2012年11月14日水曜日

シイタケから放射性セシウム=原木でも検出、誤って出荷-千葉※尖閣・竹島の時代だからこそ日韓中合作を!※「核廃絶は無理」橋下氏に広島知事「勉強不足」※PC遠隔操作:「真犯人」自殺予告メール 弁護士などへ

木村建一@hosinoojisan

シイタケから放射性セシウム=原木でも検出、誤って出荷-千葉

尖閣・竹島の時代だからこそ日韓中合作を!

「核廃絶は無理」橋下氏に広島知事「勉強不足」

PC遠隔操作:「真犯人」自殺予告メール 弁護士などへ



千葉県で、又、食品放射能汚染の事実が判明した。

施設内で育成されたシイタケが、法定基準内の2倍近くの170Bqも検出されたのである。

どうも関東の千葉周辺、そうとうな汚染をこうむっているようであるが、多くの人々が、避難さへしていなかったことから、人体への影響が心配される。特に、子供さんたちへのダメージが心配である。関係県当局は、真剣に、検査等実施すべきであろう。

外交的には、尖閣、竹島をめぐって、厳しい状況が発生しているが、日経ビジネス誌に、伊藤乾氏が、貴重な提言を行っており、今後連載される運びになっているようである。

私が知る限り、一番適切な方向付けであり、多くの皆さん方の精読をお勧めしたい。

この中で、退任したどこかの知事や、第3極を狙う某市長の「低劣・愚鈍な」姿が、明らかになろうというものである。

日本にも、まだちゃんとした人々が、多数いることを知って、安堵した次第である。

以上、雑感。



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シイタケから放射性セシウム=原木でも検出、誤って出荷-千葉
(2012/11/13-23:24) JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012111301027
 千葉県は13日、富津市で施設栽培された原木シイタケから国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える170ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。この生産者は10月15日から今月10日まで、シイタケ3キロを同市と君津市の直売所に出荷し完売した。
 県は富津市に対し、施設、露地栽培のシイタケについて出荷自粛を要請した。

当方注)富津市は、新日鉄・住金 君津製鉄所がある行政市

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自衛隊の風呂・調理場にも流用=復興予算、被災地以外で

時事通信社 2012年11月13日18時29分 http://news.livedoor.com/article/detail/7137019/
 東日本大震災の復興予算に関し、被災地以外の自衛隊施設の調理場や浴場の建て替えにも流用されていたことが13日、分かった。日本維新の会の松野頼久国会議員団代表が同日の衆院予算委員会で明らかにした。これに対し、野田佳彦首相は「批判を受けざるを得ない事業もある」と述べ、厳しく精査する考えを示した。  松野氏によると、自衛隊施設のうち、福岡県や大分県で調理場整備に、北海道や長野県では浴場の改修に復興予算がそれぞれ使われていた。  城島光力財務相は「大震災で自衛隊は過酷な環境下で活動してきた。隊員の肉体的、精神的なケアを万全に行うためにはその回復基盤として生活関連施設の維持は不可欠だ」として理解を求めたが、松野氏は「防災とも全く関係のない予算だ」と批判した。 

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 終わりの始まり

年内の衆院解散反対は「党の総意」 民主常任幹事会

2012年11月13日23時16分 朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/1113/TKY201211130621.html

 民主党常任幹事会は13日、年内の衆院解散について「総意として反対する」ことで一致し、輿石東幹事長が野田佳彦首相(党代表)に伝えた。首相は自公両党の要求を踏まえ年内解散に踏み切る意向だが、首相支持派からも反対論が噴出している。14日夜には政府・民主三役会議を開き、今後の対応を協議する。  野田首相は13日の衆院予算委員会で「近いうちにと言った意味は重たいと自分も受け止めているので、近いうちに解散をするということだ」と明言した。  だが、その直後の常任幹事会ではベテラン議員から年内解散への反対論が噴出。後見役の藤井裕久税調会長も「任期満了までいくべきだ」と主張。中山義活衆院議員は「自民党のために解散するのか。代表を代えて選挙するのが自民党にとっては一番嫌なのでは」と述べ、首相の退陣に踏み込んだ。  海江田万里元経済産業相、荒井聰元国家戦略相、前田武志元国土交通相ら中間派のベテラン・中堅の有志も13日、国会内に集まり、解散反対を首相に申し入れることで一致。政権運営に批判的な議員グループが13日に開いた会合では、中川治衆院議員が「一日も早く飛び出して新しい政党をつくりたい」と述べるなど、解散を急ぐ首相への反発は急速に広がっている。  こうした党内状況を踏まえ、安住淳幹事長代行は首相官邸で藤村修官房長官と会談し「今国会で補正予算をやって腰を落ち着けた方がいい」との考えを伝えた。自民、公明両党が要求する月内解散ではなく、臨時国会を延長して補正予算案を成立させた後の解散を模索すべきだとの主張だ。細野豪志政調会長も13日の記者会見で「景気が後退局面に入っているので補正が必要」と指摘した。  ただ、自公両党は補正予算や会期延長には反対する構えだ。民主党が当初予定していた14日の衆院選挙制度改革法案の提出を先送りすれば、自公は態度を硬化させる可能性もある。

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いよいよ本格始動 12日「無罪判決」小沢一郎「第三極」結集シナリオ


2012年11月10日 掲載 日刊ゲンダイ

http://gendai.net/articles/view/syakai/139576
民主党から離党30人も合流か
 週明けの12日(月)、東京高裁で「無罪」判決を下されることが確実視されている小沢一郎。検察の暴走によって“被告人”にされ、これまで政治活動を控えざるを得なかったが、無罪が確定したら、いよいよ本格的に動きだす予定だ。その布石も着々と打っている。
 9日小沢一郎は、「国民の生活が第一」に所属する議員の選挙区に入り、街頭演説している。場所は愛知県の山あいの村、しかも軽トラの荷台の上での演説だったが、300人以上が集まった。無罪が決まったら、公認候補53人全員の選挙区に入り同じように演説する予定だ。
 小沢一郎が政権に返り咲くかどうか。すべては「第三極」が結集するかどうかにかかっている。刑事被告人の小沢は遠慮しているのか、これまで「維新の会」や「みんなの党」などと接触していない。だが、本人は「オリーブの木構想」の実現に自信を持っているという。
「小沢さん本人は動いていないが、盟友の鈴木宗男さんが名代として9月ごろから活発に“第三極”の間を飛びまわっています。さすが人たらしの宗男。“小沢嫌い”と見られている〈維新の会〉の松井一郎とも会い、『民主、自民と戦うには第三極の結集が必要だ』と口説いている。たしかに冷静に考えれば、第三極がバラバラでは民主、自民には絶対に勝てない。無罪が確定すれば、小沢さんも積極的に動きだすはずです」(政界関係者)
 小沢一郎が自信を深めているのは、解散が決まったら、民主党から30人以上が離党し、「第三極」として一緒に戦う算段がついているからだ、という情報も流れている。
 いずれにしろ、晴れて「無罪」となれば、結集に二の足を踏んでいる「みんなの党」や「維新の会」も連携に動きやすくなる。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「政局は小沢さんのシナリオ通りに進んでいると思う。オリーブの木が成功するかどうか、カギは“選挙協力”ができるかどうかです。小沢さんの強みは、公認候補53人の選挙区を決めていないことです。選挙協力のためなら、誰でも、どこにでも動かすつもり。〈国民の生活が第一〉の議員も全員、小沢さんに言われれば、自分を犠牲にして選挙区を移る気でいる。
これなら、どの政党でも連携できる。小沢さんの選挙戦略、オリーブの木構想は、非常にシンプルで合理的。『どの政党だろうが一番勝てる候補を選べばいい』『それが出来れば300選挙区すべて勝てる』というものです。みんなの党も、維新の会も、最後はこの考えに乗らざるを得ないのではないか」
 この3年半、検察の謀略によって政治活動を制限されてきた小沢一郎。「無罪」判決が決まったら、第三極のキーパーソンとして動きはじめることになる。

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都知事選:猪瀬氏が出馬固める 自民は支援の構え

毎日新聞 2012年11月14日 03時00分 http://mainichi.jp/select/news/20121114k0000m010162000c.html 猪瀬直樹東京都副知事=都庁で2012年11月7日、山本晋撮影 猪瀬直樹東京都副知事=都庁で2012年11月7日、山本晋撮影 拡大写真  東京都副知事の猪瀬直樹氏(65)が都知事選(29日告示、12月16日投開票)に立候補する意向を固めたことが、関係者への取材で分かった。自民党は猪瀬氏を支援する方針で、16日に安倍晋三総裁、石破茂幹事長らが都連幹部と最終調整する。  猪瀬氏は都知事を辞職した石原慎太郎氏が後継に指名。知事職務代理者としての公務を優先し、去就への言及を避けていたが、自民党が10、11日に実施した世論調査の結果などを踏まえ猪瀬氏支援の方針を固めたことで、出馬の環境が整ったと判断したとみられる。  猪瀬氏に対しては、既にみんなの党が支持を表明。自民党は推薦ではなく、都連か都議団レベルで支援する方針で、公明党も歩調を合わせる構えだ。民主党は新党改革代表の舛添要一参院議員(63)を軸に別の候補者支援を模索しているが、結論は出ていない。  猪瀬氏は、長野県出身。87年に「ミカドの肖像」で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。07年6月に都副知事に就任した。 都知事選には、これまでに前神奈川県知事の松沢成文(しげふみ)氏(54)、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(65)らが立候補を表明している。

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「真犯人」と朝日新聞記者らにメール PC遠隔操作事件
2012年11月14日01時33分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update2/1114/TKY201211131029.html
 遠隔操作されたパソコンからの犯罪予告事件で、「真犯人」を名乗る人物からのメールが13日夜、朝日新聞記者などに届いた。発信元のメールアドレスは、10月にTBSや東京都内の弁護士宛てに送られた犯行声明メールと同じだった。  メールは、朝日新聞の記者を含む七つの宛先に、13日午後11時55分に届いた。「おひさしぶりです。真犯人です。ミスしました。ゲームは私の負けのようです。楽しいゲームでした」などと書かれていた。  写真も1枚添付され、広げた新聞紙の上に人形が置かれ、パソコン関係のケーブルで囲った様子などが写っていた。  文面の後には、発信元のアドレスに対して10月に朝日新聞記者などが取材の申し込みや質問を投げかけたそれぞれのメールの文面がはりつけてあった。

関連リンク

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PC遠隔操作:ウイルスを米サーバーに保管か 匿名性悪用

毎日新聞 2012年11月14日 02時30分 http://mainichi.jp/select/news/20121114k0000m040161000c.html ウイルス感染の仕組み ウイルス感染の仕組み 拡大写真  遠隔操作ウイルスによる犯罪予告事件で、誤認逮捕された大阪府や福岡、三重両県の男性3人のパソコンが感染したウイルスは、米国のデータ保管サービス会社「Dropbox」のサーバーに一時保管されていたとみられることが、捜査関係者への取材で分かった。こうしたサービスはオンラインストレージと呼ばれ、一般的に匿名性が高いことから、サイバー犯罪に使われることも多いという。警視庁などの合同捜査本部は犯罪予告事件の「真犯人」が、この匿名性に着目して悪用した疑いがあるとみて調べる。  捜査本部は「犯行声明」メールなどの送信元を調べるため、12日から米国に捜査員を派遣しているが、連邦捜査局(FBI)などの協力を得て、D社の通信記録についても開示を求める方針。  関係者によると、3人は、無料ソフトなどを入手しようとネット掲示板「2ちゃんねる」に張り付けられた「URL」をクリック。自動的にD社のサーバーに接続され、無料ソフトと一緒に遠隔操作ウイルスもダウンロードしていたとみられる。  D社は米サンフランシスコに本社を置き、ストレージサービスを提供。使いやすさや一定の容量まで料金がかからないことから、人気を呼んでいる。  同サービスを利用するには名前や電子メールアドレス、パスワードなどの登録が必要。しかし、情報セキュリティーの専門家によると、フリーメールでも登録は可能で、個人情報の真偽をチェックするシステムがないサービスも多いという。専門家は「匿名性を悪用して登録し、サーバーにウイルスが仕込まれる危険は常にある」と警鐘を鳴らす。【小泉大士、喜浦遊、松本惇】  【ことば】オンラインストレージサービス  インターネット上のサーバーで写真や文書などのデータを保存する場所を貸し出すサービス。いわばネット上の「貸し倉庫」。ネットに接続できる環境さえあれば、どこからでもデータを取り出すことも可能。指定された容量までは無料のケースが多い。11年3月に韓国の政府機関などのサイトが閲覧不能になった事件では、オンラインストレージに仕掛けられたウイルスが攻撃を指示していたとされるなど、サイバー攻撃に使われることもある。 ◇

PC遠隔操作:「真犯人」自殺予告メール 弁護士などへ

毎日新聞 2012年11月14日 02時30分 http://mainichi.jp/select/news/20121114k0000m040160000c.html  遠隔操作ウイルスによる犯罪予告事件で、「真犯人」の可能性のある人物から13日夜、東京都内の弁護士に新たな電子メールが送られていたことが分かった。「今から首つり自殺します」「さようなら」と自殺をほのめかす内容で、弁護士から連絡を受けた警視庁などが確認を急いでいる。  メールは落合洋司弁護士宛てに届いた。落合弁護士には先月9日にも「真犯人」を名乗る人物から犯行声明のメールが届いており、先月のメールと同じアドレスだったという。  メールは5行程度。自殺をほのめかす内容のほか「私が負けました」などと書かれていた。ロープとみられる写真も添付されていた。メールは落合弁護士のほか、TBSや新聞社など5〜6カ所が宛先として指定されていた。  先月送信された犯行声明は「私が真犯人です」というタイトルで13件の犯罪予告を実行したことを明らかにしていた。秘密の暴露や警察しか把握していない情報が多く含まれ、警視庁などは犯行声明の送信者が「真犯人」とみて調べていた。【小泉大士、黒田阿紗子】

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「核廃絶は無理」橋下氏に広島知事「勉強不足」

(2012年11月13日21時29分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121113-OYT1T01232.htm
 日本維新の会代表の橋下徹大阪市長が核兵器廃絶について「現実的には無理」などと発言したことを受け、広島県の湯崎英彦知事は13日、定例記者会見で「そうじゃないという議論もたくさんある。よく勉強してほしい」などと苦言を呈した。  橋下氏は10日、遊説先の広島市で記者団に対し、核兵器廃絶について「理想としては(廃絶)。でも、それは全部が(核を)持たないことができて初めて成り立つ。現実的には無理ですよ」などと答えた。  これに対し、湯崎知事は「国会議員も所属する公党の党首なら認識を改めてほしい」とし、「安全保障には、核抑止(力)が不可欠という議論がある一方、地域的にはなくせるという議論もある」と反論した。

☆☆☆  秀逸資料

尖閣・竹島の時代だからこそ日韓中合作を!

「ポスト3.11」日本から何をグローバル発信するか?

バックナンバー 2012年11月14日(水) 日経ビジネス http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20121112/239325/?top_updt&rt=nocnt
 米国でオバマ民主党政権の続投が決まったというところで、欧州でも東アジアでも、よくも悪しくも次の社会経済政治の動きが見え始めるところと思います。そんな中で今回は、私自身が手がけている仕事のお話をご紹介してみましょう。  11月16日、東京・赤坂のドイツ文化センターOAGホールで、詩人の辻井喬さん、独文学者の高辻知義先生、建築家の宮本好信さん、ピアニストの守矢花梨さんの4人とシンポジウムを行います(17時より、入場無料)。ここで話題に上る国際共同制作の「福島のファウスト」能オペラの部分初演とヴァーグナー楽劇の部分上演を含む守矢さんのリサイタルを19時から、同じドイツ文化センターホールで開きます。ご興味の方はふるってご参加いただければと思うのですが、ここでは、いまこれらを通じて何を進めているか、をお話してみたいと思うのです。
コラボレーションの現場から
 辻井喬、高辻知義、宮本好信、守矢花梨の4方は、いずれも私と2つの国際共同プロジェクトを進めているコラボレーターで、今回はその現場からの報告をシンポジウムと演奏でお届けしようと考えています。  詩人・作家の辻井さんは、ご存知のように西武セゾングループを率いられた堤清二さんでもありますが、ここでの第一の横顔は、日独共作の「ポスト3.11能オペラ」の日本側の書き下ろしテクストの詩人というものです。私たちはまた、ドイツのバイロイト祝祭劇場など関係各位に協力を求めながら作曲家リヒャルト・ヴァーグナーの楽劇や作曲家アルバン・ベルクのオペラの連続上演・国際共同制作を進めており、辻井さん・堤さんにはこちらのプロデュース、たとえばコスチュームをデザイナーズ・ブランドと相談しているのですが、そうした面でもアドバイスいただいています。いまここではまだブランド名を記せませんが「トリスタンとイゾルデ」「ルル」などの作品を、アパレルと協力しながら見せていこうと計画していますので、どうぞお楽しみに!  独文学者の高辻先生は国際的なヴァーグナー研究の第一人者で、バイロイト祝祭劇場とのプロジェクトのトップとしてご指導を頂いていますが、同時に「ポスト3.11能オペラ」では戦後ドイツ語最大の詩人の一人、パウル・ツェラーン(1920-70)のテクスト構成や、辻井さんのテクストの詩のドイツ語への訳など、さまざまな面でご指導を頂いています。  建築家の宮本好信さんは現在は愛知工業大学建築学科教授でもありますが、日建設計時代に広尾の駐日ドイツ大使館はじめ内外に多数の巨大建築物を作ってきたマスター・アーキテクトで、今回は「ポスト3.11能オペラ」「ヴァーグナー楽劇上演」双方で装置を担当しています。宮本さんはまた、CADつまりコンピュータ設計ツールを駆使した新概念の「折り紙」(「拡張折り紙」)を創始して国際的に知られる作家でもあり、今回の装置ではこの「拡張折り紙」が活躍します。ご参考まで、宮本さんの「紙造建築展」のリンクを貼っておきましょう。  こうした制作全体で、コラボレーション・ピアニストとしてヴァーグナー、ベルク、新作のプロダクションで重責を負ってくれているのが守矢花梨さんになります。
現場から立ち上がる「国際学芸共創」
 私たちがここで進めている仕事には、いくつかの重要な背景、側面があります。1つは「ポスト3.11」という言葉を空文化しないことだと思っています。  2011年3月12日以降、という日付だけで考えれば、東京も大阪も京都も、どこでも「ポスト3.11」に違いありません。しかし私たちはここで「福島のファウスト」という副題を持つオペラ・プロジェクトを進めているわけで、福島現地と離れてこれを進めることはできません。なぜ「福島のファウスト」なのか、は長くなりますので、それについて細かく書いた「低線量被曝のモラル」(河出書房新社)という本をご参照頂ければ幸いです。この本は2011年7月8日に東京大学文学部哲学科で開催したシンポジウムに端を発したものですが、現在は「東京大学東日本大震災復興哲学会議」という小さなプロジェクトとして、文学部、理学部また慶応義塾大学経済学部、文学部など有志メンバーが集まり、予算規模などは極小で、しかし効果は最大の復興支援を進めています。福島現地の小中高等学校で行ってきた「放射線可視化授業」などについては、この連載でもお話してきた通りです。  このプロジェクトの中で、辻井さんと私たちは一緒に被災地をまわり、被害状況を直接確認し、現地の子供たちと対話の場をもち、復興教育の一助となるべく努力しながら、オペラのテクストや音楽を準備してきました。今回の仕事には福島第一原発至近の浪江や小高の神楽笛の素材が入っています。消化された形で出てきますのでそれとは分からないと思いますが、これらは20キロ圏内で廃絶の危機にある神楽伝承などのフィールドワークで南相馬や双葉の現地で収録・採集してきたものです  「福島のファウスト」の美術はドイツの画家ヘニング・フォン・ギールケさんと相談していますが、装置を担当される宮本さんは愛知工業大学建築学科教授として「東日本大震災復興哲学会議」のメンバーでもあり、津波で破壊された港湾地域の再開発プランを、東亜建設工業などいわゆる「マリコン」(海洋土木建設企業)と共に検討しておられる「現場の人」でもあります。実は私自身、宮本さんのご紹介で上記の東亜建設さんなど建築土木系企業と震災以前から、もう数年になりますが、オペラハウス内の音楽音声音響解析などラボの仕事でご一緒してきた仲間にほかなりません。  被災地の実際の復興にも携わる現場から、新しい作品を、オリジナルな形でグローバルに問うにあたって、私たちが大切に考えるのが、国際的に「学術」と「芸術」を「共同」で「創出」すること、つまり「学芸共創」という枠組みです。
「方法」から立ち上げる仕事
 25年ほど職業芸術人として仕事してきた観点から言いますが、私は「アーチスト」が「イメージ」で何かを作った、式のキャッチフレーズを一切評価しません。およそ考慮に値する芸術家であれば、分野を問わず自分の作品について微にいり細にわたって「方法」にこだわります。  「天才」を標榜されるような人、たとえばゴッホのような人は「方法」が服を着て歩いているようなものでしょう。ピカソはその生涯さまざまにスタイルを変遷させました・・・なんていわれますが、この「スタイル」こそ方法そのものです。例えば「キュビズム」立体主義といわれるピカソらの方法は、アフリカの絵画から借用されてきたものにほかなりません。歴史をさかのぼってレオナルド・ダ・ヴィンチのような人はさらに典型的でしょう。20世紀で考えても、カンディンスキー、パウル・クレーといった芸術家たちは美術学校「バウハウス」(「建設館」とでも訳せばよいような名前ですが)を立ち上げ、そこで方法的に学生を指導、多くの後進を育てました。  ここで誤解してほしくないのですが、方法として明記できるものがすべて、ではないし、方法を教わったからといって、生徒が同じものを作れるとは限りません。でも新しく価値ある仕事を創出した人は、ほぼ間違いなく新しい方法をも確立しています。僕の人生の手本であるバルトークという作曲家は、第1回ショパンコンクール第2位のピアニストとしてハンガリー=ブダペストのリスト音楽院でリストから数えて2代、孫弟子にあたる堂々たるピアノ科教授でしたが、今日に伝わるのは作曲家として残した作品群、そして、実際に録音機を手に持って現地を回り民謡を採集する「民族音楽学」そのフィールドワーク手法の創始者としての影響は莫大です。今日ICレコーダーを持って各地を回り民謡を採集しようと思えば誰でもできます。でも誰もがバルトークの精緻な耳をもってそれらレコーディングされたデータを分析、採譜など出来るかと問われれば・・・無理でしょう。さらにその素材を駆使し、やはり独自の枠組みによって楽曲を創造出来るかと問われれば、これはまた別の話になります。でも、誰もが、録音機さえあれば、民謡の採集は出来る。そういう方法を確立しました。私も、彼の人生航路に見習って、いくばくかではありますが、自分のホームグラウンドでは、そういう方法を立ち上げています。私自身が生きているのはあと何年か分かりませんが、例えば単一の耳で聴くのと両耳で聴くのと、脳から見ると音楽の聴取に抜本的な違いが生じる事実や、その評価・解析の方法、演奏や作曲への応用など、一度作った「方法」は、ずっと後まで生かしてもらうことが出来ます。
「方法から立ち上げる人」の円卓
 今回シンポジウムの登壇者はみな、そういう方法を作られた方ばかりの円卓です。宮本さんは、たった一枚の紙に切れ目を入れ、それを縦横に引っ張るだけで、驚くような構造を生み出す「拡張折り紙」の幾何学と構造学を創出した張本人です。高辻先生はヴァーグナー研究の膨大な業績のほか、東大ご定年後に移られた九州産業大学で酒井田柿右衛門さんと共同で「柿右衛門様式陶芸研究センター」を創始、元来は中国・景徳鎮などに発する磁器技術が一方で朝鮮半島から日本に伝わり、他方オランダ東インド会社を通じてデルフト、ドレスデン、マイセンなどに伝わり、今日のマイセン陶器などを生み出したメカニズムを解明されるとともに、それを新たな作陶技術にフィードバックする端緒を開かれるなど、驚くべき現場の人でもあります。  また辻井喬さん、というよりむしろ堤清二さんが、どのようなシステムを戦後日本に作ってこられたかは、いまさら申すまでもないでしょう。今日誰もが利用するスーパーマーケットも、米国式のそれではない日本なりのありようを確立し、流通革命などとも呼ばれた1950-60年代の「西友」、70年代以降「パルコ」「ロフト」を初めとする「感性経営」などと呼ばれた消費社会全体の変革と「無印良品」など従来決して存在しなかったコンセプトを立ち上げ、それを方法として確立されました。  17時から、赤坂というよりは青山一丁目駅が最寄りですが、ドイツ文化センターでのシンポジウムに、むしろ普段、音楽や芸術と距離のあるビジネスマンの皆さんにもお運びいただきたいと思う大きな理由はここにあります。つまるところ「開発力」なのです。いま東日本大震災からの復興を考え、また福島第一原発事故から社会の恢復を進めようというとき、先例礼賛、前例至上、新規性にはきわめて懐疑的という幾重にも損ねられた役所の体質が、すべての復興にブレーキをかけているのは、すでに社会の広く知るところでありましょう。  求められるのは、そういうことではない。眼下の状況をしっかり見据え、そこに新たな方法、つまり新しいシステムを創出し、稼動させ、きちんと回転させて新たな生命、活力を生み出してゆくことに他なりません。  いったい、そういうことになっているのか?  むしろ逆に、そうした手立てが見えないときにこそ、人は守りに回り、例えば外部に仮想敵を作りだし、攻撃は最大の防御とばかりにそれを攻め立てる、平たくいえば右傾化の症候が見え始める。さっこん辞職したどこかの首長など端的ですが、政策の立案能力も実行完遂の力もないタレントが、人気取りで選挙票を集め、職についたはよいけれど、実はなんの「方法」も持っていない、というとき、人目をそらすのに第一に使うのが、こうした「槍玉」の対象を見つけ、それを攻撃して大衆の喝采を浴びるという方法に他なりません。学術や芸術に関連していえば、民主党政権発足直後の事業仕分けで、これみよがしの研究機関たたきなどがありました。ああいうものを衆愚と私は思います。「世界で2番目に速いコンピュータではなぜいけないのか?」といったような、内容の本質に無関係で、揚げ足を取ることだけにクレバーな質問が出てくる時点で、国民のためになる方法にヴィジョンを欠いた無責任な発言で、そんなことを言うものはさっさと議員辞職したほうがよい、少なくとも専業野党的な見識を自ら暴露するもの、と呆れたのでした。  そんな事してちゃだめなんです。そしてまた、なぜこうした「共創」が「国際的」に必要なのか、という必然の理由も、こうした蒙昧を回避する上で決定的に重要なのです。  いうまでもありませんが、中華人民共和国と台湾・中華民国の間に国交はありません。が、半導体やIT関連の国際学術会議などでは、メインランド・チャイナと台湾の代表が普通に円卓を囲みます。学術とは政治や軍事が対立する時期・時代にあっても、必ず平和と相互尊敬のうちに席を共にできる場である、だからこれを大事にしなければならないと強調されたのは吉川弘之・元東京大学総長で、その言葉に肩を押されて僕も東京大学任官から数年はアカデミック・ディプロマット、学術外交官の仕事を担当しました。  つまり、分かりやすく言うなら「尖閣」「竹島」で政治が対立しても、学術の冷静な円卓は微動だにすることなく、対話の通路を守り続けることができる。これを大事にしなければならないのです。なんとなればここで共に「方法」を確立することで、共同の未来が作られてゆくから。イノベーションや新商品開発ではヒト・モノ・カネが政治の垣根を越えて往来し、グローバルな活性が保持されます。これを凍結する冷たい政治は、結局自分で自分の首を絞める。歴史の示すとおりです。  で、これは芸術についてもまったく同様なんですね。尖閣・竹島の時代こそ日中韓合作が必須不可欠になるわけです。とりわけこちらは、亡くなられた日本画の平山郁夫さんに具体的なヒントをたくさん頂いて進めることになったわけで、今週のシンポジウムでは辻井さん=堤さんは日中文化交流協会会長として、高辻先生は景徳鎮・朝鮮白磁から柿右衛門にいたる流れを俯瞰しつつ、宮本さんは毎日のようにテレビに映る上海銀行本店の設計者として、おのおの経験に基づき、手ごたえのあるお話をされると思います。このあたりも含め、具体的な内容は後半にて・・・。 (つづく)

☆☆☆   参考資料

Financial Times

日中摩擦、日本人投資家が「不買」で反撃

2012.11.13(火) JBPRESS http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36529 Financial Times:プロフィール (2012年11月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) アジアの2大経済大国である日中間で領有権を巡る論争が繰り広げられる中、中国人消費者による日本製品の不買運動に呼応するような形で、日本の個人投資家が中国の資産に背を向けている。
中国株ファンドの設定中止相次ぐ
中央銀行、人民元変動幅は適切な時期に調整を - 中国 野村の調査では、人民元の評価が過去最低となった〔AFPBB News  調査会社リッパーのアナリストらによると、日本国内の資産運用会社はここ数週間で、上海株に投資するために合計で670億円募集しようとしていたファンドの設定計画を中止した。  日本最大の証券会社、野村が個人投資家を対象に行った最新の月次調査では、今後3カ月間で投資対象として「魅力的な」通貨を1つ選ぶよう求めた設問で、人民元が過去最低の評価に落ち込んだ  日本政府が9月半ばに、論争の的になっている東シナ海の島々を国有化して以来、中国の消費者が日本ブランドの製品を避けるようになったため、化粧品会社の資生堂や時計メーカーのシチズンなどの日本企業では中国での売り上げが急減している。  そして今、日本の家計は同じような対抗手段で応酬し、中国の株式や債券、銀行口座に流れ込む投資を抑制しているとアナリストらは言う。
感情論も影響
 「こうした事態には、感情が関係している」。三菱東京UFJ銀行のグローバル市場リサーチ部門の東アジア責任者、クリフ・タン氏(香港在勤)はこう話す。「たとえ島を巡る論争がなかったとしても、成長パターンの減速のせいで、(日本人投資家にとって)中国の輝きはいくらか褪せていたはずだ。だが、政治的な問題が多少の追い討ちになった」  世界最大の純債権国である日本の個人投資家――比喩的に「ミセス・ワタナベ」として知られ集団として1500兆円以上の資産を所有している――は、外国の資産や通貨の価値に対して大きな影響を及ぼすことができる。  DIAMアセットマネジメントの商品企画部長、浜田好浩氏は、島を巡る論争は中国に投資する日本のファンドに「暗い影を落とした」と言う。DIAMは10月以来、同社の9400万元(1500万ドル)規模の債券ファンドを売ってくれる日本の銀行や証券会社を見つけるのに苦労している。  リッパーによると、10月にA株のファンド設定を中止した資産運用会社4社のうち、これまでのところ1社だけ――岡三アセットマネジメント――が再挑戦すると話しているという。岡三は今月末から100億円募集する計画だ。
投資の回復は時間の問題?
 企業も一連の混乱を踏まえて中国での事業拡大計画を見直しており、人民元に対するエクスポージャーの拡大を見合わせている。ディール・ロジックのデータによると、日本企業が最後に香港市場で「点心」債を発行したのは、7月のことだ。  多くの人は、やがては、緊張が和らぐにつれて投資の流れが戻ってくると考えている。「投資先として中国経済と日本経済のどちらかを選ばなければならないとしたら、多くの人は前者を選ぶだろう」と、国際通貨研究所(IIMA)のエコノミスト、植田賢司氏は話している。 By Ben McLannahan in Tokyo © The Financial Times Limited 2012. All Rights Reserved. Please do not cut and paste FT articles and redistribute by email or post to the web.

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Astronomy Picture of the Day


Discover the cosmos! 2012 November 13 See Explanation.  Clicking on the picture will download 
the highest resolution version available. A Solar Eclipse Quilt (日食キルト)

Credit & Copyright: Sherry Winkelman (CXC)

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妻純子の状況:

ノロウィルス検査異常なし。

億文化パルス高めだが、120台で安定。

あとは、変化なし。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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