2011年3月15日火曜日

再臨界の危険性が強まっているのでは? 東京電力、菅政府殿、 何としても、再臨界の阻止を!

木村建一 @hosinoojisan
 
再臨界の危険性が強まっているのでは
 
東京電力、菅政府殿、
何としても、再臨界の阻止を!
 
 東京電力の計画停電にマスメディアの目が向けられているが、日本にとって、今最大の課題は、東電の福島第一原発2号機の危機的な問題ではなかろうか?
 狭義のメルトダウン、再臨界の危険性を危惧しているが、情報が、出てこないので、心配している。
 このまま、政府や東電を信頼できるのか、多くの国民が注視していると言えよう。
 朝日新聞や、毎日新聞、読売新聞等、マスメディア各社は、意識的に、政府の意向に沿って、報道自粛しているわけではないと思うが、再臨界、核分裂反応が起これば、160mmのステンレス鋼板をも破壊し、深刻な事態を招くであろう。
 原発用ステンレスは、北九州の八幡で製造していただけに関心を持って見守っている。
 東電の技術陣の奮闘に期待したいが、カオス理論ではないが、予測不可能な事態に対応して苦労されていると思われる。
 深刻な事態を避けるため、恐らく、内部圧力の解放のため、高濃度の放射能水蒸気の解放(現在の低濃度のベントとは違う)という決断も迫られると思うが、そのような事態になったとしても、国民に、判断を求めるため、正確な情報開示が求められていると言えよう。
 そういう点で、東電並びに政府は、1H程度の間隔で、情報を隠さず、公表し、最悪の事態を考慮して、地域住民の退避活動を準備しておくべきであろう。
 以下に、わかりやすくこの件を解説していた日経ビジネスの伊藤乾氏の記事の一部を記録しておきたい。

日経ビジネス 2011年3月15日(火)

大震災、出来ることで支え合おう!

福島原発事故のメカニズムを例に
伊東 乾
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110314/218972/
『・・・・・・略
「再臨界」を阻止したい
 仮に今、原子炉の冷却装置が全く作動しなくなり、そのまま熱くなり続けたとしたらどうなるか、最悪のシナリオを考えてみましょう。制御棒で運転を停止していたとしても核燃料は発熱します。「低濃度核燃料」は連鎖反応のレート(断面積)を制御されているからコントロール可能ですが、もし過熱すれば核燃料自体が溶け出してしまうことが考えられます。最初に小麦粉でお話した様に比重の重いものは、重力に引っ張られて下に落ちてゆきます。
 もし比重の重いウランが溶け出して一定以上の密度で集中してしまうと、せっかく制御棒の間仕切りで邪魔した「核分裂連鎖反応」が再び起きてしまいます。これが「再臨界」で、何をおいてもこれを防がねばなりません。銀紙に入った板チョコのように制御可能な核燃料が溶け出してどこかで固まるのを阻止したい。普通に物理を学んで新聞を読む個人として当初からこの「再臨界」が一番避けるべき問題と認識しています。
・・・・・略』
 これまで、電力に依存してきた企業集団は、この際、企業活動を停止して、節電に協力するとともに、従業員を、復興活動に投入する等、社会的貢献を行うべきと言っておきたい。
 内部留保を切り崩して復興支援に廻すとともに、国家の危機的状況回避のため、全面協力すべきであろう。
☆☆☆☆☆☆
追記
 
 石原現東京都知事、「震災は、天罰」発言、こんな痴呆症?が出始めた人物には、首都東京の政治は、任せられないのでは?
 自民党幹事長、石原伸晃殿、大変言いにくいが、「震災は、天罰」と発言するようでは、国民の支持は得られないのでは
 再検討した方がよいのでは?
 それにしても、神奈川県知事のM氏、くだらない人物だね~
 
・・・・・本日は、これまで・・・・・

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