2015年2月26日木曜日

外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 ※「対応は適切だった」と、東電 ※原発事故の汚染水流出 漁協組合長が批判 ※汚染水外洋流出 データは常時公開せよ※ 官房長官、「放置したわけではない」⇒

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汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置

「対応は適切だった」と、東電  原発事故の汚染水流出 漁協組合長が批判

汚染水外洋流出 データは常時公開せよ

官房長官、「放置したわけではない」⇒「隠ぺいを指示」したのが、真相であろう。



久しぶりに、原発関連ニュースが、マスメディアを飾った。

東電が、高濃度汚染水を海洋放棄していた事実を、ほぼ一年間、隠ぺいした問題である。

ただ、奇妙なのは、東電が、「公表しなかった」理由である。

これまで東電は、「事実を公表」し、「調査中」として逃げるのが、常套手段であったが、この問題だけは、「隠ぺい」した。

その「解」は、菅官房長官の談話で明らかになったと言えよう。

菅官房長官は、「放置したわけではない」と言い切ったことから、彼が、東電に対して、「隠ぺい」を指示したことが伺われる

このことは、東電幹部が、「適切な対応」をしたと言う言辞からも明らかであろう。

要するに、東電の最大株主の日本政府の菅官房長が、「指示」すれば、東電は「従わざる」を得ないのである

安倍Grの犯罪性が、ますます明らかになりつつあると指摘しておきたい。

安倍の「アンダーコントロール」発言の、詐欺行為の「馬脚」が表れたと言ってよい。

安倍や規制委の打つ手打つ手が、全て『破たん』していることを、証明した事例と言えよう。

以上、雑感。



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汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 福島第一

2015年2月25日 07時09分 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022590070904.html 東京電力が、福島第一原発の排水溝から高濃度の放射性物質を含む水が外洋に漏れ続けるのを放置していたことが二十四日、分かった。外洋への継続的な漏出を昨年四月に把握しながら公表せず、排水溝を専用港内に付け替えるなどの対策も取っていなかった。(荒井六貴)  東電によると、昨年四月十六日以降、一週間に一回、四本ある排水溝の出口付近で流れる水を採取し、放射性セシウムやストロンチウムなどを分析。当初から四本とも明確に汚染が確認され、特に1~4号機の山側を通る排水溝(K排水溝)では、ほかよりも一段高い濃度を示していた  例えば、昨年八月二十六日には、一リットル当たりセシウムが一〇一〇ベクレル、骨にたまりやすいストロンチウムなどは一五〇〇ベクレルと、水としては非常に高い値だった。日常的に、両物質とも数十ベクレル以上のレベルで推移している。流量は一日当たり約千七百トンに上る計算になる。2号機の建屋屋根にたまった放射性物質などが雨で流され、溝に入り込んだ可能性がある。  ほかの排水溝も、K排水溝ほどではないものの、日常的に汚染が確認され、降雨で濃度が上がる同様の傾向を示している。  東電は、一昨年八月にタンクからの高濃度汚染水漏れを受け、タンク群近くのC排水溝の出口は、水が比較的拡散しにくい専用港内に付け替えた。  しかし、東電は他の排水溝は対策を取ろうとせず、昨年四月以降のデータを公表しようともしなかった  東電は、自社が実施する外洋の濃度測定で、セシウムとストロンチウムなどはほとんどが同一ベクレル以下であるとして、「外洋には影響はない」と説明している。  東電の小林照明原子力・立地本部長代理は「(排水溝内を清掃するなど)できるだけ放射性物質の濃度を下げるという方策を取ってきた。(漏出防止については)重要な項目であるので、検討を進めたい」と話した。 ◆東電、今も続く隠蔽体質 <解説> 東京電力は「福島復興への責任を果たす」と強調する一方で、福島第一原発から高濃度汚染水が漏れ続けているのを知りつつ公表せず、対策を講じようともしなかった。東電の隠蔽(いんぺい)体質は今も続き、福島を裏切り続けていたとも言える。  海に出た汚染水は、波や潮流で急速に薄まる。海水魚は取り込んだ塩類をどんどん放出するため、淡水魚に比べセシウムなどを体内にためにくいのも事実だ。  しかし、汚染水は「八」の字形をした原発専用港の中でブロックされているどころか、外洋を直接汚していた。しかも雨のたび通常の百倍の濃度にまで高まる状況こんな状況を放置していて何も影響が出ない保証はない。  東電の精度の低いモニタリングでも、原発の南北にある放水口近くの海水から時折、一リットル当たり数ベクレル、高い時には一〇ベクレルを大きく超える放射性セシウムが検出されてきた。こうしたデータは、海の浄化作用でもカバーしきれない汚染が続いていることを示している  せめて問題の排水溝を専用港内に付け替え、港内の海水を浄化する機能を強化しないと、復興に向けて試験操業を続ける地元の漁業者にとっても大きな痛手となりかねない。  本紙と共同で福島や首都圏各地の放射能汚染調査を続けてきた独協医科大の木村真三准教授は「やはり原発の状況を、東電自身ではなく、第三者がきちんと調べないと、信頼回復につながらないのではないか」と指摘した。(山川剛史) (東京新聞) 写真
当方注:
東電の汚染水管理基準は、5ベクレル/1ℓ 以下である。

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福島汚染水流出:県漁連「信頼関係崩れた」

毎日新聞 2015年02月25日 21時19分(最終更新 02月26日 00時02分) http://mainichi.jp/select/news/20150226k0000m040107000c.html 外洋に流出していた汚染水と東電が計画している汚染水対策 外洋に流出していた汚染水と東電が計画している汚染水対策 拡大写真  東京電力が福島第1原発の排水路から汚染水が外洋流出しているのを把握しながら約10カ月間公表しなかった問題で、福島県漁連(野崎哲会長)は25日の組合長会議で東電に「情報隠しであり、信頼関係は崩れた」との見解を伝えた。県漁連はこの日、汚染地下水を浄化後に海洋放出する「サブドレン(井戸)計画」承認に向け意見集約する予定だったが、問題発覚を受け、納得できる説明があるまで計画を容認しない方針も示した。  組合長会議は同県いわき市で開かれ、相馬双葉漁協やいわき市漁協の幹部らが出席。東電から事実関係の説明を受けた。東電福島復興本社の新妻常正・副代表らは、昨年4月以降に第1原発の港湾外につながっている原子炉建屋西側の排水路で放射性物質濃度の上昇が確認されていたことを説明。漁協幹部からは「なぜ公表しなかったのか」との批判が集中した。新妻副代表は「(公表より)原因究明を優先してしまった。漁業者には報告しなければならなかったと反省している」と陳謝した。  いわき市漁協の矢吹正一組合長は「(震災から)4年も顔を合わせてきた東電幹部から裏切られた」と不快感を隠さなかった。相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長も「汚染水問題の解決には信頼関係が最重要だとの考えでやってきた。その前提が崩れてしまったことで、漁業者はサブドレン計画に納得しないだろう」と述べた。  福島県の内堀雅雄知事も25日、「海への流出で県民に不安を与え、情報の速やかな公表もされなかったのは極めて遺憾」と東電の対応を批判。県は27日に原発の周辺市町村や有識者を交えた協議会で現地調査する方針を決めた。  東電によると、汚染水は福島第1原発2号機の原子炉建屋の屋上に降雨時にたまり、排水路を通じて外洋に流れていた。東電は、水をポンプでくみ上げ、港湾内に通じる別の排水路に移送することを検討する。【栗田慎一、岡田英】

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漁協のパフォーマンスでないことを祈りたい!

福島県漁連「信頼関係が崩れた」 汚染雨水流出で怒りの声

2015/02/25 13:19 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022501001290.html
   汚染雨水が外洋へ流出した問題で東電の説明を聞き、不信感を表す福島県漁連関係者。左から4人目は相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長=25日午前、福島県いわき市  福島県漁業協同組合連合会は25日、同県いわき市で組合長会議を開き、東京電力福島第1原発2号機の原子炉建屋屋上から汚染雨水が排水路を通じて外洋に流出していた問題について、東電と国から説明を受けた。東電が問題を把握しながら対策を講じなかったことに、出席者からは「信頼関係が崩れた」「漁業者を甘く見ているのか」と怒りの声が相次いだ。  内堀雅雄県知事はこの日の関係部長会議で「県民に不安を与える問題が起きたこと、情報が速やかに公表されなかったことは遺憾だ」と述べ、県や地元市町村、専門家でつくる廃炉安全監視協議会の立ち入り調査を近く行う考えを示した。

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福島第一汚染水垂れ流し 漁連「信頼崩れた」

Tweet 2015年2月25日 夕刊 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015022502000241.html  福島県漁業協同組合連合会は二十五日、同県いわき市で組合長会議を開き、東京電力福島第一原発2号機の原子炉建屋屋上から汚染雨水が排水路を通じて外洋に流出していた問題について、東電と国から説明を受けた。東電が問題を把握しながら対策を講じなかったことに、出席者からは「信頼関係が崩れた」「漁業者を甘く見ているのか」と怒りの声が相次いだ。  内堀雅雄県知事はこの日の関係部長会議で「県民に不安を与える問題が起きたこと、情報が速やかに公表されなかったことは遺憾だ」と述べ、県や地元市町村、専門家でつくる廃炉安全監視協議会の立ち入り調査を近く行う考えを示した。  東電と国は第一原発の汚染水対策として、建屋周辺の井戸「サブドレン」などからくみ上げた地下水を浄化して海に流す方針で漁業者に理解を求めているが、今回の汚染雨水の流出で反発が強まりそうだ。  会議では、いわき市漁協の矢吹正一組合長が「以前から分かっていたのになぜ黙っていたのか。漁業者は大ショックで、サブドレンどころではない」と批判。相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長も「東電と漁業者の信頼関係が崩れた」と述べた。

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規制委、東電に汚染防止策求める 2号機の汚染雨水流出で

2015/02/25 20:15 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022501001855.html
 東京電力福島第1原発の2号機原子炉建屋から放射性物質を含む雨水が排水路を通じて外洋流出していた問題で、原子力規制委員会の田中俊一委員長は25日の定例記者会見で「排水路を港湾内に流れ込むようにした方がいいと思う」と東電に汚染防止対策を求めた。  事故で飛散した放射性物質が原子炉建屋の大物搬入口屋上に残り、降雨のたびに外洋流出していたとみられる。田中氏は「(降雨の影響は)コントロールできないところもある」と対応の難しさに一定の理解を示した。  東電は24日に排水路の汚染源が2号機にあると特定して初めて、降雨と排水路濃度上昇の相関関係を示すデータを発表した。

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「対応は適切だった」と、東電

原発事故の汚染水流出 漁協組合長が批判

(2月25日17時26分)NHK http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20150225/1228_osensui.html 東京電力福島第一原子力発電所2号機で、原子炉建屋の屋上にたまった汚染水が排水路を通って海に流出していた問題が明らかになったことについて、25日午前、福島県いわき市で地元の漁協の組合長会議が開かれ、組合長からは「東京電力と漁業者との信頼関係が崩れた」などの批判が相次ぎました。
この問題は、福島第一原発2号機の原子炉建屋の屋上で比較的高い濃度の汚染された雨水がたまっているのが見つかり、雨どいを通じて排水路に流れ込み、港の外の海に流れ出していたものです。
東京電力は、この排水路の放射性物質の濃度が雨のたびに、ほかよりも上がっていることを去年4月以降把握していましたが、流出を防ぐ十分な対策を取らず、公表もしていませんでした
この問題が、いわき市で開かれている地元の漁協の組合長会議で取り上げられ、冒頭、東京電力福島復興本社の新妻常正副代表が「漁業者の皆さまに迷惑をおかけして申しわけありません」と陳謝しました。そして、東京電力の担当者が「これまで海に流れ出る場所の排水路の除染などを行っていて今回、調査結果がまとまったので公表した。排水口の水の濃度は屋上で見つかったものよりも低く、これまでのところ、周辺の海水の放射性物質の濃度に大きな変動は見られていない」などと説明しました。
これに対して組合長側からは「東京電力を信頼して汚染水問題の解決のために努力してきた漁業者を裏切った。もう信用できない」とか、「こうした隠し事が相次ぐことが風評被害を生んでいる」といった意見が相次ぎ、東京電力の対応に批判が集まりました。東京電力は調査結果を踏まえて、汚染水対策を速やかに進めていくとしています。
【福島県漁連「東電との信頼関係崩れた」】
福島県漁連の野崎哲会長は「海への汚染水の流出は、われわれ漁業者にとって非常に重要な問題であり、知らされていなかったことで、これまで廃炉のためにと協力してきた、われわれと東京電力との信頼関係が崩れたと思う。
建屋の周辺からくみ上げた地下水を浄化して海に流す計画は信頼関係があって初めて実施できることであり、今回の問題で不信感を抱いたままでは見通しは立たない。国や東京電力には、しっかりとした対応を求めていきたい」と話していました。
【東電「情報を隠したということでない」】
会議への出席を終えて東京電力福島復興本社の新妻常正副代表は、「きちんと事実を確認して速やかに原因を究明したうえでの報告であり、対応は適切だったと思っている。
情報を隠したということでは決してない
」と述べました。

一方で、「今回の排水路から海に直接流出していることへの私自身の認識が甘かった。
これまで説明してこなかったことで関係する方々に心配や迷惑をかけてしまったことに対しては深くおわび申し上げたい」と陳謝したうえで、排水路が原発の港湾内にたどり着くようルートを変えるなどの対応を取ることも検討していくとしています。

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社説:汚染水外洋流出 データは常時公開せよ

毎日新聞 2015年02月26日 02時32分 http://mainichi.jp/opinion/news/20150226k0000m070166000c.html  東京電力は依然として情報公開に関する感度が鈍いのではないか。

 福島第1原発2号機の原子炉建屋屋上に汚染水がたまっていた。一部が雨どいなどを伝って排水路に入り込み、外洋に流出していた。

 東電は昨年4月から、降雨が多い時に排水路の放射性物質濃度が上昇することを確認していたが、測定データを約10カ月間も公表せず、国にも報告していなかった  過酷事故を起こした原発の廃炉作業という前例のない事業の実施には国民の理解が不可欠だ。そのためには、現場のあらゆる情報やデータを常時公開し、幅広くチェックを受ける必要がある。東電の全社員が、そうした意識を共有してほしい  問題の排水路は、福島第1原発構内に降った雨水を流す役割があり、1〜4号機のすぐ西側を通る。汚染水が拡散しにくい原発の専用港湾ではなく、外洋に直結している  東電によれば、排水路を流れる雨水に管理基準はなく、濃度上昇は法に基づく報告事項ではなかった。海洋への影響は確認されていない  排水路の上流部を調べたところ、2号機の建屋屋上部にたまっていた汚染水が原因と分かった。屋上部の汚染水の除去や放射性物質の吸着剤を排水路に設置するなどの対策を今年度中に終えるという。  東電は、データを公表しなかった理由について「原因調査をして結果が出てから公表しようと考えた」と釈明している。だが、情報公開の観点からは、原因が分からずとも事実を公表することが基本である。濃度上昇が公表されていれば、原因究明作業がもっと早く進んでいた可能性がある  政府と東電は汚染水対策として、1〜4号機の建屋周囲の井戸(サブドレン)からくみ上げた地下水を浄化処理後に海洋放出する計画で、地元の漁業者らに理解を求めてきた。交渉は大詰めを迎えていたが、今回の流出で漁業者からは「信頼関係が崩れた」などの批判が噴出した。東電はこれまでも汚染水に関する情報公開が遅れ、信用を失ってきた。不都合な情報も速やかに公開してこそ信頼回復につながるはずだ  政府と東電は、建屋に地下水が流れ込んで生じた高濃度汚染水についても、多核種除去設備(ALPS)でトリチウム以外の放射性物質を除去した後に海洋放出することを視野に入れている。東電の隠蔽(いんぺい)体質が改まらない限り、科学的には安全だといくら強調しても、漁業者はもちろん国民の理解も得られまい  東電は実質国有化されており、「国も前面に出て廃炉・汚染水対策に取り組む」と繰り返し述べてきた安倍晋三首相の責任も問われる。

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「放置したわけではない、隠ぺいを指示」したのが、真相であろう。

福島第1原発:汚染水外洋流出 港湾外への影響、完全にブロック 官房長官

毎日新聞 2015年02月26日 東京朝刊 http://mainichi.jp/shimen/news/20150226ddm041040125000c.html  菅義偉官房長官は25日の記者会見で、「第1原発の港湾外の海水の(放射性物質の)濃度は、法令で定めた濃度に比べて十分に低い数字だ。港湾外への汚染水の影響は完全にブロックされており、状況はコントロールされている」と述べた。  また、東電が昨年4月以降、放射性物質の濃度上昇を確認していながら、公表していなかったことに関しては「放置したわけではない。原因を調査して、ようやく判明したのですぐ対応した」と説明した。【木下訓明】

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海外派遣に厳格要件を 自衛隊恒久法で公明北側氏
(02/25 20:41)福島民友
http://www.minyu-net.com/newspack/2015022501001929.html  公明党の北側一雄副代表は25日、安全保障法制をめぐる党検討委員会で、国連平和維持活動(PKO)以外の国際的な平和協力活動や、他国軍の後方支援のため自衛隊を派遣する際、PKO参加5原則以上の厳格な要件が必要だと政府側に求めた。自衛隊派遣を随時可能にする恒久法をめぐる議論の中で述べた。  北側氏は要件について「日本が参加したいのであればPKO参加5原則以上の原則があって初めて容認される」と強調した。 検討する際の観点として 派遣の正当性 憲法が禁じる『他国の武力行使との一体化』回避 隊員の安全確保 を例示した。

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「歴史修正」内外から疑念=安倍首相認識にけん制相次ぐ

(2015/02/25-20:46)JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015022500884
安倍晋三首相は25日、今夏に発表する戦後70年談話に関する有識者会議を始動させ、検討作業に本格着手した。首相は「未来志向」を前面に出す構えだが、首相の一連の言動から、戦後50年の村山談話などが明示した植民地支配や侵略へのおわびの意思を希薄にしようとしているのではないかとの疑念が国内外で高まりつつある
与野党からは、首相の歴史認識をけん制する声が相次いだ。
 「わが国は積極的平和主義の下、より大きな役割を果たしていく」。首相は官邸で開いた有識者会議初会合の席上、今後の国際貢献への姿勢を強調することにこだわりを見せた。談話の柱の一つに「大戦の反省」も据えたものの、踏み込んだ発言はしなかった
 首相は、村山談話と、その内容をほぼ踏襲した戦後60年の小泉談話など歴代内閣の立場を「全体として引き継ぐ」と表明している。
だが、「植民地支配と侵略」「痛切な反省と心からのおわび」といった文言を用いることには否定的だ。
第2次政権発足後の2度の戦没者追悼式典ではアジア諸国への加害責任に言及せず、2013年末の靖国神社参拝の正当性を主張し続けていることから、新たな談話が「歴史修正主義」的な色彩を帯びかねないとの警戒感は与野党を問わず根強い。
 ◇与野党幹部「明快に継承を」
 自民党の高村正彦副総裁は25日、記者団に「50年談話、60年談話を継承することが明快であればあるほど、これからどういう国になるのかにスポットライトが当たる」と指摘。公明党の石井啓一政調会長も会見で「多くの国民が納得し、海外からも評価が得られる談話を期待している。政府・与党のコンセンサスが必要だ」と述べ、与党との事前協議を重ねて求めた。
 民主党の岡田克也代表は記者会見で「国会で何度聞いても首相は『侵略』や『植民地支配』を引き継ぐと言わず、懸念はある」と不満を表明。維新の党の江田憲司代表は講演で「深い反省のキーワードを外すと不必要な反響を生む」と語り、共産党の穀田恵二国対委員長も会見で「村山談話の核心部分を否定する談話は必要ない」と発言、それぞれ首相をけん制した。
 中韓両国も「侵略の罪を歪曲(わいきょく)しようとする者がいる」(王毅中国外相)、「歴史認識が後退してはならない」(韓国外務省報道官)などと警戒感を持って見守っている。同盟国の米国も首相の歴史観には敏感で、首相の靖国参拝の際には直ちに「失望」を表明した。
 ただ、こうした声は首相にとってはあくまで「外野」。首相が信頼を置く自民党の谷垣禎一幹事長は記者団に「戦前のことばかり言うのは間違いではないか」と、未来志向に重きを置くことに理解を示した。
有識者会議の座長代理に就いた北岡伸一国際大学長も会合後、記者団から「植民地支配と侵略」などの文言を継承するか問われ、「世界と日本、歴史の流れを全体的に捉えるべきだ」と否定的な見解をにじませた。

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対米兵器に転化しなければよいが?

装甲車250両引き渡し=イラク政府軍を強化-米

(2015/02/25-11:31) jijicom
http://www.jiji.com/jc/isk?g=isk&k=2015022500295&rel=top01
 【ワシントン時事】米国防総省のウォレン報道部長は24日、記者団に対し、米政府が今年に入り、過激派組織「イスラム国」と戦うイラク政府軍に装甲車250両や空対地ミサイル「ヘルファイア」232基を引き渡したと明らかにした。今年4月にも着手予定のイラク北部の要衝モスル奪還戦などをにらみ、イラク軍の装備充実を急ぐ狙いがあるとみられる。

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防衛省設置法 文官統制の規定廃止

派兵推進の政治家と「軍部」が直結

改定案、27日閣議決定へ

2015年2月25日(水) しんぶん赤旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-25/2015022502_01_1.html  政府は24日までに、防衛省が内部の意思決定に際し、内局官僚(背広組)が自衛官(制服組)より優位と解釈する根拠となってきた同省設置法12条の改定案を27日に閣議決定し、国会提出する方針を固めました。同法改定により、背広組と制服組を同等と位置付けます。  現行の設置法12条は、防衛相が制服組トップの統合幕僚長や陸海空の各幕僚長に対して指示したり、陸海空自衛隊や統合幕僚監部を監督したりする際、背広組の官房長と局長が「防衛大臣を補佐する」と明記。改定案は官房長と局長を各幕僚長と同等の位置付けとし、それぞれが横並びで防衛相を補佐するとの趣旨に改め、早ければ月内にも国会に提出します。  「背広組優位」の規定は、「戦前に軍部が暴走した歴史の教訓」(防衛省幹部)を踏まえ、1954年の防衛庁と自衛隊の発足当時から設けられてきました  国連平和維持活動(PKO)への参加を契機に自衛隊の海外派兵が大幅に拡大したことなどから、現場から遠い背広組の「優位」に、制服組や自衛隊出身の国会議員が不満を強めていました。2009年には、背広組が防衛相への補佐などを通じて重要事項の決定を主導してきた防衛参事官制度が廃止されています。  防衛省は12条改定と併せ、自衛隊を指揮する運用部門を制服組の統合幕僚監部に一元化し、背広組主体の運用企画局を廃止することも改定案に盛り込みます
解説
 防衛省が月内にも提出を狙う同省設置法改定案は、防衛相を支える背広組(文官)を制服組(自衛官)より優位に置いてきた「文官統制」の仕組みを事実上廃止するものです。  「文官統制」は、文民である政治家が軍隊を統制するという民主主義の原則である文民統制(シビリアンコントロール)を確保する仕組みの一つとされてきました  しかし、歴代自民党政権は1990年代以来、憲法9条がありながら、米国の要求のままに自衛隊の海外派兵を推進。「一番怖いのは、行け行けどんどんの自民党議員だ」(防衛省関係者)との声ももれるように、自衛隊を世界中に送り出し「政治の道具」にしてきたのは、政治家の側に他なりません  中谷元・防衛相は以前から自らの著書の中で、現場部隊との連絡調整について、背広組を介していては時間がかかるので制服組に任せるべきだと主張しています。狙いは、最高指揮官である首相や防衛相と現場部隊の「政治と軍事の距離」を埋め、「自衛隊の迅速な行動」を可能にする点にあります。  文民統制どころか米国従属の“文民派兵”がまかり通る現状で政治家と「軍部」直結の即応指揮体制ができれば、自衛隊はより的確に米軍の要求に応える「軍隊」になるだけです。  (池田晋) 図

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2015 February 25 See Explanation.  Clicking on the picture will download
 the highest resolution version available. The Rosette Nebula in Hydrogen and Oxygen (水素と酸素のバラ星雲)
Image Credit & Copyright:
Arno Rottal (Far-Light-Photography) 説明:ばら星雲は花のイメージを呼び起こすイメージを換起するのだけ宇宙の雲ではないが、最も有名です。。いっかくじゅう座の大きな分子雲の縁に、5000光年離れた、このバラの花びらは、実際には、その美しい、対称形状は熱い若い星の中央クラスタから風や放射によって彫刻されている恒星の保育園です。 NGC 2244 としてカタログ化エネルギッシュなクラスターの星だけ、数百万年古い、NGC 2237 としてカタログ化ロゼット星雲の中心空洞中は直径約 50 光年です。ユニコーン (いっかくじゅう座) の方角に向かって小さな望遠鏡で直接、星雲を見ることができます。。 ☆☆☆

妻純子の状況:

今日、院長と会話、退院前に、下肢の血流を検査してみるとのこと、よろしくお願いしておいた。

順調に、推移している。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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