2011年5月25日水曜日

文科省殿、人間よりも鳥が重要なのか?福島原発メルトダウン事故、 津波到来以前に始まっていた。 情報隠ぺいの影に、防衛・警察部門?

木村建一@hosinoojisan
 
福島原発メルトダウン事故、
津波到来以前に始まっていた
情報隠ぺいの影に、防衛・警察部門?

文科省殿、人間よりも鳥が重要なのか?

 今日は、原発関係の記事で、三つの考えさせられる記事を見つけた。
一つは、日経ビジネス誌の、伊東 乾の「常識の源流探訪」(2011年5月24日(火) 日経ビジネス)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110523/220067/?rank_n
もう一つは、ダイヤモンド・オンライン誌の、
今さらの「原発メルトダウン公表」に呆れる国民(2011年5月24日 真壁昭夫 [信州大学教授] )http://diamond.jp/articles/-/12389
そして最後に、現代ビジネス(2011年05月24日(火) 週刊現代)の、実はこんなに高い あなたの町の「本当」の放射線量http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5688
という記事である。
 それぞれ長文なので、全文記録したかったが、URLのみ記録しておきたい。
 
 伊藤氏の記事で、今回の福島原発事故の「真相」の一端が述べられ、背後に、バカな経営者やコンサルタントの「合理化」が影響していることが匂わされている。
 伊藤氏の記述を良く考慮すれば、今回の原発事故」は、津波が来る前に、いわゆるヒューマンエラーの関係で発生したことがわかり、この問題は、どこの原発でも起こりうることを示していると言えよう。
 東電の清水社長は、「コストカッター」とニックネームがつけられるほど、経済界の中でも有名な人物であったことを考えると、いわゆる「合理化」による影響もあったのではないかと推量される。
 津波が来る前に、すでに作動不能になっていたとすれば、どこの原発でも、同じような事態になるという事を示していると言えよう。
 伊藤氏の記事は、説得力があるので、このブログをご覧になった方で、もし関心があれば、URLをクリックすれば、繋がります。ぜひとも一読をお勧めします。
 ダイヤモンド誌については、国民の常識として、当然なことが書かれているが、この記事の背景に、今回の情報隠ぺいは、「テロ」防止を口実にした防衛関係筋や警察関連部門の「暴走」があるのではないかとの危惧を強めた次第である。
 この問題は、民主主義の問題として、監視を強めることが重要と思う。
 現代ビジネス誌の内容については、ソフトバンクの孫氏が口火を切り、各大学が測定を始めて文科省の発表が、意図的に、データ捏造(あえてこう主張したい)的意図があると言っておきたい。理由は、鳥の被ばく量より人の被ばく量が大切だからである。
 20mSv問題と併せて、政府の意図が、国民を被ばくさせても責任逃れができるとの「官僚体質」がそうさせているのであろう。
 以下に、現代ビジネス誌の文科省の発表と大学等の調査比較図を記録しておきたい。
 
現代ビジネス(2011年05月24日(火) 週刊現代)

実はこんなに高い あなたの町の「本当」の放射線量

公式発表は「低く出る」よう細工をしていた

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5688
記事省略

研究者などの有志が地上1mのところで計測したデータと比較して、上空で測っている文科省の「調査結果」の数値がいかに低いかがわかる(2011年05月24日(火) 週刊現代より)


 いずれにしても、このような対応を取った菅政権や官僚たちを国民的批判で止めさせるべきではなかろうか?

 ・・・・本日は、これまで・・・・

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