む。円安で価格競争力が高まり、東南アジアで販売が伸びる。4期連続の経常最高益を見込むダイハツ工業は「円安で国内景気が良くなれば需要も伸びる」(伊奈功一社長)とみる。  ホンダは税引き前利益(米国会計基準が6割増の7800億円と、金融危機前の08年3月期の9割の水準にまで回復する。想定為替レートを前期実績の1ドル=84円から95円とし、円安効果が利益を約2500億円押し上げる。  欧州など海外で幅広く事業を展開する日本たばこ産業(JT)も最高益の更新を見込む。スマートフォン/(スマホ)利用者の拡大が寄与するKDDIも今期の営業利益 が過去最高になりそうだ。  26日までに社数で全体の約1割、株式時価総額ベースで2割に当たる149社の3月期企業(金融など除く)が決算を発表した。発表済み企業の今期の経常利益は前期比28%増える見通し。そのうち、およそ2割が今期に経常最高益を見込んでいる。  トヨタ自動車など、これから5月前半にかけて決算を発表する主要企業でも、今期見通しが大幅増益となる企業が相次ぎそう。最終的に全体でも2~3割程度の経常増益となる公算が大きい  多くの製造業は、今期の想定為替レートを1ドル=90~95円として収益予想を立てている。実勢の為替レートは98円近辺にあり、この水準が続けば、一段の利益押し上げ要因になりそうだ。  昨秋以降の円安・株高で消費者の景況感が改善していることは内需産業の収益にも寄与しそう。衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイは取扱高の増加を見込み、オリエンタルランドは「東京ディズニーランド」が開業30周年で、集客増を見込む。両社とも経常最高益を更新する見通しだ。  もっとも、新興国経済の減速など逆風を受ける企業もある。資生堂は中国事業で苦戦し、今期は上場来初の減配になる。海外生産が主体である富士通ゼネラルは、円安がむしろ今期の減益要因になる見通しだ。  ニッセイ基礎研究所の矢嶋康次チーフエコノミストは「今後は企業が抱える豊富な手元資金の使い方がカギになる」と話す。経営者が前向きになり、雇用を増やしたり、設備投資に積極的に動くかに注目が集まりそうだ。

☆☆☆二島返還での妥協は、許されない!

日ロ首脳、領土交渉の進展模索 今夕会談

2013/04/29 05:30 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013042901001249.html
 モスクワに政府専用機で到着した安倍首相=28日(共同)  【モスクワ共同】安倍晋三首相は29日午後(日本時間同日夕)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談する。最大の懸案である北方領土問題で交渉進展の道を探る考えだ。プーチン氏の前向きな姿勢を引き出せるかが焦点となる。安全保障や経済分野での協力強化も確認。同行筋によると、平和条約交渉の「再スタート」などを柱とする共同声明を発表する見通し。  両首脳は同日夕、共同記者会見に臨む。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2013 April 28 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. A Raging Storm System on Saturn

Image Credit: Cassini Imaging Team, SSI, JPL, ESA, NASA

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妻純子の状況:

訪問したとき心拍数は90台で安定していた。微熱もなく静かに眠っていた。このまま安定して、腫れがなくなれば、退院できるのが・・・

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姉(82)の旅立ちを送ってきた。私たち兄弟姉妹と、姉の子供たち5人を貧乏ながら育て上げ、苦労した姉の綺麗に化粧した寝顔を見たとき、不思議と涙が出てしょうがなかった。これで、我が兄弟姉妹達の上3人が黄泉の国へ旅立ったが、次姉(76)の次が私の順番だ。おそらく、鉄鋼・三交代労働者であった私の方が先になることだろう。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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