2010年11月12日金曜日

人を喰った「仙石理論」                    政治家が責任を取らない政治主導などあるものか!

人を喰った「仙石理論」

政治家が責任を取らない政治主導などあるものか!

大阪弁で「アホ」としか言いようがない事態が、仙石・前原・菅政権で起こっている。
政治家の責任は、「結果」責任であり、責任を取らない「政治主導」などあるものか

産経新聞WEB(2010.11.12 00:40)によると、『仙谷氏は10日午後の記者会見で鈴木長官の責任について「強制力を執行させる部局なので強い権限の代わりに重い責任がある」と述べ、辞任は不可避との考えを表明。一方で馬淵氏や自身については「政治職と執行職のトップの責任のあり方は違う」と述べ、引責辞任は必要ないと示唆した。』と報じている。

こんなバカな理屈があるものか。

わかりやすい例を挙げよう。

ある国と戦争真近になり、政府(総理・大臣=政治職)が、「命令」を出し、「執行職」の自衛隊が交戦し敗戦したとしょう。

この場合、責任を取るのは、「命令権者」の「政治職」と、「執行職」の幹部が責任を取るのは、当然と言えよう。

今回の中国漁船の領海侵犯事件、「執行職」の海保職員は、粛々と業務を遂行し、「逮捕」したにも拘らず、「政治職」の官房長官が、検察当局に圧力をかけ、一地方検察官が、やむを得ず、「地検責任」の体裁を取り、「処分保留・釈放」したことから問題が発生した。

挙句の果ては、日本の「不当逮捕」と、中国側が、「領土問題化」にすり替えてきたことは、天下周知の事実である。

APECがつぶれる」、あるいは、「中国側を刺激する」と判断した、この誤った「判断」が事態を深刻化したことも事実である。

この判断ミスの責任を、誰がとるのか
当然、仙石官房長官であろう。

このような理不尽な「政治職」の無責任な態度に対して、「執行職」の職員が、「殿ご乱心」と行動を起こしても、あながち責任は問えないであろう。

国家公務員には、「守秘義務」と合わせて、「上司の職務命令に重大かつ明白な瑕疵」があれば、意見提起できるが、今回の行動は、誤ったとはいえ、「執行職」の気持ちが反映したものとみるべきであろう。

このような、無責任極まりない仙石・前原・菅政権は、一日も早く辞めさせるべきであろう。

国論も二分し、多くの国民が、仙石・前原・菅政権の仕打ちを断罪している。

朝日新聞や毎日新聞等マスメディア各社も、慎重な対応がもとめられるのではなかろうか?

・・・本日は、これまで、・・・

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