2011年9月12日月曜日

風評被害と言って、汚染食品を供給するのは、犯罪行為。(輸入規制値並みに扱え) :政府が、全品、買い取り、生産者保護を行うとともに、廃棄すべきであろう。

木村建一@hosinoojisan



 風評被害と言って、汚染食品を供給するのは、犯罪行為。(輸入規制値並みに扱え)

 政府が、全品、買い取り、生産者保護を行うとともに、廃棄すべきであろう。



 本日の前半は、政党討論会の中で、鉢呂経産省の辞任問題で批判が集中していたが、これは、東電の免責に繋がりかねないので、発言には問題が残るが、やや過剰反応の感がした。

 後半は、なでしこの皆さんが、中国を破り無敗でオリンピック参加権を手中にしたことで湧き上がった一日であった。

 しかし、日本国民の食生活に問題がある、東北関係地方の農・水産物等の放射線汚染食品問題が、「風評被害」と称して、全国に拡散しようとしている問題について、論じられなかったのは、残念である。

 この数日間に、WEBで論じられた物を、記録して、問題提起を行いたい。

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福島の早場米、すべて基準値下回る 一般米で微量セシウム

2011.9.9 21:52 産経新聞
 福島県は9日、県内の20市町村101地点で行っていた早場米の緊急時モニタリング検査を終えた。全検体が放射性セシウムの暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)を下回った。福島、二本松市など計10検体で微量(同10~41ベクレル)のセシウムが検出された。これを受けて全県の栽培農家で早場米の出荷が認められた。
 刈り入れが本格化する一般米も、9日から予備検査の結果公表を始めた。初日は6市町村51検体のうち、棚倉町の1検体で同98ベクレル、塙町の1検体で同14ベクレルの放射性セシウムを検出。棚倉町の検体について、県は「近くに山などがありセシウムを含む雨水が集まった可能性がある」としている。
 予備検査は収穫時の本検査の精度を決めるもので、同200ベクレル以下の区域は本検査では旧市町村ごとに2検体、超えた区域は15アールごとに2検体を本検査する。

参考:

 ドイツは、食料品の線量を、8Bq以下と規制している。日本の500Bqは異常

 国際的には、認知されないだろう。日本の輸入規制は、まだ厳しいと記憶している。

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日本産食品にEU、放射線検査延長

2011.9.10 09:34 産経新聞
 欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、福島第1原発事故を受け、EUが3月下旬から導入している日本からの輸入食品に対する放射性物質の検査義務を、今年末まで延長すると発表した。
 欧州委は「日本から輸入する食品の安全確保を重視する」として、当初は9月末までの予定で導入された検査義務を12月31日まで延長するよう提案、EU加盟27カ国がこれを了承した。欧州委は今後も毎月、検査基準などが適当であるかどうか検討する。
 EUは現在、宮城、福島両県、東京都など12都県で「生産されたか、出荷された食品、飼料」について、セシウムなど放射性物質の検査証明書の提出を要求、それ以外の35道府県産については、産地証明書を求めると同時に、輸入国でサンプル検査を行っている。(共同)

 残念だが、関係地域の食料品は、輸出不可能と思われる。

 いくら、東北支援と言っても、私は、簡便被ると言っておこう。

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福島のキノコ規制値超え…市場には流通せず

(2011年9月10日20時08分 読売新聞)
 福島県は10日、いずれも6~8日に山林で採取した、福島市、白河市、川内村のハツタケ、いわき市のアミタケ、いわき市と棚倉町のチチタケから、国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。
 いずれも市場に流通していない。
 県農林水産部によると、検出値が最も高かったのは、棚倉町のチチタケで1万3900ベクレル、最も低かったのは福島市のハツタケで760ベクレルだった。棚倉町の野生キノコ(菌根菌類)は、すでに出荷と摂取が制限されているため、県は他の4市村に対し、野生キノコ(同)の採取、出荷の自粛を通知した。また、チチタケから6200ベクレルが検出されたいわき市には、摂取の自粛も通知した。



 山菜類のみならず、ワカサギ等、淡水魚類の汚染も明らかになっている事から、海水産物をも含めて、健康維持のためには、食べない方がよいだろう。

 風評被害と言って、汚染食品を供給するのは、犯罪行為

 政府が、全品、買い取り、生産者保護を行うとともに、廃棄すべきでと言っておきたい。

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学校給食の食材検査強化へ 自治体の機材整備費を支援 文科省

2011.9.9 22:34 産経新聞
 東京電力福島第1原発事故の影響で、放射性物質に汚染された食材が学校給食に使用される不安が高まっていることを受け、文部科学省は9日、食材を検査する自治体に対し、検査機器の整備費用の一部を補助することを決めた。本年度第3次補正予算案に1億円を盛り込む。
 保護者や児童生徒の不安解消と安全性確保が目的。対象は17都県となる見通しで、文科省は、補助を受けた検査機器を使って給食の食材を優先的にサンプリング調査し、結果を公表するよう要請する。
 放射性セシウムで汚染された稲わらを与えられた可能性のある牛の肉を学校給食に使ったケースが全国で相次ぎ、保護者らが対策を要望。森裕子文科副大臣も5日の就任会見で、検査態勢の強化が必要と指摘していた。

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武田教授「子供は東北の野菜捨てて」 岩手・一関市長の抗議にも反論

2011/9/ 8 19:49  JCASTニュース


子どもが東北の野菜や牛肉を食べると健康を害する」とテレビで話した武田邦彦・中部大教授の発言が波紋を呼んでいる。名前を挙げられた市の市長が武田教授へ抗議メールを送り、教授が反論メールをインターネットで公開する騒ぎになっている。 武田教授発言は、2011年9月4日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ=大阪市)であった。子どもからの質問に答える形で、東北の野菜や牛肉について「できるだけ捨ててもらいたい」などと指摘した。

市長「農家の感情を逆なで」

番組での発言が波紋を呼んでいる。
番組での発言が波紋を呼んでいる。

出演者の中からは、厳しい口調で「言い方がおかしい。取り消すべき」との反論も出たが、武田教授は「取り消しません」と応じなかった。例として岩手県一関市の名前に触れながら、「(子どもが食べれば)健康を壊します」などと繰り返した
もっとも、武田教授は、農家が1年間休業しても大丈夫なように国が補償をした上で、土壌を除染した後に農作物の生産を再開すべきだとも訴えた。
一関市の勝部修市長は9月6日、「首長として強く抗議します」とするメールを武田教授に送った。「農家の感情を逆なでする非常識な発言である」とのコメントも発表した。
一方、武田教授は7日に反論メールを送り、「市長の了解を得て」ブログでも公開した。
反論はかなり長めだ。結論としては、「恐縮ですが、事実ですから取り消しはいたしません」。農作物は産地表示のみで、具体的に「何ベクレル」と表示がない問題点などを指摘しつつ、国が設けている農作物などの暫定基準値も「設定が高すぎる」と問題視している。
一関市によると、武田教授の反論メールを受けて勝部市長がどう対応するかは、9月8日午後現在、まだ分からないという。

放送局「広く議論されるべき問題提起できる」

また、市長のメールでの抗議について、数百件のメールが市に届いているが、多くは市長抗議に対して厳しい意見だ。「武田教授が言っていることの方が正しいのでは」という声が少なくないそうだ。
一関市のある関係者は、「(農作物などは)検査されており、暫定基準値を上回れば出荷されない。市場に出回るものは安全なので冷静に考えてほしい」と戸惑っていた。
農林水産省などのサイトをみると、8月5日に検査した一関市の「きゅうり、トマト、なす」は、いずれも放射性セシウムは「検出せず」だった。
一方、岩手県は9月8日、一関市の農家から出荷された肉牛2頭から国の暫定基準値を超す放射性セシウムが検出されたと発表した。流通しないよう廃棄処分にする。8月25日に岩手県産肉牛の出荷が再開されてから国の基準値を超えたのは初めて。
武田教授は、資源材料工学が専門。地球温暖化論など幅広い分野で定説と異なる自説を展開し、著書やテレビ出演で注目を集めている。
武田教授発言をめぐっては、放送した読売テレビも番組サイトで見解を9月7日に公表した。「意見が分かれるテーマではありますが、国全体で広く議論されるべき大切な問題が提起できると判断して、今回の放送に至りました」としている。

 「検出せず」というのは、500Bq以上は「検出せず」という事に注意
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Astronomy Picture of the Day


2011 January 2
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日食中の月の影・・・この影の中の地域で日食がみられる :

Looking Back at an Eclipsed Earth
Credit: Mir 27 Crew; Copyright: CNES

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 本日は、妻純子が初入院以来、お世話になっている看護士さんと訪問看護でお世話になった看護士さん2人が、ボランティアで、整髪に来てくれた、
 本当に感謝している。
・・・・・本日は、これまで・・・・・

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