2014年8月10日日曜日

原子炉破損で燃料のウラン飛散か ※ いわき市漁協が批判の声 国、東電が汚染地下水放出 ※ 憲法踏みにじる暴挙」 長崎、集団的自衛権に怒り ※「理解を求めると恫喝」 集団的自衛権 被爆者団体に

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原子炉破損燃料のウラン飛散

いわき市漁協が批判の声 国、東電が汚染地下水放出案

憲法踏みにじる暴挙」 長崎、集団的自衛権に怒り

理解を求めると恫喝」 集団的自衛権 被爆者団体に



東京理科大学の中井教授らが、福島原発第一の原発事故後の放射能汚染物質分析で、大規模な原子炉破損が進んでいたことを明らかにした。

詳細はまだ不明であるが、130キロ離れた栃木県つくばで採取した大気中のチリから、ウラン、ジルコニウム、Fe等の物質が検出されたと言う事である。

もし、これが事実とすれば、廃炉作業はより困難になったと言う事ができ、事故レベルも上がりかねないと言っておきたい。

更なる調査研究を期待したい。

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長崎被爆者が、安倍総理に対して厳しい意見を表明したが、安倍首相は、「理解して欲しい」と恫喝したようである。

ヒトラーが常用したやり口であり、国民的に批判を強めるべきであろう。

以上、雑感。



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原子炉破損燃料のウラン飛散

(8月9日6時05分)NHK http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20140809/1010_hisan.html 東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きた直後に茨城県内で採取された大気中のチリから、ウランのほか原子炉内の構造物の素材が検出され、分析に当たった研究グループは早い段階から大規模な原子炉の破損が進んでいたことを裏付ける結果だとして、さらに分析を進めることにしています。
東京理科大学の中井泉教授らの研究グループは、福島第一原発の事故直後の3月14日の夜から翌朝にかけて原発から130キロ離れた茨城県つくば市で採取した大気中のチリを兵庫県にある大型の放射光施設「スプリング8」で分析しました。
その結果、放射性セシウムのほか、ウランや燃料棒の素材のジルコニウム、圧力容器の素材の鉄など、核燃料や原子炉内の構造物と一致する物質が検出されたということです
これらのチリは直径2マイクロメートルほどのボール状をしていて、高温で溶けたあと外部に放出されるなどして急に冷えた場合の特徴を示しているということです。
福島第一原発では、事故発生からチリが採取された14日の夜までの間に核燃料のメルトダウンが進み、1号機と3号機が相次いで水素爆発していて、研究グループでは早い段階から大規模な原子炉の破損が進んでいたことを裏付ける結果だとして、今後もさらにチリの分析を進めることにしています。

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いわき市漁協が批判の声 国、東電が汚染地下水放出案 (2014年8月9日 福島民友ニュース) http://www.minyu-net.com/news/news/0809/news10.html  東京電力と国は8日、東電福島第1原発の汚染水対策として建屋周囲の井戸から汚染された地下水をくみ上げて浄化し海へ放出する計画について、いわき市で開かれた同市漁協の理事会で概要を説明した。漁業者からは「新たな風評被害を生む」など批判の声が上がった。
 東電からは福島復興本社の新妻常正副代表が出席。冒頭を除き、非公開で行われた。同漁協によると、東電が示す計画概要に対して参加者からは「原発事故から3年で汚染水漏れなどいろんな問題が出てきた。また同じことの繰り返しになるのではないか」などの意見が出た。
 会議終了後、新妻氏は「理解を得られるよう、丁寧な説明を行う」とした。また同漁協や相馬双葉漁協の組合員を対象にした説明も行う方針を示した。いわき市漁協の矢吹正一組合長は「今は綱渡りのような状態。新たな風評被害が生まれることも懸念される」と不安視した。
当方注:
なぜ、非公開にするのか疑問
「非公開」を認めた時点で、漁協側の敗北。公開を主張すべきであった。
政府・東電側は、都合が悪いから「非公開」にするのだ。
理解を得られるよう、丁寧な説明を行う」との官僚的答弁は、漁協側を「屈服させる」という言葉と同意語とみるべき。
「恫喝」とみてもよさそうだ。

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憲法踏みにじる暴挙」 長崎、集団的自衛権に怒り

2014年8月9日 東京新聞 夕刊 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014080902000250.html 写真 「平和への誓い」を読み上げる被爆者代表の城台美弥子さん=9日、長崎市の平和公園で(梅津忠之撮影)  長崎は九日、被爆から六十九年の原爆の日を迎え、長崎市松山町の平和公園で市主催の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれた。出席した安倍晋三首相の目の前で、被爆者代表の城台(じょうだい)美弥子さん(75)が「憲法を踏みにじる暴挙」と集団的自衛権の行使容認を痛烈に批判した。田上富久(たうえとみひさ)市長も平和宣言で「平和の原点がいま揺らいでいるのではないか、という不安と懸念が急ぐ議論の中で生まれている」と指摘。政府の姿勢に対する被爆地の懸念があらわになった。

◆被爆者代表「平和への誓い」全文

 一九四五年六月半ばになると、一日に何度も警戒警報や空襲警報のサイレンが鳴り始め、当時六歳だった私は、防空頭巾がそばにないと安心して眠ることができなくなっていました。  八月九日朝、ようやく目が覚めたころ、魔のサイレンが鳴りました。  「空襲警報よ!」「今日は山までいかんば!」緊迫した祖母の声で、立山町の防空壕(ごう)へ行きました。爆心地から二・四キロ地点、金毘羅山中腹にある現在の長崎中学校校舎の真裏でした。しかし敵機は来ず、「空襲警報解除!」の声で多くの市民や子どもたちは「今のうちー」と防空壕を飛び出しました。  そのころ、原爆搭載機B29が、長崎上空へ深く侵入して来たのです。  私も、山の防空壕からちょうど家に戻った時でした。お隣のトミちゃんが「みやちゃーん、あそぼー」と外から呼びました。その瞬間空がキラッと光りました。その後、何が起こったのか、自分がどうなったのか、何も覚えていません。しばらくたって、私は家の床下から助け出されました。外から私を呼んでいたトミちゃんはそのときけがもしていなかったのに、お母さんになってから、突然亡くなりました。  たった一発の爆弾で、人間が人間でなくなり、たとえその時を生き延びたとしても、突然に現れる原爆症で多くの被爆者が命を落としていきました。私自身には何もなかったのですが、被爆三世である幼い孫娘を亡くしました。わたしが被爆者でなかったら、こんなことにならなかったのではないかと、悲しみ、苦しみました。原爆がもたらした目に見えない放射線の恐ろしさは人間の力ではどうすることもできません。今強く思うことは、この恐ろしい非人道的な核兵器を世界中から一刻も早くなくすことです  そのためには、核兵器禁止条約の早期実現が必要です。被爆国である日本は、世界のリーダーとなって、先頭に立つ義務があります。しかし、現在の日本政府は、その役割を果たしているのでしょうか。今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじる暴挙です。日本が戦争できるようになり、武力で守ろうと言うのですか。武器製造、武器輸出は戦争への道です。いったん戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証明しているではないですか。日本の未来を担う若者や子どもたちを脅かさないでください。被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください。  福島には、原発事故の放射能汚染でいまだ故郷に戻れず、仮設住宅暮らしや、よそへ避難を余儀なくされている方々がおられます。小児甲状腺がんの宣告を受けておびえ苦しんでいる親子もいます。このような状況の中で、原発再稼働等を行っていいのでしょうか。使用済み核燃料の処分法もまだ未知数です。早急に廃炉を含め検討すべきです。  被爆者はサバイバーとして、残された時間を命がけで、語り継ごうとしています。小学一年生も保育園生も私たちの言葉をじっと聴いてくれます。この子どもたちを戦場に送ったり、戦禍に巻き込ませてはならないという、思いいっぱいで語っています。  長崎市民の皆さん、いいえ、世界中の皆さん、再び愚かな行為を繰り返さないために、被爆者の心に寄り添い、被爆の実相を語り継いでください。日本の真の平和を求めて共に歩みましょう。私も被爆者の一人として、力の続くかぎり被爆体験を伝え残していく決意を皆様にお伝えし、私の平和への誓いといたします。  平成二十六年八月九日  被爆者代表 城台美弥子 当方注: 城台美弥子⇒城臺美彌子

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理解を求めると恫喝

集団的自衛権 被爆者団体に理解求める

8月9日 16時35分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140809/k10013687801000.html

安倍総理大臣は長崎市で被爆者団体の代表と面会し、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に反対する考えを伝えられたのに対し、いかなる紛争も国際法に基づいて平和的な解決を目指す考えを強調し、理解を求めました。 安倍総理大臣は長崎市で行われた平和祈念式典に出席したあと、市内のホテルで5つの被爆者団体の代表と面会しました。
この中で被爆者団体の代表は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に関連して「集団的自衛権ではなく平和憲法こそが私たちの安全や安心の要だ。緊張緩和への確かな取り組みさえあれば集団的自衛権はいらない。被爆者は行使容認に絶対反対する」などと述べました。

これに対し安倍総理大臣は「いかなる紛争も力ではなく国際法に基づいて平和的に解決していくべきだ。就任以来、法の支配の重要性を国際社会に繰り返し訴えてきたところであり、それこそがまさに大前提だ」と述べ、理解を求めました。
安倍総理大臣は面会のあとの記者会見で、「平和国家としてのわが国の歩みはこれからも決して変わることがなく、この歩みをさらに強いものにしていくことが今回の閣議決定であると思っている。われわれが丁寧に説明の努力を続けることによって、必ずご理解をいただける。そして歴史の検証に耐えうると自信を持っている」と述べました。
当方注:
安倍政権が、「丁寧に説明の努力を続けることによって、必ずご理解をいただける」と各所で多用しているが、これも官僚的主張、ドイツヒトラーの初期戦略に極似、真意は、「言うことを聞け」という意である。
従って、関係者が『あきらめる』のを待つと言う極めて『横暴な』戦術と言えよう。

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    • masaru_kaneko masaru_kaneko 被曝者代表の城臺美彌子さんの「平和の誓い」は、最も被害にあった人々の声に耳を傾けることの大切さを教えてくれた。非人道的行為を見過ごす社会は、普通の人の人権も守れない。だが、メディアは福島原発事故の被災者の声を閉ざす。メディアは忘れさせる装置だとすれば犯罪的な役割を果たすしかない

    • masaru_kaneko masaru_kaneko 長崎原爆の日、被曝者代表の城臺美彌子さんの「平和の誓い」は、自らの被爆体験を語りつつ、安倍首相の前で、集団的自衛権や原発推進…原発輸出政策を批判した。その堂々とした姿と叫ぶような張りのある声が天空に響いた。言論かくあるべしと思う。 http://t.co/SRTEeHF7se

    • masaru_kaneko masaru_kaneko 東電社外取締役になった増田寛也元総務相は、原発の電源比率の議論を踏まえて、柏﨑刈羽原発の再稼働を判断するという。国の責任にして再稼働する?いかにも官僚的発想だ。まず中越沖地震で被災した柏﨑刈羽原発の危険性をどう考えるかが先でしょ。 http://t.co/ICpKnewYwF

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斬られ役初主演作がW受賞 加ファンタジア映画祭

2014/08/09 20:29 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014080901001820.html
 映画「太秦ライムライト」主演の福本清三  カナダで開催された第18回ファンタジア国際映画祭の長編コンペティション部門で、日本映画「太秦ライムライト」(落合賢監督)が最優秀作品賞の「シュバル・ノワール賞」を、主演の福本清三(71)が最優秀男優賞を受賞したと、配給関係者が明らかにした。  福本は50年以上にわたって「斬られ役」一筋で、主役を引き立ててきた。映画は、時代劇が激減してしまった現代の京都・太秦の撮影所を舞台に、斬られ役の男の生きざまを描いたフィクション。チャプリンの「ライムライト」をモチーフに、福本の人生が投影されている  同映画祭は、ホラーやファンタジー、アクションなどを上映するジャンル映画祭の一つ。

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2014 August 9 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. A Luminous Night (輝く夜-ビクトリア湖、湖面の青色は、生物発光現象です)

Image Credit & Copyright: Phil Hart

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妻純子の状況:

ハートレート 85±10で安定中。

このまま安定して欲しいものである。

他は、異常なし。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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