2011年5月30日月曜日

政府は、「内部被ばく」防止のため、 農・水産物の正確な汚染量のデータ開示を! 「風評被害」名目で、国民の健康破壊を進めるのか?

木村建一@hosinoojisan
 
あほ政府は、「内部被ばく」防止のため、
農・水産物の正確な汚染量のデータ開示を!
「風評被害」名目で、国民の健康破壊を進めるのか?
放射能汚染は、日本国民のDNAを破壊する!

 本日のTVを聞いていて唖然とした。
 かって、原子力行政に携わった経験のある民主党所属会派の田中真紀子議員が、「事故後、提言のため」菅首相と会ったが、その際、菅首相は、「パニックを招く、風評被害を招く」(記憶が定かでなく、違っているかも?)と言っていたという事である。
 これを聞いて、原発事故の情報隠蔽等の問題が「どこに責任」があったか理解したところである。
 何のことはない、「パニックを招く」あるいは、「風評被害」を口実に、政府が、情報統制していたという事である。
 これが、誤った施策であることは、現段階では、国民的合意ができると言っておこう。
 (薬害エイズ問題で、政治的地位を拡大したが、「放射能汚染・原発」問題で、これを帳消しにして、戦後日本の最悪の首相として記録されることとなろう。)
 この政府決定によって、数万人の日本国民が、「高濃度放射能」の被ばく者となってしまった。
 菅政権の政治的責任は、免れない。
 ところで、この数日、私は、食問題で、内部被爆の危険性を述べてきたが、本日までの報道で、福島原発周辺地域の農・水産物は、「食べられない」という実態が明らかになったと言えよう。
 政府は、「風評被害」を口実に、マスメディアを通じて、「安全」宣伝を行っているが、これも、原発「安全」神話と同じ構造と指摘しておきたい。
 あとで、記録する、報道等を検討すれば、東北、関東地域の農・水産物は、「内部被ばく防止」の観点から、流通させてはならないと言っておこう。
 菅あほ政権が、党是の「消費者目線」の立場から、「生産者目線の自民党政治に変質した査証となろう。
 こうなると、野党の自民党も攻め手がなく(菅政権を否定すれば、自民党の否定につながる)、苦労しているようである。
 しかし、国民としては、看過できない。
 民主党内の問題に介入するわけではないが、「民主党」という透明を変えても、新たな政治集団を作って、菅政権打倒のため、心ある政治家は、決起すべき時期と思われる。
 「首長選挙」では、自民党が勝利しているが、反菅勢力が決起すれば、このような事態は、解消することとなろう。
 多くの国民が、菅政権の打倒と、自民党でない政権を選択したい「思い」を理解すべきであろう。
・・・・・
 以下に、参考にすべき記事を記録しておきたい。

現代ビジネス誌より一部抜粋
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5692

2011年05月25日(水) 週間現代

『徹底追及 水産庁「魚は安全」捏造していた

国民の命と安全を何だと思っているのか

の後段部分抜粋

「・・・・・・・・省略
・4月22日
河相官房副長官補

「グリーンピースが正式にオランダ政府を通して海洋調査を申請してきた。断れば、日本は閉鎖的という批判を受けることになり、受け入れても新たな風評被害が出るかもしれない。また、適正とは思えない数値がグリーンピースから出てきた時に政府として反論できる体制をとることが必要」
・4月25日
危機管理監

グリーンピースが泥の調査を実施すれば反論できないため、グリーンピースの調査までに対応・対抗できるように関係省庁で調整してもらいたい」
 環境NGOグリーンピースの海洋調査をオランダ政府が公式に申請してきたにもかかわらず、首相官邸には「風評被害の元凶」という認識しかない。「適正とは思えない」、つまり危険な数値が出た時も、政府として国民の健康を考えるのではなく、いかにして「反論できる体制をとる」かに腐心している。
「この文書を見て、私たちは情けない気持ちでいっぱいになりました。グリーンピースは国際的に認められた環境NGOです。日本政府に迷惑をかけるために、調査をしようとしているのではない。純粋に、海洋汚染の実態を調べることが目的です。安全な数値が出れば、私たちはそれを世界に発表する。それこそが『風評被害』を防ぐ道です。もし危険な数値が出たら、その時は風評被害ではなく、健康被害を心配しなければならないはずです」(グリーンピース・ジャパンの佐藤潤一事務局長)
 政府が震災以来、国民の健康被害より風評被害を重視しているのは、周知のことだろう
 その理由は簡単だ。目に見えない放射能の健康被害が起きるのは数年、ひょっとしたら数十年先だが、風評被害による一次産業への補償は、目の前の問題だからである。要するに、政府は補償で払うカネをできるだけ少なくしたいのだ。官邸の内部文書に記されたグリーンピースへの対策協議に、その思惑がハッキリと表れている。
1万9000ベクレルの昆布
 陸上では福島県飯舘村や浪江町などの住民避難が遅れ、政府の間違いが証明された。同じことが、海洋でも起ころうとしている。
 政府がグリーンピースの船に対して「領海内の調査は認めない」と妨害したことは前号で述べたが、グリーンピースはそれに対抗して、自分たちの船を使わず漁師たちから提供された海産物の調査を行った。
 その速報は、恐ろしい事実を示している。
・福島第一原発から50km沖合のアカモク(ホンダワラ科の海藻)
1万3000ベクレル/kg以上の放射性物質を検出




・同原発の30km南、久之浜港のホソメコンブ1万9000ベクレル/kg以上の放射性物質を検出
・同原発の40km南、四倉港のカヤモノリ
1万4000ベクレル/kg以上の放射性物質を検出

 これは手持ちの機器で測った暫定値で、正式な値はドイツの研究所で検査してから発表するという。このベクレル数は放射線物質の総量で、細かい核種はわからない。だが仮にもっとも危険性の低い放射性ヨウ素だとしても、その基準値は2000ベクレル/kg。いかに高い数値かわかる。
 もう一つの問題は、政府が捏造する安全説を、国からの情報に頼る新聞やテレビが検証しないことだ。過去にも、グリーンピースが3月下旬に「20km圏外にも数値が高い場所がある」と訴えていたにもかかわらず、どこも取り上げなかった。結局3週間以上放置された後、政府が飯舘村などを「計画的避難区域」に指定した経緯がある。
 来週にも発表される海洋汚染の正式なレポートが、またしても新聞・テレビでは黙殺される可能性が高いが、本誌は引き続き追及していく。」
 

福島 土壌汚染はチェルノブイリ級

Livedoorニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/5592026/
2011年05月28日10時00分
提供:
ゲンダイネット
●すでに強制移住基準に匹敵する濃度
 福島第1原発事故で放出した放射性物質による土壌汚染の濃度が、福島県の一部でチェルノブイリ原発事故に匹敵することが明らかになった。
 24日に開かれた国の原子力委員会で、経産省認可法人「原子力発電環境整備機構」の河田東海夫氏が報告した。
 河田氏らは事故から2カ月間、原発周辺の土壌(地表から5センチの深さを基準)に含まれる放射性セシウム量を推計した。
 その結果、原発に近い飯舘村や浪江町の一部を含めた計600平方キロメートルの地域で、汚染濃度が1平方メートルあたり148万ベクレルを超えた。これはチェルノブイリ原発の周辺地域で強制移住の基準となった放射性レベルに匹敵する。
 また148万~55万5000ベクレルの汚染地域も川俣町や葛尾村など合計700平方キロメートルに及んだ。これまでの文科省などの調査では60万ベクレル超の地域があることが判明しているが、それ以上の汚染度だった。
 河田氏は委員会で「土壌のセシウムは6~9割が土と強く結合している。再び人が住めるようにするには表土と下の層を入れ替えるなどの対策が必要だ」と指摘した。
(日刊ゲンダイ2011年5月25日掲載)


福島のアユ漁解禁延期へ 淡水魚から基準超セシウム続々

2011年5月29日5時9分 朝日新聞WEB
http://www.asahi.com/national/update/0528/TKY201105280577.html
図:淡水魚から基準を超える放射性セシウムが検出された川や湖拡大
淡水魚から基準を超える放射性セシウムが検出された川や湖
 東京電力福島第一原発の事故で、福島県内の淡水魚から基準を超える放射性セシウムの検出が相次ぎ、農林水産省と同県は検出された流域で、近く迫ったアユ漁解禁を延期する検討を始めた。セシウムは湖や川に堆積(たいせき)し、淡水魚は海水魚より吸収しやすいとされる。アユ釣りは人気レジャーで、観光に大きな打撃となりそうだ。
 福島県では例年なら、6月初旬から各地で順次、アユ漁が解禁される。農水省と県は5月、淡水魚の検査を開始。いわき市の鮫(さめ)川と夏井川のアユや北塩原村の檜原(ひばら)湖のワカサギ、同村の秋元湖と伊達市の阿武隈川のヤマメ、福島市の摺上(すりかみ)川のウグイで基準(1キログラムあたり500ベクレル)を超える同620~990ベクレルのセシウムが検出された。
 水産庁によると、淡水魚は海水魚に比べて体内にナトリウムをため込みやすく、ナトリウムに似た性質を持つセシウムも海水魚より検出されやすいという。 (これ眉唾では?…当方)
 そう、水産省が、本音を語ったと言ってよいだろう。海水魚は、検出しにくいという事は、海水魚の汚染も深刻という事になろう。

 結論的に言えば、東北・関東地区の、農水産物は、「食べないこと」が、健康を守る最良の手段であると主張しておきたい。
 この問題で、民主党、自民党、公明党、日本共産党、社民党、国民新党等、全ての政治家諸君が、関心を強めて、菅政権に迫ってほしいものである。

☆☆☆☆☆☆
 娘と孫娘たちが、明、月曜、夕刻には、到着する。
 今後一か月間、老体にムチ打っての対応が求められるが、頑張ろう。
 うれしく、楽しいが、生活リズムが崩されて、本当に、疲れる。
☆☆☆☆☆☆
 イチロー君の、シアトル・ マリナーズの成績がなぜが良いようである。このまま成績が伸びることを期待したい。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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