2011年3月17日木曜日

180名を超える東電関係会社社員と東電社員、 そして、自衛隊、警視庁、米軍関係者の 身を挺した行動に感謝、ぜひとも成功を!

木村建一 @hosinoojisan
 
180名を超える東電関係会社社員と東電社員
そして、自衛隊、警視庁、米軍関係者の
身を挺した行動に感謝、ぜひとも成功を!

 福島第一原発事故、残念ながらレベル4を超え、スリーマイルアイランド事故を上回る状況に達したようである。
 極めて危険な領域に達しつつあるが、政府や東電は、事実をありのままに明らかにし、国民の英知を結集すべきではなかろうか?
 一方、東北電力の女川原発も同じような事態に陥っていたが、現状では、危機的状況になっていないようである。
 この違いがなぜ生まれたか、検討に値しよう。
 ところで、福島原発の基本設計に津波に対する検討が、甘すぎたことが、致命的と言ってよいだろう。
 東電のHPで、関係資料を見てみたが、想定した地震は、M7.5クラスで、津波の想定も、平均潮位+4M程度であり、これでは、今回の津波には、抗しえなかったといえよう。
 歴代自民党政府や審議機関、関係者の責任は免れないであろう。
 そういう点で、私は、原発は慎重に検討し、ドイツのように、縮小すべきと思っているが、現存の原発対策として、防潮堤を、最低、20Mにして、抱え込むような緊急対策が必要と思っている。
 もとい
 今回の事態をどのように受け止めるかという事で、解決方向が決まるが、数多くの原発を推進してきた自民党は、責任追及を恐れて、東電擁護の姿勢を示しているが、これは問題であろう。
 自民党の、原発と震災の指揮命令系統を二本立てにせよという主張が、そのことを示している。
 もし、この方向であれば、日本は、今回の事故で、打撃的・致命的な結果を生んでいたと推量できる。
 この面では、菅首相の判断の方が正しかったと言えるであろう。
 しかし、現状は、より深刻な状況へ刻一刻進みつつある
 失敗すれば、チェルノブイリのように、数十年間も人が住めなくなる可能性が強く、東北地方は、無人の原野に転化することとなろう。
 そういう点で、今必要なことは、小説ではないが、「決死の覚悟」で、事態の解決のため、努力する必要があり、不謹慎だが、戦前の若者の「神風特攻隊」のような、自己犠牲の上に、日本を守り抜く必要があるのである。
 余談になるが、「国を守るため」と称して、軍備増強を主張する、軍事おたくの石破元防衛長官等の勢力が、「東電を守り、国民の命を軽視」する主張を展開しようとしていると見做しても、あながち間違いではなかろう。
 彼らの主張する「国を守る」主張は、「財界の権益を守る」と主張しているのではなかろうか
 今必要なことは、深刻な事態を改善するために、「身を挺して」努力することが必要なのである。
 産経新聞の報道によると、50名だった社員が、いまや、180名近くの協力会社社員を含め、東電の従業員が、懸命な努力を行ているが、これらの皆さん方の「身を挺した努力」に感謝する次第である、
 ぜひとも、成功裏に仕事をやり遂げていただきたいものである。
 自衛隊員の皆さんへ訴えたい。
 皆さん方は、一旦、事があれば、「命を賭して」、国を守る決意で「入隊」したと思いますが、現在の福島原発は、敵は、軍隊でなく、「原発」の異常反応であり、同じような気概で、対応していただくことを、お願いしたいと思います。(私が若ければ、志願します)
 ぜひとも、日本国を守り抜いていただきたいものです。

☆☆☆☆☆☆
 昨日の私のブログに、11000以上のアクセスがあり、驚いている。
 多くの皆さん方が、真剣にお悩みになり、訪問してくれたと思っている。
 外国居住の日本人の方も多数コメントをいただき、感謝しつつ、事態の改善のため、努力を決意した次第である。

・・・・本日は、これまで・・・・

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