2011年2月23日水曜日

「日本には1000兆円の負債」は嘘 、本当は300兆円。元財務省職員が暴露

@hosinoojisan
 
「日本には1000兆円の負債」は嘘 、
本当は300兆円
元財務省職員が暴露
 
 昨日は、「マニフェストは破綻していない」と記述したが、本日は、その根拠になりうる見解を記録しておきたい。
 NEWSポストセブン(2011.02.22)に、週刊ポスト3月4日号の記事が紹介されている。
 民主党のマニフェストの財源として挙げられていた「埋蔵金」の根拠ともいえるものである。
 この記事が正しいとすれば(おそらく正しい)、菅首相が、官僚(背後に財界・アメリカ)に丸め込まれて、「マニフェスト放棄」したものという事が出来るであろう。
 以下に全文記録しておきたい。
 

日本には1000兆円の負債は嘘 本当は300兆円と元財務省職員

2011.02.22 10:00 NEWSポストセブン
【書評】『バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる』(高橋洋一著/光文社新書/777円)
【評者】岩瀬達哉(ノンフィクション作家)

 * * *
 いま日本は、1000兆円の負債を抱え、国民一人あたり800万円の借金を抱えている――。財務省はメディアでしきりにこう喧伝するが、「実際に財務省でその係だった著者によれば、それは一面的な事実でしかない。「財務省がいうことは、発言の範囲では嘘はありません。ただし、全部はいわないのです。都合の悪いことはいわないでおくのですが、嘘はついていない。立派なものです」。

 財務官僚たちが、あえていわない「都合の悪いこと」とは、特別会計の実像であり、そのさきにある特殊法人、つまり天下り制度のカラクリである。そのために彼らが使う強力な武器は、数字だ。したがって著者もまた、たぐい希なる数字のセンスを駆使し、建国以来はじめて国家財政を「バランスシート」にのせるシステムを構築した。結果、国民のまえに浮かび上がったのが、計18種類もある特別会計の不可思議な実態と、「埋蔵金」の存在である
 埋蔵金といっても、霞が関の地下に金塊や小判が隠されているわけではない。「特別会計ごとのバランスシートで……資産が負債を上回るとき」の「差額」を指したものだ。そこで顕在化した40兆円の埋蔵金の存在を、官僚らは「ない」というが「会計的には明らかに存在」している。
 この埋蔵金も含め、特別会計が貯めこむ資産のなかには、天下り先である特殊法人への「出資金や貸付金」がある。本社である国の財政はとてつもない負債を抱えているというのに、子会社である特殊法人は、内部留保がありながらも廃止を恐れ、この出資金を手放そうとしない
 ここで冒頭に話を戻すと、財務省がいわなかったこれら資産は、総額700兆円ある。つまり資産と負債のバランスでみると、実質的な負債は300兆円。1000兆円という数字は、一種の増税キャンペーンなのである。ほかにもデフレと少子化の相関性、円高の理由といった「ニュース記事も面白く読める」ようになる、知的で刺激的な“脳トレ本”である。
※週刊ポスト2011年3月4日号
http://www.news-postseven.com/archives/20110222_13226.html

 この記事を見る限り、財務省の悪辣な作為的・犯罪的主張に根拠がないことが明らかになるだろう。
 財務省は、自ら正確な数字を示すべきと言っておきたい。
 ポスト菅を誰にするかと画策されているようだが、闇将軍の仙石氏は、前原氏温存という事で、野田財務相を押しているようだ。
 現民主党政権・指導部が、「否定」されていることを、心に刻み込んでいて欲しい。
 民主党支持率低下の真の原因は、小沢問題でなく、「マニフェスト放棄」にあり、この路線を踏襲する人物は、すべて否定されていることを理解すべきであろう。
 心ある民主党員や、自民党、公明党、みんなの党、日本共産党、社民党、国民新党等すべての政党が、菅政権を追い詰めるとともに、朝日新聞や読売新聞等、「消費税増税」を主張するマスメディアにも、批判を強めるべきであろう。
☆☆☆☆☆☆
 妻純子、順調なようである。
 明けて、明日、いよいよ退院できそうである。
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・・・・本日は、これまで・・・・

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